妊娠の確認は産婦人科で!気になる病院での診察や検査内容

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2018/01/12

妊娠確認を産婦人科でしようと思っている女性

「あれ、もしかしたら妊娠しているかも…?」と思ったら、どういった方法で確認しようと思いますか?

ドラッグストアやネットショップで簡単に手に入る「妊娠検査薬」で確認する方が多いのではないでしょうか。

しかし正確な診断は、産婦人科での診察を受けることが必要です。とはいえ、産婦人科に行くことを先延ばししたくなる方もいるのではないでしょうか。

気になる産婦人科での妊娠確定までの道のりをチェックしておきましょう。

妊娠検査薬の陽性反応が正常妊娠とは限らない!

妊娠検査薬で調べることができることは、「妊娠している状態かどうか」のみです。

この状態には、「子宮外妊娠」や「胞状奇胎」など、放っておくと母体や赤ちゃんの命に関わる異常妊娠も含んでしまっていることが難点となります。

双子や三つ子など、多胎児の判明も、診察を受けないとわからないものですよね。

そのため、妊娠しているかどうかを妊娠検査薬で調べ、めでたく陽性反応が出たあとは、なるべく早く産婦人科に行き、正常妊娠かどうかを調べておく必要があります。

▼妊娠検査薬を使用するタイミングについてはコチラも参考にしてみて!

産婦人科にはいつ頃に行くべき?

妊娠を願っている方は、基礎体温が下がってこなかったり、生理予定日より生理が数日遅れたりしただけで、「妊娠したかも!」と期待をしてしまいますよね。

早すぎても確定しない!生理予定日を1~2週間過ぎた頃が適切

生理予定日からすぐの段階では、病院でも「妊娠している可能性が高そうだ」ということしかわからず、異常妊娠か正常妊娠かの判断もできません。

一般的な市販の妊娠検査薬で妊娠の有無を正確に調べられるのは、生理予定日より1週間が過ぎたあととされています。

フライング検査をしてしまう人もいますが、使用時期ではないときの結果は正確ではありません。

また、検査薬で陽性が出ても、その後に生理がきてしまうことも…。

尿検査で陽性が出たものの、おなかの中に赤ちゃんがいることを確認できる前に生理がきてしまうことを、「化学流産」と呼びます。

化学流産を含む初期流産は、どうすることもできなかったものが多いです。しかし、流産はどういうものであっても精神的ダメージが強いもの。

せめて、妊娠検査薬を使う際は正しい使用時期に使いましょう。

早くても生理予定日から1週間が経過したのちに初診に行くことをおすすめします。

尿検査での判断だけではなく、赤ちゃんの袋「胎嚢(たいのう)」を確認することができ、正常妊娠の診断をしてもらえますよ。

ただし、出血や痛みが出た場合は、すぐに診察を受けに行きましょう!

生理予定日より1ヶ月後には初診を。それ以降は「なる早」で!

反対に、なかなか初診に行けない場合ですが、できれば生理が遅れて1ヶ月後くらいには初診を済ませておきたいものです。

この段階で初診に行くと、順調に赤ちゃんが育っている場合、妊娠と共に心拍の確認をすることもできるでしょう。

生理不順で、つわりが特にない人の場合、「妊娠に長い間気づかなかった!」という人もいるでしょう。

その際は、判明した段階ですぐに初診に行きましょう。

妊娠の経過を診察してもらわなければならないことはもちろんですが、分娩先の確保をしなければいけません。

産院や助産院によっては、分娩予約が早い段階から埋まってしまうことも。
「妊娠20週までに分娩先の申し込みを」と明記している産院もあります。

薬や飲酒・たばこなど、妊娠したら控えなければならないこともありますし、異常妊娠の可能性もあります。

妊娠する可能性がある場合は、生理不順の方も生理の遅れを意識をしておくことをおすすめします。

産婦人科での初診で行なう検査内容

産婦人科での診察に不安感をお持ちの方もいるでしょう。まずは、妊娠確定までに受ける診察・検査内容をチェックしておきましょうね。

初診で受ける検診・検査内容は以下の通り。体重や最終生理日、生理周期を問診票に記入する必要があるところもあるため、確認してから行きましょう。

  • 尿検査
  • 超音波検査
  • 血液検査
  • 子宮頸がんスクリーニング検査

それぞれについて、内容を確認しておきましょう。

尿検査

「妊娠したかもしれません」と申し出ると、まずは診察前に尿検査をするように言われる産婦人科が多いです。

妊娠検査薬と同様、尿の数値で妊娠の有無を調べます。

超音波検査

おなかにジェルを塗り、エコーで子宮内の様子を確認します。初診時では、子宮内にきちんと着床し、正常に妊娠しているかどうかを調べます。エコー検査と呼ぶ病院もありますよ。

