ついつい歯ブラシを噛む子供に対して、どう指導すれば直せるのか

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2014/12/29

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子供の中にはどうしても歯ブラシを噛んでしまうという子がいます。我が家の一番下の子も、なぜか歯ブラシを噛むので毎度注意をしているのですが、何度も注意をしていますとかなり疲れるのも事実です。

子供たちの中でも当然下の子の歯ブラシが一番ダメになる周期が短くて、とても困ります。しかも歯ブラシを噛んだことでなぜか歯磨きをしているという感じがするのでしょうか。本人はしっかりと歯磨きをしていると勘違いしています。

日々指導している私の立場から、どうしたら噛む癖をなくせるのかについて考えてみたいと思います。

歯ブラシを噛むということ

まず子供は歯ブラシを噛んでいるという自覚があまりないように思えます。口の中にあるから自然に噛んでしまった。ただこれだけを毎日繰り返す。

噛んだら当然ブラシの部分の反対側には噛んだ跡が残ります。そしてブラシの毛先も広がってきて、あっという間に期待したような効果が感じられない歯ブラシへと変化します。

本人に自覚がないから、何度注意してもダメなのがわかってきましたので、今では出来るだけ素早く私が仕上げ磨きするようにしています。

仕上げブラシは綺麗なもので

子供が歯ブラシを手にしている時間が長ければ長いほど、歯ブラシを噛むことになるのは当たり前ですよね。でも毎度すぐに仕上げ磨きが出来ないという方もいるでしょう。

その場合は、もう何度も噛まれて捨ててしまってもいいなと思う歯ブラシを子供に使わせて、綺麗な状態の歯ブラシを仕上げ磨き専用として親が使うという方法がお勧めです。親の仕上げ用歯ブラシのブラシ部分が少し広がってきたら、これを子供に与えるのです。自分で磨くことを一切させないのはやりすぎだと思います。

噛む子供だからといって歯ブラシを取りあげないこと

いずれ大きくなったら、毎度自分で歯磨きをしなくてはなりません。小学校の高学年になるまでは、仕上げ磨きも必要となるでしょうが、次第に最初から最後まで自己責任で磨くことになるのです。

歯磨きとは長いお付き合いになるのですから、小さいうちから歯ブラシを自分で少しでも出来るようにしつけておくのは当たり前だと思います。

さて、出来る限り自分で磨く時間を短縮させられた末っ子ですが、以前と比べて歯ブラシを噛むことが減ったように思えます。

ながら歯磨きしていませんか?

もちろん自分で歯磨きをしている時間が今までより短くなったという理由は大きいと思うのですが、少しずつ成長しているというのも関係していると思います。やはり毎度注意されていること、歯ブラシをしている時間をダラダラさせないようにしているので、ながら歯磨きをしないのも噛まなくなった原因ではないかと考えています。

皆さんのお宅ではどうですか?テレビを観ながら歯磨きをしていませんか?うちは下の子の食事が遅いので、食べ終わったら上の子がテレビをつけていることも多いのです。

悪い癖は入学前には直すように

どうしてもテレビを観たり、本を眺めたりしながらですと歯磨きに集中することが出来ません。子供ならば尚更ですよね。それが歯ブラシを噛む悪循環に繋がっているのだと思います。しっかりと歯磨きすることだけに集中したら、そうやすやすと歯ブラシを噛むことはないのです。

やはり我が子が歯ブラシを噛む原因の最も大きい部分が、ここだったんだなと痛感しているところです。せめて小学校へ入学するまでにはこのような癖を直しておくほうがいいでしょう。

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