幼稚園の発表会のおすすめの出し物やトラブル対応!準備から大変…

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2018/10/12

発表会の準備は、題目選び・選曲から振り付け、台本作り、衣装に指導と、やることが山積み。劇・お遊戯・歌・合奏とジャンル別&学年別でおすすめや衣装のアドバイスをお届けします。

毎年の行事ながら、保護者トラブルもつきもので大きな負担になっているのではないでしょうか。日々の保育で大忙しの先生も、それぞれのコツを抑えて負担を軽減しちゃいましょう。

劇は年長さんオペレッタは年少さん向き?おすすめの演目も

発表会の見どころとなる表現に劇やオペレッタがあります。

劇は、ナレーションとそれぞれの役で構成され基本的に全編子どものセリフで進んでいきます。オペレッタは音楽劇などと言われ、歌で進んでいきます。

ステージに立っての緊張の中でいつもの力を発揮するのも難しいので、劇をすすめるなら年長さんです。

年少さんであれば、セリフは繰り返しを多用していたり、時間も短いものが負担になりません。オペレッタにすると、セリフを忘れても伴奏で思い出せたりするのでおすすめです。

【年少】繰り返し多用の劇・オペレッタがおすすめ

年少児は、クラスの人数も少なく、全員にセリフが与えられますよね。しっかり覚えてステージで大きな声を出すのは、難しい子も多い年少さん。

そんな年少さんにはオペレッタがおすすめです。毎年オペレッタのCDブックが出ていて、セリフも全部録音されているものもあります。

年少児には、聞こえる音声に合わせて歩いたり手を動かしたりする方が負担が少ないです。

劇では、セリフが短いものをおすすめします。また、繰り返しを多用したものが他の子も覚えやすく忘れにくいのでおすすめです。

年少児に覚えやすい劇

  • おおきなかぶ
  • てぶくろ
  • 十二支の始まり

オペレッタCDも数多く出ているので、音楽と共に覚えると子どもたちも楽しめます。

CDのメリット
  • 台本や演出、曲を考える手間がない
  • 時間やテンポが正確
  • 練習・本番共に担任が子どもたちに全集中できる
  • 伴奏のミスがほとんどない
CDのデメリット
  • ステージのハプニングに対応できない
  • アレンジしにくい
  • 子ども一人一人の個性が出にくい

本番の音飛びや音響機器の操作ミス以外に、CDが子どもの演技を邪魔してしまうことはありません。

以下のような子どものハプニングにはなかなか対応が難しいです

  • 立ち位置についていない
  • 欠席で代役がいない
  • プログラムが遅れていてテンポアップしたい

【年中】グループで演じることで子どもも楽しめる

年中児は、セリフの覚えや演技力に個人差が大きいです。月齢が高くしっかりした子だけが主役となる方法は難しいですよね。

登場人物を数人で担当する方法があります。

年中さん向けの劇

  • さるかにがっせん
  • ねずみの嫁入り
  • シンデレラ

2、3人で主役も担当すると、子どもの負担が軽減されます。幕ごとの配役を変えることもできますし、同時に数人でセリフなどを言うこともできます。

臼やハチ、ねずみたち等、10人くらいのグループでセリフや踊りをすることも、年中児にはおすすめの演出です。

【年長】セリフや演技力も磨ける!内容も重視を

年長さんは、ほとんどの子に劇をする力が育っていると思います。

  • セリフを覚える
  • 大きな声でセリフが言える
  • 立ち位置や動きを自分で考えてできる
しっかり理解して演じることができる年長さん。読み込みことも大切です。

  • ブレーメンの音楽隊
  • オズと魔法使い
  • 浦島太郎

年長児は、セリフも自分たちで考えたりアレンジすることも楽しめます。

先生がピアノを弾いて生伴奏で舞台を作ることもできます。

生伴奏のメリット
  • 舞台映えする
  • 時間やテンポ、音程の調整ができる
  • 本番の突然のハプニングに対応できる
生伴奏のデメリット
  • 楽器が必要
  • 演奏者が必要
  • 担任が演奏する場合、弾きながら子どもたちを見なければならない
  • 伴奏のミスが起こる

