赤ちゃんとの添い寝はいつから?安全な添い寝の方法や注意点

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2018/07/10

赤ちゃんと添い寝している様子

出産予定日に合わせ赤ちゃんの寝具を準備し、そこでスヤスヤと眠る我が子を想像するプレママは多いでしょう。

ところが、いざ育児が始まると赤ちゃんが寝付かない…ベッドが別だと不便…など様々な事情で添い寝を始めたという声も多く聞きます。

赤ちゃんとの添い寝は、母と子の精神安定や便利さなどのメリットがたくさんありますが、間違った方法の添い寝は危険が潜んでいることを知っていますか?

添い寝のメリットやリスク、添い寝を始める時期、布団派とベッド派それぞれの良さや注意点など赤ちゃんとの添い寝について幅広くご紹介します。

添い寝は赤ちゃんの寝つきが良くなる

眠っていた赤ちゃんがグズグズ言い出したときに、ママが添い寝して赤ちゃんをトントンするとスーッと寝てくれた…きっとどのママも経験があるでしょう。

おっぱいを飲ませるでも、オムツを替えるでもなく、抱っこもせずに再び眠りにつく、魔法のような効果がママの添い寝にはあるのです。

なぜ添い寝をすると赤ちゃんはよく寝るの?

ママのお腹の中で10ヶ月、穏やかに過ごしてきた赤ちゃんは外の世界に慣れようと一生懸命です。

お腹の中とは違う温度、明るさ、音…赤ちゃんにとっては不安で心細くてママを求めているんですね。

添い寝をすることでママの肌の温もりを感じ、心臓の音や声を聞きながら赤ちゃんは安心して眠りに入ることができる効果があります。

なぜ離れると赤ちゃんは起きるの?

寝たかなと思ってそーっと赤ちゃんのそばを離れると、寝たはずだった赤ちゃんが泣きだす…こんなこともありますね。

なぜ寝ているのにママが離れると起きるのでしょう?

新生児の頃の赤ちゃんは目が見えない分、音や近くの動きにとても敏感なので反応が早いのです。

また少し大きくなった赤ちゃんは、ママがそばにいなかったという不安な感情を覚えているため離れると起きてしまうんですね。

添い寝中にママがつい寝てしまったとき、赤ちゃんからスッと離れられるのは長時間近くにいてあげたことで赤ちゃんが深い眠りにつくことができたからです。

できるだけ赤ちゃんが深く眠るまで近くにいてあげ、トントンと手をかけるリズムを少しずつ遅くしていったり、ママの香りがするタオルなどを置いておくこともおすすめします。

