赤ちゃんの入院…赤ちゃんが安心できるためのママの付き添いテク

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2015/09/07

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赤ちゃんが入院することになったら、求められるのが「付き添い」。赤ちゃんの場合、24時間の付き添いを求められることも少なくありません。初めての場合はママも不安ですが、慣れない病院に入る赤ちゃんはもっと不安です。

そんなとき、赤ちゃんが安心して入院生活を送るためにはどうしたらいいのか?サポートの仕方や付き添いのコツをご紹介します。家族みんなで協力して、乗り越えてくださいね!

赤ちゃんの入院は、24時間の付き添いを求められることが多い

病院によって異なりますが、赤ちゃんの入院に際しては「24時間の付き添い」を求められることが多いです。その一番の理由は、「赤ちゃんの精神的な安定のため」。

やはり、赤ちゃんのことをよく知っていて、赤ちゃんが大好きなパパやママがいる環境が一番だからです。

ですので、「赤ちゃんが安心できる」ための環境づくりとしては、いかに「べったり赤ちゃんの面倒を見てあげられる体制を作るか」が大切になります。

では、その方法について詳しく見ていきましょう。

なるべく赤ちゃんと一緒にいたい!バックアップ体制をしっかりする

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まずは、ママだけでなく、バックアップの体制について考えましょう。というのも、24時間の付き添いをママ一人でこなすのは現実的に難しいからです。

バックアップ体制が整って、ママが十分な時間を得ることで、べったり赤ちゃんと一緒に過ごすことができるようになります。そして「ママがずっと一緒にいる」ことは、何よりも「赤ちゃんの安心」につながります。

交代要員としてパパや祖父母のサポートを求めよう

なるべくべったり付き添いしてあげたいと思っても、ママの食事やシャワーは日常的に必要ですし、時には仮眠や洗濯が必要になることもあるでしょう。看護師さんに預けて済ませることも可能ですが、可能であればやはり、交代要員がいると安心です。

予定入院の場合でも、急に入院することが決まった場合でも、可能であれば交代要員としてパパや祖父母にサポートしてもらえるように調整しましょう。慣れない病院で看護師さんに預けられるより、赤ちゃんも安心できるでしょう。

きょうだいがいる場合は、お世話をどうするか?についても確認

赤ちゃんにきょうだいがいる場合は、その子のお世話をどうするかについても事前に確認しておきましょう。パパや祖父母を頼れる場合はお願いし、必要に応じて一時預かりやファミリーサポートを使うのも方法のひとつです。

病院にもよりますが、感染症などの予防のため、子供は病棟に入れないところもあります。その場合、必ずきょうだいのお世話をする人が必要になってきますので、事前にバックアップの体制を整えておきたいですね。

また、赤ちゃんに付き添いをしている最中は、赤ちゃんのきょうだいとはずっと離れることになりますので、その子の気持ちの面でのケアについても、考えておきたいところ。言い聞かせられる年齢なら、きちんと事前に説明するなど、配慮してあげましょう。

もちろん赤ちゃんが退院したあとは、きょうだいの子にも思いっきり甘えさせてあげてくださいね!

予定入院なら、家事・用事はなるべく済ませておこう

急に入院することになったら仕方ありませんが、予定入院の場合は、入院中に必要な家事はなるべく済ませておくことをオススメします。アイロンがけ、洗濯、食事づくりなど、限りはあるかもしれませんが、なるべく先に。

入院中はどうしても慌ただしくなりますので、交代して自宅に帰る時間があっても、あまり余裕のないことがほとんど。

入院前に済ませられる用事は先に済ませて、入院中の余裕を確保するのがオススメです。そうすることで、赤ちゃんについていてあげられる時間も増えます。

シミュレーションしておきたいこと~お風呂、食事、洗濯

入院中しっかりと付き添いをしてあげるためには、付き添いをするママのお風呂や食事についてシミュレーションしておくと便利です。というのも、赤ちゃん本人の食事やお風呂は用意されていますが、付き添いの人は各自で済ませる、ということが多いからです。

事前にシミュレーションしておけば、入院中は落ち着いて、赤ちゃんの体調や変化に気を配ることができます。

「お風呂」シャワーがあるかチェック!ない場合は自宅で

病院によって違いますが、病棟内にシャワーがある場合は活用しましょう。ない場合は自宅に戻って済ませることになります。もしも自宅が遠いなら、周辺にスーパー銭湯などがないかチェックしておくと便利ですね。

24時間付き添いとはいえ、ママにもシャワーやお風呂に入ることは必要です。効率的に済ませ、余った時間は赤ちゃんについていてあげられるようにするためにも、まずは設備について病院に問い合わせてみることをおすすめします。