お遊戯・ダンスは構成や衣装も全体のバランスを考えて

お遊戯は、多くても20人くらいで踊ることが多いです。男女別や混合の踊りがあります。学年別に選曲や振り付けの注意点をお伝えします。

【年少】男女一緒でもOK!リズムとテンポに配慮

年少さんは、ダンスの動きに限界があります。ゆっくり目のテンポで、基本的に四分音符で繰り返すような振り付けをおすすめします。

立ち位置なども、移動がスムーズにできなかったり覚えられなかったり…。本番で忘れてしまうこともあるので、1、2回が良いでしょう

特に発表会では歌も遊戯も合奏も…等と覚えることが多く、初めての年少さんには負担が大きくなりがちです。音楽遊びを楽しめる程度のお遊戯を作ることが良いでしょう。

年少児に人気の男女混合曲

  • ミッキーマウスマーチ
  • ハッピージャムジャム

年少女児向けのダンス曲

  • りんごんとう
  • キッチンオーケストラ

年少男児向けのダンス曲

  • 勇気100パーセント
  • 新幹線でゴー!ゴ・ゴー!

指導の際は、できるだけミスを指摘しないようにしましょう。「可愛い」「かっこいい」と誉めながら、「もう少し高く手を伸ばせるかな?」「すごい!もっとかっこよくなった!」と伸ばしていけると、子どもも練習に飽きず意欲を持続させることができます。

衣装も、年少ならではの可愛い衣装ができます。ミニーちゃんのドット柄スカートは、円形の厚紙にラメ記事を貼り、両面テープなどでスカートに貼ると、スカート自体が使いまわせます。

年少さんには動物の耳やしっぽなどもおすすめです。

年少さんで和の曲を選ぶことは少ないかと思いますが、忍者となると別かもしれませんね。子どもたちもなりきって練習から楽しみます。

【年中】男女別で和と洋など幅を広く!

メディアで取り上げられているナンバーを取り入れやすいのが年中さんですね。2018年の人気の曲をご紹介します。

  • ポッキーダンス…三代目J Soul Brothers 「Share The Love」
  • バブリーダンス…荻野目洋子 「ダンシングヒーロー」 
  • NHKの2020応援…Foorin 「パプリカ」

男女で好みも分かれてくる年中さん。戦隊ものやアニメをテーマに選ぶことも多いかもしれません。また、EXILEやAKB48などの人気曲も良く選ばれています。

年中組の子どもたちは、動きも多様にでき、小道具も上手に使えるので、演出も楽しめますね。

人気のポップスとは真逆ともいえる和の曲もおすすめします。両方を組み合わせることで全体のボリュームが出てお客さんにも楽しんでいただけます。

男の子の和のお遊戯

  • 北風小僧のかんたろう
  • スシ食いねェ!

男の子も年中さんになると、着物や法被の和装も喜びます。刀や笠といった小物も大好きですが、遊んでしまうので練習用と本番用は別で用意した方が良いかもしれません。

女の子の和のお遊戯

  • ハナミズキ
  • 宵待ち草(英語バージョンも出ています)
  • いのちの記憶

年中さんで和装をする場合、年長さんと被らないかもチェック!和柄の布でドレスを作ると、曲の雰囲気は崩さずに子どもたちも喜ぶ仕上がりに。

世界の音楽をベースにアレンジされているお遊戯曲もたくさん出ています。

  • タンゴ
  • フラメンコ
  • フラダンス
  • コサックダンス
  • サンバ

ダンスのジャンルで探してみると、衣装なども考えやすくておすすめです。
フラメンコなどのロングスカートは、女の子たちはとても喜びます。

【年長】難しい振り付けや大人っぽい演出も

年長さんのお遊戯は、年中でご紹介した和の曲を選ぶことも多いです。ぐっと大人っぽくなりますね。

年長さんになると、ハイテンポの難しさに加えて止まる難しさが使えるようになります。

ちょっと前に話題になったフラッシュモブで使われていたストップモーションも面白い演出です。ピタッと止まる瞬間が揃うだけでも、会場が静まり返ります。

女児向けダンス

  • 360°
  • Forrow Me

男児向けダンス

  • 友よ
  • マスカット

年長さんになると、歌の無い音楽にも挑戦できるかと思います。クラシックをアレンジした音楽やジャズ、ピアノ演奏に合わせて踊る表現力もついてきます。

おすすめの演奏CD

  • 女子十二楽坊
  • 3D-PIANO ANIME Theater!
  • ブラバン・ディズニー

いつもと違う選曲だと指導も新鮮になります。耳になじんでいる曲も、奏法が異なるとお客さんも楽しんでくださると思います。

歌は学年によって音域を変えて

学年合唱は、先生たちのチームワークの見せ所にもなり、他の学年とのバランスも問われてきます。

リトミックの先生など、専門的に歌唱指導がある園以外は、以下のような点に気を付けて指導しましょう。

  • 子どもの音域に合わせた選曲
  • 誉めながら課題をひとつずつクリア
  • 大きな声より優しい声
  • 姿勢や表情で歌声が変わる
  • 歌詞の理解と語る練習が発音につながる

