北海道のお宮参りでおすすめの人気神社!しきたりも紹介

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2015/12/14

神社
北海道は、主に明治時代に入ってから日本の人々や文化が多く流入するようになった土地です。そのため、日本古来のしきたりに対する意識が薄いとされています。

お宮参りや安産祈願といった人生儀礼に対しても同様です。代々北海道在住という家庭では、お宮参りをしないということもあるようです。

しかし、現在ではお宮参りを行う人も多くなってきているようです。また、多くが明治以降の創建ですが北海道にもたくさんの神社があります。

北海道のお宮参り事情や風習やしきたりについて、また北海道で人気のあるお宮参りにオススメの神社をご紹介します。


他の地域とは異なっている!北海道のお宮参りの風習

北海道のお宮参り事情は、他の地域とは少し異なっています。赤ちゃんのコンディションに合わせて行いたいですね。

北海道は、明治時代に屯田兵として入植した人が多い土地です。全国各地から、たくさんの人が移り住みました。

日本各地のさまざまな風習を持つ人々が集まり、厳しい暮らしに耐えて開拓を進めました。そのため、心のよりどころとして多くの神社が創建されました。

しかし、何百年もの間古いしきたりを守って住んでいるという人が少ないため、日本古来のしきたりや風習などはあまり重視されない傾向にあります。

でも最近ではお宮参りをする家庭が増えている!

北海道ではお宮参りをしない、知らないという人も少なからずいます。しかし最近ではお宮参りをする家庭も増えています。

他の都府県から嫁いだママや就職で北海道に来た男性が結婚した場合など、他の都府県の風習に合わせてお宮参りを行うことも多いでしょう。

一般的にお宮参りは、生後30日から33日ほどの間に行うというしきたりを持つ土地が多数派です。しかし、北海道では生後100日ほどで行うことが多いようです。

理由のひとつは北海道の気候でしょう。冬が長く雪も多い北海道では、新生児を連れての外出が難しい期間が長いのです。

そこで、生後100日を待ってお宮参りをするのが一般的になっています。もしも雪深いシーズンに重なってしまった場合は、もう少し待ってもよいでしょう。

お宮参りは赤ちゃんの成長を願うための儀式です。そんなセレモニーで赤ちゃんやママに負担をかけては意味がありませんよね。

100日にこだわらず、気候と赤ちゃんの体調、ママの回復具合などを見てお宮参りの時期を決めましょう。

「北海道神宮」北海道開拓の歴史と共に歩んだ北海道を代表する神社

北海道神宮は、北海道の開拓とともに歩んできた神社です。100年を越える歴史を持つ、大きなお社です。

北海道神宮は、札幌市中央区にある神社です。北海道開拓の歴史とともに歩んできた、名実ともに北海道を代表する神社です。

北海道神宮が創建されたのは、明治2年のことです。北海道の開拓にあたり、明治天皇の詔勅によって創建が決定しました。

祀られているのは、開拓三神と呼ばれるオオクニタマ・オオクニヌシ・スクナヒコナの三柱の神様です。

オオクニヌシは出雲大社の神様であり、日本の国造りに貢献したまさに開拓の神です。スクナヒコナは知恵と医薬の神で、オオクニヌシの国造りをよくサポートした相棒です。

その後、昭和に入ってから明治天皇も神として祀られるようになりました。社殿は一度火災で焼失し、再建されています。

北海道神宮の境内には開拓神社も祀られており、北海道開拓の歴史を肌で感じることができます。

また札幌市はもちろん、北海道を代表する大きな神社として、人生儀礼や結婚式で参詣する人も少なくありません。

境内には北陽写真場という写真館も併設されており、結婚式などの写真撮影に応じています。もちろん初宮参りの写真も予約すれば撮影可能ですよ。

北海道神宮写真室(北陽写真場分室)
電話:011-613-6477 
年中無休。受付時間午前9:30~午後5時

北海道神宮でお宮参り

北海道神宮では、基本的に毎日お宮参りの昇殿祈祷を受け付けています。予約は必要ありませんが、事前に電話で祈祷が可能か確認しておきましょう。祈祷料は5千円からです。

受付時間は季節によって変動します。

  • 4月1日から10月15日まで…午前9時~午後5時
  • 10月16日から10月31日まで…午前9時~午後4時半
  • 11月1日から2月14日まで…午前9時~午後4時
  • 2月15日から3月31日まで…午前9時~午後4半

