子供を犯罪から守る!今日から家庭でできる防犯対策

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2017/10/27

親が子供を守っている様子

子供を狙った犯罪は昔と比べて増えています。その理由の1つは核家族化です。近所との交流が少なくなっているため、個人が孤立しやすい環境です。

子供を犯罪から守るために効果的なのは、社会や地域とのつながりを取り戻すことと、親子で防犯について話し合うことです。

少年犯罪被害状況を知ると共に、有効な防犯対策を学びましょう。

結構たくさんあります!子供を狙う犯罪の種類

社会とつながることは自立への一歩であると同時に、危険との距離が近まることでもあります。子どもを狙う犯罪とは具体的にどういったものがあるでしょうか。

【性犯罪】女の子だけじゃありません

子どもを狙う性犯罪は、ニュースで目にすることがありますね。近年では女の子ばかりではなく、幼い男の子が狙われるケースも後を絶ちません。

幼いうちは性に関する認識が固まっていないこともあるでしょう。純粋なこころに与える傷は、後に癒すことのできないほど大きな後遺症となることも。

悪質な性犯罪には、周囲の大人が毅然とした態度に出ることが大事。さらに、子ども自身が危機感を持つことも必要です。

日頃から子どもに「知らない人についていかないこと」「暗いところは歩かない」などのノウハウを伝えておくことです。

【盗撮】気軽に写真を撮らせるのもNG

誰もがスマートフォンを持ち、操作できる時代が、図らずもより盗撮をしやすい環境をつくりだしています。

SNSが広まる世の中で、子どもの写真を気軽に撮らせる親も見かけます。

SNSがきっかけで起きる犯罪も実際にあることを考えると、写真を撮らせることにも注意を払う必要があるのかもしれません。

盗撮は身近な場所で起こり得る犯罪だという認識が、私たちの中に広まれば状況は変わって来るでしょう。

【誘拐】1人でいるところを狙われる

誘拐事件は、その件数こそ少ないものの誘拐した後の監禁やわいせつ行為、殺害など凶悪な事件に発展するケースが見られます。

狙われるのは1人でいるところ。下校時や習い事の行き帰りは子どもが1人になる機会が多く、注意が必要しましょう。

スマートフォンを持たせる、防犯ブザーの活用、子どもときちんと約束をする等の対策を立てることです。

【ネット犯罪】インターネットは危機管理をしよう

インターネットを通して子どもたちが犯罪に巻き込まれるケースが増えています。例えば、SNSに子どもの個人情報を安易に載せるのは危険です。SNSが発端となって起きる事件もあるからです。

低学年でもインターネットに触れる機会はありますね。

インターネットは便利なぶん、リスクがあることを子どもと話し合うことです。閲覧制限制度を利用するのもまた、ひとつのやり方。「課金はしない」「勝手に買い物等はしない」などの約束事は必須です。

我が子を犯罪から守るために気を付けるポイント

過去に起きた犯罪をみていくと、いくつかの傾向があります。「どこで起きやすい」「どんな時間帯が多い」などの傾向を押さえれば、犯罪対策もしやすいのでは。

【時間帯】季節によって犯罪多発時間は異なる

比較的暗くなってからが犯罪の起きやすい時間帯です。日が短い冬場は、夕方くらいからも危険。子どもには、早めの帰宅を促しましょう。

夏場は暗くなるのが遅いですが、強姦、わいせつ行為等の犯罪が多い季節。暑さで人々の露出が増えることと関係しています。

一年で一番犯罪が多いのは7~8月だそうで、夏休みで子どもたちや周囲の大人の気持ちが緩んでいる時期と重なります。

犯罪者は少しの気の緩みや隙をついてきます。夏休みだからこそ、子どもたちだけで行動することもあると思います。安全で楽しい夏休みには、子どもと大人の両方が警戒を強めることです。

