育児中の在宅ワークのメリット5つ。家でできる仕事ならではの魅力

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2017/09/25

在宅ワークをしているママ

近年、プレママやママに人気が高まっている働き方に、在宅ワークがあります。

在宅ワークは、家にいながらインターネットが繋がるパソコンがあれば始められる仕事であり、「育児と両立しやすい」というメリットがあります。

よく在宅ワークの求人等にこのメリットが書かれていますが、この記事では、子供が生後半年の頃から在宅ワークを始めた筆者の実体験も踏まえながら、『育児中に在宅ワークをすることのメリット』を、より具体的に5つの視点から紹介します!

1.自宅で仕事ができる!ママの意欲で社会とつながりができる!

まず、在宅ワークの一番の特徴でもある、この「仕事場=家」という構図が、育児中にはぴったりですね!

妊娠中から考えると、長時間同じ体勢でいたり目や頭を疲れさせることは極力避けたい臨月や、ママも赤ちゃんも不安定な産後2ヶ月ほどは、在宅でも仕事をすることは実際難しいでしょう。

しかし、ママが落ち着いてくるとこの働き方はとても心強いものとなります!

理由は簡単で、育児中はママの意思だけで自由に外出や外での仕事はできないから、です!

妊娠中の気分転換や産後のやりがい探しにもなる!

自宅でも気持ちの切り替えがうまくてきたり他にしたいことがある場合は良いのですが、何か気を紛らわしたいと思っている場合には、在宅ワークは気分転換の一つの手段となるでしょう。

仕事を探したり進めることで、一時的にでもモヤモヤや不安とは別のことを考えられますし、ちょっとしたお小遣いにもなるのが嬉しいですよね。

また、ある程度のやり方をこの時期に覚えておけば、「産後また時間ができたらやろう」という意欲・居場所づくりにも役立ちます。

ただし、妊娠中は長時間同じ姿勢でいたり、目を酷使する、ストレスを感じるということ等は普段以上に避けたいものです。

オン・オフの切り替えや、無理をしすぎないことを第一に、楽しむつもりで取り組まれると有意義でしょう。

産褥期を過ぎてすぐからの働く意欲を活かせる仕事!

産後の経過が良く元気なママであれば、産後2ヶ月頃から仕事復帰をされる方もいます。

しかし、ママにその意欲があっても、実際には生後半年ほどまでは預かってくれる保育園がとても少なかったり、さらには産後すぐに仕事を探すとなるとなおさらそのハードルは上がってしまうでしょう。

また、赤ちゃんがその月齢に達しても、実際には待機児童問題や、人に預けて働くとなると「母乳育児をどうするのか」等の次の問題が出てくるでしょう。

しかし、在宅ワークであればママが自宅にいながら仕事をすることができるため、子供が幼いうちからこのような悩みにさらされることなく、ママは社会参加することができるのですね!

育休中でもできる?時間と意欲を有効に使える!

産休・育休中のママで働くことが好きな方は「育児は幸せだけれど、何か物足りない…」と思えてしまう場合もあるでしょう。

しかし、実際には多少でも収入を得ることから「副業と捉えられて会社の規定に引っかかってしまう」等というケースもあるため、育休中のママは取り組む前に確認をしておいた方が良いでしょう。

2.初心者ママが一人でも始めやすい条件が整っている!

初心者が着手しやすいクラウドソーシングサイト内の仕事の例を中心に、育児中のママが「初心者でも仕事を始めやすい」という点から在宅ワークのメリットを見ていきましょう

ネット環境・SNS活用経験があればできる仕事が多い!

在宅ワークはパソコン等を使って行う仕事がほとんどですが、「在宅ワークをしてみようかな」と思う頃には、なんとその下地が整っているのですね!

  • インターネットが繋がっているパソコン
  • SNSでのやりとりや、簡単な文書作成ができる程度の技量

在宅ワークは、この2つがベースとしてあれば始めることができるという手軽さがあります!