北海道神宮
公式サイト:http://www.hokkaidojingu.or.jp/
所在地:札幌市中央区宮ヶ丘474
電話番号:011-611-0261
Google map:https://goo.gl/maps/X2bTZ

「彌彦神社」新潟県から入植した人々によって建てられた神社

彌彦神社は、札幌市中央区の中島公園の中にある神社です。閑静な森に囲まれた景観の美しいお社で、土地の産土神として信仰をあつめています。人生儀礼で訪れる人の多い神社のひとつです。

彌彦神社の本社は新潟県にあります。もともと新潟県から入植した人々によって建てられた神社ということで、この地に新潟のお社が分霊されました。

近年、創建から100年の記念祭が行われました。初詣や七五三の参詣者が多い、お宮参りにもおすすめの神社です。ちなみに、彌彦と書いて「いやひこ」と読みます。新潟県の彌彦神社も「いやひこ」と読むのが正式です。

この神社にはほかに天神様こと菅原道真公も祀られています。学問の神として名高く、受験・学問成就で訪れる人も少なくありません。

彌彦神社でお宮参り

彌彦神社でお宮参りをする場合は、事前に電話で予約をしてから参詣しましょう。祭礼と重なったり、出張祈祷で神職さんが留守の場合もあります。

初詣シーズンや七五三シーズンは混みあうこともあるので、注意しましょう。祈祷料は5千円からになります。

彌彦神社
公式サイト:http://www.iyahiko.or.jp/
所在地:札幌市中央区中島公園1-8
電話番号:011-521-2565
Google map:https://goo.gl/maps/wzmjG

「新琴似神社」安産や子育てに霊験あらたかと言われている神社

新琴似神社は、明治時代に創建された神社です。新琴似の氏神様として、地元の人々から親しまれています。新琴似神社は、札幌市北区の新琴似にある神社です。創建されたのは明治20年、屯田兵入植の際でした。

もともと清水の湧く清らかな土地だったと伝えられています。小さな祠ではありましたが、アマテラスとトヨウケ、神武天皇という三柱の神が祀られました。

現在では多くの氏子を有する神社となっています。学問成就にご利益があるほか、安産や子育てにも霊験あらたかと言われています。

新琴似神社でお宮参り

新琴似神社では、基本的に毎日お宮参りの昇殿祈祷を受け付けています。ただし祭礼がある日や初詣期間は受付時間が異なります。

祈祷の受付時間は午前9時から午後4半までになります。お宮参りの祈祷料は5千円からです。

新琴似神社
公式サイト:http://www.shinkotonijinja.or.jp/
所在地:札幌市北区新琴似8条3-1-6
電話番号:011-761-0631
Google map:https://goo.gl/maps/fFr61

「旭川神社」子安の女神であるコノハナサクヤヒメが祀られている

旭川神社は、旭川市の屯田の歴史とともに歩んできた神社で、旭川市東旭川にります。創建されたのは明治26年。旭川屯田が入植した翌年のことでした。

旭川神社は、屯田兵にゆかりの深い神社です。旭川を代表する神社でありながら、市内の東旭川に位置する意味もそこにあるそうです。もともと、旭川の中心だったのは東旭川だったそうです。しかし明治時代になって、もとの旭川を別の村に編入させ、現在の旭川に中心を移してしまったそうです。

旭川の人々は怒り道庁に訴えました。しかし一度決まった町名は変更することができず、旭川は旭川として定着してしまいました。

ただし、もとの旭川は「東旭川」として旭川の名を留めることが許され、そこにあった神社や学校などの施設は、「旭川神社」「旭川小学校」と名乗ることが許可されたそうです。

