寝る前の絵本の読み聞かせを習慣に!子供の寝かしつけがスムーズ

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2016/06/03

寝る前に絵本の読み聞かせを習慣にしてもらっている子供
小さい子に対して読み聞かせを行っているパパやママも多いのではないでしょうか。

かなが読める子たちにとっても読めない子たちにとっても、絵本の読み聞かせは興味深く楽しく過ごせる時間になっています。

特にお勧めなのは夜寝る前の時間帯と言われていますが、寝かしつけの時間に絵本の読み聞かせを行う事のメリットとはなんでしょうか。


読み聞かせは寝る前がおすすめ!入眠がスムーズになりやすい

読み聞かせは小学生になっても続けて欲しい事のひとつです。

子供が沢山の本と触れ合うことで子供のボキャブラリーが増えますし、相手の気持ちを理解するなどの心の部分でも影響を与えます。

そんな魅力がたっぷりの読み聞かせなのですが、なぜ夜に行うのが良いのでしょうか。

寝る前の読み聞かせは子守唄と同じ効果がある

夜寝付く前というのは、大人も子供もリラックスした状態でいたいものです。

というのも、寝る直前や寝る前にちょっとした刺激(例えば喧嘩したとか、嫌な事をされた、怒られたなど)がある場合に、人によっては悪夢を見る事もあるでしょう。

なかなか眠りにつけない、という可能性もあります。

逆に、寝る前に大好きなパパやママの声を聞きながら面白いお話を聞いて眠りにつくだけで、子守唄と同様にリラックスした気分を体感する事が出来ます。

このまま布団に入ってゆっくり眠りにつければ、心地よい眠りを体感出来るのです。

不安やストレスを取り除く効果が期待出来る

読み聞かせというのは、パパやママたちが読んでくれる事がほとんどでしょうから、子供にとっては大好きな人の声を聞く事になります。

大人でも好きな人の声を聞くと、安心するとか心地よいと感じる事がありますよね。小さい子たちにも同様です。

大好きな人の声を聞いて心地よいまま眠りについたほうが心は穏やかになります。心を穏やかにして眠れば、質の良い睡眠が期待出来るでしょう。

習慣をつける事で「読み聞かせ後に就寝」と子供が理解する

毎日の習慣というのも大切です。

例えばご飯の前には手を洗う、ご飯を食べたら歯磨きをする、こんな単純な事も最初は習慣となっていないので、親や保育士さんなど赤ちゃんに対して教えてあげるでしょう。

早寝早起きに関しても自然に身に付くというより、習慣づけてあげるという事になります。眠る前に寝かしつけで読み聞かせをするというのも同じです。

絵本を読んでもらったら布団に入る、という習慣を毎日つけておけば、読んでもらった後は眠るもの!と理解するので子供が遅くまで起きていて困る、という心配も軽減されるでしょう。

パパやママの負担の軽減のためにも、寝る前の読み聞かせはピッタリです。

入眠がスムーズになる本やグッズの紹介が詳しく載っています。

どんな絵本を選んだらいいの?おすすめ絵本の紹介

読み聞かせが良いとわかっても、特にあまり経験がない方にとっては「どんな物語を選んだら良いのかわからない」という事があるのではないでしょうか。

絵本の選び方としては、やみくもに探すのはいけません。眠りにつく前のものですので興奮させてしまうお話はオススメ出来ません。

参考になる作品の選び方についてご紹介します。

「おやすみ、ロジャー 魔法のぐっすり絵本」でホントに眠れるのか

おやすみ ロジャー」

http://www.asukashinsha.jp/oyasumi-roger/

この絵本はご存知ですか?子供たちがぐっすり寝入る効果がある本として有名です。

なんとたった10分で眠りにつくという絵本のようです。すぐに入眠出来るという事は読んでもらうとリラックスして心が安定する事を意味するのでしょう。

自然に眠りにつけるように誘導していく流れになっていますから、子供の瞼が重くなっていくというわけです。

「眠りが楽しくなる」「布団に入りたくてたまらない」と子供たちが思うようになってくる、というこの本こそリラックスな状態を作って眠りにつくのがポイントです。

年齢別!寝かしつけにおすすめの5冊の絵本

人気の「おやすみ、ロジャー」以外にも眠る前に読んであげたい絵本はいくつもあります。心が落ち着くもの、怖い気持ちや不安な出来事が蘇らないものであるのは大切です。

そこで眠りにつく前に読んであげたい絵本を5つご紹介します。子どもの年齢によってどの本がいいのか違ってきます。

0歳、1歳、2歳、3歳、4歳に設定して分類しましたので参考にしてください。

0歳向け

「もうねんね」
http://goo.gl/A4kR5K
松谷 みよ子 (著), 瀬川 康男 (イラスト)

登場する犬や猫たちはみんな眠くて仕方がない子ばかり。登場する動物がみんな「ねんね」していくために、聞いている子も眠りに誘われます。まるで子守唄のようです。

眠たいのに眠れない、という子には反復される音につられて眠りにつきやすくなっています。

1歳向け

「こぐまちゃんおやすみ」
http://goo.gl/xfFCPc
森比左志 (著), わだ よしおみ (著), わかやま けん (イラスト)

