好きな姿勢で産めるフリースタイル分娩のメリットデメリット!

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2017/07/26

『フリースタイル分娩』は、ママが出産の主役になるものでアクティブバースとも呼ばれています。

アクティブバースでは分娩台に仰向けで寝て出産するのではなく、妊婦さんが好きな姿勢で赤ちゃんを産むことが出来ます。

分娩台に寝ていてもいいのですが、楽な姿勢を探すために、立ちあがっていきんだり座って出産したりと様々です。

そんなフリースタイル分娩は、実践するときにどのような手順を踏んでいくのでしょうか。実際に出産するときのメリットデメリットを見てきましょう。

リラックスすることによって陣痛が和らぎます

フリースタイル出産のメリットは、陣痛の痛みをうまく逃がしてリラックスしてお産に向き合えるということです。

自分の好きな姿勢になれるので身体が楽

フリースタイル分娩は通常の分娩の時とは違って、布団や畳の上、ベッドの上などで出産を迎えるので、楽な姿勢が取りやすくなります。

そのため、妊婦さんの体に余計な力が掛からず、陣痛によって筋肉にストレスが掛かるのを防いでくれます。

分娩台に乗っていると仰向けの姿勢にしかなれないので、力を入れにくい方もあるかもしれません。

フリースタイルの場合は、自分の身体が楽で、いきむときに力を入れやすい姿勢を自分で探すことが出来ます。

力を抜きやすい姿勢は次のようなものです

  • M字開脚:両手でベッドの柵をつかみ両脚を踏ん張る
  • 横向き:長時間いきむと足がつることもあり要注意
  • 座位:一番いきみやすい姿勢
  • 四つん這い
  • パパの支えで体力を消耗しづらい姿勢を維持:パパも出産の主役に!

このように自分が主体となってお産に向かうので、母体のストレスが少なくなってお腹の中の赤ちゃんへの負担も少なくなるのです。

▼座産についてはコチラも参考にしてみて!

フリースタイル分娩の場合のメリット

妊婦さんの体に負担を少なくするために行われるフリースタイル分娩ですが、それ以外にもメリットは考えられています。

出産の時間が短くなります

フリースタイル分娩では、立っていきんだり、しゃがんでいきんだりすることによって、産道が下を向くことになります。

そのため、赤ちゃんは重力に引かれて自然に下に下にと降りやすくなり、出産にかかる時間が短くて済むようになると言われています。

ママの出血も少なく抑えられて、母子ともに負担が少なくできるのです。時間が掛かることは赤ちゃんへのストレスも大きくなりますからね。

短時間で産むことが出来れば、生まれてくる赤ちゃんも体力を消耗せずに済みますし、ママの産後の回復も早くなります。

好きな姿勢を取れるので痛みを逃がしやすい

分娩は時に長い時間が掛かることがあります。長時間陣痛の痛みに耐えていることはとても辛いですよね。

でもフリースタイル分娩の場合は、椅子にもたれたりバランスボールを使ったり何かに掴まったりなど好きな姿勢が取れます。

そのために、分娩台の上で陣痛と戦っているよりは、痛みを逃がしやすかったという口コミもあります。

陣痛の痛みは本当に辛いので、少しでも楽になれたらいいですよね。アクティブバースは自分で好きな体位になることが出来るので、長引く陣痛の間でも、痛みで体力を失わずに母体の消耗を防ぐことが出来るのです。

パパとの絆が大きくなります

パパに支えてもらって楽な姿勢をとる場合には、パパの体力も必要です。

出産の不安なときに一番傍に居てほしいのはやっぱりパパ!パパの力も借りる事で、妊婦さんがよりリラックスしやすくなるのです。

また、いきんでいるママの体を支えていることで、パパもお産に参加しているという実感がより強くなります。

出産を二人で行ったという連帯感が生まれて、赤ちゃんが産まれてからの家族の絆が強くなると言われています。パパの育児参加率が高くなるといった事例も!