添い寝は夜中の授乳が楽にできる

夜中の授乳はママも眠いので、できるだけ楽にすませたいですね。

赤ちゃんが離れた布団で寝ていると、授乳のたびに移動しなくてはいけませんが、添い寝だと授乳が楽にできます。

母乳育児のママは「添い乳」という手段があります。おっぱいを欲しがる赤ちゃんにママも寝た体勢で飲ませることができるのは、ママの負担がだいぶ減ります。

ミルク育児のママも、赤ちゃんが完全に起きて泣き出す前に気配を感じて準備ができ、飲ませたらそのまま寝ることができるのは嬉しいことですね。

添い寝は赤ちゃんの異常に気がつきやすい

添い寝をしているとしていないとでは、赤ちゃんの異常に気がつくタイミングが違います。

添い寝をしていると布団が赤ちゃんの顔にかかってしまった…柵に頭がぶつかったなど危険なことに早く気がつき排除できます。

また赤ちゃんがミルクを吐いたり、体がいつもより熱いなどの体の異常にもすぐに気がつき対応ができるのも添い寝ならではでしょう。

赤ちゃんとの添い寝のリスク

赤ちゃんとの添い寝にはメリットが多い反面、リスクが伴うという声もあります。

リスクには赤ちゃんの命の危険にもつながるものがあるので、添い寝を考える場合はデメリットについてもしっかりと把握するようにしましょう。

赤ちゃんとの添い寝のデメリットを大きく分けて三つあげてみます。

SIDS(乳幼児突然死症候群)の発生リスクを高める

SIDS(乳幼児突然死症候群)とは、寝る前には何の異常もなかった赤ちゃんが眠っている間に突然亡くなる病気です。

1歳未満の乳児に多く発生し、アメリカやスウェーデンでは添い寝がそのリスクを高めるという研究結果を出しているようです。

原因は不明ですが、添い寝により大人の体温が赤ちゃんに伝わることや、大人の呼吸(二酸化炭素)を赤ちゃんが吸うことによるという説もあります。

添い寝とSIDS(乳幼児突然死症候群)の因果関係がはっきりと証明されているわけではありませんが、防止するためには以下のことが推奨されています。

  • 仰向けに寝かせる
  • 母乳育児をする
  • たばこを吸わない
  • 洋服を着せすぎない
  • 部屋を暖めすぎない

窒息の危険

赤ちゃんとの添い寝で最も怖いのは、赤ちゃんの窒息の危険です。

大人が起きて気づきさえすれば防げることが、大人が寝てしまったために起こる取り返しがつかない出来事となってしまいます。

<添い寝により赤ちゃんが窒息するケース>

  • 大人が寝ている間に赤ちゃんの上に乗ってしまう
  • 添い乳中のママが先に寝て、おっぱいや体の重みで窒息
  • 布団やガーゼ等が赤ちゃんの顔にかかり気づかない
  • マットレスが柔らかいために赤ちゃんの顔が埋もれる

自分で動くことができない赤ちゃんとの添い寝は特に注意が必要です。

泣いたら気づきますが、泣くこともできない状況にならないように大人が十分に注意しましょう。

一人寝への移行が難しい

命の危険ではありませんが添い寝をし続けた場合、いざパパやママと離れ一人で寝る年齢になったときに、一人寝が上手にできなくなる可能性があります。

誰かがそばにいないと眠れない…一人の部屋が怖いなど、特に兄弟がいないと一人で寝ることに抵抗を感じやすくなります。

赤ちゃんとの添い寝で注意すること

赤ちゃんとの添い寝には、メリットやリスクが混在することがわかりました。

大人と一緒に寝ることで思いがけない事故がおきないように、安全に赤ちゃんと添い寝をするには何に気をつければ良いのでしょう。

布団・ベッドどちらの環境でも、赤ちゃんとの添い寝で注意すべきことをご紹介します。

マットレスや敷布団は硬い物にすること
マットレスや敷布団が柔らかく、弾力性があると赤ちゃんの顔が埋もれて口や鼻がふさがり窒息の恐れがあります。必ず硬いものを使いましょう。
マットレスや敷布団に敷くシーツはピンと張ること
シーツがよれていると赤ちゃんがよれたシーツをたぐりよせ、口や鼻を覆ってしまう可能性があります。シーツがピンと張っているかを確認しましょう。
赤ちゃんを寝かせる場所に注意
布団もベッドも一方を壁にくっつけ赤ちゃんは壁際に、隣はママが赤ちゃんを守るように寝ましょう。

パパとママの間に赤ちゃんを寝かせる「川の字」は赤ちゃんの体が大きくなり赤ちゃんをつぶす心配がなくなってからです。

掛布団は必ず大人と別にする
冬の掛け布団も夏のタオルケットも、掛布団は隣のママのものとは別のものにしましょう。

ママと同じ布団だと寝ているママの動きで掛布団が赤ちゃんの顔に覆いかぶさる危険があります。

枕は使わないこと
特に一歳未満の赤ちゃんには枕は不要です。柔らかい枕は窒息事故の恐れや骨格の発達に悪影響を与えると言われています。

隣のママの枕が赤ちゃんの顔にかかっていないかも注意しましょう。

添い寝する人の状態に注意
赤ちゃんとの添い寝はママの役目という家庭がほとんどですが、添い寝をする大人がアルコールや薬を飲んでいたり、寝不足や過度の疲労状態であることも避けましょう。

大人が深い眠りに入ってしまい、赤ちゃんの異常に気づくことができなくなるためです。

ベッドインベットを置くと良い
ベッドや布団の上に赤ちゃん用の小さいベッドを置く「ベットインベッド」はおすすめ。種類も豊富にあるので家庭に合わせて選ぶことができます。

▼ベッドで添い寝する方法についてはコチラも参考にしてみて!