こうした理由から、東旭川にあるこの神社が「旭川神社」となりました。旭川神社には、こうした屯田兵時代の歴史を知ることができる記念館も併設されています。

また安産・子安の女神も祀られています。祭神はアマテラスとコノハナサクヤヒメという女神です。

コノハナサクヤヒメは日本神話きっての絶世の美女として知られていますが、実は安産の女神でもあります。

また、海幸彦・山幸彦の兄弟神を生んだ女神でもあります。子安の女神として信仰されている神様です。

旭川神社でお宮参り

旭川神社では、昇殿祈祷が予約制になっています。お宮参りを行う場合は、事前に予約してから参詣しましょう。

受付時間は午前8時から午後4時までになります。人生儀礼で訪れる人も多い神社です。家族そろってお参りしたいですね。

旭川神社
公式サイト:http://www.asahikawajinja.or.jp/index.html
所在地:旭川市東旭川南一条6-8-14
電話番号:0166-36-1818
Google map:https://goo.gl/maps/hWZns

「北海道護国神社」明治時代以降に亡くなられた方が祀られている

北海道護国神社は、旭川市に位置する神社です。護国神社は東京都をのぞくすべての道府県に建てられているお社です。明治時代に創建されて以来、旭川の人々が多く訪れる神社となっています。

普通の神社に祀られているのは太古の神様や歴史上の人物などですが、護国神社に祀られているのは、明治時代以降の戦争で亡くなった人や殉職公務員などの人々です。

北海道護国神社も同様です。創建されたのは日露戦争直前の明治35年のことでした。最初は戊辰戦争の戦没者や亡くなった屯田兵が祀られていました。

太平洋戦争を経た現在では、祀られている神様は6万を超えます。北海道開拓の歴史に思いをはせることができる場所でもあります。

緑に囲まれた朱塗りの柱の美しい神社でもあり、結婚式を挙げるカップルもいます。また七五三などのセレモニーで訪れる人も少なくありません。

北海道護国神社でお宮参り

北海道護国神社でお宮参りを行う場合、随時祈祷を受け付けています。基本的に予約は必要ありません。

受付時間は午前9時から午後4時までになります。祭礼や結婚式、出張祈祷などと重ならないよう、あらかじめ問い合わせだけしておくとよいでしょう。

北海道護国神社
公式サイト:http://www.hokkaido-gokoku.org/
所在地:旭川市花咲町1-2282-2
電話番号:0166-51-9191
Google map:https://goo.gl/maps/YtRHa

「函館八幡宮」函館市内では一番多くの初詣客が訪れる神社

函館の神社と言えばここ、というほどの知名度と参詣者の多さを誇るのが、函館山にある函館八幡宮です。函館八幡宮は函館市にあり、函館山のふもとに位置する緑の森に抱かれた景観の良いお社です。

社殿も大きく立派な神社で、函館市内では一番多くの初詣客が参詣に訪れることでも知られています。

お正月には毎年4万人以上の参詣者がやってくる人気の高い神社です。実はかなり歴史が古いお社でもあります。

北海道の神社の多くは明治時代に入ってから創建されていますが、ここは函館の地名の由来にもなった豪族によって創建されました。

最初に八幡神が祀られたのが、室町時代にあたる1445年のこととされています。その後明治時代になって現在地に遷座しました。

八幡宮なので応神天皇が祀られているのですが、その他に住吉神と金刀比羅神が祀られている神社でもあります。

住吉神は応神天皇の母、神功皇后の出征をバックアップした海運の神で、金刀比羅神も海の安全をつかさどる神様です。函館は港町ということで、海の守り神である金刀比羅神を祀る函館八幡宮は、多くの人々から信仰されてきました。

函館八幡宮のお宮参り

函館八幡宮でお宮参りをする場合は、事前に電話で連絡をしてから参詣しましょう。お正月シーズンは大変混みあいます。注意してくださいね。

函館八幡宮
公式サイト:http://www.hokkaidojinjacho.jp/data/02/02001.html
所在地:函館市谷地頭町2-5
電話番号:0138-22-3636
Google map:https://goo.gl/maps/zsUyS

