2歳におすすめのしかけ絵本で子ども大興奮!見て聞いて触って遊ぼう

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2018/12/20

平面的かと思っていたのに、本を開くとびっくり!本から絵が飛び出してきたり、絵の中の扉や窓が開いたり。

大人でも感心してしまうようなしかけ絵本には、子どもたちはもちろん大興奮!「また読んで!」とリピートが止まないこと間違いなしでしょう。

雨だったりちょっと体調がすぐれなかったり、お外で遊べない日もしかけ絵本があれば退屈することなく子供と楽しくお家で遊ぶことができます。

壊れやすいイメージがあるしかけ絵本ですが、なかなかタフな作りのものもあります。物語を理解できるようになる2歳児におすすめしたいしかけ絵本をご紹介します!

2歳児が興奮!定番の「飛び出す・伸びる・動く」しかけ絵本

しかけ絵本といえば、飛び出す絵本や、タグを引っ張ると動いたり、ページが伸びたりするものが真っ先に思い浮かびます。

普段読み慣れている、平面なはずの本が動くと子どもたちは大はしゃぎ!いつもと違った絵本タイムが楽しめます。

よこながきしゃぽっぽ

「よこながきしゃぽっぽ」
作・絵: リチャード・スキャーリー
訳: きたむら まさお
出版社: 大日本絵画

このしかけ絵本は、汽車のドアや窓を開けられるだけがしかけではありません。タイトルにも「よこなが」とある通り、とにかく長〜いのです!

その長さ、なんとおよそ3m!折りたたまれた汽車の絵が、どんどんどんどん、どこまでも伸びることに子どもたちはびっくり!

男の子も女の子も楽しめるしかけ絵本です。

パパ、お月さまとって!

「パパ、お月さまとって!」
作・絵: エリック・カール
訳: もり ひさし
出版社: 偕成社

「はらぺこあおむし」でおなじみのエリック・カールさんの絵本です。

いつもお空に見えていて、ピカピカ光っているきれいなお月さま。モニカはそんなお月様が欲しくなり、パパにお月さまを取ってほしいと頼みます。

高いところにあるお月さまは手を伸ばしても届かないので、パパは高い山のてっぺんに長いハシゴをかけて取りに行くことにします。

折りたたまれたページを開くと、絵本の横4ページ分の長い長いハシゴがかかり、パパが登っていきます。

何度も読んで遊びたいおうちには、丈夫で破れにくいボードブック版がオススメです。

とびだす・ひろがる!のりものえほん

「とびだす・ひろがる!のりものえほん」
作: 古川 正和
絵: 本信 公久
出版社: 偕成社

消防車やパトカー、ショベルカーなどのはたらくくるまのほか、スペースシャトルなどのかっこいい乗り物まで出てきます。

ページをめくるとカーキャリアが大きく広がったり、はしご車のはしごが伸びたりと、乗り物好きな子どもが大喜びします!

全体的にポップな絵柄で、乗り物にはかわいい動物たちが乗っているので、男の子だけでなく女の子にも評判の1冊です。

かたい素材の紙でできているので、簡単に破られることもなく長く使えるところもオススメのポイントです♪

ねむるのだいすき ねむねむライオン

「ねむるのだいすき ねむねむライオン」
作・絵: ジャック・ティックル
訳: ゆり よう子
出版社: ひさかたチャイルド

ライオン、カバ、キリン、チンパンジー、そしてオオハシといったサバンナの動物たちが絵本から飛び出してきます!

ちょっと珍しい動物たちの名前を当てっこして遊んだり、動物の特徴を学んだりもできて、保育園や幼稚園の先生からもオススメされている絵本です。

ダイナミックで迫力満点の絵本ですが、最後は穏やかに「おやすみなさい」と締めくくられているので、寝る前の絵本にもぴったりです。

お?かお!

「お?かお!」
作: ひらぎ みつえ
出版社: ほるぷ出版

表紙のお顔まで目をキョロキョロと動かせる、隅々までしかけがある絵本です。

困ったかお、キリッとした顔、眠い顔、ベロを出したり引っ込めたり、表情がコロコロ変わるので、なかなか飽きません。

とてもしっかりした作りなので、壊してしまう心配をせずに存分に遊べます。いろいろな顔を作って遊びましょう!

