胎動カウントとは?やり方は?赤ちゃんの健康を知る手がかり

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2017/10/07

胎動カウントをしている妊婦さん

近年になって「死産防止のため」に胎動カウントを測るという試みを行っている産婦人科が増えてきています。

胎動を測る時のタイミングやコツについてや10カウントの方法について紹介します。

なぜ死産を防止できるのかについても併せて見ていきましょう。

胎動カウントで胎児が元気かどうかを知ることができる!

お腹の中の赤ちゃんの様子を詳しく知るためには、病院で行われる妊婦健診で超音波や胎児心拍モニターなど専用の医療機器が必要となります。

ですが、毎日健診に行くわけではないため、健診と健診の間は妊娠中のママが感じる胎動よって、赤ちゃんの健康状態ある程度知るということまでにとどまります。

お腹の中の赤ちゃんはいつも活発に動いているわけではないため、胎動を感じられない時間帯もあります。

赤ちゃんはお腹の中で寝ていれば胎動がありませんが、状態が悪くなり動くことが出来なくなってしまったために胎動が感じられないというケースもあります。

胎動を意識的に感じてみることで、胎児が元気なのか、元気がなくなっているのかを知るというのが、胎動カウントを行う意義となります。

▼胎動を感じない原因や対処法についてはコチラも参考にしてみて!

胎動の減少が死産との関連性があるのではないかと言われている…

胎動カウントの計測結果が正常ではない時に素早く医師に相談することで、胎児の状態を知り、適切な処置を受けることが可能になるためです。

実際に胎動カウントを実施している病院では、過去12年間に死産率が全国平均よりもかなり下回ったということです。

胎動カウントが科学的に死産率を下げるという立証はされていませんが、胎動カウントを導入している病院での死産率の低下がみられることを考えると、試してみたいですよね。

やってみよう!10カウント法による胎動カウントの計測

胎動カウントを計測する方法はいくつかありますが、一般的な物としては10カウント法というものがあります。

カウントする胎動の回数が10回という10カウント方による計測方法を紹介します。

妊娠中期くらいから始めることが多い

いつから胎動カウントを始めればよいのかというと、妊娠中期くらいから始めることが多くなります。

胎動を感じ始めるのはだいたい妊娠20週目前後となっていますので、胎動を感じ始めたら胎動カウントを始めてみることがおすすめです。

どんな姿勢で行うのがベストか

胎動カウントを計測するためにベストな姿勢もあります。

  • リラックスして左側を下にして横向きがおすすめ
  • 胎動を感じやすい体勢ならなんでもOK

つまり、自分がリラックスできて胎動を感じ取ることに集中することが出来ればOKということになります。

胎動カウントを計測するときにはゆったりとした姿勢で赤ちゃんとのコミュニケーションをとる気持ちで過ごせる姿勢で行いましょう。

カウントを行う時間はいつがいいのか

胎動カウントは1日1回計測することになります。そこで、カウントを行う時間についても決めておくことが必要です。

  • 普段胎動を感じやすい時間帯
  • 毎日同じような時間帯

お腹の中の赤ちゃんは20分~40分くらいの間隔で、比較的規則的に寝たり起きたりを繰り返しています。寝ているときには胎動を感じることはほとんどありません。

赤ちゃんが起きているときに活発に動き胎動を感じることになるため、だいたい毎日同じような時間に赤ちゃんが起きて胎動を感じることが多くなります。

胎動カウントを計測するときにはこの胎動を感じやすい時間帯を選ぶこともおすすめです。

どのようにカウントするのか

10カウント法による胎動カウントは、赤ちゃんが10回動くのに何分かかったかということを数えます。

最初に感じた胎動を1回目として、時間の計測をスタートさせます。

日本産婦人科学会の産科診療ガイドラインでは、妊娠後期で14.8分が平均的な所要時間となっています。

カウントする胎動のタイプとカウントしないもの

胎動といってもさまざまな動きがあります。

ママはお腹の中の赤ちゃんの動きにはとても敏感なので、ちょっとした動きも胎動を感じると思いますが、胎動カウントを行う場合には、はっきりとした胎動だけをカウントすることになります。

カウントする胎動

  • 足でボコっとキックされた
  • 手でパンチされた
  • ぐるんと身動きをした
カウントしない胎動

  • 動きがはっきりとしない
  • しゃっくり

胎動カウントではポコポコポコっと連続した動きや、ぐにゅーっというどこで動きが切れた変わらない動きは1回とカウントします。

ピクッとした小さな胎動でも、動いたことがはっきりとわかる場合には1回とカウントすることになります。

はじめはどのような胎動をカウントすればよいかわからないかと思いますが、徐々にコツがつかめますので続けていきましょう。

胎動カウントの結果の記録方法

計測した胎動カウントはどのように記録していけばいいのでしょうか?

病院で指示された胎動記録表に記載する

産婦人科によっては病院から胎動記録表を渡されて記録をするように指示されることがあります。

この場合には毎日計測をした結果を病院で指示された胎動記録表に記載し、健診の際には必ず持参するようにします。

インターネット上にも10カウント法による胎動カウントを記録することが出来るグラフが提供されていますので、ダウンロードをして印刷をして利用するのもおすすめです。

Excelで記録をしておく

普段からExcelを使い慣れているという方なら、Excelで記録をしておくこともお勧めです。

折れ線グラフなどにしておくと日々の胎動カウントの推移がとてもよく分かります。

インターネット上では胎動カウントのためのExcelのテンプレートが公開されていますので、こちらを利用するのも便利です。

胎動カウントアプリを利用する

スマホのアプリを活用するという方法もあります。画面をタップしていくことでカウントもできる無料アプリもあるため利便性も高くなっています。

視覚的にもかわいいものや、癒されるものなどもありますので、自分の好みに合った胎動カウントアプリをぜひ探してみてください。

▼胎動を管理できるアプリについてはコチラも参考にしてみて!

計測結果からみて分かる正常な状態と心配な状態

胎動カウントによって、病院に行かなくても自宅である程度お腹の中の赤ちゃんの様子を知ることが出来ます。

正常な状態とはどのようなものなのか、ちょっと心配な状態はどのようなものなのかを確認をしておくと、病院を受診する目安なども分かりやすくなります。

正常な状態

  • 10~20分以内に10回の胎動がカウントできる
  • カウントを初めて30分以内に最初の胎動を感じた
心配な状態

  • カウントをしようと思っても胎動を1時間以上感じない
  • 計測に1時間以上かかってしまった
  • 2回カウントしたものの、どちらも30分以上かかった
  • 胎動がいつもと違う

心配なときには病院に相談をすることがおすすめです。

あくまでも目安として活用するようにしよう

胎動カウントはあくまでも赤ちゃんが元気かな?という目安に活用するようにしましょう。あまりにも神経質になり過ぎることは避けるようにしましょう。

定期検診と定期検診の間に、赤ちゃんとのコミュニケーションをとるような気持ちでリラックスして測定をするようにしてくださいね。

▼胎動の感じ方や種類についてはコチラも参考にしてみて!

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