赤ちゃん連れ旅行で離乳食はどうする?注意点やおすすめ便利グッズ

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2018/12/13

赤ちゃんが小さい時に子連れで旅行をしようと計画をする時、赤ちゃんの「お食事」をどうしようかとママは頭を悩ませますよね。

考えていると気づいた時にはすごい荷物の量になっていたり。

赤ちゃんと一緒に旅行先でも楽しめるような準備のポイントや便利グッズ、離乳食を持って行くときの注意点などをご紹介します。

【月齢別】旅行中の離乳食は手作りにこだわらなくてOK!ベビーフードなどを上手に活用しよう

赤ちゃんを連れての旅行の場合、おむつやミルクなど現地調達もできますが、ある程度の離乳食、ミルク、オムツなどは多めに持って行った方がおすすめです。

離乳時期によって持って行く離乳食も異なりますが、ベビーフードなどのレトルト食品を上手に活用して、時間をかけずに、手間をかけずに、パパやママと一緒に食事を楽しみましょう。

赤ちゃんの離乳食が始まる前後で下記の5つの時期に分けてご紹介します。

  • 生後すぐの赤ちゃんは母乳やミルク
  • 離乳初期(5~6ヶ月頃)の赤ちゃんの場合
  • 離乳中期(7~8ヶ月頃)の赤ちゃんの場合
  • 離乳後期(9~11ヶ月頃)の赤ちゃんの場合
  • 離乳完了期(1歳から1歳半)の赤ちゃんの場合

生後すぐの赤ちゃん:母乳やミルク

ママの体調が落ち着いた頃から離乳食が始まるまでの赤ちゃんを連れて旅行に行く場合は、母乳の場合はあまり荷物の心配はありませんね。

旅行先で授乳室などが見つけられない場合や乗り物などでもあげられるよう、母乳のママは授乳ケープは持って行った方が安心ですよ。

ミルクの場合は、ミルクのキューブやスティックは多めに持っていき、お湯を入れる保温できる水筒と水の入ったペットボトルは必ず用意しましょう。

旅行中はミルクもお湯や水も現地調達もできますが、何があるかわからないので、多めに持ち歩くことをオススメします。

離乳初期(5~6ヶ月頃)の赤ちゃんの場合

まだ始めたばかりの頃ですので、1日1回食でスプーンで1つ位の赤ちゃんも多い時期です。短期の旅行の場合は、離乳食を無理に持っていかなくても母乳やミルクだけで大丈夫です。

1週間以上の長期の場合は、旅行先のママやパパのお食事でおかゆやお豆腐など、何か口にできそうな物があった場合にあげてみる程度で大丈夫です。

スプーンに抵抗がなく、ある程度口にできるようになった赤ちゃんでも、ちょっとしか食べないので、粉末タイプやキューブのものをお湯で溶かしたものを利用するのがオススメですね。

離乳中期(7~8ヶ月頃)の赤ちゃんの場合

離乳食を初めて1ヶ月を過ぎた頃からだいぶ食べ物にも慣れて1日2回食になる赤ちゃんも多くなる時期です。

2回に増えたと言ってもまだまだ母乳やミルクがメインで、離乳食はあくまで食事になれる程度です。母乳やミルクをしっかり飲ませてあげましょう。

粉末やキューブタイプのお湯で戻すおかゆに、ママやパパのお食事の食べられそうなものをちょっと混ぜたり、野菜の粉末やキューブを混ぜたものだけでも十分です。

量よりもだいた決まった時間に食べさせる方が生活リズムが崩れないですね。レトルトの離乳食の場合、多少味が濃いものがあるので、おかゆやご飯を混ぜたり、お湯を足したりして味を調整するといいですよ。

柔らかめのお味噌汁の具や煮物などを潰してあげる時は、小さい器にお湯などをもらうか、ミルク用のお湯を使って味付けを落とす感じでお湯で流してから与えるのがオススメですよ。

離乳後期(9~11ヶ月頃)の赤ちゃんの場合

この頃になるとだいぶ食事にも慣れてきて1日3回食、「自分で、自分で!」と手づかみやスプーンを自分で持って食べようとしたり、食べることにだいぶ興味を持ってくれている時期です。