とびだす!うごく!えほん うんちしたのはだれよ!

「とびだす!うごく!えほん うんちしたのはだれよ!」
作: ヴェルナー・ホルツヴァルト
絵: ヴォルフ・エールブルッフ
訳: 関口 裕昭
出版社: 偕成社

子どもってなぜだか「うんち」でけらけら笑いますよね。1993年に発行された本が、26年ぶりに仕掛け絵本となって再登場です!

朝もぐらくんが穴から顔を出すと、誰かが頭にぷりっとうんちをしました。目の悪いもぐら君にはよく見えなかったので、外に出て犯人探しを始めます。

もぐらくんに問い詰められるウマくんやウサギくんが「ぼくだったらこうするさ」とうんちをして見せるのですが、そのページがしかけになっています。

ちょっとリアルなタッチで汚いような気がするかもしれませんが、動物ごとのうんちの形の違いが解説されているなど、ちょっとした科学絵本になっています。

もぐらくんは意外な方法で犯人を突き止め、ニヤリと笑って仕返しをします。そのページがちょっとお茶目で面白いのです。

楽しく読んだという高評価もあれば、リアルすぎてダメだったという人もいるようですので、図書館などで借りて事前に確認しておくと良いかもしれませんね。

「めくって・のぞいて」遊ぶしかけ絵本

めくりを開いて隠れたものを探したり、穴をツンツンしたりのぞいたり。凝ったしたけでなくても、子どもたちの想像力はどんなしかけも楽しめます。

丈夫な作りになっているものが多く、小さなお子さんにも安心して遊ばせることができます。

ボードブック はらぺこあおむし

「ボードブック はらぺこあおむし」
作・絵: エリック・カール
訳: もり ひさし
出版社: 偕成社

超定番の「はらぺこあおむし」がボードブックに!内容はそのままに、丈夫になって遊びやすくなりました。

卵から生まれたばかりのあおむしは腹ペコです。何か食べ物はないかと森を行くとおいしそうな果実があります。

大きな果実を1つ食べたあおむしですがまだまだお腹は空いています。次々と果実を見つけ食べていきます。

絵本では、あおむしが果実を食べすすめるようにページが伸び、果実には穴が空いています。

まるで、あおむしが本当に食べてしまったかのようなしかけがシンプルながら臨場感がありますよ!

いないいないばあ あそび

「いないいないばああそび」
作・絵: きむら ゆういち
出版社: 偕成社

ゆうちゃんのお友達は、小鳥のピイちゃん、子犬のコロちゃん、猫のミケ、そしてなんとかいじゅうさん!

しかけをめくると「いないいないばあ!」をしてくれます。最後のページは、ゆうちゃんのママがいないいないばあをするのですが、そこにもうひと仕掛けあります。

30年前から変わらず子どもたちに愛され続けている、きむらゆういちさんの超ロングセラーしかけ絵本です!

楽しい穴あき絵本 まるまるぽこぽこ

「楽しい穴あき絵本 まるまるぽこぽこ」
作: かしわら あきお
出版社: 教育画劇

軽快な文章とかわいらしい絵が書かれたページに、指をツンツン入れたくなっちゃうほどの6つの穴が空いています。

どのページも同じ場所に穴があるので、絵本の向こう側までぽっかり丸見え!こんな穴あき絵本はめずらしいですよね!

指で靴を履いたり、チーズの穴をのぞいたり、指をにょきにょき出して遊んだり、何通りにも遊べます!

かもつれっしゃのたび

「かもつれっしゃのたび」
作: スザンナ・レオナルド・ヒル
絵: アナ・マーティン・ララナーガ
訳: たに ゆき
出版社: 大日本絵画

遠いところへ荷物を届けるかもつれっしゃの旅を描いたお話。四角い絵本ではなく、角がもこもこした形なのもユニークです。

向かいの列車とぶつかりそう!作業員さんに危険を知らせたり、荷物を降ろしたりするのをしかけを使ってお手伝いできます。

たくさんのめくりがついていて、隠れているものを探すのも楽しい絵本です。

りんごはいくつ?

