【体験談】ママ一人で子連れ北海道旅行!準備とおすすめスポット

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2019/05/13

6年前になりますが、1、3、5歳の我が子を連れて、当時父が住んでいた北海道に旅行に行きました。

1回目はその前の年の5月で、末っ子はベビーカー。パパも一緒でした。2回目は一人で3人連れて。

北海道旅行のおすすめと、ママが一人で連れていくために準備するものや注意点をご紹介します。

荷造りはコンパクトにして現地調達も!

遠出で荷物を持って歩けるのは4歳ごろからです。園の荷物を自分で管理したり、遠足のリュックをしっかり自分で持てるのを目安にしました。

4泊でしたが、父の家で洗濯もできたので着替えは少なくして、1着はお土産を兼ねて現地調達にしました。

4人分で荷物は3つ(私のハンドバッグも含む)。子どものリュックを長男に背負わせました。

子連れで北海道旅行をしている時の思い出の画像

普段はパンツだった末っ子ですが、トイレにいつでも行けるわけではないのでオムツ&着替えもリュックに。

オムツを嫌がらないお子さんは、オムツで行くとママの気持ちが楽です…。

道外からは天気予報もしっかりチェック

宮崎からの旅行だったので、全日程の天気はしっかりチェックしました。

長靴とレインコートを持って行ったのは正解でした。3人が自分で傘を差すとなると大変。

子連れで北海道旅行をしている時の思い出の画像

小雨で空いている旭山動物園をゆっくり子どものペースで回れました。

7月は薄手の長袖!5月はダウンジャケット!

1回目は、5月のゴールデンウィークに行ったのですが、夜はダウンジャケット。娘はファーポンチョでした。

2回目は7月。薄手の長袖がないとちょっと不安な涼しさ。天気の良い日中は半袖で過ごしました。

子連れで北海道旅行をしている時の思い出の画像

子どもの靴は、履きなれたスニーカーがベスト。

実は、娘には旅行と張り切って新品のスニーカーを履かせていたんです。痛がってしまい、現地でサンダルを購入しました。

子どももママも楽しいおすすめ5スポット

子どもたちにとっても無理の無いよう1日1ヶ所をゆっくり回るプランに。時間に追われず、一つ一つ満喫できてよかったですよ。

楽しいを詰め込んだ天狗山!ロープウェイ&シマリス公園(小樽)

5月には雪が少し残っているところもありましたが、7月は爽やかで気持ち良い緑の山でした。

子連れで北海道旅行をしている時の思い出の画像

ロープウェイの窓から見下ろすと、とても景色が良くて子どもたちも大喜び。数分で山頂につくと、色々な遊ぶところがあるんです!

天狗の館には、沢山の天狗のお面が飾られていて、ちょっぴり怖い。下の二人が号泣でした。広いレストランもあり、味も良かったです。

天狗山スライダーという名の乗り物滑り台も面白かったです。(有料)

シマリス公園でシマリスを見ることができます。ひまわりの種を購入し、上手に上げられれば手から食べてくれます。(夏期のみの営業)

子連れで北海道旅行をしている時の思い出の画像

小樽駅から車で15分ほど
ロープウェイは時期にによって運行時間が異なる
大人…往復1200円 小人…600円 団体、障害者、未就学児割引有
セット販売チケットもあります        (2018年8月現在)

北海道感あふれる乗馬体験は子どもだけでも親子でも

北海道の広~い空の下、ゆっくり乗馬をしました。

長男は張り切って一人で乗り、娘は怖がりながらも一人で乗ってみました。末っ子は私と二人で。

馬はとても穏やかで、ゆっくり歩いてくれて、子どもたちも撫でたり話しかけたり満喫しました。

私たちは、数kmで1000円程の体験でしたが、色々なクラブで乗馬の体験ができ、1時間10000円のコースなども楽しめるようです。

白い恋人パークで甘~い時間はママのご褒美(札幌)

北海道と言えば「白い恋人」ですよね。お土産にもとても喜ばれます。

白い恋人や、そのほかのお菓子を作ることもできます。小学生未満の子どもには、一人に対して保護者が一人つかないといけないので、体験工房は断念…。

白い恋人パークさんによると…お子様の体験は以下の通りです。
①小学生以下のお子様が体験の場合
 お子様1名に対して、大人の方1名のお付添いが可能
②幼稚園以下のお子様が体験の場合
 お子様1名に対して、保護者1名のお付添いが必要

例えば、小学生のお子様2名でしたら、
・お子様のみでの体験も可能
・大人の方1~2名のお付添いが可能

小学生のお子様1名・幼稚園以下のお子様1名でしたら
・幼稚園以下のお子様の保護者1名のお付添いが必要
・その他、大人の方1名のお付添いが可能

幼稚園以下のお子様2名でしたら
・保護者2名のお付添いが必要

私の第一目的であるレストラン&カフェでお腹を満たしました!