「亀田八幡宮」子どものお祝い事にぴったりの神社

亀田八幡宮は、函館市内にある神社です。お宮参りや七五三など、子どものセレモニーにピッタリのお社です。函館市内ではなじみ深い神社で、函館八幡宮に次いで初詣客が多い神社でもあります。

毎年4万人もの人々が参詣に訪れる神社です。街中にあることもあり、人生儀礼で訪れる人も少なくありません。

亀田八幡宮には、境内にあさかぜ写真館というフォトスタジオが併設されています。結婚式はもちろんですが、七五三などいろいろな写真を撮影してもらえます。

お宮参りも写真に残しておきたいですよね。お宮参りの日取りが決まったら、電話で予約をしておきましょう。

あさかぜ写真館
電話:0138-42-0643

亀田八幡宮のお宮参り

亀田八幡宮でお宮参りをする場合は、事前に電話で問い合わせをしてから参詣しましょう。お正月シーズン、七五三シーズンは混みあいます。

特に七五三シーズンの土日は写真の予約も入ります。時期をずらしたり、平日に参詣する、早めに予約を入れるなど工夫して参詣したいですね。

亀田八幡宮
サイト(ハコダテ150):http://www.hakodate150.com/modules/pico2/index.php?content_id=152
所在地:函館市八幡町3-2
電話番号:0138-41-5467
Google map:https://goo.gl/maps/Rk9YY

「札幌八幡宮」安産の神として知られる梅の宮大神が祀られている

札幌八幡宮は、北広島市にある神社です。八幡神を祀っているほか、学問の神が祀られていることでも知られています。北広島市にあるのに、なぜ札幌八幡宮という名前なのでしょうか。

実は札幌八幡宮はかなり新しい神社で、創建されたのは昭和52年のことなのです。宮司さんも現在で2代目になります。

札幌八幡宮の宮司家は神職として大変古い家系で、300年以上続いているそうです。歴代、函館八幡宮や北海道神宮などの宮司を歴任してきた家系だそうです。

しかし、先代になって神社庁から離れて札幌市内に神社を創建しました。その後北広島市に遷座したため札幌の名が残っているようです。

札幌八幡宮は八幡神社なので八幡神が祀られています。その他に学問の神として知られる天神様も祀られています。

札幌八幡宮は、北海道で最初に天神様を祀った神社と言われています。天神様こと菅原道真は、平安時代の大学者・大政治家です。

多才だった菅公にあやかって現在でも学問の神様として全国的に信仰されています。また災厄除けの神でもあります。

さらに安産の神として知られる梅の宮大神という神も祀られているので、安産祈願に訪れる人もいます。

札幌八幡宮でお宮参り

札幌八幡宮でお宮参りを行う場合は、予約制になります。事前に電話やメールで連絡を入れましょう。急ぎの場合、当日の場合は電話がおすすめです。

祈祷料は5千円からになります。学問の神を祀る札幌八幡宮でお参りすれば、賢い子どもに育つような気がしませんか。

札幌八幡宮
公式サイト:http://www.hachimangu.com/index.htm
所在地:北広島市輪厚中央5-3-16
電話番号:011-377-3288
Google map:https://goo.gl/maps/s7Ppu

「中嶋神社」パワースポットとして知られれ縁結びにご利益あり

中嶋神社は、室蘭市民の憩いの場所に建つ神社です。結婚式をはじめ人生儀礼はここ、という市民も多いお社で室蘭市にあります。中島公園のすぐ傍にある小高い丘の上の神社で、その昔は一面に葦がしげっていたそうです。

