生後4ヶ月の赤ちゃんに適した遊び方や成長に合ったおもちゃを紹介

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2016/08/31

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4ヶ月の赤ちゃんは、日に日に成長を遂げています。できることも増えていますし、好奇心や興味はグングン前進しています。

昨日ウケたことが、明日にはもう飽きてしまうこともあります。「赤ちゃんの発達より、半歩~1歩先」を見つけて遊んであげると、発達の促しにつながりますよ。

ここでは4ヶ月の赤ちゃんの体と心の発達を踏まえ、「どうかかわっていいのかわからない」というママのお悩みにこたえる情報をご紹介します。

その他赤ちゃんの脳や体の発達を手助けする遊び方や関わり方・パパとの過ごし方など、知りたい!と感じるヒントをピックアップしてみました。

4ヶ月の赤ちゃんの体と心の発達…首が据わり喃語が活発に

生後4ヶ月の赤ちゃんは、身長・体重の伸びがゆるやかになりますが筋力や関節・両手の器用さや好奇心などは目覚ましく成長しています。

体の発達…視力や首据わりがしっかり発達!手足も強くなる

4ヶ月くらいの赤ちゃんの身体機能について見てみましょう。

  • 視力…遠くのものが見えるように。立体感・遠近感もわかりはじめる
  • 動作…首がしっかり据わり、たて抱っこも安定してくる
  • 手足…バタバタが強くなり、感情を表現したりする
  • 手先…力も強くなり、ある程度オモチャを握れるようになってくる

生後4ヶ月といっても、3ヶ月寄りと5ヶ月寄りでは1ヶ月間の違いがあります。そのうちできるようになる、できそうな気配がするという感じでも大丈夫です。

育児雑誌や育児書を見たり、予防接種や検診で会うよその赤ちゃんを見ると我が子の発達が気になりますよね。でも育児書どおりには育たないのがふつうです。

子供の成長は個人差があり、マニュアル通りには進みません。ステップを超えてしまったり、少し踏みとどまっていても大丈夫ですよ。

4ヶ月の赤ちゃんの心の発達…感情が豊かに表現できるように

4ヶ月の赤ちゃんは、心や脳も育っています。そろそろたそがれ泣きを卒業する子も多いでしょう。

  • 表情…笑ったり泣いたり甘えたり、感情が豊かになってくる
  • 表現…喃語の種類が増え、反ったり泣いたりと怒りや不機嫌も伝えられる
  • 興味…自分の体への好奇心が強まり、指・こぶししゃぶりをよくする
  • 理解…昼夜の区別がついてきて、生活リズムも整い始める

ご機嫌なときは、「ウックン、あー」など喃語でたくさんおしゃべりする子もいます。笑顔もよく見せてくれます。

構ってあげると笑ってくれますし、喃語で返してくれることもあるのでママは出産・育児の苦労が報われる…という気持ちになることも多いかもしれませんね。

一方で、まだ上手にコミュニケーションを返せない赤ちゃんを前に関わり方がわからず戸惑うママも多数派です。そこで上手にかかわるコツをご紹介していきます。

4ヶ月の赤ちゃんとの遊び・関わり方のお悩み解決!対処法

みなさんはこんな疑問を持ったことはありませんか。

  • どれくらいの長さ遊んであげればいいのかわからない
  • テレビ・スマホは悪いような気がするが頼ってしまう
  • 絵本の与え方・活かし方がわからない
  • 一人遊びをしている時の見守り方がわからない

