蒙古斑は消えないの?原因は?できる場所や他の青あざとの違い

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2018/06/21

赤ちゃんの青あざに気が付き、びっくりしたママもいるかもしれません。

お尻にできることで知られている蒙古斑。しかしお尻以外にも蒙古斑はできます。また、蒙古斑だと思っていた青あざが、治療が必要な他のあざという可能性もあります。

蒙古斑とはいったいどのようなものでしょうか?治療法や特徴・できる場所。またどのような場所にできて、本当にいずれ消えるものなのでしょうか?

蒙古斑は日本人の約100%にみられる

蒙古斑は、生まれた時からできているあざです。

お尻から背中にかけてできる青あざで、2歳ごろにかけて青色が濃くなっていくので、ある日突然濃くなった青あざに気が付き驚くケースもあります。

蒙古斑は、特に珍しいあざではありません。日本人のような黄色人種の場合は、なんと約100%の確率で赤ちゃんに蒙古斑がみられます。

蒙古斑が表れるのは、はなふさ皮膚科によると黄色人種だけではなく、黒人の多くの乳幼児にも乳幼児みられます。

白人の場合は頻度が少ないのですが、組織学的には100%の頻度でみられるそうです。

赤ちゃんに青あざがあるのは、珍しい事ではなくむしろ自然なことなのです。

蒙古斑ができるのは、お尻だけではない

一般的にお尻から背中にかけてできる青あざを蒙古斑と呼びますが、稀に腕や足・お腹や胸にできることもあります。

このような場所にできる蒙古斑を「異所性蒙古斑」と呼びます。

青あざの全てが蒙古斑とは限らない

一般的に赤ちゃんにできる青あざは、「蒙古斑」と思われがちですが、青あざの全てが蒙古斑というわけではありません。

中には肩から肩甲骨にできる「伊藤母斑」と呼ばれる青あざや、顔や眼球のそばにできる青や赤・褐色が混ざったあざのような「太田母斑」というのもあります。

いずれも、消えにくかったり治療なしには消滅しないものになります。

中には、メラニンを持って増殖する「青色母斑」と呼ばれるものもあります。これは、大きいと悪性化する可能性があり、症状によっては手術によって取り除く場合もあります。

蒙古斑の原因は真皮のメラサイト

蒙古斑のあざの原因は、真皮にあるメラサイトが原因です。

実はこのメラサイト、ふつうは真皮の下に存在しないものなのです。しかし、黄色人種のほとんどの赤ちゃんのお尻や背中にメラサイトが存在しています。

そのメラサイトが青あざとなって赤ちゃんに現れます。これが蒙古斑なのです。

日本人の赤ちゃんのほとんどにみられる蒙古斑の原因は、黄色人種特有の自然現象なのです。

蒙古斑は消えるものと、消えないものがある

蒙古斑によっては目立つところにできたり、濃く感じる色のものもあるので、親御さんとしてはきちんと消えるのか?心配になることもあるでしょう。

蒙古斑は一般的に2歳までに濃くなってピークを迎えたら、徐々に薄くなっていきます。そして多くが10歳ごろまでに消滅します。

しかし中には「10歳を過ぎても消えない…。」「大人になっても残っている…」という方もいます。

実際に日本皮膚科学会によると、成人の3%に蒙古斑が残っているようです。その多くが、「持続性蒙古斑」と呼ばれる、直径2㎝ほどの円形の青色班です。

またお尻や腰以外の部位にできた「異所性蒙古斑」は、完全に消滅することが難しく年齢を重ねても残る傾向にあります。

気になる場合は、レーザーで治療

基本的に蒙古斑を治療する必要はありません。自然に消滅するのを待つのが一般的な方法です。

しかしできた部位や大きさによっては、洋服で隠す事ができなかったり、気になることもあるでしょう。

その場合は、皮膚科や形成外科でレーザー治療を行う方法があります。

子供の場合、なかなかレーザー治療を行ってくれる病院は少なく、限られた病院のみでの治療となります。

治療に関しては、「青色が薄い時期に治療を開始した方が消えやすい。」という考え方や、お顔にできたあざであれば、「大きくなってからの治療は本人が気にするので、早めに消してあげたい。」という考え方もあると思います。

治療のスタートタイミングは、医師と相談の上決めましょう。

素人では見分けがつきにくいあざも。気になる場合は医師に相談を

いかがでしたか?日本人の場合、蒙古斑ができるのはごく自然なことで、ほとんどの場合成長とともに自然に消滅します。

しかし、中には大人になっても消えない蒙古斑もありますし、蒙古斑ではない青あざという可能性もあります。

一般的に蒙古斑であれば悪性化することはありませんが、中には稀に悪性化してしまう可能性のある青あざもあります。

このようなあざに関しては、素人には判断ができません。

気になる青あざがある場合は、医師に診断してもらうようにしましょう。

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