まるで島のように見える丘にあるため、神社一帯が中島台と呼ばれるようになったそうです。ここは神社と結婚式場の蓬崍殿が有名です。

中嶋神社、そして結婚式場で挙式したという方も多いのではないでしょうか。その流れで安産祈願などに訪れる人少なくありません。

もともと、島台とは蓬莱山という伝説の島を模して造られた縁起物を指します。開拓時代からこの島台になぞらえられていたそうです。

そこで縁起の良い場所、パワースポットとして親しまれてきました。現在でも参詣者の多い神社です。なかじま、ではなく「なかしま」と読むのが正式だそうですよ。

中嶋神社にはアマテラスのほか、オオクニヌシとコトシロヌシという神様が祀られています。オオクニヌシは因幡の白兎伝説の主人公で、国造り・国譲りの英雄です。

オオクニヌシもコトシロヌシも、縁結びの神様として知られています。またオオクニヌシは恵比寿さまとしての一面も持っています。

縁結びにご利益のある神社として、結婚式場としても人気があります。また厄除けの神も祀られているので、お宮参りや厄除けなど人生儀礼にもおススメです。

中嶋神社のお宮参り

中嶋神社でお宮参りを行う場合は、事前に問い合わせてから参詣するとよいでしょう。大安の週末などは、結婚式が行われていることもあります。

また祭礼に重なると昇殿祈祷が受けられなかったり、待ち時間が長くなることもあります。特に初詣期間中などは注意してくださいね。

中嶋神社
公式サイト(蓬崍殿):http://houraiden.or.jp/about/
所在地:室蘭市宮の森町1-1-64
電話番号:0143-45-5800
Google map:https://goo.gl/maps/oveBh

「樽前山神社」石の願掛けかえるが祀られている神社

樽前山神社は、霊峰として知られる火山・樽前山を祀る山岳信仰の神社です。現在は苫小牧の市街地にあります。樽前山と書いて「たるまえさん」と読みます。こ

山岳信仰は大変古い形態の宗教で、日本各地に霊峰を祀る神社が残っています。樽前山神社もそのひとつとされています。

もとは山麓に建てられた祠が神社の起源とされていますが、明治になってから苫小牧の街中に遷座されました。

苫小牧の氏神様として信仰され、現在地には平成に入ってから再び遷座しています。社殿もまだ新しい神社です。

また、樽前山神社には奥宮があります。樽前山の山頂に、昭和3年に奥宮が創建されました。山開き祭や山納め祭などが開催されます。

境内にはさまざまな末社が祀られており、中には学問の神である天満社もあります。また、石の願掛けかえるが祀られている「かえるさん」もありますよ。

樽前山神社でお宮参り

樽前山神社でお宮参りを行う場合は、祭礼や出張祈祷に重ならないよう、事前に電話などで予約をしてから参詣しましょう。

樽前山神社
公式サイト:http://www.tarumaesanjinja.com/
所在地:苫小牧市高丘6-49
電話番号:0144-36-6661
Google map:https://goo.gl/maps/K1PvB

「金刀比羅神社」海の安全を守る神こんぴら様が祀られている神社

金刀比羅神社は、根室市の根室港にある神社です。金刀比羅と書いて「ことひら」と読みます。一般には「こんぴら様」と呼ばれて親しまれていますね。香川県にある金刀比羅宮を総本宮とする神社です。

金刀比羅神社のこんぴら様は、海の安全を守る神様です。船乗りや漁師たちから絶大な信仰を寄せられている神社です。

根室市の金刀比羅神社は、江戸後期の1806年に創建されました。漁場の請負人だった高田屋嘉兵衛という人物が、漁場・港の守護神として祀りはじめたと伝えられています。

その後明治時代から平成に至るまで、海の守り神として信仰されてきました。平成18年には創始200年を迎えています。

また、この神社には北方領土、千島列島にあった数多くの神社のご神体が安置されています。北海道の歴史とともに歩んできた神社のひとつです。

金刀比羅神社でお宮参り

金刀比羅神社では、予約制でお宮参りの祈祷を受け付けています。当日の場合は電話で連絡してから参詣しましょう。

4月から10月は、午前8時から午後5時まで受け付けています。また11月から3月までは、午前8時から午後4半までの受付になります。

祈祷料は「お気持ち」とされています。一般的にお宮参りの祈祷料は5千円から1万円ほどですので、それに準じる金額を奉納するとよいでしょう。

金刀比羅神社
公式サイト:http://www.nemuro-kotohira.com/
所在地:根室市琴平町1-4
電話番号:0153-23-4458
Google map:https://goo.gl/maps/e1B4L

