読書の効果はすごい!子供に読書習慣をつけさせる方法5つ。

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2019/04/11

「本を読むのは良いこと。」という認識をほとんどの人は持っています。子育て期の親が子どもに本を読ませたい理由は、良い習慣の一つである読書を身に着けて欲しいからです。

ある程度の年齢になると、「読むという行為」から逃れられなくなります。

学生時代の勉強はもちろん、社会人になっても読まなければいけない本や書類はたくさんあります。幼少期から読書を避けていると、そういった時に苦痛になってしまいます。

子どもが自発的に本へ向かうようにするために、親ができる事とは何でしょうか。具体的な方法を5つ紹介します。

幼少期の読書経験の重要性を理解して、無理なく子どもを本の世界へと導いていきましょう。

読書のメリットは何だろう?本の世界から見えてくること

まずは、子どもが読書をすることから得られるものとはいったい何なのかを具体的に見ていきましょう。

  • 読解力がつく
  • 集中力がつく
  • 想像力がつく
  • 作文力がつく
  • 知識を得る

本を数多く読んでいる子どもは読解力が自然と身についています。読解力とはいわゆる国語力のこと。簡単に言ってしまえば文字通り、文章を読み解く力のことです。

文脈を読んだり、文の構成を見たり、全体もしくは部分的に意味していることを理解する能力など様々な文章に関するスキルを総合して読解力といいます。

読解力は小学校の勉強で必ず必要になります。他の教科をマスターしていく上で学習の土台ともなる能力です。

算数の問題が計算能力だけで解くことができないように、文を読めなければどの科目の問題も答えまで辿り着けないからです。

読解力のスキルは作文力へとつながります。主語述語や助詞、副詞の使い方は大人でも難しく感じることが時にあるものです。

学校で教えてもらう知識としての国語も必要ですが、子どもが自らの肌でふれる国語にこそ真の価値があるのではないでしょうか。

集中力、想像力、は読書から得る知識から派生するものです。

本の世界は子どもの創造力をはぐくむ豊かな土壌であると同時に、好きなものを見つけて探求する集中力にまで昇華させます。

好きなものを見つけることが集中力の原点と考えると、間接的とはいえ読書から得る知識量と密接に関係しているといえるのではないでしょうか。

読書を習慣にしよう!やっておきたい5つの方法

子どもにとってメリットがたくさんの読書なら、是非とも習慣にさせておきたいものです。

とはいえ、「本を読みなさい。」とのストレートすぎる声掛けをするのはあまりおすすめできません。

子供は「○○しなさい。」との命令口調を嫌い、無意識にそれと反対の行動を選択するような習性があるからです。

子どもに下手なストレスを感じさせずに自然と読書を習慣化のためには、何をするべきでしょうか。

1.絵本の読み聞かせで知的好奇心を刺激しよう!

読書習慣化の定番ともいわれる“読み聞かせ”はやはり、子供に絶大な効果があります。

絵本読み聞かせによる効果

  • 頭のいい子になる
  • 心が強い子になる
  • 知的好奇心を養う

絵本を読むことは、同じ本を共有するという意味ではある種、親子間のコミュニケーションです。オキトキシンというホルモンを聞いたことがあるでしょうか。

オキシトシン

いわゆる愛情ホルモンと呼ばれ、親子間のコミュニケーションから分泌されるものです。

子どものIQを高めたり、ストレスに強い心を育てたりする効果があるとされ、近年大きな注目を集めています。

絵本の読み聞かせは、頭のいい子や心が強い子に育てるための一助となることがわかっているのです。

読み聞かせから子どもの知的好奇心を刺激することも出来ます。はじめは自分で本を読みたがらない子どもでも、今期よく続ければ必ず何かとっかかりが見えてきます。

そのとっかかりが、好奇心へとつながっていく最初の突破口なのです。

読み聞かせのコツ

読み聞かせを行う時間帯はいつでも構いませんが、お昼寝の前や就寝前がおすすめです。寝る前は子供の気持ちが一番落ち着いているので、すんなり物語の世界に入りやすいです。

読み聞かせを行うコツはゆっくりめに読むことと、できれば強弱をつけて読むことです。

読み聞かせをする側は得てして早口になってしまいがち。ゆっくり過ぎるくらいの読み方が子どもには心地よいことを知っておきましょう。

会話文は登場人物になり切り、地の文は感情を排して読むなどの強弱をつけることで子どもの食いつきに格段の差が見られますので、余裕があれば女優になったつもりでチャレンジしたいものです。

▼絵本の読み聞かせのコツや効果についてはコチラも参考にしてみて!