病院によってはリアルタイムで超音波検査の様子を画面で見せてもらうこともできます。画面状で赤ちゃんのサイズを測ることにより、正確な週数を割り出し、暫定的に予定日を算出します。

また、卵巣腫瘍や子宮筋腫など、婦人病が隠れていないかどうかも、超音波検査により調べられますよ。

血液検査

血液検査では、さまざまな検査が一気に行なわれています。ざっと内容を挙げてみましょう。

  • 血液型検査
  • 関節クームステスト
  • 白血球・赤血球・血小板の数・ヘモグロビン濃度
  • 糖代謝異常検査
  • 肝炎ウイルス
  • 梅毒血清反応
  • 成人T細胞白血病ウイルス、HIVウイルス
  • 風疹抗体価

「なんで今さら血液型検査?」と思われる方もいるかもしれません。しかし、自分が把握していた血液型と、実際のものとが違ったということも起こりえるのです。

分娩時に輸血が必要となる場合もあるため、あらためて調べておくわけですね。

また、RhDマイナスの場合、赤ちゃん自身が貧血を起こす危険性が生じます。特別な管理が必要となるため、調べておく必要があるのです。

白血球・赤血球などの検査は、「貧血検査」といえばわかりやすいでしょう。

子宮頸がんスクリーニング検査

子宮頸がん検診を受けたことのある方はイメージがしやすいでしょう。こちらは内診となります。

内診とは、膣の中から調べる診察方法。下着を脱いで行なう検査です。初診では以下のような検査を行ないます。

  • 医師がおなかに手を当て、もう片方の指を膣内から入れて子宮口の固さなどを調べる触診
  • 経膣プロープによる膣内の超音波検査
  • 膣鏡による視認検査
  • 細胞を採取して細菌の有無を調べる検査

内診は「内診台」という専用の椅子に座って行ないます。

内診台は、リクライニング式になっている椅子。腰掛けると、背もたれが倒れ、両足部分が左右に広がりながら上に上がります。

病院によっては、診察室の隣に内診室が設けられ、内診台に腰掛けると、腰から下はカーテンでこちらからは見えなくなるようにしているところもあります。

しかし、病院によっては、カーテンもなく、文字通り「さらけ出して」診察を受けなくてはいけないところも。

内診は恥ずかしくてイヤだと思う方もいるでしょう。

そのため、内寝室にどのような配慮がされているかどうかも、産婦人科を選ぶ際にはリサーチしておきたいところです。

なお、膣の中に医療器具を入れることに対し、痛みの点で心配する方もいるでしょうが、違和感は感じるものの、特に痛みはありません。

力まずリラックスしていると、すぐに終わる内診。深呼吸をして力を抜いてから受けるよう心がけたいですね。

その他、血圧や体重の測定を初期段階から毎回課される病院もあります。

お金や時間…初診にまつわる気になる情報

初診料や初診にかかる時間など、検査内容以外にも気になること、ありませんか?
お金や時間、予約にまつわることもチェックしておきましょう。

妊婦健診は保険適用外!初診にかかる費用は?

妊娠は病気ではありません。

そのため、初診から母子手帳をもらう指示を受けるまでの間、健診代には保険が適用されないため、自己負担となります。

初診時の健診代の目安は6,000円~10,000円。

産婦人科により健診代が異なるため、予約を入れる際に、おおよその金額を病院側に尋ねておくと安心ですね。

初診から心拍の確認ができるまでの間は、1~2週間に1度健診に訪れることになりますよ。

初診にかかる時間はどれくらい?予約は必要?

初診で行なう検査自体には、さほど時間はかかりません。

問診から尿検査、医師の診察・内診という流れは、短いと30分程度で終えられるものです。

しかし、産婦人科の多くは混み合っていることが多いため、待ち時間が長時間にわたるということも…。

結果、トータルで1時間以上かかってしまうというケースも多いようです。

再診からは予約制度をとっている病院が多いですが、初診の予約対応はまちまち。

病院が予約を受け付けている場合は、ぜひ予約をとってから初診に行くことをおすすめします。

混む病院では、予約をしていたとしても待ち時間が発生するものです…。

初診時の服装は何がおすすめ?

