ママボランティアから有給スタッフに!将来の仕事につなげる方法

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2017/09/09

ボランティアから有給スタッフになったママ

結婚・出産前と同じような仕事ではなく、少しペースを考えながら仕事の復帰をお考えのママさんたちにお勧めしたいのがボランティアなんです。

スタートは身近なボランティアでも、何年後かには報酬が出るようなボランティアスタッフになっていたり、ボランティア経験を活かした職についたりする例があるんです。

中には社会復帰の為のウオーミングアップとしてボランティアを始める方もいます。どのような例があるのか仕事につながる方法をお伝えしますね。

ボランティアから有給スタッフになる経緯や可能性は?

同じボランティアでもPTA役員や子ども会長、自治会役員等は嫌がる人が多いですね。

でも実は皆さんが避けたいこういったボランティアは、「有給スタッフ」へのチャンスに繋がります。

会長などトップに立つことがより仕事に繋がりやすくなります。トップは何かと地域や重要な関連団体とのお付き合いが多く、人柄を見込んでの仕事につながりやすいんです。

またはNPO法人などで事務所や作業所を構えている団体のお手伝いを申し出たりするやり方もあります。

PC作業に慣れたい、今の社会感を身近に感じたいなど、不得手に感じていることを勉強するためボランティアで手伝いながら社会復帰の準備をすることもできます。

みんなやりたくないPTA役員から市の嘱託職員に推薦される事例

ボランティアの中で一般的に嫌がられるもの。その代表格がPTA役員や自治会役員でしょうか。

地域にはあまりよく知られていない、収入になる役所関係の仕事があることもあります。
PTA会長から月給約9万円の市の嘱託職員になった例

たまたま幼稚園のPTA会長になったBさんは、子供の世話が大変な中熱心に活動に取り組みました。

子供が小学校に上がったら今度は子ども会長を頼まれ仲間と共に頑張りました。その数年間、地域の祭りや行事に充て職でお手伝いをし、自治会の重鎮の皆さんに顔を覚えられ良好な関係を作っていました。

ある時、地域の皆さんから推薦を受け、市の人権教育推進員という地域コーディネーターのような仕事を任されるようになりました。月給約9万円で勤務時間も融通がききます。

5年務めたあと近隣の公民館の職員として来ないかと声をかけられ、市の嘱託職員として継続して働くことになりました。

他にも、地域協議会の事務局や民生員になって欲しい、啓発員をお願いできないかなど、些少とは言え報酬の出るボランティアの話が次々ときます。

意外に思われるかもしれませんが、地元の有給スタッフは、なかなかなり手がないのが実情です。人物重視でスキルは働きながらつけてという感じです。

ガツガツ企業でフルで働きたいわけでなく、のんびり考えてて、ボランティアをしながら少し働きたいと周囲に話していればチャンスが来ます。

どんなボランティアが有償につながりやすいか

ボランティアも探せば様々なものがあります。将来的に有償ボランティアにつながる可能性のあるジャンルについてお伝えします。

【狙うならこんなボランティア】

  • PTA会長や自治会長など地域の行事に携われるもの
  • 事務所を構えるNPO法人などが募集しているボランティア
  • 役所が募集をかけているボランティア

ボランティア活動そのものが就職面接のようなものです。有償の仕事を頼まれる人は、明るい人柄、人への優しさ、真面目さなどが重要視されます。

▼親子でボランティアについてはコチラも参考にしてみて!

事務所を構えるNPOを狙って将来有償スタッフになる

ボランティア、市民活動団体には普通の会社のように月給を払って職員を雇っているところもたくさんあります。

事務所を構えているNPO法人などは、職員を正社員のように雇っています。他にもパートやアルバイトも使っていたりします。

そして仕事内容によっては、無償のボランティアさんにお手伝いをお願いしているというスタイルがよくあります。

いずれ正社員や有給のスタッフとして働くことを考えるなら、同じボランティア活動でもNPOなどの予算や組織のしっかりしているところを狙うといいですよ。

NPOは儲け主義ではなく、世の中のためになるような活動を熱心にしています。ですからとてもモチベーションも高く、スタッフも気持ちよく働くことができます。

初めはボランティアとして出入りして、人間関係ができて働いてみたいと思ったなら正職員さんに「ここで働いてみたい」と相談するといいでしょう。

内部の人事の動きが頻繁にあるところも多く、求人することが多いのも特徴です。人柄重視のところもありますので、あまりスキルや資格を気にすることもありません。

ボランティア団体、NPO法人などは一般企業とは全く違った社風、環境ですから、楽しく誇りを持って働けるのではと思います。

役所のホームページや広報誌にもチャンスが!

役所からのお知らせにもチャンスが潜んでいます。役所の事業のボランティアは一度関わると人数集めのため次回も声がかかることがあります。

ここでも人間関係がモノを言うのですが、顔や名前を覚えてもらっておくと何かと有利です。ボランティア=面接と考えましょう。

市町村募集のボランティアや地域ボランティアは、臨時職員の試験や面接でも有利に働きます。

財政健全化でどこの自治体も正規の職員を減らし、臨時職員を増やす傾向にありますので臨時の公務員も狙い目です。

様々な職種を体験できる!起業やスキルアップにもつながる

なにしろボランティアですから1箇所に決めてしまわず、何箇所もいろんなジャンルのボランティアを掛け持ちで経験することができます。

子供相手のお遊び系、読み聞かせ、スポーツの指導、高齢者の日常生活のちょっとしたお手伝い、地域の居場所づくりサロン、障害福祉関係では要約筆記、手話、視覚障害者の同伴、介護系、他にも事務経理など…

中には、ガッツリ一般企業に就職したいから、その前の手馴しとして無償ボランティアでPC業務のボランティアをさせて欲しいと申し出る人の話も聞きます。

NPOは大体カツカツの予算で運営していますから間違いなく歓迎してくれます。子育てで鈍った仕事感を取り戻すのにはちょうどいいかもしれませんね。

ボランティアを通じて他人から感謝される体験をすると、今まで思いもしなかった分野に興味を持って、資格を取ろうと勉強を始める人もいます。

そしてそのまま起業する人たちも結構います。ママになって興味の内容が若い頃とは違ってきたりしますので新しい挑戦をする人も多いです。

スーパーのレジや一般事務といった職種だけではなく、思い切って全然知らない業種のボランティアをしたことで面白い仕事に付けるかもしれませんよ。

仲間と共に社会貢献!心が満足できる働き方

ボランティア活動から発展した仕事は、利益追求型ではないことと、世直し人助け的な大きなミッションがあることが大きな特徴です。

ボランティア、市民活動、NPOで働く皆さんを沢山知っていますが、共通して言えることは「誰かの為に役立ちたい」というわかりやすい使命感に燃えて仕事をされていることです。

そこには、利益追求型の企業にありがちな殺伐としたムードや、激しい競争社会はありません。

そんな場所で働くことに誇りを感じている方も多いです。収入より仕事の内容や精神的な環境重視であれば、ボランティア関連の有償スタッフはもってこいだと思います。

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