「りんごはいくつ?」
作: よねづ ゆうすけ
出版社: 講談社

5つのりんごのそばには、青くて大きな「5」という数字があります。ページをめくると「5」はゾウさんに変わり、りんごを一つ食べてしまいます。

いろんな動物が食べてだんだんりんごは減っていき、「りんごはいくつになったかな?」と楽しく数のお勉強ができます。

海外でも発行されていて、ドイツではブックスタート絵本に選定されているほど教育的な評価の高い絵本。

はじめての数字のおけいこにぴったりの1冊です!

「ちょっとかわったしかけ」が面白い絵本

子どもが楽しむだけでなく、大人もびっくりしてしまうようなしかけ絵本もたくさんあります!

本物のように精巧な動きをする絵本や、光を当てて絵を浮かび上がらせる絵本など、驚きの発想で作られた仕掛け絵本をご紹介します。

ギャロップ!!

「ギャロップ!!」
作・絵: ルーファス・バトラー・セダー
訳: たに ゆき
出版社: 大日本絵画

馬が走ったり鶏が歩く姿が躍動感たっぷりで、まるで絵本に本物の動物がいるかのような不思議な絵本!

白黒のフィルムが貼られたページを開いたり閉じたりすると、様々な動物の影が動き出します。

「ギャロップ!!」では動物が動きますが、新シリーズの「スウィング!!」ではスポーツ中の人々がバットをふったりボールを蹴ったりします。

子どもだけでなく大人が見ても面白いしかけ絵本なので、親子で楽しめますよ!

ひかりではっけん みえた!からだのなか

「ひかりではっけん みえた!からだのなか」
作: キャロン・ブラウン
絵: レイチェル・サンダース
訳: 小松原宏子
出版社: くもん出版

体の中にあるもの、体を動かすしくみ、食べ物の行くところなど、体の不思議を楽しく知ることのできる絵本。

携帯電話のライトや懐中電灯を後ろから当てたり、お家の照明にページをすかして見ると、指紋や筋肉、胃や腸が浮かび上がってきます!

2歳になったばかりのお子さんには理解するのは難しいかも知れませんが、絵が浮かび上がってくる不思議さに夢中になることでしょう。

科学絵本なので「なぜ?なに?」が増えてきた子に、浮かんできた疑問を楽しく教えるのに役立つ一冊。

動物や冒険が好きなお子さんには、同シリーズの「ひかりではっけん みえた!ジャングルのおく」がより面白いかもしれません。

シロクマくんの ひみつ

「シロクマくんの ひみつ」
作・絵: ヒド・ファン・ヘネヒテン
訳: ひしき あきらこ
出版社: フレーベル館

動いたりめくったりする仕掛けはありませんが、特殊な印刷方法でシロクマくんがふわふわした手触りになっている、「さわるしかけ絵本」です。

何よりお母さんを驚かせようとシロクマくんがあれこれ準備するのですが、そのストーリーがあたたかく、読んでいて優しい気持ちにさせてくれます。

10ぴき ぴよぴよ ひよこちゃん

「10ぴき ぴよぴよ ひよこちゃん」
絵: デビー・ターベット
訳: きたむら まさお
出版社: 大日本絵画

ひよこちゃんが10匹並んでお散歩に出かけるのですが、途中で1匹ずつ迷子になってしまいます。

ページをめくるごとに穴が減ることでひよこちゃんがいなくなり、とうとう1匹になってしまいます!

ぷっくりつるつるしたプラスチックのひよこちゃんを指で触って1匹ずつ数えれば、楽しく数を数える練習ができます。

最後のページではひよこちゃんのおうちが飛び出してきます!見て触って数えて楽しいファーストブックにもオススメのしかけ絵本です!

手先を使う・数えるなど、しかけ絵本には2歳児の成長のチャンスがいっぱい!

タグを引っ張ったり、そっとページをめくったり、穴を触ったり、数を数えたり。

いっぱい笑って、いっぱい驚いて、しかけ絵本には2歳児の好きなものと成長のチャンスがたくさん詰まっています。

ぜひ親子でしかけ絵本の世界を楽しんでくださいね!

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