布団の良さと赤ちゃんと添い寝の注意点

和室の畳に布団を敷いて家族で添い寝、昔ながらのほのぼのとした家庭を想像します。

ベッドにはない布団の良さと、布団で赤ちゃんと添い寝するときの注意点をあげてみます。

布団の良さ

  • 転落の心配がない
  • 布団をしまうことでスペースがとれる
  • ベッドの隙間など掃除ができない部分が無い
  • エアコンの向きや日当たりにより、寝る場所を自由に変えられる

布団で添い寝の注意点はまわりに物を置かないこと

赤ちゃんは昨日できなかったことが今日突然できることがあり、寝返りや寝相の違いも日々変わります。

いつまでもおとなしく寝てくれるわけではありませんね。こんなところには行かないだろうと過信していると、意外なところまでいっている場合があります。

赤ちゃんのまわりだけでなく、寝る部屋には倒れやすいものや窒息などの危険なものは置かないようにしましょう。

布団で添い寝をしていた先輩ママの体験談

狭い我が家はリビングが夜は寝室になり、夕食後には布団を敷き寝る体制に…大人がリビングでくつろいでいる横で娘は早い時間から睡眠に入りました。

大人の話し声などの生活音が安心させたのかもしれません。私も早めにとなりに布団を敷きテレビを見ながら娘と添い寝。眠りが浅くなったときはトントンすると泣き出さずに寝てくれました。

娘の体調が悪いときも大人がいつもいるリビングで寝かせることができるので、たとえ別室があったとしても、この方法はおすすめです。

ベッドの良さと赤ちゃんと添い寝の注意点

結婚後、仲良くダブルベッドで寝ている夫婦は多いようです。ベッドならではの良さとベッドで赤ちゃんと添い寝するときの注意点をあげてみます。

ベッドの良さ

  • ハウスダストから守られる
  • 赤ちゃんのオムツ替えなどでママの腰に負担がかからない
  • 上の子やペットから赤ちゃんを守ることができる

ベッドで添い寝の注意点は転落

最も怖いのは赤ちゃんがベッドから転落することです。ベッドを壁につけたとしても隙間があると赤ちゃんが挟まる事故も考えられます。

隙間がない壁側に赤ちゃんを寝かせ、反対側には転落防止のガードをするようにしましょう。

ベッドの下にクッションを置くだけのママもいるようですが、たとえ柔らかいクッションの上に落ちたとしても、落ち方によっては取り返しのつかない事故にもなりかねないので注意が必要です。

転落事故の防止法

  • ベビーベッドを大人のベッドにくっつける
  • メッシュガードで柵をつける
  • ベッドガードを利用する

▼安心の添い寝グッズについてはコチラも参考にしてみて!

ベッドで添い寝をしていた先輩ママの体験談

一人目は生後4ヶ月頃からダブルベットで添い寝、二人目はベビーベッドをレンタルしダブルベットにくっつけていました。

その後はどうしようかと悩みましたが、思い切ってダブルベットのとなりに二段ベッドを購入。ベッドの柵を外せるタイプを選び、下段はダブルベットにくっつけました。

部屋の圧迫感はありましたが、下段の下の子と添い寝ができ上段で眠れる上の子は大喜び…今では二段ベッドは子供部屋に移動して使っています。この方法は大成功でした。

いつから?赤ちゃんと添い寝を始める時期

不思議なことにママになると、ちょっとした赤ちゃんの泣き声や動いている音にも敏感に気がつくようになります。

それはママになった自覚だけでなく女性ホルモンの影響にもよるようです。

愛しい我が子と触れ合って眠りたい…赤ちゃんを潰してしまうなんて考えられないというママ、赤ちゃんとの添い寝はいつから始めて良いのでしょうか。

新生児との添い寝はおすすめできない
一ヶ月検診が終わるまでの新生児はベビーベッドやベビー布団で寝かせるようにし、大人との添い寝は避けるべきでしょう。
布団での添い寝は生後一ヶ月頃から
布団を畳やフローリングなど硬い床の上に敷くので、ベッドよりも平ら感を保つことができるため一ヶ月検診後から添い寝ができるでしょう。
ベッドでの添い寝は首がすわってから
硬いマットレスを選んだとしても床に敷く布団よりも弾力性があるため、ベッドでの添い寝は赤ちゃんの首がすわり体つきがしっかりしてからがおすすめです。
これは推奨時期ですがどうしてもその時期の前から添い寝をするなら、ベッドインベッドなどの添い寝グッズを利用し、赤ちゃんに危険がないよう赤ちゃんのスペースをとれるよう心掛けましょう。

赤ちゃんとの添い寝の時間を大切に

大好きなママが近くにいるだけで赤ちゃんは安心して眠りますが、それ以上にママも可愛い我が子に触れながら眠ることはかけがえのない幸せを感じるひと時でしょう。

寝るときだけでなく目が覚めたときに大切な存在が近くにいることは、穏やかな気持ちになりますね。ギュッと抱きしめたくなります。

可愛い我が子と添い寝できるのは、ほんの数年…赤ちゃんの安全を一番に考えた上で、今しかできない添い寝を十分に楽しみましょう。
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