そんな疑問や不安・悩みにお答えし、楽しく遊ぶためのコツをご紹介しましょう。

どれくらいの時間遊べばいいの…飽きたら構ってあげましょう

生後4ヶ月の赤ちゃんにとって、ひとり遊びも大切な時間です。ママがずっと構ってあげなければいけないわけではありません。

赤ちゃんがベビージムやメリー・歯固めやラトル(ガラガラ)などでひとりで遊んでいるときは、ママが構ってあげる必要はありませんよ。

  • 赤ちゃんが飽きて泣いてしまった・ぐずった
  • ママに呼びかけるように喃語を連発している

こういった「ママ遊んで」「寂しいから構って」というサインを出して来たら、赤ちゃんと遊んであげましょう。

この時期の赤ちゃんは、1日に5回程度授乳があります。またお昼寝も午前と午後に1回ずつ、1~2時間程度寝ます。

さらにお買い物やお散歩など、外出や外遊びも重要です。授乳間隔を考えると、家の中でママが赤ちゃんと遊んであげる時間は、そんなに長くないのではないでしょうか。

授乳あとのリラックスタイムやお昼寝後・水分補給後のご機嫌タイム・夕食後の時間など、1時間くらいずつある何度かの「お家遊び」の中で、ひとり遊びに飽きたら構ってあげましょう。

テレビやスマホ・タブレットはどう生かせばいいの…一緒に見て

一昔前までは「テレビに子守をさせる」と言われました。今は「スマホに子守をさせる」ママが増えつつあるようです。

テレビやスマホ・タブレットは、子どもにとって興味深く面白いものです。一生懸命見てくれればママも楽ができますよね。

でも、テレビやスマホなどには、ママやパパが関わって遊んであげるのとは決定的に違う点があります。それはコミュニケーションが一方通行という点です。

パパやママは赤ちゃんが笑ったり喃語を発することに対して、表情や声色を変えて関わります。褒めたりなだめたり、あやしますよね。

でもテレビやスマホのアプリは一方通行でしかありません。赤ちゃんが笑いかけたことで、温かな手や優しい声が返ってくるわけではありません。

どんなに優れたアプリでも、生身の触れ合いには勝つことができません。テレビやスマホに長時間子守をさせることはやめましょう。

といっても、テレビやスマホが悪いというわけではありません。ママと一緒に楽しむなら、上手に活用することで好奇心を伸ばしてあげられます。

  • 子ども向け番組・歌番組を一緒に見て歌ってあげる・踊る
  • スマホで子ども向けの楽しい動画や映像を見せて話しかける
  • その場にいない祖父母とのコミュニケーションに役立てる

ブルーライトは子どもを興奮させ、寝つきを悪くすると言われています。

就寝前1時間は見ることをやめ、寝付かせの際もママはスマホをいじることをやめましょう。

子どものしつけのために、脅かすようなアプリもあります。しかし、あまりおすすめはできません。特に幼い赤ちゃんには利用しないようにしましょう。

しつけとは社会で生きていけるように身辺自立やコミュニケーション能力を身に着けさせることです。脅して言うことを聞かせるのは違うということを、忘れないでおきたいですね。

絵本はまだ早すぎるの…絵本は4ヶ月でもどんどん読んで!

絵本は早すぎるという時期はありません。我が家では妊娠中から絵本を読み聞かせていましたが、非常に良かったと思っています。

知育絵本や名作絵本などいろいろありますが、この時期の赤ちゃんにおすすめな絵本の特徴をご紹介します。

厚紙・生地製の絵本

なんでも口に入れてしゃぶってしまう時期です。ちょっとやそっとでは破けない、厚紙や布絵本なら安心です

いないいないばあ!など遊びの絵本

いないいないばあ!などが楽しくなる時期です。好奇心をくすぐってあげましょう。人気の絵本もたくさんあります。

色合いがはっきりしたもの

立体感や遠近感もわかりはじめますが、原色を使ったものなどはっきりした絵の方がより楽しめます

擬音・語感がおもしろいもの

オノマトペを多用したものなど、「おっぱい」「ぽんぽん」など語感がおもしろい絵本は興味を引きやすいですよ

赤ちゃんと遊ぶ時間に何をしたらよいのかわからない…というママは、とりあえず絵本を読んで歌ってみましょう!

