子供の雪遊びの服装は普段着では風邪も…スノーウエアの選び方

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2015/12/15

雪遊びしている子供
子供は雪遊びが大好きですよね。冬になると、雪が降るのを心待ちにしている子供もたくさんいると思います。ママにとっては、子供の体調管理が大変になってきますよね。

寒いだろうと厚着をさせていると、遊んでいるうちに汗をかき風邪をひいてしまうこともあります。ママの悩みのタネでもある、”雪遊びの際の服装選び”のポイントをご紹介します。

デザインよりも、機能性重視で選びましょう

普段、子供の服はデザインで選んでいるママが多いと思います。選ぶ楽しみもありますよね。ですが雪遊びの服装に関しては、デザインよりも防寒対策バッチリな機能性を重視しましょう。

機能性を重視したアイテムの選びかたのポイントを先に挙げておきます。

  • 肌着は速乾性のある物を!綿はNGです
  • 普段着の上にスノーウエアを着ればでOK!
  • スノーブーツで、きちんと足元も冷えから守る
  • 手袋と帽子は試着をして!子供に合った物を選ぼう

肌着は速乾性のある物を!綿はNGです

肌着
子供の肌に優しいと言えば、思いつくのは綿100%ですよね。中でもキルティング生地は温かいので寒い冬にも重宝します。しかし、綿100%の素材の衣類は、吸水性に優れているので汗をよく吸い取ります。

通気性も良いので夏場は涼しいのですが、寒い冬にはその後に水分が冷えて体温を奪ってしまうので、風邪をひく原因になってしまういます。

特に汗をかきやすい雪遊びでは、綿素材の肌着は着用しない方が良いでしょう。

速乾性があり雪遊びにおすすめなのが化学繊維でできた、ユニクロのヒートテックあなどがおすすめです。汗などの水分を吸収しながらも、保温性があるからです。

キッズサイズはもちろん、寒さ対策をより強化できるハイネックタイプもあります。値段もリーズナブルですので、着替え用に何枚もあると重宝しますね。

普段着の上にスノーウエアを着ればOK!おすすめはジャンプスーツ

ジャンプスーツを着ている子供
肌着の上は、基本的に普段家の中で着ている服で大丈夫です。雪遊びと言うとママはつい寒さを心配してたくさん着せがちですが、実はそれもNGです。

雪遊びは汗をかきやすいので厚着はNGなのです。肌着でしっかり防寒ができますので着込む必要はありません。

子供はよく動き回りますので、もこもこ着込んでいてはかえって動きづらいこともあります。

購入の際は必ず試着!二重構造かどうかなど細部のチェックも忘れずに

スキーウェアには、上下に分かれているセパレートタイプの物もありますが、つなぎタイプのジャンプスーツが、子供が小さいうちはおすすめです。

着せやすくめくれにくいので、でお腹から雪や風が入ることも防げます。

トイレに行く際にはちょっと面倒ではないか…と思いがちですが、小さい子供が雪遊びをする時間はせいぜい長くても2時間弱です。事前にトイレを済ませておけば、十分に対応できると思います。

購入の際は、試着をおすすめします。ジャンプスーツは、丈が短すぎると手や足が出てしまい、雪が入りやすく体が冷える原因になります。袖口がゴムでしぼってあるものが多いので、多少大き目のサイズを選んでおいて問題ありません。

最近のスノーウエアはサイズ調節が可能なものが多いため、サイズの幅が広くとってあるものがあります。こういった物を選んでおくと長く使えていいですよ!

また、スノーウェアーを選ぶ際のポイントは裾が絞ることができることと細部まで二重になっていることです。

大体どのスノーウェアーも雪が入り込まないように袖口や足元の裾がゴムで絞られていますが、ゴムの部分が緩くなくきちんとしているかどうか購入する際に確認しておきましょう。

防寒対策のために綿が入っているか?細部にまで二重構造になっていて防寒が施されているかどうか?などもウエアを選ぶ際のポイントです。

子供が小さいうちは、特に成長が早いですよね。わざわざスポーツ用品専門店で本格的なウエアーを購入しても、翌年にはサイズアウトとなってしまう可能性もありますし、使用頻度も少ないのでもったいないです。

値段は安いもので3000円位~で、スポーツ用品店など専門的なところで買うと1万ぐらいするものもあります。

購入は、手頃な値段でサイズも種類も豊富なお馴染みのベビー衣料品店がおすすめですよ。撥水加工が施されていなくても、スプレーをしておけば安心です。

ただ、何回も行きたいから良いものが欲しいという方は、スポーツ用品店などで検討されてもいいいと思います。

ウエアーの表面が濡れてしまうと保温性が低下し、体を冷やしてしまいます。着用する前に、表面が濡れる程度スプレーを噴霧します。その際は必ず風通しの良い屋外で行いましょう。

特に、雪に濡れやすいおしりや足の部分は忘れずにスプレーしましょう。そのまま、30分くらい乾かします。

スノーブーツで、きちんと足元も冷えから守る

スノーブーツ
雪遊びと言えども、足元はしっかりと防寒できるスノーブーツを選びましょう。長靴ですと雪が中に入ってしまうため、しもやけの原因になってしまうこともあります。また雪にも滑りやすく、転倒する心配があります。

