不器用ママもOK!赤ちゃんが爪切りを嫌がらないコツで新生児から上手なケア

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2017/11/06

赤ちゃんが爪切りをされている様子

“赤ちゃんが爪切りを嫌がったり、バタバタ動いてなかなか切らせてくれない…という悩みを持つ方は多いもの。

「深爪をさせてしまいそう」、「一緒に指を切ってしまったらどうしよう」など恐怖心を持つパパやママもいます。

小さい指に刃物を向けるだけでも不安なのに、動いたり泣いたりするとこちらの気持ちも焦ります。ケアする気も失せてしまいますよね。

赤ちゃんが爪切りを嫌がらず、スムーズに作業をするためのコツを紹介します。

赤ちゃんが寝ている間に爪を切る時のポイント2つ

赤ちゃんの爪を切る時のコツとして「寝ている間に済ませる」というのをよく聞きますね。

寝ている間に爪のケアをするのは合理的です。なぜなら新生児から首がすわるまでの赤ちゃんはお座りができないので、寝かせた状態で切ることが基本だから。

さらに眠っていれば動かず静かなので、ゆっくり指先を確認しながらケアすることが出来ます。失敗しにくく、大人も爪切りに慣れていきやすいという利点があります。

この「寝ている間に切る」ですが、2つの大切なポイントがあるので押さえておきましょう。

  • 夜の就寝後ではなく、お昼寝のタイミングでケアする
  • 赤ちゃんの眠りが深い時に行う

この2つのポイントを意識するだけでよりケアがしやすくなります。

夜の就寝後ではなく、お昼寝のタイミングでケアする

夜寝ている時は外も部屋も暗いため、爪を切るには明かりをつける必要があります。しかし赤ちゃんを起こさないために、明かりは手元だけなど暗いものになりがちです。

刃物を扱う爪切りはケガをしないようによく見て確認するのが基本です。手元が影になるだけで深爪にしやすくなったり、指を切るリスクが高まります。

同じ睡眠中でも、爪切りは昼間の寝ている時に行いましょう。部屋が明るいだけで爪を切った後の仕上がりが断然キレイになります。

明るさの変化で赤ちゃんが起きてしまう心配もありません。

赤ちゃんの眠りが深い時に行う

眠りには浅い眠りと深い眠りがあります。眠りの浅い時は少しの刺激を与えただけでも手足を動かしたり、寝返りをうったりします。時には覚醒してしまうこともあります。

爪を切るのは赤ちゃんがお昼寝をはじめてから10分~15分後くらいがおすすめです。眠りはこのタイミングで深くなることが多いからです。

深く眠っていればハサミで爪を切る程度の刺激で赤ちゃんが動くことはほとんどありません。落ち着いて作業することができ、爪切りをとてもやりやすく感じるでしょう。

赤ちゃんの気を逸らす工夫をする

赤ちゃんが起きている時の爪切りでは、赤ちゃんを何か別のことに集中させてあげましょう。

  • 授乳中にカットする
  • 子どもの好きなテレビやDVDをつける
  • 抱っこ紐で抱っこしている状態で切る

授乳中にカットする

ママ1人で爪切りをする場合、母乳をあげながらカットをするという方法をとることもできます。赤ちゃんがおっぱいに集中していれば、抵抗したり動いたりしにくいです。

中には赤ちゃんの頭を腕で支えつつ爪切りを扱える方もいますが、なるべくママの両手をフリーにするために授乳クッションなどを頭の下に入れて工夫しましょう。

両手が自由な方が作業は格段にしやすく、手早く爪を切ることができます。

子どもの好きなテレビやDVDをつける

赤ちゃんが成長し座った状態で爪切りできるようになったら、テレビやDVDを見せている間に切るのもおすすめです。

赤ちゃんは切る人と同じ方向を向かせて膝の上に乗せます。正面につけたテレビを見ている間に、後ろから抱きかかえるような体勢で手足の爪をカットします。

抱っこ紐で抱っこしている状態で切る

赤ちゃんは抱っこされているだけで大人しくしていることも多いですよね。

泣いている時に抱っこすると泣き止むのは、ママと密着している安心感だったり、姿勢が変わることによって自分の周りの景色に興味が移ったりするからです。

抱っこ紐で抱っこをすればママの両手は自由になります。赤ちゃんが抱っこされて大人しくしているタイミングを見計らって爪切りしてみましょう。

可能なら対面抱っこではなく前向き抱っこにすると爪切りを当てやすくなるのでおすすめです。

誰かに爪切りのサポートを頼み、2人で挑む

1人で切るのがどうしても苦手な場合は、パパやおばあちゃんなどの協力できる人と一緒にやるのも手です。

大人2人で協力して赤ちゃんの爪を切るのは1人でやるよりずっと簡単です。恐怖心がある場合は精神的にも楽になる可能性が高いです。

作業は分担をしましょう。1人は爪を切ることに集中します。もう1人は赤ちゃんの気を引いたり軽く手足を抑えるなど、爪を切る人がやりやすい環境を作るようにします。

以下のような方法で赤ちゃんを集中させてあげましょう。

  • 赤ちゃんに話しかけたり、絵本を読んであげる
  • 音の出るおもちゃを使って注意を引く
  • 哺乳瓶でミルクをあげる
  • 隣に座って赤ちゃんと一緒にテレビを見る

赤ちゃんが手で爪切りを邪魔しないように、ケアしていない方の手をつないであげたりするのも効果的。

子供の個性や好みに合わせて、一緒に遊ぶような気持ちで興味を引いてあげると良いでしょう。

赤ちゃん用爪やすりを上手に取り入れる

赤ちゃんの爪切りには大人用ではなく、専用の爪切りばさみを使いますよね。しかしそれにどうしても慣れない方や、切った後の爪の形をきれいに整えたい方におすすめなのが赤ちゃん用爪やすりです。

電動と手動の2種類があります。どちらも当てる部分や角度にコツが必要ですが、慣れると手早く整えられるようになります。

爪切りを使うよりも滑らかに仕上がるので、顔などに引っかき傷を作りにくくなるというメリットも。

爪切りだと嫌がる赤ちゃんも、爪やすりだと大人しくしているという声も多いです。カットする作業とは違って感触が赤ちゃんの興味を引きやすいということもあるでしょう。

また爪切りに不安のある方は爪やすりにするだけで恐怖心が和らいで心に余裕ができます。それが原因で赤ちゃんが嫌がりにくいのかもしれませんね。

▼赤ちゃんの爪やすりの使い方や種類についてはコチラも参考にしてみて!

刃物を使う爪切りは「焦らない」が基本

赤ちゃんが嫌がっていると、どうしても慌ててお世話をしてしまいがちです。しかし爪切りはケガなどの危険を伴うケアなので焦りは禁物。

なるべく落ち着いて作業をするよう心掛け、赤ちゃんの様子によっては無理をしないことが大切です。

一度で完璧にすべての指の爪を整える必要はありません。毎回数本ずつの指に分けて整えてももちろん大丈夫です。

赤ちゃんにもパパ、ママにもストレスの少ない方法を見つけて上手に爪切りをしてあげましょう。

▼赤ちゃんの爪切りの頻度や方法についてはコチラも参考にしてみて!

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