味や成分が気になる…子供に安心安全な歯磨き粉の選び方

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2017/07/12

子ども用の歯磨き粉

子供の歯磨きをするときに、『歯磨き粉』を一緒に使ったほうがいいのか迷うママも多いのではないでしょうか?

たくさんの子供用歯磨き粉があるので、使う場合はどれにしようか迷ってしまいますね!

歯磨き粉にはたくさんの効果や有効成分がありますが、直接口にい れるものなのでなるべく体に害のない成分のものを選びたいものです。

いつから使う?歯磨き粉の成分はどこに気を付けたらいいのか?とその理由を紹介します。歯に効果的で体に安全な歯磨き粉を選ぶ基準にしてください。

赤ちゃんの歯磨き粉は歯磨きスタート時には必要なし!

歯みがきをスタートする時から同時に歯磨き粉を使う必要はありません。

低濃度とはいえ、ちょっとしか出ていない歯にフッ素入りジェルをベッタリ塗り付けたりすると飲みこんでしまったりなどによる影響が心配。

歯ブラシに慣れてきたらほんの少しだけつけて優しく磨き、その後ガーゼなどでふき取るようにしましょう。

まだ離乳食の頃で、虫歯の原因となる糖分の高いものを食べていないので、食べ物のカスが取れれば十分。

うがいが出来るようになったら使用してみましょう

1歳後半から2歳になる頃に少しずつうがいの練習を始めましょう。

同時に歯磨きしながら溜まってきたツバをゴクンと飲み込むのではなく、吐き出すということも教えていきましょう。

小児用の歯磨き粉は「うがい」がしっかり出来るようになってから、ほんの少し使うようにすれば十分。

何歳というのではなくお子さんの様子を見て切り替えていけばいいですね。

歯磨き粉の役割は歯質強化と汚れ落とし

歯磨き粉には研磨剤が入っているので汚れ落としの助けになります。もちろん基本的にはブラッシングで歯垢を落とすことが大前提です。

歯垢などの汚れ落としだけではただの補助剤ですが、歯への有効成分を含む歯磨き粉もあります。そうすると使う利点が2つになります。

  • 虫歯になりにくい丈夫な歯を作る
  • もしくは歯肉炎などの予防+汚れも落とす

歯垢はブラッシングだけでも丁寧にやれば取れますが、歯磨き粉は日常的な歯のお手入れとしても効果がありそうです。

こどもでも歯の着色はありうる

歯の着色自体は虫歯の原因にはなりませんが、子供の好きなものも歯を着色します。子供がよく口にする歯を着色しやすいものは以下のものです。

  • カレー
  • トマトジュース
  • 麦茶など

ブラッシングだけだとなんとなく歯が黄色っぽくなっていきますが、歯磨き粉を使って磨いていれば磨いているうちにきれいに着色が取れていきます。

歯磨き粉を使うかどうかは賛否両論

歯磨き粉の使用を進める歯医者さんもいれば、「予防医学的に大人にも子供にも必要ない」とする歯医者さんもいて、その使用については見解が分かれています。

使用を避けたほうがいい主な理由に、歯磨き粉が「科学物質の固まりだ」という意見があります。使用成分が体に安全なものであれば、使用を検討する価値はありそうです。

研磨剤は歯の表面のエナメル質を傷つけるのでは?という心配が以前はありましたが現在は品質のよい研磨剤が使われています。適量なら乳歯を傷つける心配はないでしょう。

「合成界面活性剤」「防腐剤」「着色料」「人工甘味料」に気をつけて!

特に子供には気をつけたい成分が合成界面活性剤です。

  • 界面活性剤:水と油をなじませる薬剤
  • 合成界面活性剤:複雑かつ科学的に合成された界面活性剤

この2つは名前は似ていますがまったく別物で、石鹸の材料である「脂肪酸カリウム」「脂肪酸ナトリウム」以外はすべて合成界面活性剤です。

合成界面活性剤はとにかく「くっついたら落ちにくい」性質があり、油汚れなどには強く働くのですが、ものすごく毒性が強いものもあります。

川などに流れて魚のえらなどについてしまうと、そのままはがれずに魚が呼吸困難で死んでしまうケースもあります。

合成界面活性剤「ラウリル硫酸ナトリウム」に注意!

合成界面活性剤にはさまざまな種類があってよく歯磨き粉には「発泡剤」として使われています。特に注意したほうがいいのは1点です。

ラウリル硫酸ナトリウム
皮膚に着くと皮膚炎を起こす可能性あり

これは国に「人の健康や生態系に有害な恐れのある化学物質」として指定されているものです。

人間だけでなく自然を壊す恐れもあるために外に放出しないよう勧告がされていて、工場などは外への排出量を公表しないといけない物質でもあります。

歯磨き粉を使った後に食べ物の味が変わったりすることがありますが、これは発泡剤として使われる合成界面活性剤が原因とも言われています。

舌の細胞を麻痺させて一時的に味覚をおかしくしてしまうからです。毎日一時的に味覚が麻痺していると味覚障害につながる恐れも指摘されています。

体だけでなく自然にも悪いとされるものが、口に入れて使う歯磨き粉に配合されているなんて驚きですね!

