体に優しい乳酸菌カビ取りで子育て中は安心安全なお掃除を!

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2017/11/17

カビ取り剤で掃除をしているママ

カビ取りの掃除というと、塩素系のカビ取り剤を使うのを真っ先に考えがちですが、独特の強いにおいや強力な薬品の刺激が苦手な方は多いようです。

しかし赤ちゃんや小さなお子さんのいる家庭の場合、カビ取り剤を使っての掃除に抵抗を感じることもあるでしょう。

親が浴室で作業をしているとお子さんが後追いで着いてきてしまい、薬品を使った掃除がしにくいと言った声も聞かれます。

このように、強力なカビ取り剤を使うのに抵抗のある方におすすめなのが、乳酸菌のカビ取り剤を使ったカビ取りのお掃除方法です。

体に優しい成分で刺激も弱いため、小さなお子さんがいても取り組みやすい乳酸菌のカビ取り剤とお掃除方法をご紹介します。

安心して使える!乳酸菌のカビ取り剤をおすすめする理由

カビ取り剤として有名な塩素系カビ取り剤は、手袋とメガネとマスクで防護するほどの刺激があるためお子さんがいる家庭では敬遠されやすいです。

子供がいない家庭でも、強烈なにおいが苦手だったり、目に入ると危険なので使いたくないという人、万が一服につくと漂白されてしまうので怖いという方もいます。

そのような方々におすすめなのが乳酸菌入りのカビ取り剤なのです。そのおすすめの理由は大きく分けて2つあります。

  • 低刺激、無臭、脱色しない
  • 高いカビ取り効果

ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

ヨーグルトの発酵乳酸が主成分!弱酸性の洗剤

乳酸系のカビ取り剤の主成分は、ヨーグルトなどに使われている発酵乳酸を主成分としています。

そのため刺激臭がなく、弱酸性なので手袋やマスクなどの防護なしで作業をすることが出来ます。

また、衣服についても脱色しないので、着替えたりする必要もありません。安全に気楽にカビ取りができます。

塩素でなくてもきちんと掃除!カビの繁殖も抑制

乳酸系のカビ取り剤は体に優しいだけではありません。安全でありながら、高いカビ取り効果を発揮します。

「そんなにマイルドな成分で本当にカビが落ちるの?」と思う方もいるかもしれませんが、乳酸をあるpH領域にして濃度を調整すると、乳酸でも殺菌力を発揮することが近年の研究で明らかとなっており、これを利用したのが乳酸のカビ取り剤です。

ホームセンターなどで取り扱いのあるサンデーペイント株式会社が手掛けた乳酸菌研究によると、乳酸菌にはカビ菌を殺すだけではなく、繁殖を抑えてぬめりを分解する働きがあることが判りました。

漂白作用はありませんが、殺菌されたカビをブラシなどでこすったり、水で洗い流すことですっかりきれいに落とすことが出来ますし、繁殖を抑えてカビを予防することもできます。

つまり、塩素系ではないからといってカビ取りの効果が薄れるといったことはないのです。

実際にカビ汚れを落とそう!乳酸菌カビ取り剤の使い方

乳酸菌入りカビ取り剤の効能が分かったところで、実際にどのように乳酸菌カビ取り剤でお掃除をしていけばよいのでしょうか。

乳酸菌カビ取り剤の購入方法とお掃除の手順、注意事項を紹介していきます。

  • 商品の入手方法
  • カビ取り剤以前の掃除方法
  • カビ取り剤の使い方

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ホームセンターやドラックストアで購入可能!通販の取り扱いも

塩素系のカビ取り剤に比べて取り扱いが少ない気がする乳酸菌のカビ取り剤ですが、最近ではホームセンターやドラックストア、大型ショッピングセンターなどでも取り扱っている所が増えてきました。

また、Amazonなどの通信販売やホームセンターの通信販売などでも購入することが可能です。

価格帯は、塩素系のカビ取り剤よりも若干割高となっている場合が多いようですが、詰め替え用や業務用も豊富にあります。
  • サンデー かびコロジ [250ml]
  • 乳酸カビ取剤 カビナイト Neo (500ml)
  • 乳酸カビトリーナー 400ML

カビは水でも落ちる!カビ取り剤を使う前に試してほしい事

カビを落とすことを考えた時、まず始めにカビ取り剤を使うことを考える人が多いようですが、実は水洗いでもカビが落ちる可能性は十分にあります。

ユニットバスなど、カビが生えている面がプラスチックやタイル製でツルツルしているところに生えている場合、カビは表面にのっているだけなので水洗いのみで落とすことが出来ます。

たとえツルツルしている面以外のタイルの目地部分や塗装面なども、ある程度は水でカビを落とすことが可能なので、まずは水で洗い流してみてください。

水洗いしても落とすことが出来ず、しかもだんだん増えていくカビは表面以外にも根付いてしまっているので、そのようなカビ汚れにはカビ取り剤を使いましょう。

乳酸菌カビ取り剤で根こそぎカビ退治

水洗いでも落とすことが出来ないカビに対しては、乳酸菌入りのカビ取り剤を使って根本からカビを退治していきましょう。

使い方は以下の手順で行います。なお、手袋やマスクをする必要はありませんが、お子様が薬品をそのまま飲んだりしないように注意してください。

  1. 乳酸菌カビ取り剤をカビにスプレーして10~15分程度そのままにします。
  2. ブラシやタワシでこすって水洗いしながら、薬品がついているカビをこすり落とします。
乳酸菌カビ取り剤の殺菌力は塩素系のカビ取り剤にも負けませんが、漂白効果はないので、塩素系のようにカビの部分が真っ白に消えることはありません。
ただ、殺菌されたカビは表面から浮いて落としやすくなっているので、ブラシなどでこすり落とすことで綺麗にすることが出来ます。

こすることが出来ない場所の場合は、水をかけたり、延長棒がついているブラシを使うなどして工夫すると良いですね。

目地の奥に入り込んでしまっている黒いカビの汚れは、殺菌していてもそれ自体を落とすことはできませんので、また別日に漂白するなどの措置をとりましょう。

乳酸菌のカビ取り剤で安心安全にお掃除!

水回りにどうしても生えてしまうことが多いカビのお掃除は憂鬱なものですし、安全に根こそぎカビを落とすのはなかなか難しいと考える方もいるでしょう。

しかし、乳酸菌のカビ取り剤を利用することで、日常のお掃除の延長の感覚でごしごしとカビをこすり落とすことが出来ます。

特に新しいカビに対してはかなりの効果を発揮しますので、日常的な掃除の中で乳酸菌のカビ取り剤を使ってのカビ掃除を取り入れてみてください。

日常的なカビ掃除を行うことで、特別な大掃除を行わなくても良い水回りをキープできるようになります。

乳酸菌入りのカビ取り剤を使って、安心安全なお掃除をしてくださいね。

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