ベビーカーとバギーの違いを知って、自分に合うものを見つけよう!

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2017/10/20

ベビーカーやバギーを選んでいる様子

ベビーグッズの中でも、購入価格が高くなりがちなのがベビーカーです。育児ライフを助けてくれる便利アイテムですが、実は購入で失敗してしまう人も…。

中でも多いのは、「ベビーカーとバギーの違いを知らないまま、デザインだけで決めてしまった!」という意見です。

ベビーカーとバギーの違いはどこにあって、どんな人に向いているのか、わかりやすく解説していきます。

ベビーカーとバギー、それぞれの特徴を知ろう!

ベビーカーにも種類があり、生後1ヶ月ごろから使えるA型と、生後7か月ごろから使えるB型があります。

一般的にバギーと混同しやすいのは、B型ベビーカーの方でしょう。B型ベビーカーとバギーでは、対象年齢は共に7か月ごろからになっており、共通点も多いです。

どこに違いがあるのか、ポイントを3つに絞ってお伝えします。

バギーの方が軽く、ベビーカーの方が頑丈!

ベビーカーとバギーでは、バギーの方が軽量化されているモデルが多いです。持ち運びのしやすさを重視しているため、商品重量が3キロを切るモデルも発売されています。

とはいえ、重量が軽いということは、その分作りもシンプルだということ。頑丈さで言えば、ベビーカーの方が優れています。

バギーとベビーカーを比較してみると、フレームの強さが異なることに気付くはず。ベビーカーの方が、衝撃を赤ちゃんに伝えにくいという特徴もあります。

また機能性においても、充実しているのはベビーカーの方!

通気性の良いメッシュシートや、路面温度の影響を受けにくいハイシート、さらにたっぷり収納できるバスケットなど、ニーズに合わせて選べます。

畳んだときの大きさは、バギーの方がコンパクト!

バギーの特徴の一つが、折りたたんだときに非常にコンパクトになるということです。傘のように、スティック状で保管できるモデルもあります。

ベビーカーの中にも、畳んだときのコンパクトさを重視しているモデルもありますが、やはり有利なのはバギーです。車の中や玄関で保管する際にも、邪魔になりません。

バギーの方が安価な製品が多い!

価格面でも違いがあり、ベビーカーの方が、値段が高いです。バギーなら、わずか数千円で購入できるモデルもあります。

バギーが安いのは、それだけ簡素な作りをしているため。安価な分、「徒歩でのお出かけ用」「買物のため、車に積んでおく用」なんて、分けることも可能です。

境界線は徐々に曖昧になってきています

一般的には、これら三つのポイントが「ベビーカーとバギーの違い」として挙げられることが多いです。

しかしメーカーによっては、B型ベビーカーにあえて「バギー」という名前をつけるなど、境界線が曖昧になってきています。

バギーと表記してある場合、製品の実態がどちらの特徴を踏まえているのか、自身の目でチェックしましょう。折りたたんだときの大きさや重さは、特に重要なポイントです。

▼ベビーカーの種類についてはコチラも参考にしてみて!

ベビーカー購入をお勧めしたいタイプ3つ

ベビーカーのメリット・デメリットを踏まえて、「ベビーカーを選んで成功する人」の特徴を紹介します。

バギーではなく、ベビーカーの購入をお勧めしたいタイプは以下のとおりです。

  • 1歳を迎える前の、まだ低月齢の赤ちゃんを乗せることを想定している
  • ベビーカーを持って運ぶ機会が限られている
  • 一度赤ちゃんを乗せたら、できる限り乗せっぱなしにしたいと思っている

それぞれ、なぜオススメなのか解説します。

赤ちゃんがまだ低月齢

生後1ヶ月から6ヶ月までは、A型ベビーカー一択ですが、生後7カ月に入り腰が据われば、B型ベビーカーやバギーも選択肢に入ります。

安価なのはバギーですから、ついそちらの方に惹かれてしまうかもしれません。しかし赤ちゃんが1歳を迎える前であれば、B型ベビーカーを選択するのがオススメです。

低月齢の赤ちゃんは、まだまだ繊細。タイヤから伝わる振動が、ストレスになってしまう可能性もあります。

またこの時期の赤ちゃんにはお昼寝が必要です。リクライニング機能がついたB型ベビーカーであれば、眠ってしまった赤ちゃんも優しく包み込んでくれるでしょう。

シートを対面式にできる商品なら、赤ちゃんの状態をこまめにチェックできてさらに安心ですね。

ベビーカーに乗ることがストレスになれば、赤ちゃん自身が乗るのを嫌がるようになってしまいます。「快適さ」にこだわって選んであげましょう。

ベビーカーを運ぶ機会が少ない!

