りんご狩りを子供と堪能!本場青森のおすすめ農園10選

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2015/11/13

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青森県は、日本のりんごの約半分を生産しているりんご生産のメッカです。青森といえばりんご、というイメージがありますよね。本場ではいろいろな品種を美味しく味わうこともできます。

またりんごジュースやりんごジャム・アップルパイやりんごのシードル・アップルワインなど、りんご製品もたくさん開発されています。本場だから味わえるものも数多くあるんですよ。

そんな青森では、あちこちのりんご果樹園でりんご狩りを実施しています。特に人気の高い農園や、いろいろな品種を食べることができる農園など、おススメのスポットをご紹介しましょう。

青森県で主に栽培されているりんごの品種と、りんご狩りシーズン

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青森県では、さまざまなりんごが栽培されています。りんご狩りでは、いつ頃、どんなりんごを食べることができるのでしょうか。

40種類以上栽培する農家もある!青森で育てるりんごの品種

青森県はりんごの生産日本一のりんご王国です。青森県庁にはなんとりんご果樹課という部署まであるんですよ。県内にはたくさんのりんご農家があり、いろいろなりんごが栽培されています。

よく知られている人気の高い品種を挙げてみました。

  • つがる…甘味が強くジューシーなりんご
  • 紅玉…酸味と香りが強く、お菓子作りに最適
  • トキ…最近よく出回るようになった黄色いりんご。香りも甘味もあり美味しい
  • 王林…青りんごの代表。甘味と香りが強い
  • ジョナゴールド…甘味が強くジューシーで、生でも調理しても美味しい
  • ふじ…日本一たくさん生産されているりんご。非常に美味しい人気種
  • サンふじ…ふじに袋をかけず、太陽の光をたくさん浴びて育てたもの
  • 陸奥…香りと甘みが強い。陽に当たると黄色く、袋がけだと桃色になる。

サンふじやサンつがるのように、「サン」とついている品種は袋がけをせず、太陽の光をたっぷり浴びて育っているりんごです。最近は、その方が美味しいとして人気が高い傾向にあります。

りんごは品種によって味が大きく変わります。紅玉のようにお菓子作りに最適なりんごもあれば、生食に向いているものもあります。

食べ放題のりんご狩りなら、生食に向いている品種がおススメですね。

りんご狩りに出かける際、たくさんりんごを買う予定がある場合は、日持ちするものや、お菓子作りに向いているものなど、品種で選ぶことも大切です。ジャムやコンポートなど、りんごスイーツを作って保存してもよいでしょう。

多くのりんご園では、何十種類ものりんごを栽培しています。中には1か所で40種類ものりんごを栽培している農家もあります。事前に問い合わせて、今旬を迎えているりんごをチェックしましょう。

青森は8月~11月がりんごの旬!りんご狩りができるシーズン

りんごは秋冬にかけて美味しくなる果物です。品種によって、また地域・年によって旬のシーズンは若干異なります。早生と呼ばれるりんごには、7月からシーズンを迎えるものもあります。

8月: 夏緑・紅夏・シナノレッドなど
9月: さんさ・みちのく・つがる・ひろさきふじなど
10月: 紅玉・千秋・トキ・ジョナゴールド・津軽ゴールド・陸奥など
11月: 王林・ふじ・あいかの香り・金星など

多くの農園では、8月中旬ころから11月末頃にかけてりんご狩りを実施しています。さまざまな品種を栽培することで、途切れずにいろいろなりんごをもぎ取りできるように工夫されています。

青森は北東北なので、関東以南に比べると非常に早く冬がきます。朝晩は特に冷え込むことも多いので、11月にりんご狩りにお出かけする場合は防寒対策をしっかり行っていきましょう。

同じ農園・同じ品種でも、その年によって旬のシーズンがずれることは良くあります。台風状況などでりんごの収穫が少なくなることもあるので、まずは電話などで確認してから、予約してお出かけしてくださいね。

【アップルロード&並木道】りんご関連の見どころいろいろ

りんご栽培は青森県の重要な産業のひとつです。特に「アップルロード」と呼ばれる道路は、りんご生産と切っても切れない関係があります。大鰐弘前インターチェンジ付近の国道7号線から岩木山麓まで続く道路です。

ここは周囲がりんご農家というりんご地帯で、りんご出荷の渋滞解消のために造られた道路です。延々と続くりんご畑の真ん中を突っ切ってゆくアップルロードは、観光にもぴったりですよ。

