安産祈願を受けて腹帯を巻こう!岐阜でオススメの神社とお寺11

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2015/06/14

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腹帯を巻いて安産を願う安産祈願。岐阜県で安産祈願を受けるには、どんな神社やお寺を選べばよいのでしょうか。

伊奈波神社

伊奈波神社は、岐阜市を代表する神社の一です。二千年に近い歴史があると言われる、悠久の時を歩んできたお社です。

伊奈波神社

伊奈波神社は、岐阜市にある神社です。非常に古い歴史があるとされる古社で、美濃国三宮となっています。

伊奈波神社が創建されたのは、景行天皇という太古の天皇の御代とされています。景行天皇はヤマトタケルノミコトの父にあたり、西暦100年前後に活躍したと言われています。

伊奈波神社に祀られているのは、景行天皇の兄です。景行天皇の父である垂仁天皇の長男で、太古の英雄として有名な人物でした。

武将としても優れていましたが、全国を開拓し池や堀などを作って天下泰平のいしずえを築きました。

景行天皇の御代を支えた文武両道の英雄でしたが、その成功をねたんだ者に陥れられ、討たれてしまいます。

その業績をたたえて創建されたのが伊奈波神社です。壬申の乱にあたり、天武天皇が戦勝祈願をしたとも伝えられており、大変古い歴史があることがわかります。

斉藤道三によって今の場所に遷座され、稲葉山周辺の総鎮守となりました。この地はもともと三本の大河に囲まれた地域です。

水の恵みを受けるとともに、水の被害も多い土地でした。そこで水を制する守り神として長く信仰されてきたのです。

現在でもご利益のある地元の産土神として信仰され、初宮参りや七五三、厄除けなど人生によりそう神社として親しまれています。もちろん安産祈願に訪れる人も少なくありません。

伊奈波神社の安産祈願

伊奈波神社では毎日安産祈願を受け付けています。昇殿祈祷の受付時間は午前9時から午後4時までになります。

予約制ではありません。ただし初詣期間や七五三シーズンの土日祝日は非常に混み合います。さらに祭礼と重なると祈祷の受付時間も変動します。

事前に電話で祈祷を受けられるか問い合わせてから参詣すると良いでしょう。祈祷料は5千円からになります。

安産祈願のポイント

昇殿祈祷を受ける場合、安産祈願には祈祷料が必要になります。これは料金ではなく、神様や仏様に対する奉納品です。

受付で支払うのではなく、紅白ののし袋を用意して納めましょう。表書きは神社の場合「初穂料」「玉串料」、お寺の場合「祈祷料」「祈願料」などが一般的です。

料金は明示されている社寺もありますが、おこころざしと言われることもあります。一般的には5千円前後から1万円程度が相場です。

腹帯も、祈祷後授与品としてさらしの岩田帯をいただけるところや、神社で買えるところ、持参すれば手持ちの腹帯をお祓いしてくれるところなどさまざまです。

事前に電話で問い合わせておくと良いですね。新品をお祓いしてもらう場合は包装から出して風呂敷に包み、受付で納めます。

使用済みの腹帯のお祓いも神社によっては受け付けています。その際は洗濯して清潔なものを持ち込み、やはり風呂敷に包んでいくと良いでしょう。

朱印を捺してくれる社寺も多く、その場合はコルセットやガードル、トコちゃんベルトタイプの腹帯でも可能かどうか問い合わせてみてくださいね。

伊奈波神社
公式サイト:http://www.inabasan.com/
所在地:岐阜市伊奈波通1-1
電話番号:058-262-5151
Google map:https://goo.gl/maps/XpEdg

