サプリで効率的に鉄分摂取!妊娠から出産、産後の鉄分不足を解消

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2016/10/13

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妊娠すると貧血になる妊婦さんがかなり多く、鉄分を摂りましょうと必ずパパママ教室などで言われます。私も三度の妊娠中、いずれの場合も妊娠中期から血液検査でひっかかり、鉄剤を処方されましたが決してレアではないと言われました。

鉄剤を飲むと便秘になりやすい事もあるので、普段からサプリを勧められるかもしれませんが、果たしてサプリが一番良いのかを考えてみましょう。

知っておいて!妊婦さんが鉄分を沢山摂るべき理由は主に3つ

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まずは妊婦さんが鉄分を意識して摂らなくてはいけない3つの理由からご説明します。

1.胎児はママから鉄分をもらい栄養としている

妊婦さんの体には胎児がいるので、胎児の成長に必要な栄養を摂らなくてはなりません。胎児はママからもらった鉄分を肝臓の中に蓄えてそこから栄養を体に流します。

胎児が大きくなると胎盤が作られてそちらへも栄養が行き届かなくてはならないので、鉄分はたくさんあるほうがいいのです。しかも普段から女性は生理がある関係で、貧血になりがちです。

普段の食生活では鉄分が足りなくなる事がよくある事は知っておきましょう。

2.出産は出血を伴うので、貧血対策はかかせない

出産時は必ず妊婦さんは出血します。これは帝王切開でも自然分娩でも、無痛分娩でも同じです。また出血量は実際に出産してみないとわかりません。

中には大量の出血があり、輸血しなくては助からない状況になるという深刻なトラブルに見舞われる事があります。

大量に出血しなくてもある程度の出血があるとわかっているために、妊娠中期からは定期的に血液検査を行って貧血かどうかの確認をしているのです。

3.赤血球が必要!なので、血液自体を増やす必要がある

母体と胎児が必要となるのが赤血球です。赤血球は体内へ酸素を運ぶ重要な役目を担っています。ですから赤血球が減ってしまうのはなんとしても防ぎたい。となると、元である血液を増やすしかありません。

赤血球を増やすのに必要な栄養素のひとつに鉄分があります。胎児と自分のためにも鉄分を意識して摂りましょう。

食品からの摂取だけでは足りない!サプリで鉄分摂取を補助が効率的

鉄分をいざ撮ろうとしても、食品から摂るのがなかなか難しいのが現実です。普段から貧血気味の方は正直食べ物だけで鉄分を摂るのは困難です。

私は貧血気味ではないのですが、痩せている事が影響しているからか、献血出来る時と出来ない時があるほどのギリギリな数値です。

このくらいのレベルですと食品よりサプリなどで摂取したほうが効率的です。

サプリがいいと言われる理由

  • まずは手軽に摂れる
  • 鉄分がこのくらい入っていると明確

摂取しやすいのと同時に、摂りすぎを防げるというメリットがあります。

食品は「生のまま」「加熱する」などその時々の調理法によって摂取出来る鉄分量が異なります。

それから具体的にどのくらいの量が入っているのかわからないのも、食品から一定量が摂れない理由のひとつでもあります。

手軽に摂取できるサプリを頼ってみてはいかがでしょうか。

更にサプリには、鉄分以外にも、妊婦さんに嬉しい”葉酸””ビタミン”などが含まれている物も多いです。

鉄分は吸収されにくい栄養素なので、吸収率や働きをサポートする”ビタミン”が含まれている物であれば、とても心強いですよね!

一般的な助剤のサイズの2/3の大きさに凝縮して飲みやすさを追求し、鉄独特の臭いをカットし、一日に摂取したい鉄分10.5~11.0mgを上回る量を摂れるサプリ「美めぐり習慣」がおすすめです。

吸収率が悪い鉄分の中でも、吸収性に優れているヘム鉄100%配合なので無駄なく摂取できるのも嬉しいですし、アセロラのビタミンCとモロヘイヤの葉酸も含まれているので、妊娠中の強い味方になってくれること間違いなしです。

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鉄は赤血球を作るために必要な栄養素!そして胎児にも鉄分が必要です。鉄は体内では作られないものなのに、毎日体内から失われていくので、必要量をしっかりと摂れるサプリで補っていきましょう。

鉄分不足で貧血でフラフラ~となってしまうと、転倒などの危険もあるので、必ず毎日必要量の鉄を摂取していきたいですね。

処方される鉄剤を飲みたくないという人も…理由を挙げます

サプリを摂っていても、血液検査で貧血と診断される可能性も捨てきれません。というのもサプリは効果的ではあるのですが、あくまで補助的なものです。

なので、妊娠中に「貧血」と診断されたら医師から処方された鉄剤は必ず飲みましょう。

鉄剤はしっかり飲んでいたら貧血になる状態を防いでくれます。ただし「飲みたくない」と飲んでいない方もよくいらっしゃると聞いた事があります。その理由が「鉄剤が美味しくない」「便秘になる」「気持ちが悪くなる」です。