ママやパパ達と一緒にお食事をする場合は、お昼や夕食をちょっと早めに設定するといいですね。親の食事を和食にすると比較的食べさせやすい物が多いです。

この時期の旅行の場合は、外食先でも食べられるものが増えてきますが、1日3回となるとお店の種類や時間帯によって難しい場合もあるので、できれば毎食分のレトルトの離乳食は持って行った方がいいです。
レトルト食品を選ぶ時のコツ

雑炊やうどんのような1つである程度の野菜なども一緒に食べられるものや、白いご飯は外食先でママやパパからもらって、おかずだけのものを追加で食べさせたり、同じものばかりにならないように選んであげるといいですね。

離乳完了期(1歳から1歳半)の赤ちゃんの場合

ほぼ、大人と同じようなメニューが食べられるようになってくる時期ですので、あえて離乳食として持っていかなくても良さそうな気もします。

が、お子様用メニューまでは量的にもまだ食べられない時期ですので、離乳食の完了期用のレトルトをいくつか持って行くと安心です。

ママやパパ達のご飯で食べられそうなものがあったら分けてもいいですし、足りない部分をレトルトで補えるよう、毎食じゃなくても何種類か持って行くと便利です。

できるだけ決まった時間に食べられるように調整したり、ちょっとした時に食べられるように、おせんべいなどあまり食事に影響しないようなおやつや麦茶など水分補給できるものも忘れずに持っていきましょう

ミルクや離乳食を旅行中に与える時のコツと注意点

旅行中の離乳食は持って行った方がいいのかどうかは、月齢によりますが、どの月齢でも宿泊先のホテルの部屋で食べるのか、外食先で食べるのかなど、どこで食べるのかを想定して準備した方がオススメです。

外食先のお店によっては、離乳食を提供してくれるところもありますので、入店時に確認し、持ち込んだ離乳食を食べてさせてもいいかどうかも確認するのを忘れずに。

かさばらない食事グッズがおすすめ!

離乳食の時期はミルクやマグ、お湯を入れる水筒など持ち物が多くなりがちです。できるだけ食事グッズは最小限に小さくなるものがオススメですね。

離乳食は袋やプラカップのものを
レトルトの離乳食は温めずにそのままも食べられます。

でも、袋状やプラスチックのカップに入ったレトルトパックなら、ホテルなどにあるポットでお湯を沸かしてその中に入れておいても十分温めることができますので、暖かい離乳食を食べさせてあげられますよ。

またカップタイプの場合は、電子レンジでそのままチンすることも可能です。

瓶タイプのものよりレトルトパックタイプのものの方がスプーンがついていたり、軽いし、場所も取らないのでそんなに荷物にならずオススメですよ

スプーンと離乳食を潰すことができるケースが一緒になった「おでかけ離乳食食器」
保温できるお弁当タイプの離乳食食器なども最近は出てきていますが、旅行の時はできるだけ荷物は軽い方がいいですよね。

「おでかけ離乳食食器」のようなお皿とスプーンが一緒になったものがオススメです。

取り分けて食べる時にも使えるし、潰すところも付いているので離乳初期から完了まで使えます。

中に1回分のフリーズドライや粉の離乳食スティックなどを入れて持ち歩くこともできるのでオススメですね。

旅行先で洗う場合も、ゴムなどのパッキン類が付いていないので、さっと洗えて便利です。

使い捨てエプロン、使い捨てお手拭き・お口拭き
エプロンやお手拭きは布製の物でもいいですが、旅行先で洗ったりすることが難しい場合もあるので、使い捨てのものを持って行くのがオススメです。

手づかみをする頃になると、テーブルの下にこぼしたりして大変なことになることもあるので、ペット用のトイレシーツもいくつか持って行って、椅子の下に敷いておくと捨てるだけなので安心です。
水分補給用のマグ
フォローアップミルクや麦茶など水分補給に使用するマグは、蓋を取り外して簡易の食器としても利用可能なので意外に便利です。

