学童保育は申し込み前に見学を!雰囲気や方針など見るべきポイント

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2017/10/31

学童保育の見学に行っている親子

働くママにとって、保育園を卒園してもまだまだ幼い我が子を一人でお留守番させると言うのは不安ですよね。放課後の預け先をお探しのママも多いと思います。

小学生を放課後保育してくれる施設として学童保育がありますが、学童保育は保育の様子や費用・保護者負担等さまざまな部分に施設ごとのカラーがあります。

入所を検討するのであれば、下調べが重要です。できれば見学に足を運び、施設や生活の様子を見せてもらいましょう!

資料や説明会で見ておきたいこと、見学時のポイントをお伝えします。

うちの該当施設について知る手段は?学童保活を知ろう

小学生の放課後保育サービスを実施している施設は、名称も運営実態も入所までのプロセスも様々です。

しかしどの学童保育でも、入所を検討する際には子供が年長の歳になったら、資料や説明会の情報を入手し申し込みを行う過程は必至です。

まずは我が子が行ける学童保育を探そう!

「学童保育がどこにあるのか」まずは以下の方法で学童保育を探しましょう。

学童保育の探し方
  • 学校内に併設:我が家の小学校区内に学童保育がある場合、申し込み可能と思ってOK
  • 自宅の近隣:電話をかけるか、タイミングを見計らって職員に声をかけてみて
  • HPで確認:該当小学校がチェックできる場合が多い。分からなければ電話で問い合わせ
  • 保育園でチェック:入所児童を募るために、保育園に学童のしおりが置かれている場合は持ち帰ってチェック
  • 就学時健診時に確認:しおりをもらえる場合あり
  • 役所で確認:施設が役所に情報を開示している場合、学校区から該当学童保育を教えてもらえる

見学や説明会の申し込みを!夕方がベスト

該当施設がわかった後には実際に問い合わせをし、見学や説明会に申し込みをしてみましょう。

資料の入手が第一歩ですが、ママが実際に足を運び方針や雰囲気を確認することが大切です!

複数候補がある場合は、余裕を持ってそれぞれに見学に行き比較・検討するのが良いですね。

見学は、実際子供たちが活動・集団生活をしている様子が見られる「平日の夕方頃」がおすすめです!
  • 電話をかけるおすすめの時間:平日11~13時頃(職員は昼頃出勤のケースが多いため)
  • 見学のおすすめ時間:平日15~17時頃

施設によっては、見学不可の場合もあるようですので、説明会や個別相談をうまく活用するようにしましょう。

見学で見たいポイント!学習・運動、小学生の生活にふさわしい環境かを確認

学童保育は、習い事というよりは保育園に近い認識を持ち見学をされると良いでしょう。

学力や運動等の能力などを飛躍的に伸ばす環境ではなく、家庭に近い環境で安心して過ごせる場所であるかが大切です。

学童保育は、日々集団の中で学習や遊びをしていくことになります。集団生活ではありますが、各々やりたい・やるべきことが十分にできる環境かが重要です。

見学時には、”小学生の放課後”を想定しながら下記ポイントをチェックしてみてくださいね。

安全な施設?広さやスペース分けをチェックしてみよう

学童保育は、一般的には登所するのに安心できる場所に位置していますが、意外な場所に施設があり保護者が戸惑う実例もあります。

かなり年期の入った民家や、雑居ビルの一室が保育室、という運営実態の施設も多々あります。入所前にしっかりと確認しておくことが大切です。

  • 施設の立地、周辺の安全性
  • 自宅から・学校からの所要時間
  • 施設内の広さ・区画分け・人数や職員の配置
  • 個人のロッカーや更衣室
  • 日頃利用する公園や商業施設