スノーブーツは防寒にも優れ、滑りにくいので子供が夢中になって遊んでいても転倒する心配がありません。タイツ(綿100%以外)と靴下を重ねて履けば、足元も冷えから守ることができます。

スノーブーツの選びかたのポイント

試着する際には、つま先や足の甲など当たるところがないか子供にきちんと聞いてから購入を検討しましょう。

実際に歩かせてみて、歩き方が極端におかしくないかなども必ず確認しておきます。

長靴ですと実際の足のサイズよりも大きめを選びがちですが、スノーブーツは1cm超位の大きさを目安にします。

サイズが大きすぎると隙間から雪が入ってしまいますし、歩きづらく転倒の原因にもなってしまうからです。

毎年買い換えることる必要も出てきてママは大変ですが、子供が安全に楽しめるためにはきちんと試着をして子供に合ったサイズを選びましょう。購入は、機能性を重視したいのでスポーツ専門店か靴の専門店がいいでしょう。

手袋と帽子も試着を!子供に合った物を選ぼう

スノー手袋
手袋はミトンタイプかか5本指タイプの物か、悩みますよね。これはそれぞれにメリットやデメリットがありますので、購入する際にお店で子供に試着をさせて決めるといいと思います。

ミトンのメリットはすんなりと付けられるという点です。しかし、雪がつかみにくいというデメリットがあります。

5本指タイプは雪や物がつかみやすいメリットのかわりに、子供によってはうまく付けられないというデメリットもあります。

防寒用の手袋では、すぐに雪がしみてしまい手が冷えますので防水もしっかりとしているスキー用がおすすめです。

帽子を選ぶ際も、子供に試着をさせてサイズを確認しましょう。できれば、耳が隠れるタイプの物が雪遊びには適しているのでおすすめです。

耳あても別にも販売されており、耳あてをしていると耳が寒さで痛くなりにくく温かいのでおすすめなのですが、嫌がって子供がはずしてしまったり、動くうちにずれて取れてしまう難点があります。

ですので、最初から帽子に付いている方が便利です。

また、体が温まるまでの寒さ対策としてネックウォーマーもいいでしょう。マフラーと違ってはずれにくいので安全面でもこちらの方がおすすめです。暑くなればすぐ取ってポケットなどにしまっておくこともできます。

頭や手の大きさは、子供によって若干違ってきます。商品に表示してあるサイズは、あくまでも目安です。手間でもきちんと試着をさせて、子供に合う物を選びましょう。

購入は、手頃な値段でサイズや種類が豊富に揃っている、お馴染みのベビー衣料品店かスポーツ専門店がおすすめです。

使用後のウエアーのお手入れと洗濯の仕方

使用後のスノーウエアーのお手入れも気になるところではないでしょうか。まだシーズン中に使う用事があり、特に汚れがなく乾かす程度でしたらハンガーにかけてそのまま干せばOKです。

水滴がしたたり落ちるようでしたら、下に新聞紙を敷いておくといいでしょう。

早く乾かそうと、ストーブに当てるのはおすすめできません。合成繊維を使用している場合は、熱で表面が傷んでしまうこともあります。また、燃焼によるガスで変色することもあります。

また、知らないうちにストーブの上にウエアーが落ちていると火事の元ですので大変危険です。手袋や帽子などの小物も同様、ストーブで乾かすことは止めましょう。

汚れがひどかったり、シーズンが終わって収納する前にはしっかりと洗濯をします。家庭で洗えるかはウエアーの洗濯絵表示をきちんと見て確認し、泥汚れなどはあらかじめつまみとっておきましょう。

家庭で洗えそうな場合は、洗濯ネットに入れて洗濯をします。脱水後は洗濯ジワや型くずれを防ぐため、すぐに洗濯機から取り出しましょう。ジャンプスーツでしたら太めのハンガーにかけます。

セパレートタイプは、ズボンは洗濯ピンチハンガーに筒状に干します。乾きにくい素材は裏返して、ファスナーは開けて干すと良いでしょう。十分に乾いたら、密閉性の高い収納ケースに保管します。

防虫剤を使用すると保管状態も良くなり安心です。翌年また気持ち良く着ることができるように使用後のお手入れもしっかりしたいものです。

雪遊びを楽しい思い出に!帰宅後はまず着替え、そして十分に水分補給

雪遊びを楽しむ子供
子供が帰宅する前に、必ず玄関にタオルを用意しておきましょう。足や体がベタベタに濡れている可能性があるためです。これを怠ると、家中をベタベタにされてしまい後片付けが増えてしまう可能性も…。

そして子供が帰宅したらすぐに着替えをさせましょう。短時間でも子供は汗をよくかきます。

汗をかくと体は熱を奪われやすくなり、冷えの原因となります。汗をよく拭き取り肌着からすべて取替えましょう。

足先やふくらはぎが冷えきっているようでしたら、お風呂で温まることもおすすめです。室温は普段より少し高めに設定して湯冷めに注意します。

汗をかいていますので、水分補給も忘れずにしましょう。

冷たい飲み物はのど越しが良く子供も飲みたがるかもしれませんが、体を冷やす心配がありますのでこの場合は避けて、ココアやホットミルクなどで体の芯から温めてあげましょう。

一年のうちでも、冬の時期にしかできない雪遊び!子供も大好きで心待ちにしていると思います。準備万端にして風邪を引かないように注意しながら、楽しい思い出いっぱいの一日にしましょう。

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