ベビーカーのデメリットは、本体サイズが大きくてかさばること!このデメリットをどれだけ強く感じるのかは、それぞれのライフスタイルによって異なります。

  • エレベーター完備のショッピングセンターで子どもを乗せたい
  • ベビーカーを購入しても、自宅周辺のお散歩がメイン
  • 普段から車移動が多い

これらのポイントに当てはまる人は、そもそも「ベビーカーを持ち運ぶ」機会が少ないと考えられます。デメリットよりもメリットの方が大きくなるでしょう。

長い時間乗せることを想定している

ベビーカーを購入した後、どのような使い方をしたいのかは人それぞれです。抱っこするのが大変な場合、赤ちゃんにはできる限りベビーカーに乗っていて欲しいと思うはず。

「子どもを乗せて、長い時間移動する」ことがわかっている場合、乗り心地の良さを重視してあげましょう。

バギーよりもベビーカーの方が疲れにくく、赤ちゃんもご機嫌でいられます。

バギー購入をお勧めしたいタイプ3つ

では反対に、「ベビーカーよりもバギーを購入して成功する人」には、どのような特徴があるのでしょうか。以下の三つの条件に当てはまるかどうか、確認してみてください。

  • 普段の移動手段がバスや電車。公共交通機関に子どもと一緒に乗車する
  • 子どもはよく歩いてくれるけれど、疲れたときの補助アイテムとして
  • 海外旅行や遊園地など、旅行中の移動手段として使いたい!

それぞれのスタイルに、なぜバギーがオススメなのでしょうか。

公共交通機関をよく使う

公共交通機関を利用する際には、ベビーカーやバギーは「畳む」ケースも多いです。混雑しているときは特に、他のお客さんの邪魔になってしまうことも。

片手でも素早くたため、ママ一人でもさっと運べると楽に移動できます。

こうしたポイントで優れているのは、ベビーカーよりもバギーです。畳んだときに傘のようになれば、自分の脇にさっと置いておくことも可能。

移動がストレスにならないよう、使いやすいバギーをチョイスしましょう。

バギーの中には、畳んだときに自立するものもあればしないものもあります。バスや電車の中では「自立するタイプ」が便利。店頭でよく確認してみてください。

子どもがよく歩いてくれる

子どもが1歳半を超えて、よく歩くようになってくると、ベビーカーもバギーも「移動を助ける補助的アイテム」へと変化します。

出番があるかどうかわからないものの、あれば便利!というのがパパママの本音。

こんなときには、運ぶだけでも手間がかかるベビーカーよりも、より簡易的なバギーがオススメ。子どもが疲れて歩かなくなったタイミングで、さっと広げて使えます。

1歳半の子どもの体力は、まだまだ限られています。先回りして用意しておくと、お出かけ時のぐずり対策にもなります。

よく歩くタイプの子どもは、「自分の生きたい方に突進してしまう」ということもありますよね。こんなときも、バギーに乗っていてもらえば安全性を確保できるのでオススメですよ。

旅行中の移動補助アイテムとして

子どもが成長してくると、家族旅行ももっと楽しみたい!と思う方も増えてきます。海外ならグアム、日本国内ならディズニーリゾートなどが、家族連れにも人気の観光スポットです。

テーマパークでは、一日中歩くことが予想されます。ベビーカーを準備していきたいところですが、その他にも荷物はたくさん…。

できるだけ荷物を少なくしたいときにも、バギーがオススメです。もちろんディズニーなどの有名テーマパークでは、レンタルすることも可能。

しかしこれから先のお出かけのことを考えると、一台用意しておいて損はありません。価格も安いですから、充分元が取れるはずです。

また自己所有アイテムであれば、宿泊ホテルや家までの帰宅途中も活用できます。海外であれば、返却期限を気にせず滞在期間中自由に使える他、空港での移動も安心です。

抱っこ紐やおんぶ紐などと併用する他、レインカバーなどの付属品も持参すればさらに便利!楽しい一日を過ごしてください。

▼ベビーカー周辺お役立ちグッズについてはコチラも参考にしてみて!

特徴が異なるベビー用品だから、セカンドカーという考え方も!

ベビーカーとバギーは、徐々に境界線が曖昧になってきているとはいえ、操作性や機能性など、まだまだ異なる点も多いです。

だからこそ「シーンに応じて使い分ける」というのもオススメの方法。より簡易的なバギーなら、セカンドカーとしてもピッタリです。

ベビーカーもバギーも、種類はかなり豊富です。両者の違いや基本情報、想定される使用環境などを考慮した上で、ベストなアイテムを選択しましょう。

▼ベビーカーの選び方についてはコチラも参考にしてみて!

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