こういったポイントを確認してみましょう。

施設の立地、周辺の安全性

学童保育での生活は、子供が一人や少人数で施設に出入りしたり、帰りが遅く外が暗くなるケースも多いです。

周辺の建物・地域性や、扉前がすぐ車道となっていないか、安全対策がとられているかなどを確認しておきましょう。

雑居ビルの一室など他テナントとトイレや水回りが共用という場合もあります。その場合はトイレまでの距離や明るさ、安全性も必ず見ておいてください。

自宅から・学校からの所要時間

学童保育は自転車や車での送迎でなく、基本的には子供が毎日一人や子供たち同士で歩いて通うことになる場所です。

自宅や学校からの距離やルート・所要時間を確認しておきましょう。遠方であったり危険なルートが多い場合は、利用できる送迎サービスや対策があるのかも聞いておくと良いですね。

学童の指導員が、1年生の間は学校まで迎えに行ってくれるなどの安全対策を取っている施設は多いです。

施設内の広さ・区画分け・人数や職員の配置

体も大きくなり、室内遊びもダイナミックになってくる小学生の保育室には、やはり一定の広さは必要ですね。

施設の持つ広さを基準に定員が決まっている場合が多いですが、やはり見学時にママが「過密すぎる」と思う場合には実際に子供たちにとっても窮屈な場合も多いでしょう。

また、低学年から高学年までが同じ空間で生活をする中で、それぞれの体型に応じた机や椅子があるのか、落ち着いて学習に取り組める空間があるのかは見ておきたいですね。

それぞれの場所の安全を見守る体制が取れているのかも重要です。例えば、3部屋開放しているのに職員が常時2人であれば、子供だけの部屋が存在することになります。

いくら小学生とはいえ、やはり怪我や揉め事を防ぐためには見守りが必要ですね。

個人のロッカーや更衣室

小学生は私物の管理や片付けも習慣づけたい時期であるとともに、集団生活では物の紛失や取り違えが頻繁に起こることが予想されます。

成長を促しトラブルを避けるためにも、ランドセルや私物を入れる個人ロッカーが割り当てられていることは重要です。ロッカーを見渡し雰囲気を見るだけで、日頃の指導の参考になります。

汗をかいた際に着替えるスペースが設けられているのかなども、特に女の子のママは気になるところですね。

「職員スペースや洗面室で対応」「カーテンで仕切る」など、年頃の子供に対して何かしらの配慮がある施設だと安心感が持てます。

日頃利用する公園や商業施設

校庭や所庭がある施設以外は、近隣の公園で外遊びをすることになります。公園の雰囲気や移動距離、遊具の安全性やトイレの有無を見ておきましょう。

ママが公園まで足を運ばなければならない場合も出てきます。特に不規則なお迎えや習い事を検討している場合には公園については必ずチェックしておいてください。

また、夏休みや土曜日には昼食やおやつを近隣のスーパーに買い出しに行くというケースもあります。こちらも距離や雰囲気、費用面が気になりますよね。

施設外での活動については、できれば一度足を運んでおくと良いでしょう。

指導員は子供に大きく影響!少数だからこそしっかりチェック

学童保育の施設の雰囲気を大きく決めるのは、学童保育の職員である“指導員”と言っても過言ではないでしょう。

長い目で信頼関係を築けそうな先生か?

学童保育は30~50名程度の施設なら指導員は1~2人。アルバイトの先生が数名いるかどうかといった職員構成が主です。

主となる先生は1~3人程度で固定。その指導員たちの言動が、良くも悪くも子供の生活や成長に大きな影響を与えると言えるでしょう。

指導員は我が子の学童期を見守ってもらう大切なパートナーという位置づけ。長い目で見て、安心して任せられ、信頼関係を築けそうかという視点を大切にしてくださいね。

子供にとって親しみやすく良い見本となってくれる近い存在が理想

指導員の好みには個人差がありますし、見学や説明会だけでは分かりませんが、こういった様子を見ておくと参考になると思います。

  • 子供たちに対しにこやかに対応したり、楽しそうに一緒に遊んでいるか
  • 横柄な言動をしたり、理不尽な対応をとっていないか
  • 子供に悪影響となるような身なりや言葉遣いをしていないか
  • 職員同士が連携が取れているか
  • 見学者や保護者に対して、あいさつなど社会人として相応か