2.読書時間をつくる

読み聞かせとは別に、一日のうちで本を読む時間を決めましょう。長時間である必要はなく、最初は5分や10分からはじめてみましょう。

慣れてきたら20分、30分と時間を増やしていくのです。読書の習慣化には誰かに読んでもらうばかりではなく、自分で読ませることも大事です。

1日1冊の本を読むことを子供と約束しましょう。出来た日は、カレンダーにシールを貼るなどしてルール化してしまうことです。

子どもへの習慣づけは、最初は多少の強制を伴うものとなります。

字が覚えたての子には、文字が少なく絵の多い本を選びましょう。「なんて読むの?」と聞かれたら「○○だよ。」と優しく答えます。

ママとのそんなやり取りの繰り返しから子どもは字を覚え、読むことを体にしみこませていきます。

読書時間はあくまでも子ども主体で読むことが目的なので、ママはサポートに回ってください。

手や口を出したくなるもどかしい気持ちは痛いほどよくわかりますが、そこはぐっとこらえて、少し距離を置きつつそっと見守ることを心がけましょう。

3.図書館の有効活用

図書館ほど子どもを本好きにさせるのに最適な場所はありません。

本屋さんも本がたくさん並んでいる点では同じ効果が期待できそうですが、購入にはお金がかかりますし試し読みができない本もたくさんあります。

その点、図書館はどの本も無料で読み放題ですから、ローコストハイリターンの場所であること間違いなしです。

図書館には長い時間居ていろいろな本に触れさせることが大事!

図書館の大きなメリットは子供が手の届く場所に、膨大な種類の本がおいてある点。図書館の上手な利用方法はとにかくその場所に長くいることです。

図書館利用の目的は、子どもを本に慣れさせることなので、短時間で借りて帰るだけではあまり意味がありません。

手に取って一緒に読んだり、子どもだけで読んだり、本で遊ぶことをたくさんさせることに意味があるのです。

同じ原理で、家の本棚の子供が手の届く場所に本を置いておく工夫をすると良いですね。さらに、最近では図書館内でイベントを行うケースが多々見られます。

図書館員さんによる読み聞かせはもちろん、折り紙を使用したワークや絵本作家さんによる楽しいトークなど内容はバラエティーに富んでいます。

イベントへの参加により“本仲間“ができる点も、図書館利用の大きなメリットの一つ。

本を通じて知りあったお友達は既に本好きの可能性が高いため、さらに広い分野の本の世界へと導いてくれることが期待できるのです。

家や園の近くにあって利用しやすいと感じる図書館を、教育の場として最大限に活用してほしいと思います。

▼子供と図書館を利用する時のマナーについてはコチラも参考にしてみて!

本を体感する

ナンセンスと思われるかもしれませんが、本を体感することも大事です。

「本は読むもので、体感なんてできない。」との批判を受けそうですが、体感とは本のノウハウを実行するという意味です。

例えば、“アリは甘いものが好き”という意味の図鑑か物語を読んだとしましょう。その後、子どもと一緒に事実を確かめてみるのです。大人の世界ではこういったことは広い意味で取材といわれます。

取材が大事な理由は、実生活と本が密接につながっているから。ノンフィクションはもちろん、ファンタジーであっても生活と全く別のところにあるのではなく、どこかで何かしらつながる点があるのです。

絵本で出てくる恐竜は現代にはいませんが、恐竜のような人はいます。妖精はいないかもしれませんが、コロボックルという小人がいたという説はあります。

現実と本の接点を子供と一緒に見つけましょう。

  • 「あ、これはこの前読んだ本に出てきたね。」
  • 「この子の性格は、○○の本の○○ちゃんに似ているかな?」
  • 「もしかしたら、○○ちゃんは、あの本の○○と同じ気持ちなのかもしれないよ。」