一人遊びってどのくらいするの…少しずつ遊べる時間を延ばす

ひとり遊びできる時間の長さは赤ちゃんによって異なります。発達や性格など個人差も大きいので、何分とはいえません。

ただし、ひとり遊びも楽しいんだと理解させることで長く遊べるようになってきます。おもちゃの与え方や見守り方を工夫することで、少しずつ長く遊べるようになるでしょう。

夕方になると一人遊びができなくなる…といった場合は、遅めのたそがれ泣きかもしれません。そんな時は無理をせず、あやしてなだめてあげましょう。

私のママ友に、元保育士さんの専業主婦がいます。

彼女には一人っ子の女の子がいて、優れた保育士さんだったママ友は非常に子供の扱いがうまく、娘は飽きずにママと遊んでいます。

でもよく見ていると、娘はずっとママと遊んでいて、ひとり遊びしている時間がほとんどないのです。

そのため、小学校に入るくらいまでは他の子になじめず、ひとり遊びも苦手だったようです。

習い事や小学校生活で揉まれて活発になりましたが、親御さんはとても心配していました。赤ちゃんのころから一人遊びも上手にさせて、スキルを磨いてあげることも大切なのかもしれません。

4ヶ月の赤ちゃんの遊び…ひとり&一緒に遊ぶ上手な方法

具体的に、4ヶ月の赤ちゃんはどんな遊びが向いているのでしょうか。4ヶ月の赤ちゃんの月齢にあった遊びや関わり方をご紹介します。

一人遊びを見守る方法…赤ちゃんの好奇心や集中力を養おう

一人遊びを見守ることは、ママにとって意外と難しいことですよね。ひとり遊びの見守り方をご紹介します。

  • そっとおもちゃを差し出してみる
  • プレイジムや置き型メリーを設置してあげる
  • 喃語・視線・反応を観察する

歯がためやラトルなど、赤ちゃんが喜んでつかむおもちゃがあれば差し出してみましょう。興味がわけば掴んで遊んでくれます。

また置き型メリーやベビージムを足や目が届く場所に設置し、スイッチを入れてあげます。鏡がついているもの・光るもの・音や音楽が出るものもありますよね。

興味を持って遊び始めたら、そっと立って家事や炊事をしてもいいでしょう。こまめに様子を見る必要はあります。放置せず、ちょこちょこのぞいてあげましょう。

トランシーバー機能がついた置き型メリーなどもあるので、洗濯物を干しているときなども赤ちゃんの変調をお知らせしてくれますよ。

赤ちゃんは握力がなくなって落としたり、飽きてくると泣く・ぐずるなどで教えてくれます。飽き気味なら次のおもちゃを差し出してみましょう。

その場で見守っている場合は、赤ちゃんの喃語や視線・反応などをよく観察してみます。

ひとり遊びをしているように見えても、赤ちゃんはママがいることに安心し、返事を求めているかもしれません。

喃語で話しかけられているようだったり、ママの方を向くようなら「お上手ね!」「おもしろいね」など返事をかえしてあげましょう。

好奇心や集中力など、赤ちゃんの内面を育てるには遊びが一番です。次はおもちゃを使った遊び方のコツをご紹介します。

おもちゃで遊んであげよう…赤ちゃんが好きな玩具をチェック

生後3~4ヶ月には、出産祝いなどでいただいたおもちゃや買ってきた知育玩具などをすべて見直しましょう。

知育玩具やおもちゃには対象年齢・月齢があります。しまい込んでおくと、うっかり一番楽しめる時期を過ぎてしまうこともあります。

4ヶ月の赤ちゃんなら、誤飲や紐による窒息などの危険がなければ少し先、5ヶ月~6ヶ月くらいのおもちゃでも興味を示すかもしれません。

  • ガラガラ・バリバリ・コロコロなど音を立てるおもちゃやぬいぐるみ
  • しゃぶる・舐めるなどして感触を確かめられるおもちゃ
  • ヒラヒラと出っ張った部分・飛び出している部分があるおもちゃ
  • 握って遊べる柔らかいボールやラトル・歯がため
  • 光が出る・色が変わる・動きがありキャラが出たり入ったりするおもちゃ
  • ベビージムやメリーなど蹴ったり手を伸ばして触れられるおもちゃ