専門的な知識・資格・経験を必要とする仕事も多数ありますが、これまでの趣味や日常で必要なやり取りで培ってきたパソコン・スマホの経験だけで開始できる仕事もあるということも、在宅ワークの魅力でしょう!

  • 口コミや指定された画像の投稿
  • アンケート回答
  • ブログ記事の作成
  • 簡単な文章作成
もちろん簡単な仕事は倍率が高かったり報酬額が低いという可能性も考えられますが、このように少しパソコンを使えたらすぐに仕事に結びつくお手軽な案件があるのも、在宅ワークならではですね!

短時間で完結する仕事も多数有り!向き・不向きを考える際にも有効!

また、上の「口コミ、アンケート…」等上の4つの例のような案件は、「短時間で仕事を終えることができる」というのも初心者ママが取り組みやすい魅力の一つです!

在宅ワークがどんなものなのかまだよくわからないうちに、時間のかかる仕事から着手してしまうと、育児との両立に手いっぱいになり両立にネガティブな印象がついてしまうかもしれません。

短時間で終わる仕事が選択できるシステムを取っ掛かりに利用してみて、自分が在宅ワークという働き方に向いているかどうかを判断するのもおすすめです。

試してみて合わなければ、それだけは責任を持ってやり遂げ、次の仕事を受けなければOKなのです!

外で働くアルバイトのように、初日に「思っていたのと違うけれど辞めにくい…」といった悩みを引きずったまま重い気持ちで出勤を続ける必要もないので気楽ですね。

面接・研修等の外出不要!初心者向けのガイドが充実!

また、クラウドソーシングサイトをはじめ、さまざまな在宅ワーカーを募集しているサイトでは、初心者にもわかりやすい説明がされているページが充実しているように感じます。

  • サイトの見方、フォームの使い方
  • 仕事の応募から受注・納品・完了までの流れの紹介
  • 質問コーナー、お問い合わせ窓口の紹介

在宅ワークは対面ではなくオンライン上でのやりとりが大前提であるためか、口頭説明が不要なくらい初心者向けのガイドページが充実しているサイトがほとんどでしょう。

そして、チャットや電話等で担当者とコミュニケーションを取る場合はありますが、基本的に面接や研修等はないため、仕事を始めるために外出をする必要はありません。これも、育児中には嬉しいですね。

▼育児中の在宅ワークのデメリットについてはコチラも参考にしてみて!

登録も利用も簡単!そして無料で使える場合がほとんど!

筆者も初めてクラウドソーシングサイトに登録した際は、そのサイトを見つけてから初仕事の納品を終えるまで、わずか半時間程度であったように思います。

一例ですが、クラウドソーシングサイトの利用の流れです。

  1. サイトについてや利用方法を読む
  2. メールアドレスを登録し、規約に同意し登録をする
  3. 簡単なプロフィールを作成する
  4. 仕事を探し、気になる仕事に取りかかる(誰でもできる仕事と、採用されてから始める仕事があり、初めての場合は前者がおすすめです)
  5. 作業内容を確認し、納品ボタンを押す(後にOK・NGの通知が来、OKであれば報酬が入る)

登録はすごく簡単です。いくつかサイトがあるので、子供が寝ている間等にどのサイトにするか(複数登録も可能)比較をしながら、登録だけしておくというのも良さそうですね!

そして、これらが初心者に嬉しいもう一つのポイントは、基本的に無料で利用できるところです!

育児中で在宅ワークが続くかもまだわからない状態で、高いマニュアルを買わされたりセミナーの受講が必須であったりすると、それだけでも不安になってしまいますよね…。

安心できる運営元のサイトは、在宅ワーカーの登録やサイトの利用自体に費用は一切かからないことがほとんどでしょう!

報酬の10~20%ほどを、サイト利用の手数料として引かれるというシステムになっています。(提示報酬額が100円の仕事であれば、実際手元に入るのは80~90円程度、ということです。)

知っておくと「登録無料」も怪しくないし、安心して在宅ワークに取り組めますよ!

3.家庭優先でスケジュールを組める!シフトは自由!