学童保育の子供たちは、必ずしも指導員を「先生」とは呼びません。「あだ名」など学校とは違う”近い距離”で接することが常となっている施設も多いです。

しかし、指導員と子供たちは「友達」ではありません。親身に信頼関係を築きながらも一定の距離感を大切にし、良い刺激を与えてくれる職員に我が子を任せることができると安心ですよね。

一度の見学で到底そこまではわかりませんが…。第一印象や子供たちとの何気ない会話・距離感の中から見えてくるものもあると思います。

男女比や年齢を考慮に入れてみてもOK

もし複数施設から選択が可能な場合、職員の構成も基準にしてみても良いですね。

  • 男性主導→元気いっぱい外で遊んでくれそう・叱る時はしっかり喝を入れてくれそう
  • 女性主導→細やかな心配りが期待できそう・女子特有の悩みを相談しやすそう
  • 若い職員主導→アクティブ・活発・子供に身近なお兄ちゃん、お姉ちゃんになってもらえそう
  • 年配職員主導→冷静に全体を見てくれそう・子育ての相談の良きアドバイザーになってくれそう

メリット例をリストアップしてみましたが、裏を返すとそれぞれデメリットも浮上しそうですよね。

また複数の職員が全員同性・異性混合か等によっても雰囲気は変わります。

個人の雰囲気・全体の構成。指導員は大切な判断材料と考えて!

学童期には心や体の発達の過程で「親に言いづらい悩み」が出てくる年頃です。

幼児期にもママの相談相手として信頼できる先生の存在は必要ですが、学童保育では「子供が自ら悩みを打ち明けられる存在がいるか」ということも大切になってきます。

筆者は元学童保育指導員でしたが、「指導員と馬が合わないから/信頼できないから」という理由で学童保育を去ってしまう親子も複数見てきました…。

放課後保育が必要だから入所しているのに、こういった理由で去ってしまう方がいる現状はとても残念に感じます…。

指導員も退職等で入れ替わることもありますが、基本は年度毎に担当が変わるシステムではありません。

職員が少人数だからこそ、一人一人の言動が日々の保育に反映されます。『指導員は子供に大きく影響を与える存在』ということを念頭に置いておきましょう。

見学や説明会で聞いておきたい!サービス内容や保護者負担について

学童保育では、施設ごとにサービス内容や行事等の有無・頻度は異なります。入所前に以下のポイントはチェックしておきましょう!

  • いつからいつまで預かってもらえるのか(期間・時間)
  • 行き帰りの方法やお迎えについて
  • 学習について
  • 習い事について
  • 行事・懇談等
  • 保護者会について
  • 保育料やそれ以外の必要経費について
  • 体調不良・緊急時の対応について

見学や説明会へ行った際に聞く、出向くことができなかった場合には個別に問い合わせてきちんと確認をしておきましょう。

いつからいつまで預かってもらえるのか(期間・時間)