春には美しいりんごの花が、秋には真っ赤に実ったりんごの実が楽しめます。品種による色や大きさの違いも実感できますよ。りんご狩りの際はぜひ通ってみたい道路ですね。

「赤ーいりんごの並木道」も、青森のりんごスポットのひとつです。五所川原市にある並木道で、とってもきれいなりんごの名所です。赤ーいりんごはりんごの品種のひとつです。

皮はもちろん、果肉も、花も若葉や枝まで赤い特殊な品種で、1キロにわたって380本もの赤ーいりんごが植えられています。5月の中旬には濃い桃色の花が咲き乱れ、9月中旬には赤い実が実ります。

1.【青森観光りんご園まるせん川村】八甲田山のふもとのりんご園

青森観光りんご園まるせん川村は、青森市内でも特に人気のある大きなりんご園です。りんごの木は250本、なんと26種類も育てているそうですよ。ほかにもさくらんぼや梨なども育てる、本格的な果樹園です。

ここは八甲田山のふもとに位置しており、冬は雪の多い土地ですが、朝晩の寒暖差が激しいのでとても美味しいりんごが育ちます。りんご狩りは、8月から11月中旬まで楽しめます。

りんご狩りは1人一律300円で、りんご3個もぎ取りつきになります。他にも持ち帰りたい場合は、別料金で購入も可能です。真っ赤に実った美味しいりんごはクセになりますよ。つがるやふじ以外にも、珍しい品種も味わえます。

さらに公式サイトのトップページからリンクできるアンケートに回答すると、りんごやりんごジュースプレゼントのチャンスもあります。また木1本につき2万円から、りんごの木ワンオーナーになることも可能です。年4回の体験ができればトライできます。

青森観光りんご園まるせん川村
住所:青森県青森市田茂木野字大沢35
電話:017-738-3047
公式サイト: http://a-s-applegarden.co.jp/
品種: つがる・サンつがる・千秋・陸奥・ふじ・サンふじ・ジャンボ王林など26種類
シーズン:8月~11月中旬

2.【青森りんごの里】青森市内で楽しめるりんご狩りとジュース

青森りんごの里は、青森市内にあるりんご園のひとつです。りんごの栽培に大変適した気候の八甲田山のふもとに位置し、美味しいりんごをたくさん生産しています。りんご狩り体験も実施しています。

りんご狩りは8月から11月中旬です。8月中は団体で訪れる場合予約が必要です。りんご狩りは1人200円からで、りんご2個のもぎとりつきです。もちろんりんごの販売もしています。ストレートアップルジュースも販売していますよ。

青森りんごの里では、サンふじや王林・金星・レッドゴールドやつがるなどのりんごを栽培しています。りんごの全国発送も行っています。りんご狩りに訪れる際は、事前に電話で問い合わせしてからお出かけくださいね。

青森りんごの里
住所:青森県青森市大字田茂木野字阿部野1-6
電話:017-738-3656
公式サイト: http://www.ringo-sato.com/
品種: サンふじ・つがる・王林・金星・レッドゴールド等
シーズン:8月~11月中旬

3.【道の駅なみおかアップルヒル】りんご狩りもできちゃう道の駅

道の駅なみおかアップルヒルは、青森市にある道の駅に併設されたりんご園です。アップルヒルの名前のとおり、たくさんのりんごが栽培されているんですよ。りんご狩りは9月中旬から行っています。

道の駅に併設されているので、お土産を買いたい、ランチを食べたいというファミリーにもぴったりです。りんご狩りは電話予約制なので、早めに問い合わせをしてくださいね。

りんご狩りは大人500円で4個の持ち帰りつき、子ども350円で3この持ち帰りつきになります。時間制限は1時間です。青森旅行の思い出にりんご狩りを体験してみませんか。

道の駅なみおかアップルヒル
住所:青森県青森市浪岡大字女鹿沢字野尻2-3(7号バイパス)
電話:0172-62-1170
公式サイト: http://www.applehill.co.jp/
営業時間:10時~15時(12時~13時は休憩時間)
品種: サンつがる・ジョナゴールド・王林・サンふじ等
シーズン:9月中旬~11月上旬

