電車ごっこで協調性や想像力などを育もう!おすすめのおもちゃも紹介

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2017/11/06

電車で遊んでいる様子

最近では子鉄と呼ばれる鉄道が好きな子供達も増えましたが、とくに鉄道が好きではなくても、電車ごっこは好きという子供は多くいます。

ロープ一本あれば始めることが出来る電車ごっこですが、さまざまな遊びの効果があります。

電車ごっこから得られる効果や、今どきの電車ごっこにお勧めのおもちゃなどを合わせて紹介します。

電車ごっこに必要な物って一体何か

電車ごっこをする上で必要になるものとはいったいどのようなものがあるのでしょうか?道具以外にも必要になるものがあります。

ロープ以外にもさまざまな物で電車ごっこをしよう

電車ごっこといえば多くの人が思い浮かべるのは輪になったロープではありませんか?ですが、最近ではロープを使った電車ごっこは、危険性があると言われています。

細いロープは首に絡まってしまう危険性がありますし、先頭の子供のおなかに食い込んでしまうという危険性もあるためです。

保護者や保育者などがしっかりと側についていないときには、ロープを使った電車ごっこは危険性があります。

ロープよりも縄跳び2本を利用したり、ダンボールを利用して輪を作るということもお勧めです。

また最近では一人乗りのダンボール製の電車を肩にかけるタイプの電車ごっこも人気です。このタイプは手も自由になるため転倒してしまった場合でも怪我をしにくいというメリットがあります。

▼ダンボール電車の作り方についてはコチラも参考にしてみて!

道具だけではなく実は役割も必要

電車ごっこでは道具以外にも様々な物が必要になります。それが役割です。

1人で行う電車ごっこでも運転役が必要ですが、2人以上になってくれば車掌役、乗客役なども必要ですし、大規模になれば駅員さん、信号機、などさまざまな役割を演じることになります。

子供達は電車ごっこをするためにさまざまな役割を考え、役割を演じるという必要性が出てくることが分かります。

電車ごっこではどんな効果を得られるのか

電車ごっこをすることで子供たちは、楽しいという事だけではなく、さまざまなことを得ることが出来ます。ではどのような効果を得ることが出来るのでしょうか。

人を思いやる協調性を得られる

電車ごっこでは複数人で行うことでさまざまな役割を担うことになります。ですが、やはり人気があるのは運転士役ですよね。

一人だけがずっと運転士役をしてしまうと、どうしても周りのお友達は楽しくなくなってしまいます。そのため、役割を順番に変えていく、交代していく必要が出てきます。

また電車ごっこでは歩くのが遅いお友達にスピードを合わせていく必要があります。電車を安全に運転するためには協調をしなければ成り立ちません。

自然と周りのお友達の気持ちや行動をを考え、協調していく、思いやるということを、学べる遊びです。

コミュニケーション能力が養われる

電車ごっこをするときにどのようや役割があるのか、だれがどのような役割をしていくのかを子供どうして話し合い、ようやく電車ごっこが始まります。

この話し合うということが必要になるために、自然とコミュニケーション能力も養われていきます。

  • 「電車に乗ります」
  • 「電車から降りたいです」

乗客役になればこのような呼びかけも必要になります。

  • 「出発します」
  • 「駅に着きました、おりる方はいますか?」

運転士役や車掌役になればこのような呼びかけをすることになりますよね?

遊びながら子供たちは自然とコミュニケーションを行いなうことになっていきますね。

想像力で行先は無限大に広がる

電車ごっこでは実際には行くことが出来ない場所でも、想像によって行き先は変更できます。

テレビでしか見たことがない場所や、普段の生活ではいけないような外国でも、電車ごっこでは行き先とすることが可能です。

その場所を知らない子供でも、未知の世界の行き先にワクワクして、そこがどのようなところなのかなと想像していくこともできます。

周りはいつもと変わらない景色で、手にしている道具もダンボールやロープだとしても、子供の頭の中では想像によってさまざまな景色が見えています。

電車ごっこにおすすめのおもちゃ3選

電車ごっこをする上でおすすめできるおもちゃを3つご紹介します。

  • よりリアルな電車ごっこをしたいなら「ぼくはしんかんせん」
  • まるで運転士さん「小田急なりきりTスーツ」
  • ソフトな素材でおなかが痛くならない「みんなでがたんごとん」

これらはどのようなおもちゃなのでしょうか?詳しく見ていきましょう。

よりリアルな電車ごっこをしたいなら「ぼくはしんかんせん」

腰にベルトで巻き付けて運転士さんになりきることが出来るおもちゃです。

車両ヘッドを交換することによって、新幹線や山手線のアナウンスを流せます。発車ベルやドアの開閉などもボタンの操作で行うことが出来、臨場感がある音声で電車ごっこを楽しむことが出来ます。

アクセルレバーやブレーキレバーなどがあり、より本物の運転士さん気分を味わえるおもちゃです。アクセルレバーを押せば発車メロディーも流れます。

お値段は5,000円ほどと少し高めですが、電車ごっこにリアリティを出していくことが出来ます。

まるで運転士さん「小田急なりきりTスーツ」

小田急電鉄が発売しているTスーツで、運転士さんの制服そっくりに作られています。

実際にはTスーツにプリントされているものになるため、寝間着としても利用することが出来ますが、このTスーツを着て電車ごっこの運転士さんをすれば、自分が小田急線の運転士さんになった気分になれます。

小田急なりきりTスーツはインターネット通販でも購入可能になっていますよ。

ソフトな素材でおなかが痛くならない「みんなでがたんごとん」

ダンボールは持ち運びが大変だし、ロープだとお腹に食い込むのが心配という場合には、折りたたんで持ち歩くことが出来るみんなでがたんごとんはおすすめです。色も赤・青・緑と3色あります。

ポリエステルやレーヨン素材でできており、くるくるっと小さくまとめることが可能です。一枚の長い布をマジックテープで止めることで輪にすることが出来るようになっています。

運転士さんと車掌さんの位置には持ち手がついているなど電車ごっこをしやすい工夫もされています。

子供なら3人くらいまで入ることが出来ますし、大人と子供なら2人で楽しむことが出来ます。

役割を交代しながら電車ごっこを楽しみましょう

電車ごっこは、子供自らの想像力が必要な遊びです。複数人で遊ぶ時には役割を交代しながら遊ぶ必要もありますので、協調性なども養われます。

一見とても単純な遊びではありますが、実は奥深くさまざまな効果を得られる遊びでもあることが分かります。

実はロープなどがなくても、運転士さんの肩に手をのせたり、腰に手を回したりして連結すれば、電車ごっこをすることが出来ます。

遊ぶものがなくても遊ぶことができるため、もし広い広場などで親子で電車ごっこをしてみるのもおすすめです。ポッポーシュッポシュッポと電車ごっこを楽しんでみましょう。

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