赤ちゃんはビニール袋がこすれるような音や、マジックテープがはがれる音など、妙な音にも好奇心を持ちます。何が面白いのかなということがツボにはまったりします。

また、おもちゃ以外のものも楽しく遊んでくれたりしますよ。

  • レジ袋の口を縛ったもの
  • ベビー用スプーン

こういったおもちゃ以外のものも、ガサガサという音やつかんでなめる感触が楽しくて遊んでくれることもあります。

特にスプーンは離乳食準備のためにも役立ちます。のどをつかないように、遊んでいる時は目を離さないようにしましょう。

今は難しい・興味を示さないおもちゃも、10日後・1ヶ月後は興味を示すかもしれません。持ったり触るだけでなく、おしゃぶり・舐めるなども遊びです。

まずはママがやって見せてあげます。声をかけてママのリアクションを見せながら、おもちゃで遊んであげましょう。

おもちゃは、毎日きれいに洗って消毒する必要はありません。ヨダレでべとべとな時は拭いてあげたり、汚れたら洗う程度で大丈夫ですよ。

リビングでテーブルと椅子の生活をしている場合は、プレイマットがあると赤ちゃんを思いっきりゴロゴロ遊ばせられますね。

喃語と返事で会話を楽しもう!ママの話しかけ方のポイント

赤ちゃんが意味のある言葉を発するのはもう少し先ですが、喃語も立派なコミュニケーションツールのひとつです。

喃語が出てきたら、いろいろな形で会話を楽しんでみましょう。

気持ちを代弁してみる

「おもしろいね」「可愛いね」など、赤ちゃんの気持ちになって代弁してみます。

ただし、あまりにも赤ちゃんの言葉を先回りしてしまうと、言葉が出るのが遅くなるという説もあるようです。

会話のとっかかりとして、「ん?どうしたの?おもしろいんだね」など、気持ちを推し量ってみましょう。

赤ちゃんに言ってほしい言葉をかけてみる

「おはよう」「いただきます」「ありがとう」など、その場のシチュエーションで赤ちゃんに言ってほしい言葉を代弁します。

赤ちゃんはママの言葉を聞いて言葉を覚えます。挨拶はどうしても身に着けてほしい言葉。何度も言って刷り込みましょう。

赤ちゃんのモノマネをしてみる

赤ちゃんの喃語をまねて、同じように返事をしてみましょう。面白くなってどんどん話してくれるかもしれません。喃語から連想される言葉をかけてもいいですね。

育脳遊びや知育ゲームの基礎にもなります。いろいろな言葉を使って遊びましょう。

歌ってみる

子供番組の歌コーナーや歌番組はもちろん、ママの好きな曲に合わせて歌ってみましょう。

赤ちゃんを抱っこして一緒に踊っても楽しいですよ。ライブDVDと踊れば運動になりますし、あっという間に時間が過ぎます!

ベビーサインを取り入れる

まだ離せない赤ちゃんとジェスチャーなどを取り入れて会話する育児法。手話にも似ています。

赤ちゃんへの話しかけ方がわからないママにはおすすめの方法です。

パパと赤ちゃんが遊ぶ方法…忙しくても気持ちを切り替えて

パパも赤ちゃんとたくさん関わっていきましょう。赤ちゃんもパパを好きになってくれますし、ママもパパを見直してくれること間違いなしですよ。

仕事で忙しいパパが赤ちゃんと遊ぶタイミングをチェック!