【場所】意外と知られていない場所が実は危険スポット

犯罪スポットは案外住んでいるところの近くにあることを知っていますか。例えば、ゴミ捨て場や駐輪場、駐車場です。

どれも、薄暗くて人の目につきにくい点が共通しています。大きな声をあげても、人がいないので届きにくいのです。

生活圏にある危険スポットへ行かないのは難しくても「用事がない時には行かない」「1人で行かない」等の約束をしておくことは出来ます。

普段から子どもと一緒に、「ココは暗くて危険だね。」「ココで捕まえられたら逃げ場がないね。」等の会話をしておきましょう。

子どもに危機管理能力をつけさせることに繋がります。

【一人での行動】集団で犯罪から身を守る

自立のあらわれでもある子どもの1人行動で、犯罪に巻きこまれるケースがあります。

公園で暗くなっても1人で遊んでいる子ども、いつも1人で遊んでいる子どもは犯罪者の目に付きやすいもの。

親は「近所だから大丈夫だろう。」との考えがあるかもしれません。しかし、家から数百メートルの場所で誘拐される事件が起きています。

1人で出かける時には、「お友達との待ち合わせ場所まで送る」「携帯電話を持たせる」等の対策をしましょう。

【留守番】家の中だから大丈夫は危険

共働き家庭では子どもだけで留守番をさせる機会も少なくないと思います。

留守番中の子供へ、犯罪者は「ちょっと出てきてくれるかな。」「お届け物なんだけど。」などの巧みな誘い文句で子どもに出てくるよう促します。

留守番の際は基本的には対応しなくてよいことを、子どもに伝えておきましょう。インターホンが鳴っても決してドアを開けないということ。

郵便物や宅配便は後からでも配達してもらえます。子どもが留守番中に対応しなければいけない用事はないはずです。

また、普段からキーチェーンをかけたままにしておく、カメラ付きインターフォンにする等の対策をしておきましょう。

日頃からやっておきたい子どもと一緒の犯罪対策6つ

犯罪対策と聞くと、何か大掛かりなものを想像するかもしれません。意外と簡単で、今からできる犯罪対策がたくさんあります。

親子で犯罪に対する意識を高めておくことがとても大事なことなのです。

1.子供会や自治体など、地域の行事に顔を出すこと

近所の人との交流が全くなく、誰が住んでいるのかもわからないような閉鎖的空間が犯罪を呼びます。

近隣のお付き合いが無いということは、犯罪を監視する目が無いということだからです。お祭りや、子ども会行事、自治体のイベントに子どもと一緒に参加してみてください。

「あの家には○○ちゃんがいる。」「○○ちゃんは○○小学校に通っている。」といった情報を共有してもらうことで、異変が起きた時の対応が違います。

そういった協力体制があれば、変質者に対する警戒心も必然的に強くなってくるはずです。

2.自分の子どもと同じように他の子どもにも接しよう!

良くしてもらった人には良くしてあげたいと思うのが人の心です。特に親になった立場では、自分の子どもに親切にしてもらった経験を忘れないもの。

自分の子どもを大事にしたいなら、他の家の子どもにも親切にしましょう。

親切にするとは、例えば困っているようなら声をかけてあげる、知らない人と話していたら注意を払う等です。

3.隣近所の交流はとても大事

隣近所にだれが住んでいるのかわからないという家も少なくありません。住人の入れ替わりが激しいマンションでそうした状況が見られます。

引っ越してきた際の挨拶はしておくことをおすすめします。マンションの場合、全戸数をまわることは出来ないので、せめて両隣には挨拶をすませる方が良いでしょう。

挨拶の時期を失した場合でも、「旅行のお土産」や「実家からの贈り物のおすそ分け」など、何かと理由をつけて交流すればいいのです。

騒音問題をはじめとするご近所トラブルは、隣近所との関係を良好に保つことで解消されるケースがあるといいます。

隣近所を味方にするのは、意外と大事なことです。

4.子供と“約束”をしよう!

話してわかるくらいの年齢になったら、子どもと約束をしておくことが犯罪防止につながります。

「○○時までには絶対に家に帰ること」「知らない人に何と言われてもついていってはいけない」「車の近くは通らない」等、大人の間の常識も子どもには伝えなければわかりません。

また、犯罪に関する様々な約束をすることで、子ども自身が犯罪に対する警戒心を持ちます。犯罪に対する意識は、犯罪を遠ざける最初の一歩です。

5.安全マップを作ろう!

家の近所だから大丈夫との考えは危険です。子どもの行動範囲は家周辺がほとんどなため、近所で起きる犯罪は意外と多いのです。

犯罪から子どもを守るためには、親子共々、近所の地形と地図を把握しておくことです。坂がある場所、街頭がない場所、人通りが少ない場所の確認は必ず行います。

そのうえで、危険スポットはなるべく避けることと、避けられないとしたらどういったことに気をつけなければならないかを話し合います。

市販の地図に書き込む形式にしても良いと思います。危険スポットに赤丸をつけて、約束事をその周辺に書き記しておくと良いですね。

6.犯罪のシュミレーションをしてみよう!

いざ危険な目にあった時、体が固まってしまう経験はありませんか。子どもも同じです。驚きのあまり声が出せなかったり、おそろしさで動けなかったりすることも。

消防訓練のように、犯罪対策も訓練が有効です。例えば、「後ろから襲われたらどうする?」「口をふさがれたら?」と具体的なシチュエーション別に演じてみましょう。

大きな声を出す訓練も重要なことです。ご近所迷惑にならない程度に、大きな体育館やひろば、もしくは河原等で練習しましょう。

犯罪ブザーや携帯電話を活用するも良し。出来ることからはじめましょう

子どもを狙った犯罪がクローズアップされるに従い、子どもの防犯対策グッズが商品化されています。

防犯ブザーや小学校の帰り時間を知らせるカードシステム等は、周囲の大人が子供の行動範囲を把握できるので犯罪対策に有効です。子ども携帯もGPSをはじめ、子どもを守る機能がついています。

しかし、防犯グッズを持っていれば大丈夫かといえばそうとも言えません。そういった対策グッズがあったにもかかわらず起きてしまう犯罪はあります。

子どもの名前を見える所に書いておくと、知らない人に子どもの名前を覚えられてしまって危険です。「○○ちゃん。」との名前を呼ばれると、子どもは警戒心を緩めてしまうのです。

私たちにできることは、犯罪対策を立てておくこと。防犯グッズやその他様々なテクニックは、いくつもの手段の一つです。

加えて、地域交流、ご近所付き合い、小学校のお友達との交流。それら全てが積み重なることで大きな犯罪対策になっていくということです。

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