胎動を感じないけど胎児は大丈夫?胎動が弱い・少ない原因と対処法

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2017/08/30

胎動が少ないなーと感じている妊婦さん

胎動によってママは赤ちゃんが元気だ!と知ることができます。

でも、胎動が弱かったり、少なかったり、または感じない、ということがあると、心配になりますよね。

他の人と胎動の感じが違うかも…ということで不安になることも。

胎動が弱い・少ない・感じない時の原因や対処法について紹介します。

月齢別・胎動が弱い、感じない時の原因

胎動は赤ちゃんの成長によって感じ方が変化することもあり、それによって胎動を感じにくくなることもあります。

胎動の感じ方にも個人差があり、痛いくらいに感じた、という人もいれば、腸が動いたのかな?と勘違いするくらいしか動かず、なかなか胎動だと気づかなかったという妊婦さんもいます。

月齢別の胎動が弱い・感じない時の原因についてまとめてみました。

【5、6ヶ月】ママの体型や赤ちゃんの向きで個人差が出やすい時期

妊娠5~6ヶ月頃になると、妊婦さんはつわりも終わり、体調も安定してきます。

赤ちゃんはお腹の中で手足が伸びてきて動きが活発になってくる時期なので、人によっては胎動を感じますが、ママや赤ちゃんによって個人差が大きく出ます。

赤ちゃんの成長や態勢によるもの
赤ちゃんの大きさ、赤ちゃんの向きなどには個人差があるので、胎動の強さも人によって異なります。

胎動はママの子宮の壁に赤ちゃんがぶつかって感じるものなので、大きい赤ちゃんの方が胎動は感じやすくなります。また、赤ちゃんが子宮の壁に近いところにいれば、胎動は感じやすくなります。

ママの体形によるもの
また、ママの体型によっても変わると言われています。痩せている人の方が、脂肪の壁が薄いので、太っている人より胎動を感じやすいということです。

この時期に胎動が弱い・少ないと感じても、個人差が大きな原因なので、そこまで心配する必要はありません。

【7、8ヶ月】赤ちゃんが眠っていたり、細かい動きで気づきにくい時期

赤ちゃんはだいぶ大きくなってきて、ほとんどの妊婦さんが胎動を日々感じる時期です。

赤ちゃんもいろいろな動きをするようになり、そのために胎動を弱いと思うことが出てきます。

赤ちゃんは眠っていると動かない
妊娠7~8ヶ月頃の胎児は、一日中お腹の中で眠ったり起きたりを繰り返しているので、眠っているときはほとんど胎動を感じません。
細かい動きが増えるので気づかない
この頃になると手足の動きだけでなく、しゃっくりをしたり、羊水を飲んだり、目や口を動かしたりと、小さく細かい動きが増えてきます。

細かい動きなので胎動が弱いと感じてしまいますが、少しでも感じるのであれば問題ありません。

【9ヶ月~臨月】赤ちゃんがお腹の外に出る準備を始めている時期

妊娠9ヶ月~臨月になると、赤ちゃんはお腹の外に出る準備を始めます。そのため、赤ちゃんは頭を下にして、どんどん下に降りてきます。

そして、骨盤に頭をはめ、ほとんど身動きが取れなくなるので、胎動が少なくなるのです。

不安なママには胎動カウントがおすすめ

胎動が不安なママは、「胎動カウント」という方法でお腹の中の赤ちゃんが元気か、チェックすることができます。

精神的な不安はママ自身の体にも、赤ちゃんにも悪影響となります。「胎動カウント」で安心感を得ることをおすすめします。

胎動カウントの方法

胎動カウントは「10カウント法」とも言い、胎動を10回感じるまでにかかる時間を計ります。ストップウォッチなど、時間を計れるものを用意してください。

  1. 体を横にしたり、ママが楽な姿勢でリラックスします。
  2. 胎動を1回感じたらストップウォッチをスタート!時間を計測していきます。
  3. 胎動を10回感じたらストップウォッチを止めます。

これをまずは1週間繰り返し、平均時間を算出してみます。

胎動を10回感じるまでにかかる時間が平均で10~20分程度であれば、問題ありません。

20分以上かかる場合は眠っているか、落ち着いているか、元気がない、ということです。

20分以上かかった場合は、少し時間を空けてから再度計測してみましょう。

もし10回胎動を感じるのに1時間以上かかったり、2回計ってみて2回とも30分以上かかったりした時は、赤ちゃんに何かトラブルが発生したのかもしれません。念のため受診をおすすめします。

胎動カウントを指導してくれる病院も

妊娠後期になると、早産予防のために胎動カウントを指導してくれる病院もあるようです。

その際には胎動チェックカードを使用する病院もあります。

チェックカードの内容は病院によって変わってきますが、基本的には

  • どのような状況で計測したか
  • 10回胎動を感じるのにかかった時間

を書き込み、複数日計測をします。

複数日計測することで、赤ちゃんの生活リズムが大体つかめてきて、胎動が起こる時間帯が把握できるようになります。

といっても、赤ちゃんはよく動く日もあれば、よく眠る日もあるので、赤ちゃんがあまり動かないからといって落ち込みすぎないようにしましょう。

胎動カウントに便利なアプリ!