パパは毎日お仕事で忙しいですよね。出勤時間・退社時間も人それぞれで、我が子に会える時間が確保できないこともあるでしょう。

そこでライフスタイルに合わせた赤ちゃんとの遊び方を提案してみます。いろいろ試してピッタリのスタイルを見つけましょう。

出勤が早めで帰宅はあまり遅くならないパパ

出勤は早朝だけれど、帰宅はあまり遅くならないというパパは、帰宅後に遊んであげましょう。

帰宅が早いなら一緒にお風呂に入ったり、夜の授乳(ミルク)やオムツ替えを担当してみましょう。

夜遊ぶときは、激しい遊びや興奮させることは禁物です。寝つきが悪くなってしまう可能性があります。

朝が早いパパは、赤ちゃんの寝付かせ係になりましょう!赤ちゃんと一緒に寝てしまえば、パパも楽ですし赤ちゃんもハッピーですよね。

さらにママには夜ゆったりと一人で過ごせる時間をプレゼントできますよ。

出勤が遅めで帰宅も遅いパパ

出勤はゆっくりだけど帰宅は深夜というパパは、10分、20分でもいいので早起きして赤ちゃんと遊んであげましょう。

朝ならどんなに興奮する遊びでも大丈夫です。朝のウォーキングや散歩が習慣のパパなら、赤ちゃんも同行しましょう。

夜遅くに帰宅したときは、ママも赤ちゃんと寝ているかもしれません。起こさないように注意しましょう。

洗濯や洗い物などはなるべく協力し、日中育児や家事をまったく手伝えないことへの埋め合わせをするとGoodですよ。

出勤も早く帰宅も遅いパパ

日頃はまったく赤ちゃんと遊べないというパパ、夜中は起こさないようにしてあげましょう。

そして、お休みの日にまとめて赤ちゃんと触れ合いましょう!

企業戦士のパパたちにとって、やはり赤ちゃんとゆったり触れ合えるのは休日だけということが多いですよね。

そこで我が家も実践している、休日に体も休まり子どもとも遊べる過ごし方をご紹介します。

パパの休日の過ごし方…子供といっぱい関われるスケジュール

日ごろの疲れもしっかり解消し、子どもとも遊べるスケジュールをご紹介します。我が家で実践している方法です。

お休みというと、動物園のライオンのように朝からゴロゴロ…というパパも多いかもしれません。でも、それではかえって疲れが取れにくいものなんですよ。

  1. 朝は7時前後にきちんと起きる
  2. 家族で朝ご飯を食べ、きちんと着替えて洗顔も済ませる
  3. 子供の遊びに付き合う(散歩など)
  4. 家族で買い物に行く
  5. 家族でお昼ご飯を食べる
  6. 子どものお昼寝はパパが寝かし付け、パパも一緒に昼寝する
  7. 起きたらおやつと水分補給
  8. 夕方、パパは子供と一緒にお風呂
  9. 家族で晩ご飯を食べる
  10. 20時45分まで家族で遊ぶ・テレビを見る
  11. パパが子どもを寝付かせる
  12. 夫婦でリラックスタイム
  13. いつもよりも早めに就寝