【年少】1オクターブまでの歌&4拍子の曲で楽しく元気に

年少児は音域が狭く、高い音を出すのにのどを傷つけてしまいそうな発声をします。元気に楽しく歌い練習するためにも、音域を考慮した選曲が大切です。

  • 音域は多くの子が1オクターブ以上は難しい
  • 4拍の歩けるテンポがベスト
  • 難しい歌は元気に歌って年少らしさを出す
  • 振りつけはシンプルに

年少さんに人気の合唱曲

  • きらきら星
  • さんぽ
  • パンダうさぎコアラ
  • かわいいかくれんぼ

【年中】アニメソングに挑戦できる歌唱力がある

年中さんになると、家庭でも色々なメディアを通じて難しい曲を歌う子も多いです。カラオケ等で歌いなれている子もいるので、アニメソングなどに挑戦することも。

リズムや音程、歌詞も、子どもたちが親しんでいる歌を選ぶメリットも大きいです。

  • 1オクターブ~3音くらいの音域で選曲
  • 輪唱やリズム遊びもできる
  • 英語に挑戦も
  • 変調する曲や3拍子の曲も

年中児に人気の歌

  • ユメタマゴ
  • 崖の上のポニョ
  • ぽよよよん行進曲
  • いつも何度でも

【年長】卒園間近!思い出に残る選曲を

年長さんに多く選ばれているのは卒業ソング。卒園式でもうたわれる歌が多いです。発表会では、卒業ソングと明るく元気な歌の2本立てもよくあります。

  • 1オクターブ~5音程度の曲なら歌える子も
  • 静かに聞かせる歌で保護者も感動する
  • 日本のわらべ歌も聞かせられる
  • ポップスを合唱にすることも

年長児の保護者も感動のおすすめソング

  • にじ
  • 僕が生まれた時のこと
  • ともだちになるために
  • はじめの一歩

合奏は学年が上がるごとに厚みを増して

鼓笛などの活動に力を入れている園は練習が十分できますね。また、和太鼓の演奏などもあります。

楽器演奏は、子どもたちも大好き。発表会の練習が楽しいとその後も楽器に親しんでくれます。

ヤマハなどの生徒さんには、特別な楽器を担当してもらうこともありますよね。子どもの負担にならないためには、人選も慎重にした方が良いでしょう。

【年少】単純なリズムでタンバリンやカスタネットを

「タンタンタンウン」「タンウンタンウン」といった単純なリズム打ちで構成することの多い年少さん。リズム感を培う一歩目になるかもしれません。

指揮者が、実際に子どもたちのリズムを示すことも年少さん向けです。
年少さんんにおすすめの楽器

  • タンバリン
  • カスタネット
  • 大太鼓

年少さんには足踏みできるテンポの曲をおすすめします。

  • ミッキーマウスマーチ
  • さんぽ
  • あわてんぼうのサンタクロース

【年中】ピアニカと打楽器でリズミカルに

年中組になると、ピアニカの練習をする園も多いです。ピアニカは、メロディー担当とベースで分けると重厚感が出ます。

特にリズミカルな曲は、運指が苦手な子には負担ですよね。二分音符や全音符でベースができると、達成感にもつながります。

まだまだ演奏が頼りない年中さん。先生のピアノ伴奏があると安心かもしれません。

年中さんにおすすめの楽器

  • ピアニカ
  • トライアングル
  • シンバル
  • ウッドブロック
  • 小太鼓

年中さんにおすすめの曲

  • ドンスカパンパン応援団
  • 君をのせて
  • 崖の上のポニョ

【年長】卒業を見越したステージ作りは子どもとの協力が必須

幼児の歌唱曲を演奏することが多い発表会の演奏ですが、年長さんにはオーケストラやバイオリンの曲も知ってほしいですね。自分たちで演奏することで、音楽の幅も広がります。