「食事」売店、食堂もチェック!ママも栄養をしっかりとろう

付き添いの人の食事は用意されないことがほとんどですので、付き添い中の食事をどこで済ませるかについても考えておきましょう。

一般的には、売店や食堂がある場合が多いので、そこで済ませる方が多いです。周辺にお店があるなら、そこで済ませても良いですね。

また、3食すべて売店や食堂で済ませることになると、長期化の場合金銭的な負担も気になるところ。パパにおにぎりなど簡単なものを作ってもらったり、交代した時間にお弁当を作ったりするのもオススメ。

つい「自分の食事は二の次」のしてしまう方が多いですが、しっかりと付き添いをしてあげるためには、ママの体調管理はとても大切。栄養補給をしっかりできる方法を考えておきましょう。

具体的には、手早く食べられるものばかりでなく、付き添いを交代したときにはきちんと栄養バランスの整った食事を取ったり、仮眠はきちんと取ったり、と気を配りましょう。

「洗濯」洗濯物って結構たまります…どうすればいい?

入院中は、赤ちゃん・ママ両方の着るものやタオル類の洗濯が必要になります。こうした洗濯物は、意外に多いもの。交代要員がいて自宅が近い場合は自分で洗濯ができますが、いない場合はどうすれば良いのでしょうか。

まずは病棟内にコインランドリーなどがあるかチェックしておきましょう。使用時間なども決まっている場合がありますので、いつ洗濯ができる時間が取れるかを大体シミュレーションしておく必要があります。

使いやすいものであれば、赤ちゃんを抱っこしたままでも片手でぽいぽい入れてあとは回すだけで乾燥までしてくれるので便利です。多くの病院ではコインランドリーがありますが、ない場合は周辺にコインランドリーがないかチェックしておくと良いですね。

これで赤ちゃんも安心!付き添いのときの過ごし方

ここまで、付き添いの体制づくりについてご紹介しました。次に、付き添いのときの赤ちゃんとの過ごし方についてご紹介します。

基本的には「ずっと一緒にいてあげる」と安心する

赤ちゃんの性格によっても違いますが、多くの赤ちゃんにとって、一番の安心はやはりパパやママが一緒にいること。そのため「いかに一緒にいてあげられる時間を増やすか」が大切になってきます。

一緒にいてあげられる時間を増やすためには、前述したように「ママの身の回りのことは功利的に済ませる」ことや、「事前に用事を済ませる」ことが大切になります。ぜひ、効率的に動けるよう考えてみてくださいね。

ママが一緒にいられないときは、赤ちゃんに慣れている人が交代要員を務めることや、なるべく赤ちゃんがお昼寝する時間に食事を済ませるなど、工夫してあげましょう。

なるべく「普段通り」に過ごせるように心がける

好きな絵本やおもちゃ、お気に入りの枕などが持ち込めるなら、持ち込んであげるのがオススメです。少しでも普段どおりの環境を作ってあげると、赤ちゃんも落ち着いて過ごすことができるからです。

ただし、病院の決まりによっては持ち込めない場合もありますので、確認しておきましょう。そのほか、生活リズムなどもあまり崩れないように普段どおり過ごしてあげるのがオススメです。

たくさん抱っこしてあげよう

入院中、慣れない場所での場所見知りや、慣れない検査などの連続で精神的に不安定になってしまう赤ちゃんもいます。なかには、「ママにべったり」になってしまう子も。

赤ちゃんが安心して入院生活を送るためには、こうしたときにその気持ちを「どこまでも受け止めてくれる」人がいることが大切。赤ちゃんがたくさん泣くなら、その分たくさん抱っこをしてあげて。

普段の生活よりも「多めに抱っこ!」を心がけて過ごしてあげてください。

ママの体調管理も大切と心得て!

入院期間によっては、長期戦となる場合もあります。短期であれば、「我が子のためなら」と不眠不休で頑張るママもいますが、長期戦のときは特に、ママの体調管理も大切になってきます。

ママが赤ちゃんに向ける笑顔は、何より赤ちゃんの心の安定につながるはず。ママが元気でいることで、しっかりと赤ちゃんをサポートできます!特に栄養と睡眠は大切ですので、我が子を優先しすぎておろそかにならないよう、注意してくださいね。

病院や家族としっかり協力!赤ちゃんに入院中できるだけ付き添おう

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以上、赤ちゃんの入院時、付き添いのコツをご紹介しました。一番大切なのは、周囲と協力していつも誰かが付き添いをしてあげることです。

赤ちゃんが安心して過ごせるようにサポートするには、ママ一人では難しいのが現実です。病院や家族、祖父母など、連携できるところはしっかり連携してもらいましょう。

入院生活は、親としても不安がいっぱい。でも、赤ちゃんの元気が、一番のモチベーションになります。大変な入院生活でも、できるだけ笑顔が見られるように、サポートしたいですね。

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