夜泣きは放置ではなく見守ろう!サイレントベビーにしない方法

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2018/05/11

ママが赤ちゃんを抱っこして背中をトントンしている様子

夜中に子供が泣いたらすぐに抱っこしていますか?抱っこが寝かしつけのメインになっているとママの負担が大きく育児が辛いものになってしまいます。

フランスやアメリカでは別室育児が主流ときいて「それは放置なのでは?そんな育児はできない」と放置や見守るということをごちゃ混ぜにして考えるパパママも多いと思います。

夜泣きの対応に「見守る」を付け加えるだけで、寝かしつけが楽になることがあるので、見守る方法についてのご紹介です。

見守ると逆によく眠れる!夜中の抱っこを減らす方法

私は3人の子供を育てていますが、初めての育児で夜中に子供が泣くと「おっぱい・ミルク」「おむつ」「抱っこ」の選択肢しかありませんでした。

「見守る」という考えは微塵もなく、抱っこしてゆらゆら「ああ、1時間半もこうしている」ということもしょっちゅうでした。

赤ちゃんの抱っこについてはこちらの記事も参考にしてみてください。

背中トントンや声かけが有効

まずはおっぱい・ミルク・おむつではないか確認して、おむつであればオムツを取り替えます。それでも泣き止まないときの見守る対処法です。

  • 子供は寝かせて、抱っこは2~3分我慢する
  • 背中をトントンする、またはさする
  • 「大丈夫だよ」などの声かけをする

いきなり抱っこするのではなく、パパママは抱っこを我慢してください。背中をさすったり声かけして見守る時間を3分、5分、10分と伸ばしていきます。

見守るといっても何もしないのではなく、背中をさすったり声をかけたりと、赤ちゃんはパパママの存在を感じることができます。

見守ることで抱っこを減らすことができます。ママが楽なだけでなく、赤ちゃんが寝たくて泣いているのに抱っこでよけいに起きるということが減らせます。

赤ちゃんがちょい起きすることがあると知るだけで、夜泣きの対応がしやすくなります。うちの3人目の子供は、ちょい起きの場合は背中を10分ほどさすると眠ってくれました。

すぐに抱っこして対応していた時よりもよく眠ってくれるという実感がありました。個人差はありますが、夜泣きに悩んでいる家庭は一度試してみてはいかがでしょうか。

見守りの場合サイレントベビーの心配はしなくていい

「見守る」ということが分かっても、サイレントベビーになるのではという心配をするパパママもいると思います。

サイレントベビーとは、周囲に全く相手にされず無表情で泣かなくなった赤ちゃんをいいます。

赤ちゃんの様子をきちんとみている「見守る」からは程遠いことです。

それだけ赤ちゃんのことが大切で心配していることだと思いますが、見守っている場合はサイレントベビーの心配はしなくてよいでしょう。

サイレントベビーについてはこちらの記事に詳しく載っています。

乳・幼児の睡眠に関してオススメの本

育児で一番辛いのはママが眠れないことかもしれません。育児が始まるまでは想像もつかないので、予備知識もなく子供のためにと無理をしがちです。

そんな時は本が助けになります。赤ちゃんが生まれると本を読む時間がないと思うので、できれば妊娠中にぜひ読んでほしい本です。

「赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド 0歳からのネンネトレーニング」
作 清水悦子
かんき出版
参考価格 1,404円
「イラストでわかる!赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド」
作 清水悦子
かんき出版
参考価格 1,080円

2冊は同じ作者の本です。一緒に読むと子供の睡眠についてより理解ができます。どちらか1冊でもとても参考になります。

ただネンネトレーニングの効果には個人差がありますので、朝まで寝かしつけが続いても落ち込まないようにしましょう。

ネンネトレーニングについてはこちらの記事に詳しく載っています。

欧米のような別室育児をしたい場合

別室育児の場合は赤ちゃんの部屋を用意するところから始まります。欧米と日本の住宅事情は違いますので、赤ちゃんの部屋が用意できるのであれば検討してみてはいかがでしょうか。

別室育児に必要なもの

  • 子供部屋
  • 声もわかるモニター
  • ドアのガード
  • エアコン

開始する時期はいつからか迷うと思いますが、生後7ヶ月以降で検討するとよいでしょう。別室であっても「見守る」方法は同じです。

生後7ヵ月以降がとりくみやすい

生後3ヶ月ほどはまだ睡眠サイクルが短く、生後6ヶ月ほどになるとようやく夜に長く眠ってくれるようになります。

生活のペースが安定する生後7ヵ月以降からがいいでしょう。別室育児が多い国でも生後7ヶ月くらいまではしっかり付き添うことがよいと解釈されています。

子供が病気のときはパパママは心配だと思いますので、病気のときはソファーベッドや布団を持ち込んで側にいるとよいでしょう。

モニターで赤ちゃんを確認し、夜泣きであれば「おっぱい・ミルク」「おむつ」「背中をトントンするなどの見守り」をします。

ドアガードはペットがいたり兄弟がいる場合にあると安心です。赤ちゃんが歩けるようになると、夜中に起きてドアから勝手に出ていく心配もありません。

また毎日エアコンで室温を調節し、窓を開けて換気も忘れないようにしましょう。

焦らず生活リズムを整えていこう

子供の睡眠が安定するまでは夜泣きはとても大変です。解決しようと無理に添い寝や別室育児にこだわるとイライラや不安が募ってしまうことも。

家庭それぞれのライフスタイルがある、と割り切りましょう。

子供から離れられないというママは、パパに思い切って子供をあずけて出かけましょう。気持ちのリフレッシュも大事です。

パパにもできるサポートについてはこちらの記事を参考にしてみてください。

生活リズムを整える習慣

  • 起床時間を決めておく
  • ご飯の時間を決めておく
  • 寝る前はテレビやスマホをみせない
  • 就寝時間を決めておく

保育園や幼稚園に通い出したら、朝は7時~8時に起床、夜は20時~21時に就寝と自然にリズムがついてきます。焦らず生活リズムを整えていけるとよいですね。

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