基本的に、これが我が家の休日の過ごし方です。赤ちゃんの場合は、ミルク授乳やオムツ替えをパパに担当してもらいましょう。

また午前と午後にあるお昼寝も、パパに寝かし付けてもらいます。その時、眠ければパパも寝てしまいましょう。

また慣れてきたら、パパがお留守番して赤ちゃんを見てみましょう。ママはその間、美容室に寄ったりカフェでお茶をするなど休ませてもらいましょう。

休日のパパの役割

  • ミルク授乳
  • おむつ替え
  • 抱っこ・ベビーカー係
  • 入浴
  • 寝かし付け

これだけをこなせれば、ママにも見直してもらえますし、尊敬されるのではないでしょうか。もちろん、赤ちゃんはパパ大好きっ子になってくれるでしょう。

子供が生まれたからといって、毎週テーマパークのような場所にお出かけする必要はありません。各家庭のペースで遊び・ショッピングなどを楽しみましょう。

父親になりきれない…気持ちが切り替えられないパパのために

休日や自分の時間は趣味に使いたい、自分の楽しみや交友関係を大切にするあまり家庭がおろそかになってしまうパパもいます。

確かに、男性にとって自分の世界はとても大切ですよね。でもママも、育児期間中は自分の仕事・交友・趣味をほとんど我慢していることを、考えてみましょう。

育児がとても大変な時期は、人生のごくわずかな期間でしかありません。しかも、その期間が親子の今後の関係に深く影響を及ぼします。

【 RPGゲームと子育て 】

ゲームが大好きなパパもいると思います。ゲームの中では、いつでも自分が主人公で勇者ですよね。

人生における主人公も自分です。でも子どもが生まれたら、自分のパーティーの勇者は自分ではなくなってしまうのです。

「私たち家族」というパーティーの勇者は常に子供です。パパの人生の主人公はパパですが、家庭の主人公は変わってくるのです。

広い視野で家族を見ると、ママも自分の人生の主人公を生きながら、家庭の中で「母親」という役割を担い勇者である「子供」をサポートしているはず。

子供がパパを精神的に求めてくれる貴重な時間を守るためにも、もう一度できることを見つめなおしてみましょう。

ママが我慢しているたくさんのことに思いが至れば、マタニティブルーや産後クライシスを防いだり、悪化を防ぐことができるかもしれません。

4ヶ月健診を踏まえての関わり方…身体機能や知能の成長

4ヶ月健診では、赤ちゃんの体の発達や成長を確認します。そこで4ヶ月健診をふまえて赤ちゃんと関わってみましょう。

寝たきりにさせておかない!運動させて機能を発達させよう

4ヶ月健診では、赤ちゃんの首据わりの様子をチェックします。赤ちゃんは首から背中・腰・股関節と下方向に向けてしっかりしてきます。

そのため、最初に首が据わり、次にお座りできるようになって最後に立っち・あんよができるようになるのです。

4ヶ月健診ではゆっくりと両腕を持って赤ちゃんを引き起こし、頭がついてくるかで首据わりの様子を確認します。

専門家ではない人がするとひじや肩の脱臼につながるので、普段はやめておきましょう。安全に赤ちゃんを運動させる方法をご紹介します。

うつ伏せからの首起こし

うつぶせにさせ、上から話しかけたりお気に入りのおもちゃを見せて首を起こさせます。

たて抱っこ

軽く近所や庭の周囲をお散歩するときなどは、そっと首を支えてたて抱っこしてあげましょう。

興味深く周りを見回すことで、首の運動になり筋肉や関節の発達にも役立ちます。

寝返りの練習

赤ちゃんはそろそろ寝返りの練習をしはじめます。寝返りしようとしているな、と感じたら応援してあげましょう。

無理にひっくり返す必要はありません。4ヶ月で寝返りができなければいけないわけではないので、ゆったり見守りましょう

バウンサー・ハイローチェアからできるだけおろして遊ぶ

一日中バウンサーやハイローチェアの上で寝かせておくと、運動になりません。

ひとり遊び・お家遊びのときは下してあげて、首起こしや寝返り練習がしやすい環境にしてあげましょう。

たくさん話しかけて喃語・コミュニケーションを引き出そう

あやしたときに笑ったり、こちらの話しかけに興味を示すような反応は知能の芽生えです。

