対応時間や麻酔のタイミングも違う!無痛分娩する病院を選ぶポイント

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2017/05/02

無痛分娩で出産することを決めたら、病院選びをスタートしましょう。無痛分娩が扱われている医療機関は、対応できる時間や費用などもそれぞれです。

良いお産をするために、自分の希望や、家族の生活に合った方法に対応してくれる病院を選びたいですよね。そのためにチェックしたいポイントを紹介します。

第一に!無痛分娩の実施数を確認しておくと安心

病院を選ぶときのチェックポイントとして、無痛分娩の実施数も確認しておきましょう。

無痛分娩の実績がある病院のほうが、麻酔医との連携や麻酔の管理面で慣れていることが多いため、実施数が病院を選ぶ時のひとつの判断材料になるでしょう。

実績が多い病院やクリニックだと、無痛分娩に関するママの疑問についても的確に答えてくれるので、出産前の安心にもつながります。

24時間対応か日中のみの対応かによって出産方法が違う

無痛分娩を取り扱う病院やクリニックは、24時間、無痛分娩に対応している施設と、麻酔医が勤務している日中の時間のみに限定している施設があります。

24時間対応の病院は、陣痛が来たタイミングでいつでも無痛分娩の処置をすることができるので、自然な陣痛を迎えてから出産に臨めます。

日中の時間のみ対応している施設で無痛分娩を行う場合は、あらかじめ出産予定日の1〜2週間に日を決めて入院し、陣痛促進剤を使って、計画的に分娩を行います。

計画分娩や、陣痛促進剤を使うのは避けたいという方は、24時間対応の施設を選びましょう。

費用は+5万円から、合計100万円を越える病院もある

無痛分娩ができる病院の中でも、施設によって出産にかかる金額が大きく異なります。産後の育児費用なども考慮しながら、出産費用もしっかりチェックしましょう。

自然分娩の出産費用は一般的に40〜75万円程度ですが、無痛分娩を選ぶと、自然分娩の費用に加えて5万円〜20万円程度が追加でかかる施設が多いです。

出産をすると42万円の出産育児一時金を受け取ることができますが、無痛分娩の費用は、自然分娩の費用と同様に健康保険の適用外です。

また、無痛分娩専門のクリニックは、完全個室制であったり、設備が充実していて、料金が高く設定されているところが多いです。中には、出産費用が合計で100万円を越えるクリニックもあります。

病院のホームページに記載されている出産費用は、入院費も含めた合計金額が案内されていることもあれば、入院費用や、新生児の保育料などが別途表記されている場合もありますので、注意して確認しましょう。

麻酔をかけるタイミングも病院によって違う

無痛分娩は、陣痛が始まってすぐに麻酔をかけて痛みを取り除く「完全無痛」と、ある程度お産が進み、耐えられない痛みになってから麻酔をかける方法があります。

病院によって麻酔をかけるタイミングが異なりますので、どういう方法をとっているのか問い合わせておくと安心です。

痛みを最初から完全に取り除きたい、またはある程度は感じてもいいなど、ママの希望に沿った方法を選びましょう。

総合病院は他の科と連携できるというメリットがある

総合病院の中にも、産科が無痛分娩を取り扱っている施設があります。総合病院は、万が一、分娩時にトラブルがあった際に、他の科と連携して対応してもらえるというメリットがあります。

そのため、ママに持病があったり高齢であるなどリスクが高い場合は、総合病院を選ぶと安心です。

特に県立や市立の総合病院は、他の産院や無痛分娩専門クリニックと比較すると出産費用は安いことが多いです。

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