4.【岩木山観光りんご園】弘前市にある岩木山のふもとのりんご園

岩木山観光りんご園は、弘前市にあるりんご園です。なんと40種類ものりんごを栽培しており、さらに7月下旬という早い時期からりんご狩りが楽しめるスポットです。

岩木山観光りんご園では、中学生以上500円、小学生以下400円でりんご狩りが体験できます。また1000円から2キロのりんごお土産つきもぎ取り体験ができますよ。時間無制限で、指定された木のりんごが食べ放題になります。

ここのりんご園では珍しい品種も栽培していますし、サクランボ狩りやトウモロコシもぎ取り体験もできるのですが、特に美味しいのは葉をつけたまま栄養たっぷりに育てる「葉とらずりんご」です。ぜひ味わってみてくださいね。

岩木山観光りんご園
住所:青森県弘前市百沢字寺沢120-3
電話:0800-805-0207
公式サイト: http://www.ringo-aomori.net/
営業時間:8時30分~17時
品種: ふじやピスタベラなど40種
シーズン:7月下旬~11月中旬

5.【弘前市りんご公園】りんご好きにはたまらない!りんごの公園

弘前市りんご公園は、りんご王国青森県ならではの、りんごいっぱいの公園です。弘前市が管理している公園で、内部は誰でも無料で散策できます。たくさんのりんごが栽培されているんですよ。8月下旬にはりんご収穫祭も行われます。

春には咲き乱れるりんごの花を楽しむことができますし、7月末からはつがるやひろさきふじ・紅玉・陸奥などさまざまなりんごが収穫できます。もぎ取り体験は、事前に電話で問い合わせてからお出かけくださいね。

受付は公園内のりんごの家で行っています。20分ごとの案内で、最終受け付けは16時20分です。予約しておけば、もぎたてりんごを公園内で食べることもできますよ。

園内では、なんと1300本ものりんごが栽培されています。うちもぎ取りできるのは27種、花や実の美しいりんごも20種あります。旧小山内家住宅や鉢植えりんごなど、見どころも満載のりんご公園です。

弘前市りんご公園
住所:青森県弘前市大字清水富田字寺沢125
電話:0172-36-7439
公式サイト: http://www.rakuten.ne.jp/gold/ringoshop/
営業時間:9時~17時
品種: つがる・紅玉・王林・ふじ等
シーズン:8月~11月中旬

6.【津軽ゆめりんごファーム】りんご狩りもスイーツも人気!

津軽ゆめりんごファームは、弘前市にあるりんご農園です。りんごに関する商品の開発などを手広く行っており、りんご狩りも人気があります。りんご狩りは9月上旬から、美味しいと話題の葉とらずサンふじなどは11月まで楽しめます。

りんご狩りは大人600円、4歳以上の子ども400円で、3歳以下の子どもは無料になります。津軽ゆめりんごファームではりんご狩りをはじめいろいろな果物狩りを実施していますが、予約制なので電話で問い合わせてから出かけましょう。

生のりんごも販売していますが、園内で育った紅玉だけを使ったアップルグラッセをたっぷり詰め込んだりんごゼリーをはじめ、ジュースやドライフルーツ・アップルパイなどさまざまなスイーツも人気です。お取り寄せも可能ですよ。

津軽ゆめりんごファーム
住所:青森県弘前市小沢字山崎44-4
電話:0172-87-6089
公式サイト: http://yumeringo.net/new_shop/
営業時間:10時~16時(水曜定休)
品種: さんさ・つがる・紅玉・ひろさきふじ・葉とらずサンふじ等
シーズン:9月上旬~11月中旬

7.【黒石観光りんご園 りんごの国】美味しいと評判のりんご園

黒石観光りんご園りんごの国は、黒石市に位置するりんご農園です。岩木山の裾野に広がる津軽平野のりんご園で、多くの人々に愛されてきた人気のりんご園です。5月中ごろに満開を迎えるりんごの花も見どころのひとつですよ。

黒石観光りんご園りんごの国では、手持ち籠付のりんごがおみやげに約1.5キロついて、1100円になります。またりんごやお土産などを販売する休憩所もあり、全国発送も行っていますよ。

黒石インターチェンジから約5分というアクセスの良さも特徴です。シーズン中はタイミングによって一番美味しいりんごの品種が異なるので、食べたい品種がある場合は事前に確認してからおでかけくださいね。