南宮大社

南宮大社は、鉱山の神を祀る総本宮です。美濃の国で最高峰の格式を誇るお社で、非常に古い歴史があります。

南宮大社

南宮大社は、不破郡垂井町にある神社です。美濃国一宮とされ、岐阜県屈指の規模と格式を誇るお社です。

南宮大社は、二千年を超えるという歴史を持つお社です。創建されたのは、崇神天皇という太古の天皇が活躍した時代で、事実であれば紀元前になります。

岐阜県の西部にある南宮山のふもとに位置し、全国的にも名前の知られる大きな神社です。平安時代に編まれた『延喜式神名帳』にも登場します。

南宮大社に祀られているのは、カナヤマヒコという神様です。鉱山の神として全国各地で信仰されており、カナヤマヒコを祀る神社の総本宮でもあります。

平安時代、鎌倉、室町と長きにわたって朝廷や時の政権からも手厚く保護されてきましたが、関ヶ原の合戦で焼失してしまいました。

その後江戸時代に入って、春日局が願い、三代将軍家光が再興しました。その時に建てられた社殿は、現在国の重要文化財となっています。

今でも全国から参詣者が訪れる信仰あつい神社であり、また壮麗な社殿から観光地としても人気があります。

南宮大社の安産祈願

南宮大社では随時安産祈願を受け付けています。受付時間は午前9時から午後4時半になります。

ただし祭礼が入ると祈祷を受けることができないため、事前に電話で可能かどうか確認してから参詣してくださいね。安産祈願の祈祷料は5千円からです。

南宮大社
公式サイト:http://www.nangu-san.com/
所在地:不破郡垂井町宮代1734-1
電話番号:0584-22-1225
Google map:https://goo.gl/maps/0fwmg

関善光寺

関善光寺は、信州の名刹善光寺を模してつくられたお寺です。特に安産祈願にご利益があるというご本尊を祀っています。

関の名刹、善光寺

関善光寺は、関市にある天台宗のお寺です。本来の名前は宗休寺といいますが、関善光寺と呼ばれてきました。

善光寺は長野にある名刹です。宗休寺が建てられたのは江戸時代、1753年のことですが、その後長野の善光寺の出開帳が行われました。

善光寺は全国から参詣者が訪れるお寺です。これをきっかけとして、宗休寺は善光寺にならった本堂や戒壇が造られます。

その後、関にある善光寺ということで、関善光寺と呼ばれるようになりました。特に本堂の下にある卍型の戒壇は日本にひとつしかないため、多くの人が参詣に訪れます。

関善光寺の安産祈願

関善光寺には大仏殿があり、ご本尊は大腹籠大仏(おおはらごろもだいぶつ)と呼ばれています。

大仏の胎内には胎内仏として小さな仏像が安置されているためです。このため、大腹籠大仏は安産や子授け・子安に霊験あらたかとされてきました。

特に安産祈願に良いと言われる戌の日には、岐阜県内はもちろん県外からも安産祈願に訪れる人が後を絶ちません。

関善光寺では随時安産祈願を受け付けています。安産祈願の受付時間は午前9時から午後4時までになります。

祈祷料は5千円からになります。お寺でも本堂で申し出れば千円にて腹帯を授与しています。また手持ちの腹帯を持参すれば朱印を捺してもらえます。

基本的にいつでも祈祷は受け付けていますが、行事がある場合などは受付時間が変動することもあり、混雑する日もあります。

体調や天候と相談し、事前に問い合わせてから出かけると良いでしょう。公式サイトには問い合わせ用フォームもあります。

安産祈願を受けたあと、無事赤ちゃんが産まれたら、お礼参りをして安産祈願で授与されたお守りを納めましょう。

関善光寺
公式サイト:http://www.seki-zenkoji.jp/
所在地:関市西日吉町35
電話番号:0575-22-2159
Google map:https://goo.gl/maps/X4mXz