こうした声掛けは、本をただ読むだけでなく、本に自分を投影したり、本によって事象を考えたりすることをおぼえさせます。

本の世界と現実社会の接点を見つけることで、子どもたちにより本を身近に感じてもらいたいのです。

5.親が本を愛する

親が本好きなら子どもも本好きになるという人がいます。絶対そうなるということはないですが、そういった傾向はあるでしょう。

本好きな家庭なら本棚が家にあるでしょうし、子どもは親が本を読んでいる姿を毎日見ることでしょう。

つまりそれは、本が生活に密着している環境にいるということです。当たり前のようにそこにある本という存在を、子供は何の抵抗もなく受け入れることができます。

だからといって、みんながみんな本好きというわけではありません。本に対して実は苦手意識を持っているという親は少なくないと思います。

それなら、子どもと一緒に本を好きになりましょう。

子どもと一緒に親も本を好きになる方法は、興味を持った分野の本を手に取ってみることと、いつも1冊で良いから本を持ち歩くことです。

お気に入りの一冊を持ち歩き、通勤途中や家事の合間、誰かとの待ち合わせで待たされた時などに一行ずつ活字を読みましょう。

慣れてくれば読むこと自体がおっくうにならなくなると思います。1冊読み終えたら1冊と進んでいけば1年間で数冊の本は読める計算になります。

続けていけば読む速スピードが上がって来るので、きっと読書が楽しくなりますよ。ママが一緒に本を読んでくれると子どもは喜びます。

最初に選ぶ本がわからないという人はどうすればいい?

例えばハリーポッターのような、好きな映画やDVDの書籍からはじめてみてはいかがでしょうか。

ある程度知っているストーリーならば、活字でも読みやすいからです。

読んだ本について話し合ったり、紹介し合ったりの、本を通したコミュニケーションを楽しみましょう。ママが楽しそうにしているものを子供は必ず好きになります。

▼年齢別の本の選び方についてはコチラも参考にしてみて!

読書の世界は現実でないぶん、無限に広がっています。何でもアリの世界で、自分の好きなものを見つけられれば、集中力や想像力、語彙力、創造力、思考力といったものはおのずとついてくるはずです。

絵本が将来の我が子の助けになることも!

また、成長していった先に自分がお友達関係でちょっと思い悩んだりしたときにも「心のよりどころ」として、小さい頃大好きだった絵本をまた読んでみたり…という姿を目にする機会もあるかもしれません。

友人関係でもめていても話してくれなくなり、悩んでいることや困っていることに親が気付きにくくなってきます。

自分で解決しようとする子どもも成長過程なので、見守っていきたいところですが親は心配でなりませんよね!

そんな時に、大好きだった絵本が子どもの心を救ってくれることがあります。本当はママに相談したいけれども、なかなか素直に言えない年頃になって、自分でもどうしたらいいかわからなくなった時に、ふと、大好きだった絵本に手が伸びたりします。

それは、懐かしいママのあたたかい声、ぬくもりを思い出して、悩んで困って折れそうな自分の心を支えていることもあれば、絵本の内容に今の自分が重なったり、励まされたりする場合もあります。

子どもの心が戻る場所になっているのです。

『あしたのぼくは・・・』(みやにしたつや/作、絵、ポプラ社)という絵本に助けられた子の話

何事につけてものんびりな子で、クラスメートから「こんなこともできないのか」とバカにした言葉を、浴びせられることも度々ありました。

低学年の頃はありがたいことに鈍感で、言われている言葉の意図をくみとれず傷つくこともなかったのですが、学年が進むにつれて気がつき、傷つくこともしばしば。

そんな時、この絵本をよく読んでいました。

この絵本は、主人公の『ぼく』がまず自分の苦手を語り、次のページではそれを克服しているイメージを膨らませる、ということの繰り返しです。

「ぼくは人参が嫌い、食べられない」と言った後、「でも、あしたの ぼくは・・・きっと食べている」とイメージする、といった感じです。

「できないことを指摘されて悔しい・・・でも言い返せない。でもいつかはできるようになるんだ」、そんな思いをこの絵本に後押しされて、その状況に耐え、乗り越えたように思います。

親の大きな手助けは必要ありませんでした。ただ見守っていただけです。それは、手元にその絵本があったからできたことです。

だから、読まなくなった絵本はすぐには捨てないで、本棚の片隅においてあげて下さい。特別に好きだった絵本数冊だけでもいいので、子どもの手に届くところにおいてあげておいて下さい。

漫画と絵本をうまく活用してみよう!

