気分転換に外出したい!妊婦の外出の注意点と妊娠中おすすめの場所

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2017/06/16

妊娠中に外出している夫婦

妊娠中の気分転換には外出がオススメです。散歩やショッピングなど、体調が良ければいつでもできます。

妊娠中はホルモンバランスの変化や体の変化によるストレスがたまりやすいので、辛くなる前に気分転換することが大切です。

外に出ることで新鮮な空気を吸い、日の光を浴びてママの気分が晴れたら、赤ちゃんもより元気になれるはずです。

しかし、妊娠中の外出には気を付けたい注意点があります。しっかりと注意点に気を付けて気分転換をしに行けば、マタニティライフをより充実させられますよ。

妊娠時のお出かけの際に気を付けたいこと4点

妊娠は病気ではないけれど、何があるかわからないです。安定期でも何の前触れもなく、急に切迫早産になることもあります。

体調の変化にも対応できるように、しっかりと準備してから出かけるようにしましょう。

1.賛否両論聞くけどやはりつけおきたいマタニティマーク

妊娠初期はお腹に変化があまりないので、見た目では妊婦だとわからないです。ですが一番体調が安定しない時期でもあります。

電車など公共交通機関は、狭い空間なのでお腹に周りの人の荷物などが当たらないように気を付けなければなりません。そんな時にマタニティマークがあれば周りの人も気を付けてくれます。

しかし近年、不妊の人への嫌味だと言われたり、妊娠していないのにマタニティマークを付けて優先席に座る人がいたりして問題になっています。

よって、マタニティマークを付けるのをためらう人もいます。

しかし、妊娠しているとわからなければ万が一救急搬送された時に、病院で妊婦には使用できない薬を使われてしまうかもしれません。そのような事態も考慮して、赤ちゃんを守るためにもつけておきましょう。

母子手帳を受け取る際に一緒にもらえる自治体が多いので、もらったらすぐにいつも持ち歩く鞄につけておきましょう。

他にも赤ちゃん雑誌の付録や企業とコラボした可愛いデザインのものもあります。

2.万が一のことを考えて、持ち物は準備万端に

ちょっとそこまでの散歩のつもりで手ぶらで出たけど、急に体調が悪くなってしまった…という事態に備えて、助けを呼べるように携帯電話は必ず持って歩きます。

病院の電話番号を登録するのも忘れないようにしましょう。意外と毎回診察券を見てかけている人が多いですが、緊急時に備えて登録しておくと安心です。

他にもこれらのものを持って歩くと安心です。

母子手帳、診察券、健康保険証
母子手帳と診察券と保険証は妊娠期間を通してずっと持ち歩きたいものです。保険証は常に持ち歩いていても、診察券は母子手帳の中で、母子手帳はかさばるので持ち歩きたくないという人もいます。
何ら妊娠経過に問題がなければ、産婦人科の電話番号と緊急連絡先がわかるものを身に着けておけば代わりになります。

しかし、遠出の時は必ず持ち歩くようにします。万が一出かけ先で病院にかからなければならない時に母子手帳は必要です。

張り止めなどの頓服
張り止めなどの頓服は必ず持って歩きます。妊娠中は急な体調の変化が起きやすいので、いつでも飲めるように水かお茶も持ち歩きましょう。

外出中は特に体調管理に気を付けて、ひどくなる前に服用します。

お金(緊急時のタクシー代)
臨月に陣痛促進のためにと散歩に出かけたが、自宅から少し離れた所で陣痛が来て動けなくなってしまった、という時は無理せずタクシーに乗ります。
このようなときのために、陣痛タクシーの登録を事前にしておくと安心できます。自治体によって違いがありますのでしっかり下調べしておきましょう。

最近はキャッシュレスで乗れるタクシーも増えているので代わりになるクレジットカードでも問題はありません。スマホ払いも便利です。

ナプキン
ナプキンは臨月に入り急に破水した時に対処するために夜用を2枚ほど持ち歩きます。すでに子供がいるママは子供のおむつでも代用できます。
タオル、ビニール袋
タオルとビニール袋は妊娠初期、つわりで吐いてしまう可能性があるときにあると便利です。安定期には代謝が上がって汗をかきやすいため汗拭きとしても持ち歩きましょう。

3.人混みは避けて!どうしてもの時はマスクをして感染予防

お出掛けは風邪やインフルエンザといった感染症への心配があるので「人混み」は避けた方が無難です。

どうしてもという時は鼻まですっぽり隠れるマスクをして出かけましょう。

喉の乾燥で感染率が上がるので、飴を口に入れておけばなお良し。1時間に1回水を飲むことで、喉に付いた菌を流し込み胃酸で退治できるので、こまめに水分補給もしましょう。