最近では胎動カウントに便利なアプリも登場しています。おすすめのアプリを3つ紹介します。

たまひよの胎動・陣痛カウンター・たまカウンタ
妊娠・出産・育児でおなじみの雑誌「たまひよ」が作ったアプリです。胎動を感じたらスマホの画面に出ているボタンをタップ!胎動を10回感じるまでの時間を計ってくれます。

ちなみに陣痛の間隔を計測してくれる陣痛カウンターも一緒についているので、出産間際まで使えそうなアプリです。

胎動カウンター(無料)
マルチ言語モードで世界中の妊婦さんが使えるように作られたAndroidアプリ。赤ちゃんの胎動をチェックして、毎日の変化を記録できます。

カウンターをスタートさせると、止めない限り電話してもメールしてもカウントを続けます。作りがシンプルで使いやすいと評判です。

胎動10COUNT
iPhoneのアプリです。こちらもシンプルな作りで、10回カウントすると自動的にタイマーがストップします。とても人気なアプリですでに20,000ダウンロードされているそうです。

胎動カウントのメリットとは!

赤ちゃんの異常に気付くことができるのが、胎動カウントの一番のメリットです。胎動によって赤ちゃんが元気か、元気じゃないかを知ることができます。

また、ゆっくり安静にして、赤ちゃんの動きを感じることで、赤ちゃんのことだけを考える時間ができます。

可能であれば、パパも一緒に赤ちゃんの動きを感じられればなお良いですよね!生まれる前に赤ちゃんとの密接な時間を持つことは、親になる準備には持ってこいです。

胎動が弱いときの対処法

胎動が弱いな、と感じたときは、下記のような対処法を試してみてください。

体勢を変えてみる

ママや赤ちゃんの体勢によって、胎動の感じ方は変わってくるものです。弱いな、感じないな、と思ったら、まずはママが体勢を変えてみましょう。

動いているときは胎動を感じにくくなるので、体を横にしてみたり、ゆったりと座ってみたりして、リラックスしてみましょう。リラックスすることで、ママ自身も胎動に集中でき、感じやすくなると思います。

リラックスという点で、お風呂に入るのもおすすめです。

ゆっくりした動作をしてみる

赤ちゃんがママの動きに合わせて動くこともあります。なので、横になった状態から寝返りを打ったり、体を起こしたりすることで、赤ちゃんが反応し、動きを活発にすることもあるのです。

ただし、あまり激しく動くと、母体にもよくありませんし、赤ちゃんもびっくりしてしまいます。あくまでもゆっくりと動いて、体に負担をかけないように気をつけましょう。

お腹をさすったり、軽くトントンしてみる

お腹の中の赤ちゃん5ヶ月頃になると聴覚が発達してきているので、お腹の外の声が聞こえているとされています。なので、お腹を優しくさすったり、軽くトントンとしてみたりすると反応してくれることがあります。

お腹をさすりながら、「こんにちは」「元気ですか」などと声をかけてあげるのもいいですね。パパと一緒にやってみると、もしかしたらパパも胎動を感じられるかもしれません。

この時もあんまり強くさすったり、叩いたりするとよくありません。「優しく」を心がけて、赤ちゃんに声をかけてみましょう。

痛みや張りを感じたら早めに病院へ!心配なら病院でNSTを受けて

胎動が弱い・感じない時に、お腹が痛かったり張っていたりした場合は、切迫早産や切迫流産の危険性があります。なるべく早くかかりつけの病院に行って受診しましょう。

胎動を感じず、胎動カウントをやってもよくわからない、不安!という方は、かかりつけの産婦人科でNST=ノンストレステストを受けてみましょう。

NSTとは、妊娠中にお腹の中の赤ちゃんの心拍や胎動を測定し、元気かどうかテストするものです。

妊娠後期になるとほとんどの場合受けるテストになります。

一般的に妊娠34週頃から行われますが、病院によって行う時期や頻度はまちまちなので、「妊娠後期なのに一度もやったことない」「胎動を感じず心配」という人は、医師に一度相談して受けてみると良いと思います。

▼切迫流産の症状・兆候についてはコチラも参考にしてみて!

安静な状態で胎動が1時間以上まったくない場合

安静な状態で胎動が1時間以上まったくない場合は、胎児機能不全の可能性があります。

胎児機能不全とは、胎児に何らかの問題が起こって酸素供給量が減り、赤ちゃんが低酸素状態になって弱ってしまう状態を言います。

出産時にお産が長引いて赤ちゃんが産道で圧迫され、低酸素状態になって発生することもあります。

妊娠中の胎児機能不全は、様々な原因で起こります。

  • 妊娠高血圧症や過期妊娠(出産予定日を過ぎても赤ちゃんが出てこないこと)による胎盤の異常
  • 臍帯巻絡(へその緒が赤ちゃんの首に巻き付いてしまう)などの異常
  • ママの心臓病や糖尿病などの持病による合併症による異常

胎児機能不全は、一秒でも早くお医者さんの処置を必要とする状態です。胎動を感じず、おかしいと思ったら急いで病院で受診しましょう!

心配しすぎは逆に良くない!リラックスして胎動を感じよう

胎動の強さ・弱さや、胎動が始まる時期にはかなり個人差があるので、定期的な妊婦健診で特に問題がないと言われていれば、そこまで神経質に考えすぎない方が良いでしょう。

心配しすぎることでストレスになり、そのストレスは赤ちゃんにも伝わってしまいます。

いろいろな方法を試したり、お医者さんに相談したりすることで不安を解消して、リラックスしましょう!そして胎動を感じて赤ちゃんの成長を喜びましょう。

▼胎動の種類についてはコチラも参考にしてみて!

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