歯磨き粉選びのときにはラウリル硫酸ナトリウムの表示がないものを選びましょう。

防腐剤「パラベン」は発がん性が疑われる

子供用の歯磨きにも防腐剤が含まれていることがあります。よく見かけるもので気をつけたほうがいいものは「パラベン」です。

パラベン
発がん性のほかに皮膚炎やアレルギーの原因としても疑いあり

メチルパラベン、プロピルパラベンなど別名や類似成分で表記される場合もあります。
○○パラベンときたら注意したほうがいいでしょう。

着色料は赤106のような表示に注意!

赤色○号、青1のような色と番号表示の着色料は石油と同じタールを原料として作られるタール系色素です。

タール系色素
発がん性、染色体異常を引き起こす疑い

子供の歯磨き粉にも入っていることがあります。これら合成着色料が子供のADHD(注意欠陥・多動性障害)と関連しているという指摘もあります。

歯磨き粉以外にも、駄菓子などにもよく使われているので子どもには取らせ過ぎないように注意が必要です。

色と数字の組み合わせの表示がないか十分注意して選びましょう。「ベニバナ黄」などは天然着色料で安心です。

人工甘味料は「サッカリン」に注意

子供の歯磨き粉に比較的よく入っているのが「サッカリンナトリウム(サッカリンNaと表示される)」です。

サッカリン
人工甘味料で最初発がん性が疑われ、その後の研究でとりけされたものの日本では使用量の制限があり。比較的毒性が強いと言われている

問題ないならどうして制限をつけるのか…?と気になる成分です。子供の歯磨き粉には甘さを付けるためにサッカリンがよく使用されています。気を付けましょう。

医薬部外品は指定成分しか表示されていない

歯磨き粉でも「薬用ハミガキ」は医薬部外品になります。この分類のものは指定された成分以外は表示しなくていいことになっています。

対象 表示内容
化粧品 石鹸・ハミガキ・シャンプーなどやスキンケア用品 全成分表示
医薬部外品 薬用シャンプー・薬用ハミガキ・薬用化粧品・薬用せっけん 指定成分のみ表示

はっきり危険か安全か詳細がわからない成分が表示されずに入っていることもあるので選ぶときには気をつけましょう。

市販でよく見かけるる「ライオンこどもハミガキ」「チェックアップ」「ドゥークリアこどもハミガキ」は医薬部外品です。

歯への有効成分は配合されていますが、材料成分表示には注意して、気になる人はよく見て購入を検討しましょう。

なお、フッ素やキシリトール入りの歯磨き粉は「薬用ハミガキ」と分類されることが多く、指定成分以外の表示がないものもあります。

子供用のものでも、「薬用ハミガキ」「医薬部外品」ではないフッ素、キシリトール配合のものを探すのがお勧めです。

具体的に安心な歯磨き粉の表示例(エスケーこどもハミガキオレンジ)

炭酸Ca(研磨剤)、水(溶剤)、グリセリン(湿潤剤)、ソルビトール(湿潤剤)、キサンタンガム(粘結剤)、クエン酸Na(pH調整剤)
オレンジ油(香味剤)、メントール(香味剤) 