フリースタイル分娩を通してパパがイクメンになってくれると嬉しいですね。

フリースタイル出産の場合のデメリット

病院の医師の判断によっては、母体と赤ちゃんの安全を守るためにフリースタイル分娩に制限が出ることもあります。

フリースタイル分娩に制限が出る可能性があるケース例

  • 以前出産をした時に異常があった
  • 以前の出産で帝王切開を経験している
  • 高齢出産
  • 妊婦さんが小柄(150㎝未満の身長)
  • 赤ちゃんが低体重

当てはまる妊婦さんは、あらかじめそのことを病院に告げて、いざと言う時の対処を常に頭に入れておく必要があります。

妊婦さん主導な分負担が大きい側面も

アクティブバースでは妊婦さんが出産の主役です。本人が一番楽な姿勢を探してもらうので、助産師さんの指導があまり入らない側面があります。

そのため、陣痛の最中に自力で楽な姿勢を探すことが出来ずに、余計に痛い思いをしなくてはならなかったというケースもあるのです。

四つん這いの姿勢がいいと言われてベッドに四つん這いになってみたら、余計に痛みが酷くなって辛い思いをしたという体験談もあります。

『自分主導=自力で産む!}とイメージしておいてください。助産師さんではママが楽な姿勢と言うのが良くわからないからです。

陣痛が来ている時に、自分の判断で楽な姿勢を見つけるのは大変です。M字開脚や横向きなどが良いという先輩ママからの情報もあります。

でも実際にそれらの姿勢がママに楽かどうかは分かりません。本当に自分の力で赤ちゃんが産めるかな?と不安になるかもしれませんね。

そこで病院側や一緒に立ち会ってくれるパパに不安なことはしっかり相談しておきましょう。

費用の面での負担が大きくなるので要注意

フリースタイル分娩は、陣痛から出産、産後を一つの部屋で過ごすことになるので、通常の分娩よりも整った設備が必要です。

そのため、費用負担が大きくなりそうだという不安を持っている方も多いでしょう。

通常よりも割高になるフリースタイル分娩

アクティブバースの場合、通常の出産よりも費用が多くかかります。まず個室を確保しないといけないことと、そこに生活の設備も作っておかなくてはならないからです。

通常の分娩が約30万円ほどの出費なことを考えると、フリースタイル分娩の場合は40万円ほどかかります。

そのため、費用を抑えられる助産院での出産に臨む家族も多いようです。しかしそれではいざと言う時の対応に遅れが出てしまう危険もあります。

助産院を選ぶ場合は費用の面と同様に、リスクの面でも充分に家族と話し合ってみんなで選択するということが大事になります。

保険は適用されないので注意!

一般的に、医療行為以外の出産では保険は適用されません。

医療行為の出産には主に次のようなものがあります。

  • 緊急帝王切開
  • 陣痛促進剤の使用
  • 鉗子分娩
  • 吸引分娩
  • 新生児室を使用する場合
  • 逆子の場合の超音波検査
  • 前期破水

など

フリースタイル分娩では、異常がなくお産が完了した場合は、これらの例に入りませんので、保険は適用されません。

出産に掛かる費用は補助金を上回る額はすべて家庭の負担になります。もちろん緊急の医療措置必要になった場合は保険を申請できます。

自分の力で赤ちゃんを産む…感動の出産になるといいですね

フリースタイル分娩に決まった形はありません。お産の時に取れる姿勢は実に様々です。妊妊婦さんが自主的に産みたい姿勢を探すのです。

まさしくお産い対してアクティブ、能動的に臨む出産方法ですね。出産の主役がママであるという理想的な出産の方法とも言えます。

ですが、妊婦さん主導と言うことで楽な姿勢がなかなか探せなかったり、痛みでパニックを起こすということも考えられます。

フリースタイル分娩で出産したいと言う方は、出産する病院や助産院の助産師さんと打ち合わせ、面談などをしておいて、本番でのサポートをお願いするのがいいでしょう。

また、いざという時のために病院との連携をしっかり取っておきましょう。ここでもママが積極的になることが大事ですよ。
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