妊娠後期になりお腹が大きくなると、内臓が圧迫されてマスクは息苦しく感じるかもしれません。しかし病気の感染の方が怖いので、少なくとも咳をしている人が近くにいる時はマスク着用が安心です。

4.気候に合わせた服装と歩きやすい靴で出かける

妊娠中はどうしても代謝が良くて暑くなり、薄着になりがちです、しかし、安産のためにも体は冷やしたくないですよね。

どんなに暑い夏でもクーラーの効いた店に入る可能性を想定して羽織物を一枚常に持ち歩きましょう。

また、靴も妊娠が分かったと同時にヒールのないぺったんこな靴に変えている人がほとんどですが、たくさん歩く外出の際にはより歩きやすい靴(スニーカーなど機能性重視の靴)を選びましょう。

もしも歩きにくい靴で出かけて、足が疲れてつってしまったり、つまずいて転んでしまったりしたらせっかくの楽しいお出かけが台無しです。

家族との時間を大切に!妊娠中に行っておきたいオススメの場所

赤ちゃんが生まれると旦那さんと二人きりの時間や上の子との時間、自分の時間を作ることは作るのは難しくなります。

旦那さんとの時間は今のうちに作って置くことが産後クライシスの予防にもなります。上の子との時間は兄弟が増えて環境が変わるストレスを軽減させます。

自分の時間は妊娠中のご褒美や出産への活力になります。今のうちに思う存分楽しみましょう。

赤ちゃん連れでは敷居が高い外食

大人だけで行くなら何の問題もないけれど、子連れでとなると行きづらいお店はたくさんあります。

妊娠中はあまり気にならないかもしれませんが、子連れで行ける外食はかなり限られます。

静かな店内に子供の声は不釣合いだと思うお客さんもいるので、どうしてもガヤガヤした感じのお店になってしまいます。

今後行けなくなりそうな店、例えば静かなフレンチやイタリアンの食べられるお店に今のうちに行っておきましょう。

鉄板料理や七輪で楽しむスタイルの焼き肉屋さんなどのお店も、子供の安全を考えると、2歳くらいまでは頻繁にはいけなくなります。

ムードたっぷりな夜デート

夜の外出は赤ちゃんがいると難しいです。寒くて風邪をひかせては困りますし、寝ているのを起こして連れていくのも可哀想です。

なので、この妊娠中に是非、旦那さんと夜にデートに行ってみてください。防寒対策を忘れずに。夜景を見たり、カラオケに行ったりするのがおすすめです。

赤ちゃんが生まれると、ママとの時間を取られてしまうのでパパは寂しい思いをする可能性も!女性は妊娠出産で変わってしまうという意見もあります。

マタニティーの時期にしっかり二人の時間を作ることで、夫婦円満でいられるようにしておきましょう。

上の子とも出産前最後の思い出作りを

今の家族の人数での生活は妊娠中が最後です。

赤ちゃんが生まれると家族は一人増え、産後まもなくは外出もできなくなります。 それは上の子にとってストレスになります。

赤ちゃんがいると行けなくなる場所へ今のうちに連れて行ってあげます。そうすることで産後、下の子へのやきもちに悩まされることが減ります。

一人の時間を生かして!「自分磨き」ができる場所もおすすめ

赤ちゃんが生まれると24時間体制でのお世話が始まります。そんななか、ママにかける時間は確実に今より減ります。美容室に行く時間すらなかなか取れないです。

そんなときに、妊娠中に行けば良かったと後悔しないように、自分の時間がある今のうちに自分磨きに出かけましょう。

美容室・ネイルサロンなどで外見磨き

妊娠中は髪の毛がぱさぱさになったり抜け毛が増えたりします。美容室でケアするとそのようなトラブルは解決しますし、気分転換にもなるのでおすすめです。

長時間座ることができるようならカラーやパーマもオススメです。最近は、ヘアカラーやパーマ液も安全なもので妊婦や授乳中のママでもできるもの開発されています。

こういったものが導入しているところを見つけて行ってみてください。産後は自由に行けなくなるので、出産に備えて長い髪をバッサリ切るというママもいます。

ネイルサロンも、妊娠していることを予約する時に伝えると、クッションやひざ掛けを準備してくれたり、ドリンクサービスにカフェインレスのものを準備してくれたりします。

ジェルネイルはにおいがダメな人もいるので、施術中に気分が悪くなったら無理せず中断してもらいます。

そんな時はハンドエステだけ受けて帰るという風に臨機応変に対応してもらえます。

映画鑑賞や美術館めぐりで感性を磨く

映画館は3歳未満お断りのところが多いです。3歳を過ぎても大人が見たい映画は子供には長くてつまらないものです。今のうちに自身が楽しみたい恋愛映画などは見ておきましょう。