谷汲山華厳寺

谷汲山華厳寺は、朝廷からも信仰されてきた大変有名な観音霊場です。今も多くの参詣者が全国から訪れます。

谷汲山華厳寺

谷汲山華厳寺は、揖斐郡揖斐川町にある天台宗のお寺です。谷汲山と書いて「たにぐみさん」と読み、近隣では「谷汲さん」と呼ばれて親しまれています。

歴史も古く、創建されたのは平安時代初期のことです。創建後すぐに桓武天皇の勅願所となり、その後も歴代天皇によって勅願所として保護されてきました。

何度か戦火に巻き込まれて伽藍を焼失しましたが、そのたびに再興されて今に至ります。そもそも、創建したのは会津の豪族だったそうです。

会津の豪族は都の仏師に信仰している十一面観音像を彫ってもらいました。完成したので会津に帰ろうとしたところ、観音像が動かなくなってしまいました。

すると、近隣に観音様にゆかりの霊場があるとお告げがあり、御堂を建てて十一面観音像を祀ることになりました。

古くから霊験あらたかな観音霊場として多くの人々が参詣に訪れます。現在も結願・満願道場として、全国から参詣者がやってきます。

また谷汲山華厳寺は、春は桜、秋は紅葉の名所としても知られています。岐阜の観光地としても有名な場所です。

谷汲山華厳寺の安産祈願

谷汲山華厳寺では、随時安産祈願を受け付けています。祈祷の受付時間は午前9時から午後3時半までになります。

安産祈願の場合は、手持ちの腹帯を持参すれば加持祈祷してもらえます。公式サイトには戌の日カレンダーも掲載されていますが、それ以外の日でも祈祷は可能です。

安産祈願は予約制ではありません。不安な場合は電話で問い合わせてから参詣すると良いでしょう。時期によっては、土日祝日は混み合います。

祈祷料は5千円からになります。また遠方に住んでいる場合や体調がすぐれない場合、入院中などは代参でも大丈夫です。

谷汲山華厳寺
公式サイト:http://www.kegonji.or.jp/
所在地:揖斐郡揖斐川町谷汲徳積23
電話番号:0585-55-2020
Google map:https://goo.gl/maps/3Tssi

金神社

金神社は、岐阜市の街中にある神社です。大変古い歴史を持ち、慈母を祀る社として親しまれています。

母と慕われる女神を祀る社

金神社は、岐阜市にある神社です。岐阜市の中央部にあるお社で、「金神社」と書いて「こがねじんじゃ」と読みます。

実は歴史の古い神社で、創建されたのは太古に活躍したといわれる成務天皇の御代とされます。史実なら、西暦100年前後の昔になります。

実際にはもっと後世になってから神社が建てられたと考えられますが、非常に古い時代から神聖な土地として信仰の対象になっていたのでしょう。

平安時代の初期に編まれた文献にも、金神社の名前が見え、そのころにはすでに神社として成立していたことがわかります。

江戸時代になると、加納藩主によって産土神として信仰されました。明治時代に入ると、周辺地域の総鎮守となりました。

金神社の祭神は、金大神(コガネノオオカミ)と呼ばれる神です。その中でも主として祀られているのが、ヌノシヒメノミコトという女神です。

ヌノシヒメノミコトは、景行天皇の兄にあたる人物の妃です。景行天皇の兄は、伊奈波神社に祀られているのと同じ神様です。

神社が創建された時代に活躍した成務天皇は、景行天皇の息子にあたり、主祭神の夫は伯父になります。

景行天皇の兄は、国家平定に尽力した英雄でしたが、その業績をねたんだ人物に陥れられ、討たれて亡くなりました。

夫を喪ったヌノシヒメノミコトは大変悲しみます。都を出てこの地にのがれ、夫の霊を祀りました。しかし悲しみに沈んでいただけでなく、この地の発展に力を尽くしました。

地域の人々に慈愛をそそぐ姿は、人民の母そのものだったとされています。そこで慈悲深い、子どもを育む母の神を祀る神社として親しまれています。

金神社の安産祈願

金神社では随時安産祈願を受け付けています。受付時間は午前9時から午後4時半までになります。

一般的な祈願祈祷の場合、予約は必要ありません。ただし出張祈祷や祭礼と重なると祈祷が受けられないこともあります。事前に問い合わせをしておくと安心です。

安産祈願の祈祷料は5千円からになります。安産祈願を受けるとさらしの岩田帯も授与されます。手持ちの腹帯を持参すれば一緒にお祓いしてもらえます。

金神社
公式サイト:
http://kamnavi.jp/mn/higasi/kogane.htm
所在地:岐阜市金町5-3
電話番号:058-262-1316
Google map:https://goo.gl/maps/KHMJg

