赤ちゃんの後追いでイライラ!効果的な対策とトラブル防止策

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2017/09/07

後追いというのは可愛い行動なのですが一方で、家事が思うようにできず行動しにくいため、イライラすることも多いのです。

そんな後追いに関する問題を解決するにはどうしたらよいでしょうか?

後追いを減らす方法、後追い期に家事を上手にこなす方法、また後追いの危険から赤ちゃんを守る対策まで併せてご紹介いたします。

後追いを減らしていく!後追い軽減対策

いつでもどこまでも赤ちゃんがついてくる…泣きわめく…そんな後追いを少しでも減らせれば嬉しいですよね。後追いを少なくする対策をご紹介します。

▼赤ちゃんの後追いの時期についてはコチラも参考にしてみて!

離れる時は声を掛けるようにする

後追いする赤ちゃんは、ママの姿が見えなくなると泣き始めることがほとんどです。原因は、ママがいなくなって不安になったから。

そんな赤ちゃんの不安を軽減するために、ママが赤ちゃんから離れる時は声掛けを実施しましょう。

  • 「トイレに行ってくるけどすぐ戻るからね」
  • 「ちょっと洗濯物干してくるからね、近くにいるから大丈夫だよ」
  • 「ちょっとお料理するけど、すぐ終わるから待っててね」

このように、ママが離れるのは一時的だという事を教えてあげます。

「赤ちゃんに言葉は分からないのでは?」と思ってしまいますが、すぐには分からなくても声をかけ続けることで理解できるようになる赤ちゃんもいます。

ママが黙って見えなくなるのではなく、しっかりコミュニケーションをしながら行動する事が大切です。

普段からたくさんスキンシップを取る

後追いする赤ちゃんはママが大好きで、ママのぬくもりを求めています。後追いを減らすには、赤ちゃんとの充分なスキンシップも大切です。

家事やお買い物を手伝ってくれる夫や家族がいたら協力してもらい、赤ちゃんとの時間を充実させましょう。

赤ちゃんと触れ合う時間が長ければ、赤ちゃん自身もその分満足してくれます。

後追いが多くてイライラするな…と感じたら、鬱陶しがらずに心を入れ替えて赤ちゃんとのスキンシップを意識してみましょう。

赤ちゃんの視界を広くする

後追いする理由のひとつは、ママの姿が見えずに不安になる事です。ですので、ママと触れ合っていなくてもママの姿が見えれば落ち着いている赤ちゃんもいます。

ママが家事のために家の中を動く時は、赤ちゃんの目線でママの姿が見えるように視界を広くしてあげましょう。
  • ソファやテーブルは部屋の端に寄せる
  • ドアは開けっ放しにしておく
  • 物はできるだけ棚にしまって部屋をスッキリさせる など

赤ちゃんの目線にすると、意外に部屋が見渡せなかったりします。ママの姿ができるだけ赤ちゃんの目に入るように開放的な空間を作りましょう。

後追いでイライラした時の対処方法

後追いが続いて家事が進まずにイライラする!そんな時の家事対策をご紹介します。

掃除や洗濯は子供が寝た後にやる

子供が元気な昼間はどうしても家事が進まないため、夜に子供が寝静まってから片付けるというママも多いようです。

洗濯物は夜に干す準備をしておいて、朝起きたらバルコニーへ出すだけにしておきます。または、晴れた日でも乾燥機を使って手間を軽減するのもひとつの手です。

掃除は、最低限のほこりや髪の毛を除く程度にしてワイパーやモップを利用しましょう。細かい部分は、旦那や他の家族が休日で子供の面倒を見てくれる時にまとめて行うとスムーズです。

夕食作りはベビーラックかおんぶ

夕食作りは危険が多く途中でストップできないタイミングもあるので、後追いされると困ってしまうママも多いはずです。

夕食作りの時は、少々辛いですがおんぶをしてしまうのが一番楽です。子供のお昼寝も兼ねると一石二鳥です。

おんぶが辛いママは、ママの目線まで高くしたベビーラックをキッチンに置いて料理をするのがおすすめです。

ママが見えて安心な上、水道が流れる音や料理の香りが立つので興味を持ってジッと見ていてくれる赤ちゃんもいます。

家事は諦めて気にしない!

朝のうちに洗濯物を干さなきゃ…息子のために栄養のある離乳食を作らなきゃ…と「○○しなきゃ」に追われると、余計にイライラしますよね。

しっかり者のお母さんであるほど「栄養バランスのいい食事にしなきゃ」と夕食作りを徹底したり、「家を綺麗に保つのが当たり前!」と部屋が散らかっていると落ち着かなかったり。

その場合は、後追いの時期だけ「○○しなきゃ」を「まぁいいか!」に変えてみてください。

「少し部屋が散らかっていても楽しければいいや」「たまにはレトルト食品でもいいや」と手抜きをすることも大切です。

子供は掃除が完璧なお部屋よりも、ママにずっと抱きしめてもらうほうを望んでいるはず。家事が上手くいかない時は、いっそのこと諦めて気を楽に過ごしましょう。

お風呂はドアを開けたままで

お風呂やちょっと長めにトイレに入りたい…なんて時にも、後追いがあると困りますよね。

お風呂は子供が夜寝静まった後にゆっくり入る事もできますが、お風呂の途中で赤ちゃんが起きてしまうのが心配…できればササっと早い時間に入っておきたい…というお母さんも多いはずです。

