【体験談】心房中隔欠損症で子供が初めての入院・手術をした話

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2014/06/11

次女が1歳の時『心房中隔欠損症』と診断されてから時は経ち、小学校に上がる前の年長さんの時に、ついに手術をすることになりました。

子どもの初めての入院、そして手術。戸惑うことばかりでした…。

手術を決める

小学校に上がる前に手術を…という話は、かなり初期の頃からされていました。

  • 小さい頃の方が傷の治りが早く痕に残りにくい
  • 学業に影響が出ずに済む

この2点が、小学校に上がる前に…という理由です。

1年に1回検診に行っていた病院は自宅の近くでしたが、ここでは手術は出来ず、他の病院を2つ紹介されました。同じ市内の病院と、県外の病院。

どちらにするべきかは悩みましたが(両方通うのに1時間以上)通うのに少しでも楽な県外の病院を選びました。

まず検査のための入院を1週間しました。本格的な手術・入院の下準備にはちょうど良い機会でした。

ですが、検査と言っても太ももから心臓へカテーテルを入れるという、全身麻酔を必要としたものだったのでした。

さすがに検査当日、ストレッチャーに乗せられた小さな娘が手術室へ向かうエレベーターに運ばれ「お母さんはここまでです」と言われた時には、娘には笑顔で手を振ったものの、扉が閉まった途端涙が出ました…。

主治医からの説明

検査の何日か前に、安全性と危険性の両方の説明を受けます。

万が一の危険性も承知の上で、同意書に判を押します。万に一つと分かっていても、最悪なことを考えずにはいられませんでした…。待っている間は気が気でありません。

さらに手術となると、麻酔以外の危険性も上乗せされます。ましてうちの場合は、担当の外科医の先生に『人間のすることですから失敗もします』と淡々と言われ、ショックでした。

ちょうどその4年前に、同じ病気で同じ手術での医療ミスが、他病院で発覚し大騒ぎになっていました。

当時も医療ミスによる訴訟があちこちで話題になっていました。その予防策としての言葉なのでしょうが、あまり聞きたくなかった…。

そう言う一方で、外科医としての自信に満ちた人であることは分かりました。その道ではかなりの権威をお持ちな方でもありましたし、信じることにしました。

この病院は大学病院でした。戸惑ったのは、外来受診した先生と入院時の担当医が違ったこと。

外来の先生は穏やかで、こちらの話もしっかり聞いてくださるし、子どもに対して優しかったのでお任せしようという気になったのに、いざ入院してみたら違いました。

前もって確認しておけば良かった…と感じました。

子どもの順応性には驚く

入院前に娘には「(胸を指差して)ココにある、心臓というところに穴が空いているから、それをふさぐためにする手術だよ」と言ったと思います。

有り難いことに我が子はあまり深く考えないタイプでしたので、簡単な説明でもすんなり受け入れてくれました。

娘は通院中から、病院へは公園へ行くような感覚でいましたし、検査も嫌がったことはありませんでした。

私も入院中は楽しく過ごせるように努めました。入院時の身の回りのものは2人で買いに行って、娘の気にいった可愛いグッズでそろえました。

入院中も家にいるような感覚で接するようにしました。

小児病棟には、娘とは比べ物にならないほど重い病気を抱えた子がたくさんいました。保育器に入った生まれたばかりの赤ちゃんもたくさん見ました。小さい子が包帯をあちこちに巻いていたり、点滴を持って歩いていたりするのです…。

話やTVで見聞きはしていたものの、やはり実際に見ると、思った以上に衝撃的で胸がつぶれる想いでした。

そしてそれ以上に心を動かされたのが、ここの子たちは皆優しいのです。いじわるな子は1人もいませんでした。

人見知りで幼稚園でも1人のことが多い娘が、あっという間にお友だちを作りました。

完全看護で親は必要なかったので、お見舞いの時間しか会えず、1人での外泊は初めてな娘が非常に心配でしたが、私と別れる時に泣いたのは最初だけ。

すぐにお友だちと遊ぶことの方が楽しくなり、私が行ってもほったらかしにされるほどでした。

ここでのお友だちは娘の大きな支えとなりました。退院時、娘は「もっと入院していたい!」と泣いて言うほど、いい思い出となりました。

大人の私が考えたこと

私の方が入院中は色々と戸惑いました。

他の入院中の子どもにも、そのお母さんにもどう声をかけたらいいのか分かりませんでした。励ましの言葉をかけるのはむしろ失礼にあたるのでは?と悩みました。

でも入院が長い子のお母さんは慣れているのか、向こうから話しかけてきてくれました。辛い思いをたくさんしているはずなのに、皆さんとても優しい方たちばかりでした。

子どもさんには、娘がお世話になっているお礼に、ビーズの手作りマスコットをプレゼントしました。私には結局こんなことしかできませんでした…。

みんなのコメント
  • からまつさん

    小さいのに手術なんてすごいですね!!・∀・

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