御首神社

御首神社は、平将門の「首」を祀る神社です。ちょっと怖い神様ではありますが、その分霊験あらたかなお社でもあります。

御首神社

御首神社は、大垣市にある神社です。「御首」と書いて「みくび」と読みます。ちょっと変わった名前ですが、その創建と、祭神にまつわる伝説からつけられた名前です。

御首神社がいつ創建されたのかは、はっきりと判ってはいません。しかし、その創建には平将門が深く関係しています。

平将門は、平安時代中期の豪族です。桓武天皇の5世にあたる人物で、関東一円で大きな勢力を誇っていました。

その当時、下総や常陸国で平氏一族の争いが広がり、将門は時の朝廷の政治にも反発し、反乱を起こします。

世に「将門の乱」と呼ばれる大乱です。みずからももともと皇族の出ということで、平将門は「新皇」と自称しました。

その後藤原秀郷などに討たれてしまいます。しかし将門は討伐されたのちも怨霊となり、国民を震え上がらせました。

「東京大手町にある首塚は移転できない」など、現代でもその伝説は語り継がれています。その将門伝説の本拠地のひとつとなっているのが、御首神社です。

平将門は、捕えられたのち、京都で討たれました。しかし故郷の関東を恋しがって、その首が空へと飛びあがりました。

その時、美濃国一宮の南宮大社の神様である隼人神が、弓矢で飛んでゆく将門の首を射落としたのです。

首は大垣の地に落ちました。そこでその魂を慰め、神として祀ることでふたたびこうした異変が起こらないように創建されたのが、御首神社です。

将門の力の強さから、霊験あらたかな神社として知られています。特に首から上のご利益を願う人が多い神社です。

御首神社の安産祈願

御首神社では、随時安産祈願を受け付けています。安産祈願の受付時間は午前9時から午後4半までです。

祭礼と重なる日もあるので、問い合わせてから参詣しましょう。安産祈願の祈祷料は5千円からになります。

御首神社
公式サイト:http://www.mikubi.or.jp/
所在地:大垣市荒尾町1283-1
電話番号:0584-91-3700
Google map:https://goo.gl/maps/YjMQh

手力雄神社

手力雄神社は、織田信長が戦勝祈願をしたとされる神社です。戦勝はもちろん、開運の神として知られています。

勝運をつかむ手力雄神社

手力雄神社は、各務原市にある神社です。創建されたのは六世紀末ごろとされ、非常に古い歴史があります。

その昔、この地に住んでいた豪族が創建したとされています。山の中腹に祀られた磐座が、はじまりでした。

磐座(いわくら)とは、太古の日本で信仰の対象となっていたパワースポットのことです。古くは、山や岩といった自然物を対象とした信仰が一般的でした。

修験道などと結びついた山岳信仰は、今でも受け継がれています。大神神社のように社殿をもたず、山や岩、滝そのものをご神体とした神社は現在でも存在しています。

手力雄神社も、そうした自然信仰から始まった神社のひとつです。神社として創建される前から、パワースポットとして神聖視されていたのでしょう。

古くから土地の権力者たちから手厚く保護されてきた神社で、壬申の乱の頃から信仰されてきたことがわかっています。

また歴史的には、織田信長が稲葉山城を攻める際に戦勝祈願を行った事が有名です。信長は見事勝利し、その礼として大変広い社領を寄進したと言われています。

実は信長は当初、周囲のお寺を焼打ちにし、手力雄神社にも攻め込もうとしたそうです。しかし霧が信長をおおい、身動きが取れなくなったため、神罰を恐れて戦勝祈願を行ったとか。

信長をも恐れさせ、また信仰させた神社として今でも名を馳せています。戦勝祈願、必勝祈願はもちろんですが、開運の神社としても人気があります。

手力雄神社の安産祈願

手力雄神社では安産祈願を随時受け付けています。受付時間は午前9時半から午後4時までになっています。

土日は予約の必要なく祈祷を受けることができます。平日は出張祈祷などで神官さんが不在のこともあるので、予約してから参詣してください。

安産祈願の祈祷料は5千円からになります。腹帯を持参する際は、社務所受付で申し出てくださいね。

手力雄神社
公式サイト:http://www.tezikarao.org/
所在地:各務原市那加手力町4
電話番号:058-382-3383
Google map:https://goo.gl/maps/9Ef7x

