子供が塩素アレルギーかも…プールの利用はOKか?症状と対策について

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2018/04/07

塩素アレルギーかもしれない子供

アレルギー疾患の種類には様々なものがあります。化学物質の塩素を原因にしたアレルギーのことを、塩素アレルギーと言います。

塩素には強い漂白作用や殺菌作用があり、水道水やプールの消毒剤、衣類の漂白剤などに利用されています。非常に身近な化学物質物質なのです。

自分の子供が塩素アレルギーだったら、プールの入り方をどうしたらいいのか、ママは不安なのでは。塩素アレルギーとの上手なつきあい方を見ていきましょう。

塩素アレルギーの原因と症状

塩素アレルギーは、水などに含まれている塩素に対して体が過剰に反応してしまうことによって起こります。

塩素は基本的に毒素です。人には外部刺激から体を守る免疫があります。塩素にはタンパク質を破壊する作用があります。

アレルギーは免疫が過剰に反応することですから、強い刺激に対する抵抗として、アレルギー症状が出るのです。

風邪と間違えやすいので注意!アレルギーの症状

塩素アレルギーを持っていると、プールに入ったあとで症状が現れます。主な症状です。

  • 鼻水
  • 鼻づまり
  • くしゃみ
  • 倦怠感
  • 食欲不振
  • 皮膚湿疹

特に鼻水や鼻づまりに苦しむ人が多いようです。ひどくなるとくしゃみが止まらなくなって、夜眠れなくなるなど日常生活に支障が出てしまいます。

プールの季節にはやる病気に、プール熱があります。塩素アレルギーの症状にも、風邪に似たものがあるので、プール熱との混同に気を付けなくてはなりません。

プール熱の場合には、皮膚の湿疹やただれが見られます。もし普通の風邪とはちょっと違うな、と感じたら、内科ではなく皮膚科や耳鼻科を受診してください。

塩素アレルギー対策は原因物質を遠ざけること

夏になると、幼稚園や保育園では必ずプールの時間がありますよね。暑い季節ですから、子どもさんはプール遊びをするのがうれしいはずです。

園にもよりますが、プールにはほぼ毎日入りますよね。塩素アレルギーのお子さんはプールに入っても問題ないのでしょうか?どのような対策が出来るのでしょうか。

塩素アレルギーにプールはNG

お子さんが塩素アレルギーであることが分かったら、園のプールに入るのはやめましょう。公共のプールには消毒のために大量の塩素が入っています。

その塩素に皮膚が反応して、炎症などが起きてしまいます。塩素アレルギーの方は安全を期すためにも夏場のプール遊びはさけてください。

アレルギー反応を押さえるためには、その原因となる物質に触れたり体に入れたりしないことが一番の対策です。

塩素を多く含んでいるプールは、まさにアレルギーの要因。塩素アレルギーを持っていると子どもは近づくべきではありません。

プールに入れないので、園の先生にその旨を伝えて、水遊びをさせてもらえるようにお願いをしましょう。水道水の水を体にかける程度にしてもらうといいですよ。

水道水にも塩素は含まれているのですが、プールに比べれば微量なので、さほど不安はありません。ビニールプールを用意して、そこで水に遊ばせてもらいましょう。

近年アレルギーを持つ子どもは増えているので、保育園や幼稚園の対応も柔軟になっています。遠慮せずにお子さんの症状について相談してください。

プールに入れない分海がおすすめ

塩素アレルギーの子どもは、プールに入れませんが海水浴ならば問題ありません。海水には塩分が含まれますが、塩素アレルギーには無害だからです。

夏場のアクティビティとして定番のプール遊びができないのは、小さな子どもさんにはストレスになるかもしれませんね。

アクセスのよい海水浴場があれば、時々連れていってあげて思いっきり水遊びさせてあげるのもおすすめです。

子どもは大きな水場が大好きなものです。要望をかなえてあげるためにも、家庭用プールを使ったり海で泳いだりして季節の遊びを楽しみましょう。

症状が出た時の治療の方法

塩素アレルギーの特徴的な症状は、皮膚のただれと鼻水、鼻づまりです。これらの症状に長く苦しむ方が多いようです。

皮膚の炎症の治療
皮膚に異常があらわれているときは、皮膚科を受診してステロイド塗布剤を処方してもらいましょう。

炎症を押さえることができます。ステロイド剤の副作用が気になるかたは、白色ワセリンを知使って保湿しながら腫れが引くのを待つ方法もあります。

鼻づまりの治療
鼻水や鼻づまりがひどい場合には、耳鼻科で点鼻薬を処方してもらうのが一般的です。

薬で症状が改善しない場合には、レーザーを使って鼻の粘膜を焼いてもらうことで、アレルギー反応を止めることができます。

家庭でできる応急処置は、塩素を洗い落とすこと

プールに入ったことでアレルギー反応が出たら、すぐに水道水で体についた塩素を洗い流しましょう。

お風呂に入り、シャワーのお湯で患部をよく洗ってみてください。痛みが生じている場合には、刺激しないように気を付けてください。

原因となる塩素がとれたら、症状はが改善できるかもしれません。その上で、赤みが引かないようなら医療機関を受診してください。

重症の場合には水道水にも注意!

プールの水に比べれば、水道水の塩素濃度はごく少ない量です。しかし、重度のアレルギーの場合はそれでも注意が必要です。

体の中に直接塩素を取り入れるわけですから、プールに入るよりリスクが高くなる場合もあるのです。

重症の塩素アレルギーの場合の対策です。

  • 飲料水 塩素の入らない純水のウォーターサーバーを利用
  • 水道水 塩素を除去する浄水器を取り付ける
  • お風呂 塩素を除去するシャワーヘッドと交換する、あるいは湯船にはつからない

日本は衛生基準が高く、水道水の塩素濃度は欧米の十倍とも言われています。安全に過ごすために、残留塩素を取り除く工夫をしてください。

症状を押さえるためにアレルギーの原因を遠ざけましょう

塩素アレルギーで一番注意しなくてはならないのが水泳です。プールの塩素濃度は高いので、アレルギーを持っている方には危険度が高いのです。

重症化させないためには、原因となる塩素を体に触れさせないことが一番です。プールには入らず、家庭の水道水は浄水器などをつけましょう。

アレルギーは急性のものだと命に関わる場合もあります。お子さんが塩素アレルギーであることが分かったら、日常生活から塩素を遠ざける工夫をしてくださいね。

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