「浦幌神社」乳授けの神が祀られていて、おっぱい守りも大変人気

浦幌神社は、十勝郡浦幌町にある神社です。酪農のメッカにある神社で、境内には乳神神社というお社も祀られています。山小屋風の可愛いお社で、おっぱいの守り神とされています。

乳神神社の神様は、乳授姫大神という女神様です。その起源は大正時代にさかのぼります。浦幌の山奥に生えたナラの大木に女性の乳房のようなコブがありました。

とあるお婆さんがそのコブを見付け、孫のために嫁に母乳を授けて欲しいと願うと、お母さんのおっぱいがたくさん出るようになったそうです。

このナラの木はご神木とされてきましたが、その後倒れてしまいました。しかし乳房のコブは残り、祀られるようになったのです。

昭和になってから浦幌神社に乳神様として改めて祀られるようになりました。安産・子育て・乳授けの神として、女性から信仰されています。

現在ではナラの乳のコブのほか、自然石の乳石も安置されています。倒れたナラのご神木からはみるみる新しい芽がふいて、すくすく成長したそうです。

こうしたことからも、霊験あらたかな神社として親しまれています。北海道外からも参詣に訪れる人がいるそうです。

また、浦幌神社には、ナラの木で作った「おっぱい守り」があります。母乳授けのお守りとして人気がありますよ。

浦幌神社でお宮参り

浦幌神社でお宮参りを行う場合は、予約制になります。電話・FAX・メールで問い合わせを受け付けていますが、急ぎの場合は電話がおススメです。

お宮参りの祈祷料は5千円からになります。母乳の出や赤ちゃんの飲む量でお悩みのママにはぴったりの神社です。

浦幌神社
公式サイト:http://www.urahorojinja.org/index.htm
所在地:十勝郡浦幌町東山町18-1
電話番号:015-576-2448
Google map:https://goo.gl/maps/3i0ZK

「鹿追神社」縁結びにご利益があり、地元民に慕われている神社

鹿追神社は、河東郡の鹿追町にある神社です。大正3年に創建された神社で、最初は30センチほどの角材に神名を書いたものを祀っていただけでした。しかし7年後の大正10年には、社殿が創建されます。氏子も順調に増え、地元の人々から慕われるお社となりました。

鹿追神社に祀られているのは、イザナギ・イザナミとアマテラスの三柱の神様です。年間通して宵宮や武道奉納など、さまざまな祭礼がおこなわれています。

雅楽や和楽器に造詣が深い神社でもあり、地元では親しまれています。また、縁結びにご利益がある神社としても知られています。

鹿追神社でお宮参り

鹿追神社でお宮参りを行う場合は、事前に問い合わせてから参詣してください。早めの申し込みが良いそうです。

鹿追神社
公式サイト:http://http://www.hokkaidojinjacho.jp/data/14/14018.html
所在地:河東郡鹿追町元町3-1
電話番号:0156-66-2614
Google map:https://goo.gl/maps/9Sd8O

お宮参りで我が子の成長を祈りましょう

北海道でも、最近はお宮参りなどの儀式を行う人が少なくありません。多くの神社で初宮参りを受け付けています。

北海道は冬の訪れが早く春の訪れが遅い土地です。特に雪が降ると赤ちゃんにもママにも負担が大きいですよね。

赤ちゃんの健康と成長を願う儀式なので、赤ちゃんの体調を一番に考えお宮参りの日取りを決めるとよいでしょう。

みんなのコメント
  • うきさん

    北海道の神社のことが詳しく書かれていて、大変、興味深く読みました。
    ありがとうございます。

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