供が自分で選んでくる本は漫画ばかり…。絵本を買っても、手に取るのはいつも漫画。「漫画でも読まないよりはいいか?!」と思ってみたり、もっと切実な思いで「せめて漫画でもいいから読んでほしい」と思ったりということはありませんか。

「漫画なんて!」とひとくくりにするのではなく、「良質な漫画」を選んで与えてあげられたらと思います。

漫画には漫画の、絵本には絵本の良さの「違い」をうまく利用して、ぜひ読書する習慣を身に着けてくださいね。

漫画の良い所は 「絵とセリフですべてを語ってくれる」ところ

多くの言葉や詳細な説明もいりません。多くの情報を短時間で手に入れることができます。

内容が難しく分かりにくいことについても、比較的「誰が見ても分かりやすいもの」になっているので、未知の世界や新しい分野のことを「知りたい!」という欲求に応えることができます。

だから、歴史や伝記、科学や世の中のしくみなどを漫画で分かりやすくした「学習まんが」などが、沢山発行されているのでしょう。

もしこれらを、普通の本や絵本で「読みなさい!」と言っても、読むことだけで精一杯で、知識として理解するところまでたどり着くのはとても難しいことです。

でも、「学習まんが」などをよく読む子は、莫大な量の情報を持っているのでとっても物知り!

大人でも知りえない量の知識を、もしかしたら「さわりだけ」かもしれませんが持っています。でもその「さわりだけ」の知識をかじったかかじっていないかが、とっても大きいのではないでしょうか?

読書を絵本や本だけに限定してしまうと、「読む力」が必要となりますので、自分の「読む力」に合った字の大きさや本の厚さ、取っ掛かりやすい内容や、今の時点で興味のあるものにしか手が伸びません。

その点、漫画だと読むことに抵抗を感じにくいので、「ちょっと読んでみようかな?」ということができます。

読めない字があっても、絵を追っていくだけでも何となくストーリーが分かったりするので、習っていない字が出てきても平気!年齢などの制約もありません。どんどん興味を広げていけますよ!

ふりがながふってある漫画なら、漫画で感じが覚えられちゃったりなんてことも!

(絵)本の良い所は「読み手に自由がある」ところ

「作者が伝えたいものをどのように受け取るか?」は読者の手に委ねられています。

読んだ時の年齢や、その時の自分の状態にも左右されるので、読むたびに違う印象を持ったり、新たに見えてくるものがあったり。

また、「文章からイメージをふくらませる力が必要」と言う点で、漫画と大きく異なります。ストーリーも登場人物の特徴も文章から読み取らなくてはならないので、言葉を知らないと理解が難しい。

そのため、漫画と比べて少し敷居が高くなってしまう印象があります…。

でも、それを一気に飛び越える力を持っているのが「読み聞かせ」。

小さいうちから「読み聞かせ」をすることで、本に対する抵抗をなくしてあげることがとても重要になります。

何度も何度も「読み聞かせ」てあげているうちに、いつの間にか子供はストーリーを覚えてしまいますし、独特な言い回しや難しい言葉には、親が一言説明を加えてあげるだけで、子供の世界は広がっていきます。

そして「読み聞かせ」をしてもらった絵本を、今度は自分で読むことを覚えていきますが、最初のうちは薄い絵本のみ。字の多いものにはなかなか手が出せません。

始めは読むことに時間がかかってしまうので、子供にとって「読書」が苦痛に思える時期があるのですが、そこで諦めてしまわないで!

読めば読むほど「読書」も上手になるんですよ。

幼少期の今に読書をさせるのは大人になって苦労しないため

幼少期に読書をした方が良い、もしくは読書習慣を身に着けるべきと考える理由は3つあります。

  1. 幼少期の感性で感じとるものは貴重であるから
  2. 人格形成に役立つから
  3. 大人になってから読むことが苦にならなくなるから

幼い頃の記憶がふとよみがえることはありませんか。幼い頃の感性はそれほど鋭く、後々まで残るほど鮮烈な記憶となることがあります。

純粋な心のままで感じる何かを大切にしてもらいたいと思います。

純粋だからこそ、子どもの頃の読書は人格形成に役立ちます。スポンジのように吸収する脳を持つ子どもだからこそ、良書を選んで与えてあげたいですね。

大人になってからの読書は、どちらかといえば知識を得るための勉強という意味合いが大きくなってきますね。

学生にしろ社会人にしろ、たいていの場合は読むことから逃れられません。読むことはもはや勉強や仕事の一部となってしまうからです。

読むことが嫌いな人にとって酷な現実です。子供が大人になって、そういった辛い思いをしないために、”幼い時”から本と仲良しになっておくことが大事です。

▼子供に読書習慣を身に着けさせられる本についてはコチラも参考にしてみて!

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