こぐまちゃんが寝る前にパジャマへと着替える、絵本を読んでもらうという一連の流れが描かれているのでスムーズに入眠出来ます。

ママに絵本を読んでもらって眠る、という流れが自分と重なるために子供が眠るのを嫌がらなくなります。

2歳向け

「おやすみなさいおつきさま」
http://goo.gl/UZfH8U
マーガレット・ワイズ・ブラウン (著), クレメント・ハード (イラスト), せた ていじ (翻訳)

雅子様が小さい頃に大好きだった絵本として、よくマスコミに登場しました。主人公の子うさぎが、次々に「おやすみなさい」と言っていく内容です。

細部にまで拘る絵本で、実は部屋の様子が次第に暗くなっていく事から、更にスムーズな入眠を誘します。

3歳向け

「そらまめくんのベッド」
http://goo.gl/kLwn0c
なかや みわ (著, イラスト)

そらまめくんがお気に入りのふかふかベッド。誰にも貸さないほど大好きだったのに、ある日突然ベッドがなくなっていた…。

ラストシーンでみんなが眠りにつくため、布団に入るのが苦手な子にも興味を持ってもらえる内容となっています。

4歳向け

「おやすみなさいフランシス」
http://goo.gl/IelxwZ
ラッセル・ホーバン (著), ガース・ウイリアムズ (イラスト), まつおか きょうこ (翻訳)

アナグマの子供、フランシスはベッドで眠ろうとするも、なかなか寝付けません。果たしてちゃんと眠れるのでしょうか。

小さい子の中には眠る事は「怖い世界に入る」と思う事があります。この心の中の怖さを
「おやすみなさいフランシス」では共感出来る内容に仕上げています。

年齢別に絵本の選び方や絵本の紹介が詳しく載っています。

どう読めばいいの?寝る前は、ゆっくり低めの声で読んであげる

寝かしつけの時の絵本を読み方について。少しいつもより低めの声でゆっくりと!寝る前の読み聞かせは子供を興奮させないようにします。

お気に入りの本があるならば、それを何度も読み続けても構いません。

「たくさんの本を読ませたい」と思ってしまいそうですが、同じ本を何度も読む事だって決して悪くはありません。きっと子供には何かしらの理由があるのでしょう。

いつかお気に入りの本が飽きて、別の本が好きになるかもしれません。それまでは求められればずっと読み続けてあげてくださいね。

また、図書館に借りに行くのもおすすめです。年齢が上がるにつれて色々な話を読んであげることで、子供の世界をどんどん広げてあげることができます。

この習慣は、その後の子供の読書習慣にもつながっていきます。

寝てくれない…ストレスが溜まる…という辛い寝かしつけの時間を、絵本を楽しむ有意義な時間に変えていけるといいですね!

あまり長いお話は分けて読むなどもアリ

子供だけでなく、大人でも本が苦手なタイプの人だと「長いお話」が苦手…という事はよくあります。ページ数の多い、長いストーリーは特に眠る前にはあまり向いていません。

子供が少し眠いのに無理やり起こす形になるとか、目が覚めてしまうとか入眠がスムーズにいかないかもしれません。

「今日はちょっとベッドにきた時間が遅くなっちゃった」という日や「明日は早く起こしたい」などあまり長く読み聞かせをしたくない場合は、短めの本にする、長いと感じる絵本は分けて読むというやり方が子供の負担にならずにおすすめです。

読み聞かせについてはこちらの記事も参考にしてみてくださいね。

絵本の読み聞かせを就寝前の習慣に!自然な入眠が身につく

平仮名が読めるようになったお子さんに対しても、読み聞かせをしてあげましょう。

出来れば小学校の低学年の間は読み聞かせを続けていき、寝付くまでの習慣を身に付けさせてください。想像力が磨かれます。

現代人は昔と比べて、夜遅くまで起きています。

未就学児でもスマホやゲームなどのデジタル機器に接している子は珍しくありません。寝る前までデジタル機器やテレビに接すると、寝つきが悪くなると言われています。

過剰で不適切なインターネット・ケータイ・スマホ等への接触は、脳(こころ)の疲労を増強し、善悪の判断を鈍らせ、危険な「仮想現実世界」にのめり込ませ、現実と非現実世界の境界線をあいまいにし、反社会的事件へ繋がる危険性が心配されています。

量と質の良い睡眠は、身体だけでなく脳(こころ)の疲労を解消します。安らかな静かな熟睡は、成長ホルモンと愛情ホルモンの分泌を促進し、身体と脳にころ)の成長を育みます。

興奮した状態を落ち着かせるためにも、寝る前の読み聞かせを行ってください。今のうちに身体が「本を読んでもらったら眠る」と自然に覚えると寝かしつけが楽にもなります。

お布団は温かくてお腹の中にいた頃を思い出す、気持ちの良い場所です。大好きなママやパパの声を聞いて、眠りにつくのは子供にとって最高の幸せな時間になるでしょう。

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