年長さんにおすすめの楽器

  • キーボード・シンセサイザー
  • 木琴・鉄筋
  • ハンドベル
  • コンガ
  • 和太鼓

年長さんにおすすめの曲

  • 情熱大陸
  • カルメン
  • 前々々世

年長さんは、見にきた保護者も特別な思いでいます。子どもたちに、卒園間近であることを伝え、意識を持つことで、一体感や協調性につながります。

ステージを作るのは子どもたちだということをしっかり伝えて、姿勢や歩き方など細かい指導をしていきましょう。

衣装は上手に使いまわしと保護者の協力を募って

衣装の準備の仕方には、以下のような方法があります。家庭と先生の負担がバランスよくなれば、トラブル回避にもつながります。

  • 園の使いまわし衣装
  • 家庭で準備してもらう(下着や靴下、Tシャツ等)
  • 新しく作る

園の使いまわし衣装はシミや傷をしっかりチェック

発表会の衣装は予算もかかり、数十年の使いまわし衣装を使うこともあるかと思います。1年前の発表会から、防虫剤などもしっかり準備して管理していることと思います。

新年度に開けるときは、厳しい目でチェックしましょう。

ステージでは気付かれなくても、お着替えのお手伝いの保護者が見つけて不快な思いをさせたりクレーム等につながりかねません。

毎年使っているものでも、ラピーテープや手作りブローチなどで装飾をすることで全く違う印象になります。

サテンの衣装が多いかと思います。テープははがし方も注意。来年も子どもたちが笑顔で着られるよう、ゆっくり丁寧にはがして長持ちさせたいですね。

サテンの衣装はアイロンNGです。保護者への呼びかけも徹底した方が良い事項です。

家庭で用意してもらうものは早めに呼びかけを!

劇などは、配役が決まるまで難しいこともあるかと思いますが、衣装の準備を保護者にお願いするのはできるだけ早めにしましょう。

時期によってはお店に在庫がないということも。また、「この前買ったばかりなのに」「買いに行く時間がない」と保護者を困らせずに済みますね。

  • スパッツ・タイツ
  • 下着(透けないように白等の指定)
  • 靴下(ワンポイントやラインの可否)
  • 色指定のTシャツ(ポイントやプリントの可否)

衣装作りはタイムスケジュールと役割分担を細分化

衣装は、担任が一人で請け負っている園もあるかもしれません。しかし、保護者の中には洋裁・和裁が本職の方や得意とする方がいるかも知れません。

保護者のお手伝いを強制ではなく募って、お手伝いを頂けたら先生の負担はぐんと減ります。

  • 子どもの採寸
  • 数パターンの型紙作り
  • 裁断
  • 縫い付ける
  • 試着

試着の末、手直しが出ることも。
役割分担をすることで、裁断ならできる保護者もいると思います。保護者一人一人の負担も大きすぎないようにしましょう。

動物の耳カチューシャの作り方
材料

  • 厚紙・画用紙
  • 丸ゴム(黒)
  • フェルト等の布
  1. 厚紙は、楕円形に切る…土台になる
  2. 耳形の厚紙に画用紙を貼る
  3. 立体にして土台にホッチキスやボンドでくっつける
  4. 土台の端にパンチで穴をあけゴムを通す

トラブル対応は迅速に!大切なのは子どもたち。

発表会は、子どもたちの晴れ舞台。できるだけ保護者トラブルを避けて通りたいのは先生たちの本音かも。

子どもたちに集中するためにも、トラブルへの対応も考えて対策しておきましょう。

保護者へのお知らせは早めに!同じものを!何度も!

まず、保護者へのお知らせを徹底しましょう。衣装の準備のお願い等が急では、購入しなければならなくなったり家庭の負担になってしまいます。

イラスト等を用いてできるだけ具体的に提示した方がトラブルになりにくいです。

「黒の無地のTシャツ」という表記だけでは、ワンポイントがあるからと新品を買う保護者もいます。

「黒の無地のTシャツ…上からベストを着るので、隠れるポイントやプリントはOKです。」と記載することで、保護者の迷いをなくします。

撮影などのルールも、早めに何度もお知らせしましょう。お手紙の出し方は下記のようなものがあります。

  • 発表会のお知らせ…日付と共に撮影のルールなども記載
  • 園だより等の行事予定にも再度お願いを記載
  • クラスや学年で出す経過のお知らせに同じ内容で記載
  • 直前のお知らせ
  • 当日は貼り紙も