黒石観光りんご園 りんごの国
住所:青森県黒石市浅瀬石字龍ノ口263-215
電話:0172‐52‐8898
サイト(黒石観光協会): http://kuroishi.or.jp/sightseeing/kuroishikankouringoen
営業時間:9時~16時
品種: つがる・王林・ジョナゴールド・北斗・ふじ等
シーズン:9月上旬~11月上旬

8.【グリーンプラザなんごう・道の駅なんごう】情報発信スポット

グリーンプラザなんごう・道の駅なんごうは、八戸市南郷地区の郷土文化の発信拠点です。いろいろな名産品を味わうだけでなく、宿泊も可能な規模の大きい施設で、各種くだもの狩りも公式サイトでチェックできます。

りんご狩りは、現在2軒の農家についての情報を掲載しています。りんご園の開催期間は10月上旬から11月上旬です。

成田観光農園
電話:0178-82-3216
携帯:090-4314-6015(農作業中はこちらへ)

上ノ山観光農園
電話:0178-83-2986
携帯:090-5359-1083(農作業中はこちらへ)

それぞれ、入園料は200円です。家族連れなら幼児は無料で入園できますよ。別料金で持ち帰りも可能で、1キロ300円、地方発送も可能です。予約制になるので、事前にそれぞれの農園に問い合わせてから出かけてくださいね。

グリーンプラザなんごう・道の駅なんごう
住所:青森県八戸市南郷大字中野字舘野4-4
電話:0178-82-2902
公式サイト:http://www.michinoeki-nango.com/
営業時間:9時~16時
品種:ふじ等要問合せ
シーズン:10月上旬~11月中旬

9.【ながわ農業観光案内所】チェリリン村のりんご狩りをチェック

ながわ農業観光案内所は、三戸郡南部村にある名川チェリリン村内に位置しています。周辺のくだもの狩りに関する情報がゲットできる場所で、りんご狩りも行っています。

りんご狩りは60分食べ放題で、大人500円、3歳以上300円になります。持ち帰りは別料金になります。他にも葉摘み体験もでき、りんごのお土産がついてきますよ。りんご狩りとはちょっと違った農業体験も可能です。

春にはりんごの授粉や花摘み・摘果体験なども実施しています。満開のりんごの花を見てみたい、という方にもおススメしたいスポットです。

ながわ農業観光案内所
住所:青森県三戸郡南部町上名久井字大渋民山23-2名川チェリリン村内
電話:0178-76-3020
サイト(青森県南部町):http://www.town.aomori-nanbu.lg.jp/guide/00000024/00000348.html
営業時間:8時30分~17時(観光案内所)
品種:つがる・ジョナゴールド・レッドゴールド・早生ふじ・ふじ・王林等
シーズン:9月上旬~11月中旬

10.【小沢田観光果樹園】小さな子でも自分でもげるりんご園

小沢田観光果樹園は、三戸郡南部町にあるりんご園です。りんごをはじめぶどうやブルーベリー・さくらんぼなども育てていますが、なんといっても人気が高いのはりんご狩りですね。

さまざまな品種のりんごを育てています。果樹の高さを低くしてあるので、子どもでも簡単にもぎとりができますよ。幼児の手の届く場所に真っ赤な実が生っているので、子どもたちにも人気があります。

りんご狩りは大人500円・3歳以上300円で、園内60分間食べ放題です。10月上旬まで行っているぶどう狩りとシーズンが重なれば、1回の入場料でどちらも食べ放題が可能ですよ。電話予約時にネットを見たと伝えると、10パーセント割引になります。

小沢田観光果樹園
住所:青森県三戸郡南部町上名久井大渋民山23-25
電話:0178-76-3241
公式サイト:http://www.kosawada.com/
営業時間:9時~16時
品種: 紅玉・レッドゴールド・千秋・サンふじ等
シーズン:9月上旬~11月中旬

りんごはやっぱり本場・青森県!日本一のりんご王国で味わおう

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青森県には青森市・弘前市はもちろん、各地にりんご園が点在しています。他の観光地やイベントのついでに立ち寄ったり、温泉旅行の途中で立ち寄るなど、いろいろな楽しみ方があります。

りんごは日持ちもする果物で、生食だけでなくたくさんの楽しみ方があります。また離乳食から子どもに食べさせることができ、さらにお腹の調子が悪い時や風邪をひいた時にもおススメの食べ物です。

日頃スーパーに並んでいるりんごからは、たわわに実った姿を想像することができませんよね。本場青森でりんご狩りを楽しんでみてくださいね。

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