平常時の利用可能時間、長期休みや土曜日、急に延長保育を頼むことは可能かなどを聞きましょう

また親が在宅している日にも、「学童に通った方が良いのか」「家で見れる日は帰宅が良いのか」という考え方も施設ごとに異なってきます。

対象児童が小学校何年生までなのか、預かりスタートが保育園卒園式翌日からなのか4月1日からなのかなども要チェック項目です。

行き帰りの方法やお迎えについて

送迎サービスを行ってくれる施設は稀。子供だけで家に向かうか、保護者のお迎えが必要となります。

  • 一人で帰宅もOKか
  • 集団下校のようなグループ分けがあるのか
  • お迎え必須か/何時を回るとお迎えがいるのか

これらを確認しておきましょう。

場合によっては、祖父母やファミリーサポート等他の方の力を借りなければ送迎がネックとなってしまう場合があります。

また、日々学校から学童保育までどのように向かうのか、指導員が送迎してくれるのかも確認しておくと安心です。

学習について

日々の宿題をどこまで見てくれるのか、というのはとても気になるポイントですね。

「正誤チェックやわからない箇所の支援」までしてくれる施設から、「とりあえず机に向かうよう声かけをする程度」という施設もあるようです。

習い事について

こういった点をチェックしておきましょう。

  • 学童保育独自で習い事サービスはあるのか(英会話・スポーツ等)
  • 学童保育で推奨している習い事(この教室なら指導員が送迎します等)はあるのか
  • 子供一人、子供同士で学童保育から習い事へ向かうことは可能か
  • 習い事が終わった夕方から学童保育に行くことは可能か
場合によっては、学童保育と習い事の両立にはママの仕事の調整や他者の協力が必須となります。

行事・懇談等

主に民間の学童保育では、クリスマス会や歓送迎会など、「保護者」も参加を促される行事があります。

個人懇談、学年毎のグループ懇談がある場合も。子供の学童行事のために仕事や予定を調整すべき日が年に何日か出てくる場合があります。

保護者会について

主に民間の学童保育では、保護者が定期的に集まって会議や行事の企画・運営を行う保護者会の活動が盛んです。

交流が楽しみな方、負担な方など感じ方は様々かと思いますが、子供が入所すれば親にとっては必須の活動となります。

保護者会については必ず聞いておくようにしましょう。

▼学童保育の保護者会についてはコチラも参考にしてみて!

▼学童保育の保護者会の負担についてはコチラも参考にしてみて!

▼学童保育の保護者会のメリットデメリットについてはコチラも参考にしてみて!

保育料やそれ以外の必要経費について

“保育料”以外に、学童保育では諸経費がかかる場合があります。

  • 延長保育料(保育料に含まれる場合と別途徴収の場合あり)
  • 行事関係の費用(夏休みに皆でプールに行く、地域行事に参加するなど)
  • 習い事やサービス関係費(学童独自の習い事、個人の習い事の送迎費)
  • 積立金(高学年の旅行費など)
  • 施設費や寄付金
  • 物品購入費(全員お揃いのTシャツ・購入必須品がある場合)
  • 保護者会費
施設によっては予想以上に出費がかさむ場合も。費用面から「学童保育に入れるか、家で留守番をさせるか」と悩まれる方も多いのではないでしょうか。

▼学童保育のメリットデメリットについてはコチラも参考にしてみて!

体調不良・緊急時の対応について

体調不良時の受け入れ基準や、「学校から電話がかかってきたけれどお迎えに行けない場合の学童保育の対応は?」などもチェックポイントです。

保育中の発熱時に静養できる場所があるのか、怪我の際は病院に連れて行ってもらえるのかも気になりますね。

インフルエンザなどの感染症での学級閉鎖の日(我が子が元気な場合)の対応も要確認です。

体調以外にも緊急時(台風・地震等)のことも詳しく聞いておきましょう。

安心して預けられる学童保育を見極めるために

学童保育でも保育園同様点数や抽選の結果、『待機児童』となってしまうこともあります。

また学童保育を見学した結果、「ここに預けるのはちょっと…」とママが思ってしまうことがあるかもしれませんね。

子供の放課後の居場所選びは「パパ・ママが安心して仕事に集中できるか」「子供が楽しく健全に過ごし成長していくことができるか」という親子共に大切な課題です。

費用面や保護者会の有無・自宅からの距離など各家庭で優先したいことを重視することはもちろん大切ですが、『我が子を安心して預けられそうな環境か』という視点で捉えてください。

そのために、見学や説明会の機会を積極的に活用してくださいね。

学校区以外の施設や小学生託児施設、ベビーシッターや留守番という選択肢も考慮しつつ、親子が一番納得する方法を考えてみてください。

▼子供が留守番できるのはいつからかについてはコチラも参考にしてみて!

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