外で働くとなると、シフトの融通を利かせてくれる会社もありますがやはり急な変更・欠勤等で迷惑をかけてしまうのではないか、という懸念が出てきますよね。

在宅ワークでは、決められた(自分で選んだ)仕事を期日までにこなすことができれば、その中でのシフトは完全に自由です!

また、以下のような仕事を選ぶこともできるので、より子供や家庭を優先しながら仕事に取り組むこともできますよ。

  • 納期までの期間が長い仕事を選ぶ
  • 納期や自己都合を相談できる(担当者と連絡を取りやすい)仕事を選ぶ
  • 空いた時間にパソコンに向かい、その時募集している適度な仕事を選び取り組む
  • 帰省や旅行等でしばらく仕事ができないことが前もってわかっている場合には、仕事量を調節しておく(念のためですが、ネット環境が整っていれば基本的に出先でも仕事をすることは可能です。)
  • パパ等の協力があれば、土日に集中的にできる仕事に取り組む

「仕事」としてのスタイルが自由な在宅ワークは、このように育児との両立を考えやすい多様な働き方があるのです。

▼在宅ワークと育児を両立させるコツについてはコチラも参考にしてみて!

4.経験や特技を活かせる!ママだからこそできる仕事もある!

パソコンでできる仕事の種類も豊富な在宅ワークは、「ママのこれまでの経験や特技を活かして楽しく働くことができる」というメリットもあります。

在宅ワークには短時間OKな仕事もある!一般的な仕事とそのメリット

まず、在宅ワークによく募集が出ている仕事の一例と、育児中のママに嬉しいメリットを紹介します。

仕事 メリット
データ入力 ・事務職の経験や、これまで趣味等でやってきたパソコンの知識を活かせる。
・簡単なものであれば、育児中手が空いた時間に少しずつ進めていくこともできる。
短文作成 ・指定されたワードや文字数でオリジナルの文章を作るため、より知識が増えたり勉強になることも多い。
・口コミ等より単価が高い場合が多く、文を書くのが苦でなければ短時間集中でより多くの報酬が得られる。
デザイン ・自分のアイデアが形になる、これまでの趣味やキャリアが活かせる場合もある。
・仕事によるが、ひらめいた際に簡単にまとめておき、時間があるときに集中して仕上げることもできる。

育児中は「一日中家にいる=時間を持て余している」と思われがちですが、赤ちゃんのお世話に追われ、決してそんな悠長なリズムではありませんよね。

仕事の分野はママ自身の好き・得意から選ぶと良いですが、さまざまな仕事において「短時間集中型でできる仕事がある」というのも、在宅ワークのメリットですね!

ママだからこそできる仕事があるのも、在宅ワークの魅力!

仕事の依頼者であるクライアント側からすると「こんな人に仕事をお願いしたい」という希望がありますよね。就職やアルバイト求人における「○○資格保有者募集」「同業界で○年以上の経験者募集」といった希望です。

在宅ワークでは、この希望人材に「子育て経験者であること」という項目がある場合が、実は多いのです。

近年の在宅ワークでは、コンテンツを充実させるために外注の方からのアイデアを募る、という場合です。

そして、ママ・主婦世代の方が主にネット情報を閲覧する機会が多かったり、スマホを操作している時間が長いことから、彼女たちをターゲットにした「ママにとって魅力的な情報」を求めている場合が多いのが、このワーカー募集の背景のようです。

「このような依頼もあるのか」ということを知ってからクラウドソーシングサイト等に登録をすると、在宅ワーク初心者でも“ママである”という点から着手しやすい仕事を見つけやすくなると思います。

「ママ向け依頼」の在宅ワークを続けてみて感じるメリット

こちらは在宅ワークでこのような記事も多数書かせてもらっている筆者の個人的な意見になりますが、上の例のような「ママ向け依頼」の仕事は、以下のように報酬以上のメリットがあると感じています。