たくさん話しかける事が刺激になってたくさん笑うようになり、喃語も出てきます。パパママの話しかけでコミュニケーション能力を引き出してあげましょう。

抱っこをとにかくいやがって常に突っ張っていたり、あやしたり話しかけても反応がない・笑わないという場合は、小児科に相談してみましょう。

【 サイレントベビーとは 】

反応が無い・無表情というと「自閉症や発達障害では…」と不安になるママも多いでしょう。

中にはサイレントベビーと呼ばれる赤ちゃんもいます。無表情・無反応で笑わない・泣かない赤ちゃんです。

テレビやスマホに頼り切りで関わらない・笑いかけに応じない・泣いても抱っこしたりあやさないなどを続けているとリスクが高まると言われています。

赤ちゃんは感受性の芽を秘めて生まれてきます。愛情あふれた話しかけや触れ合いが栄養になって育ちます。中には穏やかでおとなしい子もいるので心配しすぎる必要はありませんが、できるだけたくさん関わってあげましょう。

育児のパートナー・子育て支援センターや児童館へ行ってみよう

そろそろ子育て支援センターや児童館へお出かけし、ほかのママや赤ちゃんと触れ合う時間も楽しめます。

まずは30分ほどからスタートしてみましょう。持ち物は、ふつうのお散歩とあまり変わりありません。

  • ママバッグ
  • 母子手帳・保険証・お財布など貴重品
  • おむつ・お尻拭き・使用済みおむつ袋
  • ガーゼハンカチ・タオル
  • 水分補給用白湯や麦茶
  • 着替え1式
  • アフガン

自宅から近く吐き戻しやおもらしをしてもすぐ帰れる、という場合は、着替え一式は必要ないかもしれませんね。

子育て支援センターや児童館で赤ちゃんを遊ばせるときは、スタッフさんや他のママに挨拶をして会話を楽しんだり育児・遊びに関する相談をしてみましょう。

基本的に我が子はママ自身で見ているのが原則です。またおもちゃや絵本をお借りした場合は、帰宅時に片付けていきましょう。

時間によって走り回る年齢の子がいることもあります。あらかじめねんね期・ハイハイ期の赤ちゃんが多い時間帯を調べていくと安心です。

ママがつらい時・具合が悪い時に役立つサービスを探そう

核家族が多い現代社会では、ママがつらい時・具合が悪い時に助けてもらえないケースも多いですよね。

我が家も基本的に助けてもらえない環境です。パパも帰りが遅く、急には休めないので自分で乗り切るしかありません。

先日救急搬送された際は、6時間かけて実家の母が飛んできてくれましたが、インフルエンザやノロくらいなら自分で乗り切ることができます。

とはいえ、それは息子たちも大きくなり、私も育児に慣れたからできることです。ママになりたてのお母さんが、いきなり困難を乗り越えるのは大変なことです。

そこで、普段から育児を助けてくれる施設・サービスを探しておきましょう。

  • 子育て支援センター
  • 託児
  • ベビーシッター
  • 一時預かり・病児預かり

もしもの時に探すのでは遅いのです。普段から役所のホームページや窓口でチェックしておき、申請が必要な場所にはあらかじめ届け出を出しておきましょう。

赤ちゃんとたくさん触れ合い話しかけよう!パパも協力を

4ヶ月の赤ちゃんは、体の機能も心も脳もどんどん成長しています。とても大切な時期なので、愛情たっぷりに関わってあげたいですね。

パパの協力は不可欠です。普段は仕事で忙しいパパも、休日や朝のひととき、帰宅後のひとときを上手に活用して赤ちゃんと触れ合いましょう。

ママは育児の疲れが溜まらないよう、ストレスで落ち込まないよう自分自身の身体にも目を向けてあげましょう。

ストレスは母乳量にも影響しますし、赤ちゃんや家族に笑顔を向けられなくなってしまいますよね。自分の心身を守ることが、赤ちゃんのためにもなると考えましょう。

みんなのコメント
  • Rikaさん

    なるたけって、、、(笑)

  • aさん

    成る丈は正しい日本語ですよ。

  • 無記名さんさん

    うける

  • やんまささん

    ブックスタートしました!

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