安産のお守り、いつどこで手に入れる?返却は?など知っておきたいこと

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2018/01/15

安産のお守りについて考えている妊婦さん

もうすぐ出産を迎える妊婦さん。本人と周囲はドキドキの日々を過ごしながらも、願いは安産ただ一つではないでしょうか。

そんな気持ちをお守りにして持っておくと心穏やかに過ごせますよ。安産祈願は古くから出産の為に行われていて、そのための寺社が数多く存在しています。

せっかく安産祈願をするのなら、マナーやお守りの処分方法も知っておきたいところです。

安産のお守りは「戌の日」に…でも決まっているわけではない

安産のお守りは「いつもらう」との日にちがはっきり決まっているわけではありません。ただ、安定期に入る5月目の戌の日にもらう人が一番多いようです。

戌の日は12支の一つで、12日に一度巡って来る日。犬は安産なことから、人もあやかれるようにとお参りされるようになりました。

戌の日にどうしても…という人はその日に合わせるのが良いと思いますが、週末には混雑することが予想されます。

妊婦さんの体調を第1に、無理ないお参りの計画を立てるようにしましょう。安定期に入ってからということですが、それも妊婦さんの体調を気遣ってのこと。

必ずそうしなければいけない訳ではありません。はやめに行く人もいれば、臨月に入ってからという人まで様々です。

お寺や神社でもらえる!安産祈願で有名な場所もチェックしておこう

安産のお守りをもらえる場所はお寺か神社です。安産祈願守りを取り扱うところが大半ですが、小さな神社の場合は置いていないこともあるかもしれません。

事前に確認する方が良いですね。安産祈願で有名な寺社へ赴く人もいますが、遠方の人は近くのところで済ませるケースも。

同行するのも夫だけの場合もあれば、両家の祖父母が揃ってということもあります。こうしなければとのルールはないので、堅苦しく考える必要もありません。

体調を見ながらケースバイケースで進める方が良いのではないでしょうか。

▼安産祈願についてはコチラも参考にしてみて!

代表的な安産祈願場所。近くの寺社で済ませてもOK

みんなが知っている安産祈願の寺社をいくつか紹介します。有名な寺社ならご利益があるとは言えませんが、その方が安心だという人がいるのも事実。

家が近くの人は、参考にしてみてはいかがでしょうか。

【大宮八幡宮】は子育て厄除の八幡さまと呼ばれる
京都の岩清水八幡宮と関係している歴史ある神社が東京杉並にあります。八幡さまの主祭神は応神天皇。

母君である神功皇后のお腹にいた時から、不思議な力を発揮したとの言い伝えがあります。

安産祈願のお守りは種類が豊富でデザインも可愛いです。他に、子育てお守り等も取り扱っています。

【久伊豆神社】は太田道灌の総鎮守だった
はじまりは約1400年前という長い歴史を持つ神社です。

ご祭神は、大国主命(オオクニヌシノミコト)で、因幡(いなば)の白(しろ)兎(うさぎ)」という神話に登場する心優しい神様。

縁結びの神・農耕の神・鉱業の神・商売の神・医療の神・生成化育の神・子孫繁栄の神として地域に愛されています。

【雑司ケ谷 鬼子母神堂】は安産・子育(こやす)の神様
夜叉神の娘であった鬼子母神は沢山の子宝に恵まれましたが、自身の残虐な性格のせいで近隣の子どもを犠牲にしてしまいます。

お釈迦様に諭されて、ようやく本来の母性に気付いた鬼子母神が安産・子育ての神となることを誓ったといいます。

電荒川線「鬼子母神前」駅から参道まで続く樹齢400年のケヤキは見ものです。お散歩を楽しむ感覚で出かけてみてはいかがでしょうか。

安産のお守りを妊婦さんにプレゼントしたい場合の入手タイミング

妊婦さんにお守りをプレゼントしようと考えている人もいるでしょう。プレゼント用のお守りは、いつ買っても大丈夫です。

とはいえ、あまり古いものをお渡しするのは失礼です。遠方でなかなか会える機会が無かったとしても、3か月以内には手元に届くように手配しましょう。

出来る事なら、戌の日にお参りをして手に入れたお守りをプレゼントすると喜ばれるかもしれません。差し上げる際にはお守りの処分の仕方を添える方が丁寧です。

気を付けたい渡すタイミング。早めはプレッシャーになってNG!

お守り購入の時期より、注意したいのは渡す時期の方です。妊娠初期にお守りを渡すのはあまり良い選択ではありません。

妊娠初期は体調も不安定で、妊婦さん自身も不安を抱えています。そんな時にお守りをもらったらプレッシャーになる可能性があるからです。

安定期に入ったころ合いを見計らって差し上げるのがベストです。また、お守りをプレゼントする際には相手の宗教も考慮するべき。

日本では大概、無宗教なので、問題なく喜んでもらえることの方が多いですが、むやみにあげては相手に失礼になることもあることを知っておきましょう。

返却は必要?知っておきたいお守りをもらった後の処理方法の口コミ

お守りはいただいたところへ返納するか、年末にお炊き上げをしてもらうのが正式なやり方です。

赤ちゃんが産まれて1か月目に行うお宮参りで、お守りを返納するのが一般的です。

とはいえ、大事なお守りをとっておきたいという人もいるでしょう。保管しておいても特に問題はありません。子供が成長した後に返納という流れをとることも可能ですよ。

先輩ママの口コミから学ぼう!お守りのその後

お守りをどうするか迷ったら先輩ママの体験を参考にしましょう。扱い方は実に様々で、これといった決まりはないようです。

共通しているのは、お守りを大事に思う心です。大事に扱えばきっと、応えてくれる…のかもしれません。

【やっぱり安心】もらったところに返納したママの意見
返納したという人の意見は、家で保管しておくよりも安心ということです。子供が成長して家のものが増えるとどこに置いたかわからなくなる時があります。

大事なものだからこそ、しかるべきところに返却するというスタンスです。生理千トンが苦手なママには返納をおすすめします。

基本は購入した場所で返納ですが、プレゼントされたものや他の寺社のものを取り扱ってくれるところもあります。

【いつも身に着けていたい】ずっと保管派のママの意見
お守りを身に着けていたり、化粧ポーチに入れて持ち歩いている人もいます。持っていると守られるようで安心するという意見です。

妊娠中、ずっと持ち歩いていたお守りには愛着がわきますよね。出産しても持っていたい気持ちはよくわかります。

持っていてはいけないということもないので、保管派も特に問題ありません。お守りを大事に思うことが肝心です。

お守りで大事なのは「気持ち」であることを忘れずに!

お守りのルールを大まかに知ったところで、特に厳しいルールが設けられていないことに気付くはず。

そもそも、1番大事なのは安産を願う気持ちだからです。赤ちゃんとママの無事を願う心が尊いということです。

「戌の日」や「安定期に入ってから渡す」といった決まりも相手の心を思ってのこと。プレゼントなら、各式や礼儀に従ってむやみの渡すより、相手のことを考えた方法が1番です。

妊婦さんを支える家族も、本人の気持ちを第1に考えてあげましょう。

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