そんな時は、赤ちゃんが起きている時間帯にお風呂のドアを解放して入ってみるのもおすすめです。

お風呂場のドアを開けたままにして、脱衣所にベビーラックやベビーチェア(バンボのようなもの)に赤ちゃんを乗せて、ママが見えるようにしておきます。

体を洗いながら赤ちゃんに話しかけていると、落ち着いてママの様子を眺めていてくれる赤ちゃんも多いですよ。

テレビやおもちゃで気を引かせる

後追いを軽減するには、赤ちゃんがママの他に興味が持てる物があると便利です。

どうしても手短に夕食を作っておきたい…という場合には、その間だけテレビをつけて子供の興味を惹きつけるのもひとつの方法です。

後追い対策のためにずっとテレビを見せておくのはあまり良くないので、ここぞという時に使うといいですね。

テレビに抵抗があるお母さんは、子供が興味を示しやすいおもちゃを用意しておきましょう。音がなったり色が鮮やかなものや鏡などが付いたものが良いですね。

好きなだけ後追いさせる

子供が後追いしてきても、時間を決めて家事を済ませてしまうのもアリです。家事と育児にメリハリをつけると、ママのイライラも軽減するはずです。

その場合は、家事を始める前と終わった後にたくさんスキンシップをしてあげます。赤ちゃんを放っておくのは良くないので、短時間で家事を済ませたら赤ちゃんの欲求を充分に満たしてあげましょう。

家事をしている最中に後追いしながら泣いている時は、話しかけてあげるのがおすすめです。

  • ママはいなくならないから大丈夫だよ
  • あと少しで終わるから、もうちょっと頑張ってね
  • ママを追いかけてきたの?頑張れ!頑張れ!と応援する など

このように家事をしながら楽しく話しかけてあげると落ち着く赤ちゃんもいます。

気分転換に外にでる

赤ちゃんが後追いするし泣き止まないし家事が進まない!とどうしてもイライラがなくならない時は、気分転換に外を散歩したり軽い買い物をしに出掛けましょう。

子供が泣き止まない時は子供自身もイライラしている事が多いものです。外で違う刺激を与えることで赤ちゃんも気分がスッキリするはずです。

ずっと家の中にいると育児も家事も辛くなってきてしまいます。我慢して続けるよりも外へ出て気分転換したほうが効率が良い時もありますよ。

後追いのトラブルに注意!

後追いがある時期は、イライラ対策の他に子供の怪我や事故のトラブルを防止する対策も必要です。どんな時に怪我の可能性があるのか、防ぐ対策はあるのかをご紹介します。

棚やラックへのつかまり立ちに注意

後追いを始める時期は、つかまり立ちも覚えます。ハイハイしながら手足の筋肉も付いてきて、いろいろなものに興味が湧くのでママの気づかない間につかまり立ちしている事もしばしば…。

ママの後を追いかけながら棚やラックにつかまると、赤ちゃんの体重で棚が傾き物が落下する恐れもあります。

棚の上は整理整頓を心掛け、引き出しの開閉には気を付けましょう。

キッチンやベランダへの後追いに注意

後追いされると非常に危険なのが、キッチンやベランダです。

キッチンは万が一油や包丁を落としてしまうと赤ちゃんに大きな危険が及びます。ベランダは段差も多く、高所から落下する危険性も否定できません。

キッチンやベランダは赤ちゃんが入れないように対策を取る必要があります。

ドアの開け閉めに注意

見過ごしてしまうのがドア付近の危険性です。ママがドアを開けた反対側に赤ちゃんがいると指を挟んだりドアで押し倒してしまいます。

赤ちゃんは小さく見えづらい上自分で訴える事もできないので、ドアの反対側にいるかどうかを把握できません。

ドア付近には赤ちゃんが立ち入れないようにするか、ずっとドアを開けておくなどして対策する必要があります。

ベビーゲートを活用しよう

後追いが多い時は、ベビーゲートを使いましょう。キッチンやベランダには立ち入れないように入り口にベビーゲートを設置します。

ドア付近や階段周りにも設置すると安心ですね。または、一時的に目を離す時は赤ちゃんを囲むように設置するベビーサークルを使うとより安全です。

子供に合わせた最良の対策を見つけよう

様々な後追い対策をご紹介しましたが、上手くいく対策は赤ちゃんによって異なります。

赤ちゃんの後追いの頻度や自己表現には個人差があるので、おもちゃで気を引けば後追いが軽くなる子もいれば、何をしても後追いがなくならない子もいます。

しかし、後追いは一時的なもの。長い人生の中でほんの1年程度です。難しく考えずに赤ちゃんの後追いを応援してあげる気持ちで、優しく見守ってあげるのも大切ですね。

▼赤ちゃんが後追いしない原因についてはコチラも参考にしてみて!

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