  • 仕事で調べたことが実生活(育児)に役に立ち、実生活の経験が仕事に役に立つ相乗効果がある
  • ママならではの悩みや視点が分かりやすいため、他ジャンルに比べて仕事が進むペースが早い(効率よく仕事を進められ、両立にはぴったり)
  • 読者層が見えやすいため、仕事のモチベーションが上がる。家にいながら、社会に参加している・誰かの役に立てている、という実感が得やすい。(楽しくないことは続かない、という自分にも向いている)

主業は主婦・ママであるため、家で自分のペースで仕事をする在宅ワークは、どうしてもモチベーションが下がりがちになってしまう場合が多いと思います。

辞めるという選択肢も有りますが、「自分なりに楽しみ方ややりがいを見つけて自由にとことん楽しむ」ということができるのも、フリースタイルの在宅ワークならではのメリットだと感じています。

5.保育園入園やステップアップも見えてくる!先を見越したメリットも多い!

簡単なものからスタートしてみた在宅ワークも、続けていくとだんだん「大きな仕事に関わりたい」「在宅ワークで生活費を稼ぎたい」という思いが出てくることもあるでしょう。

また、我が子に家庭以外での人との触れ合い・経験をさせてあげたいという思いから、保育園入園を希望していても「在宅ワークでは保育園は無理だから外の仕事を考えないと…」という気持ちが湧く場合もあるでしょう。

今回は「育児と両立する」という視点の記事なので要点だけをまとめますが、育児と両立しながら在宅ワークにやりがいを見出してきたママには、以下のポイントも覚えておいていただければ、と思います。

  • 在宅ワーカーでも子供を保育園に預けることは可能
  • 初心者の在宅ワーカーも、開業や独立を目指す等、育児中でもステップアップをしていくことも可能
  • 在宅ワークを通して発見した自分の特技や可能性を、他の分野でも活かすことができる

▼在宅ワークで保活するコツについてはコチラも参考にしてみて!

このように、子供のことや自分のキャリアの先のことを見越しても、在宅ワークをしておくことで多くのメリットを感じられることでしょう!

無理に始める・続ける必要はありませんが、やってみたい・続けたいという思いは大切にされると良いと感じますし、在宅ワークにはそれを叶えてくれるベースが整っているのです。

ママ自身や子供の体調不良時も安心!「休みます」で迷惑をかけずに済む!

また、外で働ける機会があっても、産後のママや小さな子供は、特に体調不良に見舞われやすいですよね。

その都度勤務先に心配や迷惑をかけてしまうと申し訳ないし、頻繁になると仕事を続けるのが難しくなる場合もありますよね。

しかし在宅ワークであれば、定められた期間内であれば融通を効かせながら、自分や子供を最優先に仕事に取り組むことができます!

子供が熱を出すたびに電話や次回出勤時に頭を下げて気まずい思いをする必要もなく、「明日は出勤しなければ」と無理に薬や病児保育に頼る必要もないため、親子共に落ち着いて静養することができます。

不調時にママが穏やかでいられることは、子供にとっても大きな安心材料になりますね。

ママになっても輝く女性でありたい!在宅ワークという選択肢

「ママになる=自分のやりたいことを犠牲にする」という構図になってしまいがちです。

出産で大きなダメージを受けた体がが完全に戻るまでに時間はかかりますし、赤ちゃん育児中はという思いから多少諦めなければならないこともあるかもしれません。

しかし、「育児以外にも自分の可能性を見つけたい」「働きたい」といった気持ちを含め、すべてを犠牲にする必要は決してないですよね!

在宅ワークは、ママになった女性が社会で自己実現をするための一つの選択肢ではないでしょうか。

合わないと思ったら辞めたり、育児が落ち着いたらまた別の仕事を始めたり、自分に合っていると思ったら長く続ける等、その未来もさまざまです。

「やってみたい」と思ったら一度チャレンジしてみるのも良いのではないでしょうか。別の仕事や育児を通してだけでは気づかなかった発見を筆者も体験したからです。

可愛い我が子のそばにいながら、社会とのつながりもできる在宅ワーク。気になる方は、ぜひ情報収集をしてみてくださいね。

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