必ず同じルールを記載しましょう。昨年から変更がある場合などは、できるだけ早めに、何度もお手紙を書くことで、「知らなかった」を避けることができます。

よく、「ここにはこう書いてあった」「○○先生は良いと言った」とトラブルの元になります。気を付けてお知らせし、職員の認識や対応も統一しておきましょう。

当日は、張り紙をしておくこともトラブル回避につながります。保護者同士で注意し合うことはなかなか難しく、「正直者が馬鹿を見る」ととらえる保護者も多いです。誰からも目に付くところに貼り紙をしておくと、それだけ手も抑止剤になりますし、「聞いてない」「知らない」にも、対応しやすいです。

「はじめの言葉」のなかでも確認すると、すでに違反している人が見つかることも。注目を浴びることで、トラブルにならずに辞めてくれるかもしれませんね。

効き目があるのは、子どもが言うこと。映画館などでも親しんでいるので、「携帯電話はマナーモードにするか、電源をお切りください」などと言いたくなります。

保護者のクレームは担当者を決めて負担軽減

発表会前に多くなる保護者からのクレームは、担任に集中しますよね。クラスのことは勿論担任が答えたり対応するのですが、一人では抱えきれない問題もありますよね。

担任一人で対応すると、後々問題が大きくなってしまうことも。すぐに担当保育者へ回すことをおすすめします。

電話対応だけ、一軒だけでも、クラスを抱えて対応することで神経がすり減ってしまいます。できれば担任を持っていない先生が良いと思います。主任、副園長といった、総括できる先生が適任です。

ステージでの安全確保にはボランティアの力も

発表会で一番気を付けることは子どもの安全ですよね。当日は学生ボランティアを募るというのも良い作戦だと思います。

ステージ上ではもちろん、待っている間の教室も、子どもたちはいつもと違う興奮度。先生たちは時間に移動に子どもに保護者…気にすることが山盛り。遊んでくれるボランティア学生にとても助けられます。

学生さんにとっても、絵本の読み聞かせや子どもたちと関わりながら園の現場を見ることができる貴重な機会になります。

泣いちゃう姿も思い出になるように!障害児への対応

発表会は、保護者にも先生にも、練習の成果を出してほしいという願いがあります。でも、緊張や不安、保護者恋しさで涙する子も。

勿論がっかりしたり叱ったりすることはありませんが、来年へつながるイメージして前向きに受け止めていただきたいと思います。

我が子がミスした時に先生がドンと構えていることで、保護者の気持ちはとても和みます。子どものフォローは勿論ですが、保護者にも、練習で頑張っていたこと、「大丈夫」ということを伝えられたら良いですね。

ステージ上で「おりこうさん」にできる子ばかりではありません。当日になってぐずる子もいますし、日頃と違う雰囲気に対応しきれない子もいます。

発達障害等を含め、事前に予想がつく場合は立ち位置を端にするなどの工夫ができます。担当職員の配置も、子どもが安心して参加できるかと思います。

当日は忙しくなるでしょうが、特に障害児には、慣れた職員がつくのが理想的です。難しい場合は、発表会前からかかわりを深めておくと子どもが戸惑いにくいです。

舞台でのハプニングには、子どもたちが対応してくれることもあります。セリフを忘れたお友だちに囁き声が響き渡り笑いが起こることも。

練習から、興奮する子に対する先生の対応は、鏡のように子どもたちに映し出されます。

お遊戯や劇の途中で走りまわったり大きい声を出す特性の子もいます。周りの子どもたちの理解がしっかりあれば、ステージはとても温かい空気に包まれ、保護者が驚き涙するようなことも。

舞台の端で大声を出してくるくる回る子に、セリフを終えた子が優しく手を取り、目を合わせて、「大丈夫だよ」と中央に一緒に立つ姿は多くの方を感動させます。

当日だけでなく、練習中の先生の指導も滲み出る発表会。練習から保護者の目を意識することも良いかと思います。

発表会はこどもと保護者と先生の合作!

先生にも子どもにも、大きな達成感になる大行事、発表会。先生方の負担は、実際に大きいですが、背負い込まずに、子どもたちと協力して作り上げる気持ちで取り組んではいかがでしょうか。

子どもたちにも、「先生は、みんなと一緒に、とっても素敵な発表会にしたいな。」「そのためには、こんな時、どうしたら良いかな?」等と共に考えることで、子どもたちの自主的に取り組む姿につながっていきます。

保護者にも、保護者の理解と応援、客席の作る空気で素敵な発表会になると伝え、「一緒に作る」という気持ちになっていただけたら良いと思います。

楽しく素敵な発表会になりますように…。

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