袋タイプのレトルトパックを封を開けて立たせるために使ったり、ちょっとしたお菓子を入れて食べさせたりするのにも使えます。

旅行の場合は、お茶など常に入れておくと雑菌などが増える心配もありますので、都度、ペットボトルから移して飲ませる方が安心ですし、他の用途にも使えると便利ですね。

哺乳瓶や食器の管理・洗浄・消毒方法

食器用洗剤も忘れずに
食器用洗剤とスポンジも哺乳瓶はもちろん、離乳食用の食器やマグなどを洗うのに持って行きましょう。

スポンジは小さめに切って使い捨てできるようにし、哺乳瓶など底に手が届かないようなものを洗う時には割り箸などでスポンジを挟んで利用すると洗いやすいですよ。

哺乳瓶はプラスティックか使い捨て
哺乳瓶は瓶タイプだと重いので、プラスティックの哺乳瓶がオススメです。

大きさも月齢や飲む量によって異なりますが、消毒している間に使えるように、200ml位のものと120ml位の各種2本ずつ位あると便利ですね。

乳首を洗うためのスポンジは最低1本、予備を含めて2本あると安心です。

旅行先で洗うことが難しい場合などは、使い捨ての哺乳瓶を持って行くのもオススメです。

ただし、ミルクの赤ちゃんの場合は、使い捨ての哺乳瓶だと本数が必要になっちゃうので、多少面倒でも洗って使える哺乳瓶の方が便利で経済的すね。

哺乳瓶やおしゃぶりの消毒方法
哺乳瓶はもちろんですが、おしゃぶりやマグなども消毒した方が安心です。

キューブタイプの洗浄剤であれば、消毒用のケースを持ち歩かなくても、大きめのジップロックに水を入れて利用できるので、夜にまとめて消毒するのもオススメです。(ミルトンであれば2Lの水に錠剤1個を溶かして利用できます。)

宿泊先のホテルなどに電子レンジがある場合は、電子レンジで消毒ができる除菌バッグも消毒したいものをバッグに入れて電子レンジでチンするだけなので、とっても簡単でおすすめです。

ホテルのポットなどでお湯を沸かして、その中につけて熱湯消毒も可能ですが、今は小さいポットも多く大きな哺乳瓶やマグが入らないことがあったり、完全に煮沸とまではいかないことからあまりオススメはできません。

ジップロックの袋は多めに用意
消毒した哺乳瓶や食器類を入れたり、食後の汚れたものを入れたり、ジップロックはとっても便利です。

6Lぐらいの大きなものから、小分けにするための小さいサイズのジップロックなど多めに用意していると旅行先では安心です。

旅先の宿泊先のホテルのサービスや機内サービスを活用しよう!事前に確認

できるだけ荷物を減らしたいので、事前に確認しておきましょう。

ホテルなど宿泊先の乳児向けサービスってどんなもの?

  • ホテルのレストラン等で離乳食を用意してくれる
  • 赤ちゃん用麦茶やミルクを用意してくれる
  • おむつやお尻拭き、おむつ用ゴミ箱
  • ベビーベッド、ベッドガード
  • バンボなどの椅子やおもちゃ
  • ベビー用ボディソープ、ベビーバスなどお風呂グッズ

ウェルカムベビーのお宿に認定されていると宿泊施設のサービスはかなり充実しています。有料か無料かも含めて事前に確認しておくと安心ですね。

また、ハワイやグアムのホテルは冷蔵庫や電子レンジも事前にリクエストをしておくと対応してくれる場合もありますよ。

機内サービスはベビーベッドからベビーフード、おもちゃまで意外に充実

  • おもちゃや塗り絵、絵本の貸し出し
  • ミルクやオムツが足りなくなった時などの非常用ストック
  • ミルクのお湯の提供や簡単な哺乳瓶の洗浄
  • ベビーベッドがつけられる座席(事前予約)
  • ベビーフードなどのベビーミール(国際線:事前予約)
  • 機内トイレに設置してあるおむつ交換台

おもちゃはこちらからリクエストをしなくても提供してくれますが、国際線のベビーフードなどのベビーミールやベビーベッドなどは忘れずに事前にリクエストしておきましょう。

ミルクやおむつも多少は用意があるので、足りなくなった場合などは聞いてみるといいですよ。

ミルクのお湯や簡単な洗浄もしてくれるので、赤ちゃんがグズグズしそうな時は早めに準備をしておきましょう。

赤ちゃんと一緒に旅行を楽しむためには準備が大事

赤ちゃんを連れての旅行は荷物も多く準備が大変。でもママもパパもリフレッシュには旅行は最適です。

せっかくの旅行でリフレッシュできるように、あまり離乳食のことを気にしすぎることなく、事前の準備はしっかりして楽しみましょう。

ハワイやグアムなど行きやすい海外や国内なら北海道や沖縄のリゾート地は赤ちゃん連れにはサービスが充実していておすすめです!

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