兄弟姉妹の末っ子!親だけでなく兄や姉の接し方も性格に影響

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2014/11/01

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親、兄弟姉妹の愛情を一身に受け、自由にのびのび育つ末っ子。

甘えん坊で勝気な性格は親の育て方のせいだけじゃない、兄弟姉妹の接し方でも度合いが変わってきます。

末っ子は自由?

基本的に兄弟姉妹の末っ子は自由でのびのびした元気な子が多いでしょう。そして甘えん坊でちょっとわがままととられることも多いでしょう。それはなぜ?

簡単にいえば、第一に親が子育てに慣れてきたからです。一人、二人と子育てしているうちに、その年齢に応じてできること、やっておくべきこと、別にできなくてもいいことが分かってきます。

一人目、二人目の頃には気になって仕方がなかったことが3人目になると、「この年ならそんなものだ」に変わってきて、口うるさく言うことがなくなります。そうすると制限されない分、子どもはのびのびできます。

また、上の子を見て育つので年齢以上のことができる子が多いことも事実ですが、逆に兄姉がいることで親の手が空いていない時でも手助けしてくれる手があるわけです。

お世話好きの兄姉がいれば、本当は一人で服を着られるのに、面倒で「できない」と言えば手伝ってくれますから甘えの使い分けが上手になるわけです。

ただ、上の子との兼ね合いで遊びの時間などが制限されるということもあります。

公園遊びをしていても上の子が帰ってくるから、上の子の習い事があるからと、途中で切り上げて帰ったりしなければなりません。時間的には束縛が多く、実は我慢することも多いのです。

負けん気の強さは兄姉との関係次第

末っ子のイメージの負けん気が強く乱暴者でわがままという側面は、持って生まれた気質とともに家族、兄姉のかかわり方で度合いが変わってきます。生まれた時から体力的にかなわないライバルが家の中にいるわけです。

兄や姉がやることは自分もできると思っているけれど実際は全くできず、兄に立ち向かっては負け、姉には口げんかでかなわず、かなりの敗北感を小さい頃から味わうわけです。

何をやっても赤ちゃん扱い・・・そんな生活の中から負けん気の強さが形成されていきます。わがままととれる行為も発言も兄弟の中で勝ち残る手段です。

この負けん気をいい方に発揮するためには兄姉がどう接するかがカギになってきます。

  • ゲームをたまに負けてあげる
  • 赤ちゃん扱いせずに仲間に入れてあげる

など兄姉が少し譲ってあげることで末っ子に達成感を持たせてあげます。

そうすることで友達とのかかわりの中で、いつも自分が一番でなければ…という態度を全面に出さずに、けれども闘争心は失わずに程良く負けん気の強さを発揮する子供になれるように思います。

兄姉たちが末っ子の気持ちを思いやる行動をできるようになるためには、自分の置かれた環境に満足している必要があります。

兄姉に対する敬意を末っ子が持てるように、親が末っ子の前で兄姉をたて、兄姉の心を親の愛情で満たしてあげることも末っ子の性格形成には実は大切なのです。

末っ子は甘やかされているようで、生まれた時から競争の中で生きています。

兄姉との関わりの中で年齢以上のことができるようになる半面、親からも兄姉ならも、その年では叱られなかったようなことでも叱られたりすることもあります。

多少の甘えを許されなければ、心のバランスがとれないのかもしれません。

みんなのコメント
  • Rio・Kano・Umi・Remo・Sumi・Moa・Kei・Kio・yuo・Eno・Kuraの母さん

    そうですね。気おつけなければいけないですね~来年三つ子&赤ちゃんが生まれる事で、一番下の子は、10人の兄姉いるので…どうしよう。6歳 3歳 1歳 2か月違いの兄姉がいるので不安です。いちよ、上の兄姉たちは性格的には友達からすかれていいのですが…子供たちにも接し方を教えようと思います。将来のためにも……

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