このように何が何の用途のために入っているかがわかる表示にしているメーカーのものは原材料に気をつけている場合が多いです。

医薬部外品でない歯磨き粉の場合は全成分表示なので着色料や防腐剤が使われていないこともすぐわかります。

歯磨きジェル・粉ハミガキについて

歯磨き粉とはいいつつ、一番多いものはペースト状のタイプですが、本当に粉のものや、こどもジェル歯磨きもあります。      

  • ペースト(粉):研磨剤や発泡剤が入っていて虫歯菌や汚れを取る
  • ジェル :研磨剤などが入っていないがフッ素などの有効成分を浸透させやすい

ジェルは歯磨きをしたあとに成分を浸透させるのに適していて、虫歯や歯周病予防への効果はペーストと同じように期待できます。

でも汚れを落す力は不足しているようです。粉磨きやジェルはうがいで流さなくてもいいようなものが多いので、うがいができないお子さんにはいいかもしれませんね。

普通にしっかり歯磨きをして、そのあと仕上げでジェルを使うと効果が高いです。ペーストもジェルも医薬部外品でないものを選ぶと安心です。

粉ハミガキ「ブリアン」

ヤクルトのように「BLIS M18」という善玉菌が生きたまま口に届いて虫歯を作りにくくするという「ブリアン」。

公式HPにも「他の歯磨き粉と併用する場合は最後にブリアンを使ってください」という内容が書かれています。最後に成分を浸透させるのに適したものと言えます。

発泡剤や研磨剤も不使用で、シンプルかつ比較的安全な原料だけでできています。

ただし、有効成分である「BLIS M18」そのものの実績が少ない、副作用についてまだよく分からないといったところです。

重曹

重曹はたんぱく質を分解する力があり、口腔状態をきれいにする作用があります。

しかし、使いすぎると研磨作用で歯が削れてしまう可能性も!乳歯のように柔らかい歯は削れ易いので歯磨き粉として使うのはお勧めしません。

フッ素・キシリトールは効果もあるが注意も必要!

フッ素には大きく3つの虫歯予防効果があるようです。

  • 歯のエナメル質を強化して虫歯の酸に負けにくい歯を作る
  • 初期の虫歯であればその虫歯の修復を助ける
  • プラーク(歯垢)にフッ素が入ると虫歯の働きを弱くするように作用する(再石灰化)

幼児期の虫歯予防のために積極的にフッ素を取り入れたい場合には「フッ素入り歯磨き粉」を日常的に使用することが簡単だということになります。

フッ素は大量に摂取したり長期間過剰摂取すると中毒症状を起こしたり、フッ素沈着と言って永久的な歯の白い斑点がつく原因になってしまう可能性もあります。

効果もありますが、日本では賛否両論であることも覚えておきましょう。

フッ素使用は適量を心がけて

フッ素が体に害になる危険な量はどの程度なのでしょうか。10kgの子供なら20mgのフッ素を一度に摂取すると中毒症状が出る可能性があると言われています。

乳幼児の歯みがき粉使用料は一回10-30mg程度、中のフッ素はごくわずかということになります。多少飲んでしまったとしても神経質にはならなくてよいようです。

子供に使わせる場合は子供の小指のツメ程度かそれ以下に抑えて、過剰に歯ブラシに乗せすぎないように気をつけましょう。

使うなら汚れを落としてからの仕上げで使うと効果的です。でもそもそも子供の体に入れたくないというママもいると思います。

フッ素による効果を期待するならフッ素入りを、入っていることが嫌な場合はフッ素の表示がない歯磨き粉を選びましょう。

フッ素という表示がなくても成分表示に「フッ化ナトリウム」という表示があればフッ素入りです。

キシリトールは特に許容量はない

フッ素と並び丈夫な歯作りに効果があるとされているのがキシリトールです。

キシリトールの効果は大きく2点です。

  • 虫歯菌が酸を作るのを抑える(歯は酸に弱い)
  • 歯の再石灰化を促して歯を丈夫にする

キシリトールはフッ素と違い「1日の許容量を限定しない」とWHOからお墨付きをもらっている成分で、妊婦さんが食べても問題ないとされています。

唾液の分泌を促して口の中をアルカリ性に傾けるので、常用すれば歯垢の減少を促して虫歯も減ることが統計的にも示されています。

歯の表面が出来上がっていない幼児期、永久歯に生え変わる児童期が特に有効とされています。

乳幼児期はキシリトール入りのガムやタブレットを口に入れるのは難しいので歯磨き粉から摂取するのが便利です。

お勧めの歯磨き粉2つ

ここで会社が環境などに気を遣って活動していて、人の体にも安全な製品を心がけていると思われるメーカーを2つ紹介します。

パックスナチュロン 子供せっけん歯磨き:太陽油脂㈱→人にやさしく地球にやさしく をテーマにしているせっけん会社が作る歯磨き粉です。
エスケーこどもハミガキオレンジ:エスケー石鹸㈱
「きれいな水、きれいな地球」をテーマにしているせっけん会社の歯磨き粉です。

子ども用歯磨き粉

両方合成海面活性剤や合成添加物を一切添加していない体に安心の石鹸成分を原料をした歯磨き粉です。

香料も天然成分で体に安心です。「全成分表示」「材料の用途表示」の両方ですべての原料を表示していおり信頼度が高いと言えます。

このような安心成分の歯磨き粉はドラックストアではなかなか見つかりません。手っ取り早く探すならインターネットでがオススメです。

安全な歯磨き粉で子どもの頃から口の中をケアしていこう

キシリトールやフッ素などの有効成分は、『幼児期だからこそ効果的なもの』が多く使うか使わないかは親の選択次第です。

歯磨き粉は最終的には吐き出すものですが、多少は体に入ってしまいます。毎日使うものだからこそ特に子供にとっては安全でかつ効果が高いものを選びたいですね!

日々の歯磨きプラス体に安心な歯磨き粉を上手に使って、健康な歯を目指しましょう。

▼子供の歯ブラシの選び方についてはコチラも参考にしてみて!

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