味に関しては対策が難しいかもしれませんが、便秘になりやすいという事は医師も周知しています。便秘を恐れる方には、一緒に便秘薬も処方してもらうと解決します。

妊婦さんや赤ちゃんにも安心して服用出来る薬なので、便秘薬に関して不安はいりません。

「気持ちが悪くなる」という問題に関してはいかがでしょうか。インターネットで検索しますと「気持ちが悪い」という感想がいくつも出てきます。

確かに飲むと胃がむかむかする、という経験をしました。私は元々胃が丈夫ではないので、より気持ちが悪くなったのかもしれません。

この場合には胃薬…と思いがちですが、やはり妊娠中はなるべく薬を飲みたくない方もいますし、便秘の薬があるとすれば出来るだけ避けたいもの。胃の負担を軽減する事で気持ちが悪い、という気分は改善されます。

一般的に知られている、食後に服用するだけで胃の中に食べ物があるから胃に負担がかからなくなります。

それでも良くならない場合には、鉄剤を別の物にしてもらいましょう。鉄剤の種類はいくつかありますし、錠剤ではなくシロップ状の物もあります。辛い時は遠慮なく相談して、飲まないという選択肢はしないようにしてください。

「鉄は体に良いから」と物凄く意識して、逆に摂りすぎてしまうと問題になる可能性があります。

鉄は体に吸収されるものなのですが、余分に摂りすぎますと吐き気や胃腸障害になるのです。さらに悪化すると皮膚の色素沈着などが出てきます。

医師から鉄剤を処方されているのに、自己判断でサプリを飲んで…となると、過剰に摂取してしまっているかもしれません。

医師から処方されている場合にはサプリを使わず、食品のみに留めておきましょう。

鉄分豊富な食品を積極的に摂る努力をしよう!

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サプリ、錠剤などから鉄分を摂るレベルではないという方には、ぜひ食品を選んで摂取する方法をお勧めします。

そして鉄にはヘム鉄と非ヘム鉄があります。サプリにもどちらか記載されている物が販売されていました。メインはヘム鉄にし、非ヘム鉄をフォローする形が良いと思います。

こんな食品に鉄分がたくさん含まれています

ヘム鉄が多いと言われているのがレバー(特に豚)、あさり、赤身のあるお肉(特に牛)などです。非ヘム鉄が多い物は小松菜やほうれんそう、ひじき、大豆製品などです。

食べ物は旬があるので、すべて旬の時期に食べたほうが栄養分がたくさん摂れます。ただし卵やレバー、ひじきなどは通年同じ量が摂取可能です。アユやいわのり、アワビといった魚類は鉄分が多く含まれています。

ただし食品だけで必要な鉄分を摂るというのは、なかなか難しいとも言われている事もやはり頭に入れておいてください。

せっかく摂っても無駄になってしまう…NGの摂り方

なかなか摂りにくい鉄分。効率よく摂れない方法はどういったものでしょうか。

早食いする

食事をよく噛んで食べる事です。胃酸が出れば吸収されやすくなりますし、胃にとっても負担がかからなくなります。ですから普段からゆっくり食べるほうが良いのですが、妊娠中はより時間に気をつけて食べましょう。

コーヒーやお茶で飲み込む

コーヒーやお茶にはタンニンが含まれています。そのため鉄分の吸収を妨げてしまいます。普段からお茶やコーヒーを飲みすぎるのも要注意なのですが、鉄剤をお茶で飲み込む事は絶対にしないでください。

タケノコとほうれんそうのあく抜きが適当

タケノコやほうれんそうに含まるシュウ酸。これが鉄分の吸収を妨げる事がわかっています。いずれもしっかりと下ごしらえされるのならば問題がありませんので、茹でて水で流すようにしましょう。

「サプリ」を補助的にプラスして、妊婦時の鉄分不足を回避しよう

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食品からのみの鉄分摂取が困難なのはおわかりいただけたと思います。そのためにも常にサプリを上手に使い、と同時に食品と飲み物からも摂っていきましょう。

サプリの飲み方も間違わないようにします。基本中の基本でもあるのは、水で飲むです。薬と同様にサプリも水かぬるま湯で服用します。

それから、開封してしばらくたったような古いものは避けましょう。サプリも鮮度が命です。いつ開封したかわからないものは、思い切って処分しましょう。

最後にサプリのベストな飲み方です。一番良いのは食後に摂る事なのですが、回数をどうするかも大切です。

可能でしたら1日3回に分けたほうがより体には染み渡ります。ただし薬を処方されている場合、それを食後に飲まなくてはならない時には注意が必要です。

薬と併用してサプリをノンでも問題ないのかを医師に確認することが第一。そして、薬とサプリが喧嘩してしまうため、併用する際は、サプリを食前に飲むようにずらして服用しましょう。

効率よくサプリを活用する事で、貧血を防ぎ母子共に安心して出産に挑めるようになるのです。母子が健康でいなくては、素晴らしい出産とは言えません。鉄分を意識して妊婦生活を楽しんで過ごしましょう。

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