トイレが近いなどの理由から、長い時間座っている自信がない時はレンタルショップで借りてきて自宅鑑賞も気分転換になります。

美術館は子供も入れますが、子供が気になってゆっくりと鑑賞できないので、妊娠中に行くことをオススメします

静かなカフェで読書や考える時間を作る

静かなカフェに行くことで、読書をしたり出産についてゆっくり考えたりすることができます。自宅から遠くないカフェに運動がてら出かけてみるのも気分転換になります。

最近はカフェインレスのメニューも増えてきているので、コーヒーブレイクも良いですね。しかし、カロリーの高いドリンクには気を付けます。

せっかく歩いて消費した以上のカロリーを摂取してしまうと、飲み物だけでも体重増加の原因になります。

スポーツ観戦やコンサートは興奮しすぎない程度に楽しんで

スポーツ観戦やコンサートなどの趣味に行くことはストレス発散にもなりますし、オススメです。場合によっては妊婦も来場しやすいように工夫がされていることもあります。

しかし、スポーツ観戦もコンサートも次のことに気を付けなければなりません。

  • つわりがある妊娠初期は体調を考慮して、座りながら観覧する
  • 行きの移動手段は満員電車などを避けるために時間をずらす
  • 帰りも混雑に巻き込まれないように早めに退場する
  • トイレは混雑する時間をさけて、前もって行くようにする

これらのことを守り、無理をしなければ問題はありませんが、心配ならばかかりつけの医師に相談してからのいくことをおすすめします。

友達との女子会は飲み屋でもOK

妊娠中はお酒が飲めないので、ソフトドリンクやアルコール0.00%の飲料があるお店で楽しみましょう。

たばこの煙は気になるので、禁煙席があるお店や個室があるお店を選びましょう。

会場が飲み屋だからと、せっかく久しぶりに会える友人のお誘いを断る必要はありません。

産後はなかなかゆっくり会うことも出来なくなりますので、楽しみの一つとして参加しておきましょう。

もしも出かけ先で産気づいたら

臨月には陣痛促進のために外出する人が多いです。自宅周辺で散歩している分には産気づいてもすぐに戻れますが、車で買い物などに出かけたときに陣痛が来てしまった場合はどうすればよいのかまとめました。

まずは落ち着いて状況把握を!

陣痛が来ても初産の場合はすぐに赤ちゃんは出てきません。まずは落ち着いてどうするべきか状況を把握します

まずは次の3つのことをチェックします。

  1. 破水はしていないか
  2. 陣痛は何分おきか
  3. 外出先に迎えに来てくれる人はいるか

この3つを確認して、次の対応をとります。ちなみに、陣痛が始まっていたら車の運転は危険ですのでやめましょう。

その時に車は、事情をお話して置いておいてもらいます。後で家族に取りに来てもらうか、レッカー移動してもらうかになります。

無断で放置するとトラブルになりかねませんので、できるだけ早く報告して理解してもらうことが大切です。

破水してしまった時は、ナプキンや子供用おむつを当てて病院に連絡します。この時はまだ陣痛は始まっていないかもしれませんが、一気に進む可能性もあるので注意します。

陣痛が始まった時は、近くの椅子に座り痛みが逃げるのを待ちます。そして次の陣痛が来るまでに家族に連絡をします。

外出先に迎えに来られる人がいない時はタクシーを使います陣痛は驚くほどの痛みですが、基本的にお産で救急車は使いません。

例外で、救急車を使用するのは次のような時です。

  • 外出先で赤ちゃんの頭が出てしまった
  • 経産婦で陣痛が始まったら救急車を呼ぶように指示されている
  • 大量の出血がある
  • 早産の場合

これ以外は家族の送迎やタクシーを使って病院に向かうのが一般的です。しかし、不安な場合は病院に電話をして相談しましょう。

もしかしたら自分では大丈夫持っていても危険な状態にあるかもしれませんので、自己判断はしないでください。

臨月になったら外出先は病院にすぐに行ける場所を選び、自分一人で運転しての外出は控えましょう。

妊婦であることを忘れず無理せずマイペースで

妊娠中は不安に思ったことや心配事は気兼ねなくかかりつけの医師に相談することが大事です。しかし、妊娠中は予想外のことが起きます。

大丈夫と言われたから旅行に行ったのに旅行先でお腹が張り観光できなかった、なんてこともあります。

ですが、そこは自己責任です。最終的に赤ちゃんを守るのは母親です。自分と赤ちゃんの健康が第一です。

妊娠経過が順調だからと妊娠してない時と同じように外出すると、いざという時に困ることがあります。しっかり妊婦である自覚を持って行動しましょう。

無理せずに自分のペースを守って外出して、マタニティライフを楽しみましょう。

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