初診時に限らず、妊婦健診の際には、内診を行なったり、おなかの触診を行なったりするため、服装はそのことを念頭に置いたものを選びましょう。

おすすめはトップスとボトムスが分かれた服装で、ボトムスはスカートを選ぶこと。

パンツスタイルの場合は、トップスを丈が長いチュニックなどにしておくと、内診時に下半身丸出しにならずに済みますよ。

検査時はたくし上げるため、パンツスタイルでもスカートスタイルでも結果は同じことなのですが…。気持ちの問題ですよね。

おなかの触診を行なう際に、おなかを出しにくい服装だと困ってしまうため、ワンピースは避けておく方がスムーズに診察が行えますよ。

問診では何を訊かれる?聞いておくべき話は?

産婦人科を受診したら、まずは問診票を記入します。医師はその内容を基に診察を行ないますが、問診票の質問と重複した内容を再度確認されることが多いです。

  • 最終月経日
  • 生理周期
  • 今までの妊娠・出産・流産・中絶の経験
  • 結婚年齢
  • これまでの病歴(大きな病気の経験の有無)
  • アレルギーの有無

流産・中絶の経験は答えづらいかもしれません。しかし、経過を診ていく上で必要となる情報のため、嘘をつかず正直に答えましょうね。

逆に、こちらから確認しておきたいことがある場合、事前にメモに書いておくなどして、聞き忘れがないようにしておきましょう。

頭で「あれを聞こう」と思っていても、その場にくると案外忘れてしまうことも多いものです。

「妊娠が判明する前に薬を飲んでしまった」など、不安なことがある方は、何でも医師に確認しておくことが大切です。

該当する薬を持参したり、名前を書き留めたりしておくと、医師に質問・相談がしやすいですよ。

メモ書きは問診票と共に先に出しても良いですし、診察室内で自分から質問をしても良いでしょう。

体にまつわることのほか、産院のシステムについても確認をしておくと安心です。

  • 分娩費用
  • 健診費用
  • 分娩方法
  • 立ち会い出産の可否
  • 入院中の面会の制限の有無
  • 出産後のケア
費用関係
妊娠・出産は自費診療となるため、費用に幅が見られます。おおよそこのくらい、という金額を確認しておくと、分娩先を検討する際に役立ちますよ。
分娩方法
現代では「フリースタイル出産」や「無痛分娩」など、さまざまなお産の形があります。

希望するスタイルがある場合、病院側が対応しているかどうかを確認しておきましょう。

立ち会い出産の可否
パパの立ち会いでの出産を希望するママもいるでしょう。パートナーの立ち会い出産を認めている産院は多いですが、場合によっては制限をしている病院もあります。

事前に可能かどうか、不可能なケースにはどのようなものがあるかなどを確認しましょう。

入院時の面会の制限の有無
出産後、入院中の面会に、制限を設けている産院は少なくありません。

感染症予防という理由で、12歳以下の子どもの面会を禁じている病院もあります。

子ども以外にも、ママと赤ちゃんに面会できる人を、パパとおじいちゃんおばあちゃんに限っている産院も。

事前に確認しておくことが大切な内容です。

出産後のケア
出産後、入院中にアロマテラピーのケアがあったり、マッサージを受けられたり、ママのリラックスのためにケアを取り入れている産院があります。

ケアが受けられるのか、受けるためには費用が必要なのかどうかなども調べておくと良いですね。

病院のシステムについては、受付や会計の際、看護師や助産師に確認すると良いでしょう。

質問に対しての受け答えの仕方なども、分娩先の病院を決める上で重要な判断材料となりますよ!

検査薬で陽性が出たあとは、なるべく早めにまずは初診を!

妊娠検査薬の精度は非常に上がっているため、妊娠状態であるという判断材料としては十分活用できるものです。

しかし、それはあくまでも「妊娠しているかどうか」の判断のみ。ずるずると初診を引き延ばしてしまった結果、卵管に着床してしまった胎嚢(たいのう)が破裂し、取り返しのつかない状況になってしまった事例もあるのです。

正常妊娠の確認は、母親にとっても、おなかの中の赤ちゃんにとっても大切なこと。

妊娠検査薬で陽性反応が出たあとは、なるべく早めに産婦人科での初診を受けに行きましょうね!

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