結神社

結神社は、生み出す力を象徴する神様を祀る神社です。縁結びで有名ですが、安産祈願でも知られています。

むすびの社、結神社

結神社は安八郡安八町にある神社です。「結神社」と書いて「むすぶじんじゃ」と読みます。その名前から、最近人気が高まっているお社です。

結神社が創建されたのは平安時代末期のことです。すでに900年ほどの歴史を持つ、古いお社です。

しかし一説にはかなり古くから存在するとも言われており、この地域では昔から神聖視されてきた場所でした。

結神社の祭神は、アメノミナカヌシとタカミムスビ、カミムスビです。アメノミナカヌシは、この世に初めて生まれた神とされています。

タカミムスビとカミムスビは、アメノミナカヌシの次に登場した神です。この三柱の神は天地開闢の神であり、男女の性別がないとされています。

日本の神様の中でももっとも早くに登場した特別な存在の神です。結神社の「むすび」は、タカミムスビとカミムスビの「ムスビ」から名付けられたと言われています。

実は、神様の名前に付けられている「ムスビ」は、「結」という漢字ではありません。「産霊」と書いて「ムスビ」と読みます。

「ムスビ」はいろいろな神様の名前にも使われている言葉で、生命が自然にうまれ、育ち、繁栄してゆく力を指しています。

「産」という字が入っていますが、その字のように「生み出す」力が「ムスビ」です。しかし産という字は「むすぶ」とは読めないため、「結」という名になったようです。

生命も人と人との縁も、生まれてからいろいろなものと関わることで成長していきますよね。そこで結神社では五穀豊穣や生産などにご利益があるとされてきました。

もちろん縁結びにも霊験あらたかな神社です。さらに「産霊」の神社ということで、安産祈願にもご利益があるといわれているんですよ。

また、結神社は江戸時代になってサルタヒコも祀られるようになりました。サルタヒコは導きの神、旅人の守り神とされています。

結神社で安産祈願を受けたい場合は、電話で予約をしてから参詣しましょう。縁結びのお守りだけであれば、平日なら近隣で購入可能です。

結神社
公式サイト:http://www13.plala.or.jp/MJHP/
所在地:安八郡安八町西結584
電話番号:0584-62-5414
Google map:https://goo.gl/maps/XNMEl

大垣子安神社

大垣子安神社は、安産の女神とされる神功皇后を祀る神社です。徳川家や皇室にも安産のお守りを納めています。

安産で知られる神社

大垣子安神社は、大垣市にある神社です。創建された年代ははっきりとわかりませんが、古くから安産祈願の神社として親しまれていました。

大垣子安神社の祭神は、神功皇后と応神天皇です。応神天皇は太古の天皇で、神功皇后はその母です。

神功皇后は、夫であり応神天皇の父である仲哀天皇を、妊娠中に亡くしました。しかしその悲しみにも負けず、彼女は臨月の体で三韓征伐におもむきます。

お腹には腹帯を巻き、男装して戦へ向かいました。見事勝利し、凱旋してから安産で応神天皇を出産します。

応神天皇は、生まれた時すでに歩くことができたと伝えられています。また、病気もせずに成長し、立派な天皇になりました。

長寿をまっとうし、多くの子孫に恵まれました。そこで、神功皇后は子安、安産の女神として信仰されるようになったのです。

大垣子安神社では、安産の女神である神功皇后と、その子である応神天皇を祀り、安産の祈願所として信仰されてきました。

特に境内の竹で作った御産刀は有名なお守りで、江戸時代の三代将軍家光にも献上されたと言われています。皇室での安産祈願にも御産刀が献上されました。

また境内には、子安神社の子授けまたぎ石という霊岩が祀られています。こちらを夫婦でまたぐと、子が授かると言われているんですよ。

大垣子安神社の安産祈願

大垣子安神社では、安産祈願を日曜日の午前9時から午後2時まで受け付けています。祈祷は予約制になるので、電話で予約をしてから参詣しましょう。

祈祷料は5500円からになります。また持参した腹帯をお祓いしてもらう際は、千円になります。安産のお守りだけを授与してもらうことも可能です。

さらに祈祷をすませたさらしの岩田帯の授与も行っています。三代家光や皇室に献上された、御産刀も入手可能ですよ。

大垣子安神社
公式サイト:http://koyasujinja.sakura.ne.jp/
所在地:大垣市赤坂町4026
電話番号:0584-71-3558
Google map:https://goo.gl/maps/3ajFD

大垣八幡神社

大垣八幡神社は、大垣市にある八幡さまです。戦勝祈願の神とされる八幡神ですが、安産祈願でも知られています。

大垣の八幡神社

大垣八幡神社は、大垣市にある神社です。創建されたのは南北朝時代、14世紀のことと伝えられています。

当時、神社が建てられた場所は奈良の東大寺の荘園でした。そこで、東大寺の鎮護として祀られていた八幡神社が勧請されたのが神社のはじまりです。

そのいきさつについては、不思議な伝説が残っているそうですよ。奈良に大きな地震があったとき、東大寺では鎮護神の八幡神がいなくなってしまいました。

あわてて探しましたが見つかりません。そのうち、全国に探しに出ていた使いのひとりが、大垣市で宿を取ったとき、八幡神が夢枕に立ちました。

八幡神は大垣が気に入ったのでここにずっと住みたいと告げました。驚いて翌日近隣を探してみると、はたして林の中でご神体が見つかったのです。

ご神体を奈良へ運ぼうとしても、動かすことができませんでした。そこで、これは八幡神のご意志であろうということになり、この地に祀られることとなったのです。

その後戦国時代に戦火で焼けてしまいましたが、江戸時代に入ってから大垣城主によって再建されました。大垣祭りの神社でもあります。

八幡神社は全国各地にあるもっとも多い神社ですが、その祭神は応神天皇です。また大垣八幡神社では、その母であり、安産の女神である神功皇后も祀られています。

大垣八幡神社の安産祈願

大垣八幡神社では、安産祈願を随時受け付けています。祈祷の受付時間は午前9時から午後4時までになります。

初詣や七五三シーズン、また戌の日に重なる土日祝日は混み合います。祭礼が重なると祈祷の受付時間も変動するので、事前に電話で問い合わせをしておくと良いでしょう。

大垣八幡神社
公式サイト:http://www.ogaki80003.or.jp/
所在地:大垣市西外側町1-1
電話番号:0584-78-4977
Google map:https://goo.gl/maps/G1Ae8

駄知白山神社

駄知白山神社は、霊峰白山の女神を祀る神社です。土岐市に位置し、緑に囲まれた閑静なお社です。

土岐市の白山神社

駄知白山神社は、土岐市駄知町に祀られている神社です。駄知白山神社と駄知八王子神社が、同じ社務所で管理されています。

白山神社は北陸を中心に点在している神社で、総本宮は石川県の霊峰白山に鎮座する白山比咩神社です。

白山神社は白山をご神体として祀る神社で、祭神はククリヒメという女神です。ククリヒメはイザナギとイザナミの仲裁をした女神で、ものごとをまとめる力を持つとされています。

また安産祈願にも霊験があるとされています。駄知白山神社でも、安産祈願を受け付けています。

駄知白山神社の安産祈願

駄知白山神社では、安産祈願を予約制で受け付けています。神職さんは常駐していないので、必ず電話で予約をしてから参詣してくださいね。

腹帯を持参すれば、お祓いしてもらえます。また祈祷済みのさらしの岩田帯も授与しています。

駄知白山神社
公式サイト:http://www.tokishi-jinja.com/
所在地:土岐市駄知町1030-1
電話番号:0572-59-8833
Google map:https://goo.gl/maps/Qp36n
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