チョコレートをぜいたくに使ったケーキやチョコレートフォンデュなど、おしゃれなスイーツに舌鼓。子どももママも大満足間違いなしです。

体験も食事も人気が高く、待ち時間はありましたが覚悟の上。

広くて写真映えするスポットもたくさんあり、チョコレート工場を見学したり、小さな子どもも長時間飽きずに回れます。

リニューアル工事に伴い2019年5月末日(予定)までの期間、ご利用いただけない場所があります。詳しくは白い恋人パークのホームページをご覧ください。

旭山動物園は、見て!学んで!触れ合って!

話題になっていましたが、園全体に色んなサプライズがあり面白いです。動物園がちょっぴり苦手な私も2回行ったほど!

小雨だったこともありそれぞれのブースに並ばずに入ることができました。

子連れで北海道旅行をしている時の思い出の画像

何よりやはりここの魅力は動物たちとの距離です。大人も興奮しますよ。

子連れで北海道旅行をしている時の思い出の画像

上の二人は、説明書きにも食いついて、動物の豆知識を覚えていました。

子連れで北海道旅行をしている時の思い出の画像

実際に触れるコーナーも。長男はここでアヒルに手をつつかれたことを鮮明に覚えているそうです。

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大人にとっても知らないことが学べる楽しさもあって、全然飽きません。

絵本が好きな私は、いたるところにあべ弘士さんの絵があるのも魅力的でした。

お土産も可愛くて、お友だちにもとっても喜ばれました。

私も初めてのさくらんぼ狩りで食べ放題

九州ではなかなか体験できないさくらんぼ狩り。数種類のさくらんぼはどれもとてもおいしかったです。

脚立を使って木に登り、自由に取って食べ、タネを地べたに「プっ」と捨てます。

子どもたちは、木登りだけでも楽しいのに、さくらんぼの食べ放題までついて目を輝かせていました。

木登りに不安がっていた末っ子も、おさるさんさながらでした。

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宮崎から北海道の直行便はない!

交通の便がとっても悪い宮崎県…。実は、北海道への直行便がありません。

九州から北海道までの直行便は、福岡空港発のみ。

電車や車で福岡空港まで行くか、飛行機の乗り継ぎで行くか検討し、関空で乗り継ぐことにしました。

コストVS負担!LCCはここが違う

今は当たり前の存在になっているLCC。

私たちが行った2012年は、「LCC元年」とも言われていて、その安さが驚きでした。

従来の航空会社も、通常料金とは別に様々な格安チケットがあります。
小児料金よりも安い場合も多く、しっかり比較検討することでお得になります。

初めてのLCCは不安もありましたが、以下のポイントを踏まえ、私はコスパという面では十分だと感じました。

  • 搭乗口までが遠い
  • バスで移動
  • 座席がやや狭い
  • 預け荷物は別料金
  • 飲み物が出ない
  • 遅延がある
  • キャンセルできない

搭乗口が空港の端の端で、すごーく歩きます。私は末っ子を空港のベビーカーに乗せて移動しました。

子連れで北海道旅行をしている時の思い出の画像

時間に余裕があると、子どもも空港観光しながら遠足気分で歩いてくれました。乗り継ぎ便をひとつ後の便にして良かったです!

なんと、バスで飛行機のそばまで移動します。座席が埋まっていたのですが、座っていたお二方が下の二人を膝に座らせてくださり助かりました。

私は、子連れで公共の場へ行くときは、眉をひそめて「すみません」より、微笑んで「ありがとうございます」というように心がけていました。

機内には階段で上がって搭乗します。ここでも、温かい方が手を貸してくださり、荷物と子供でちょっと冷や冷やしましたが無事乗り込めました。

座席は、通常の飛行機より狭いと感じましたが、数時間ですし苦痛なほどではありませんでした。

荷物を預けるのが別料金で、機内には一人の持ち込める数が決まっています。3人分なので、持ち込み可能な大きさのキャリーバッグと子どものリュックと私のハンドバッグを持ち込みました。

飛行機は、気圧で耳を痛がるお子さんも多いですよね。我が子も耳抜きがうまくできないので、飲み物と飴は必須です。

飲み物の持ち込みにも料金が必要な場合もあるようですが、お茶のペットボトルはOKでした。

機内では飲み物が出ませんが、子どもには耳抜き対策でお水を出してくれることもあるようです。

遅延はありましたが、タイムスケジュールもゆったり計画していたので、私は気になりませんでした。また、到着は、出発時間程は遅れていませんでした。

キャンセルができないのは、万が一の時の負担が大きいですよね。しっかり計画を立てて、体調万全で臨みました。

空港&機内の過ごし方は?おすすめアイテム3種

計画の時点で、LCCの搭乗ゲートが遠いことや慣れていない場所、方向音痴、子連れ…という条件を鑑み、乗り継ぎ時間に余裕を持たせました。

慌てなくて済みましたが、空港で4時間ほどつぶさなくてはいけませんでした。

関西国際空港には、バスですぐ行ける「関空展望ホール」という場所がありました。

子連れで北海道旅行をしている時の思い出の画像

飛行機も見ることができますし、遊具もあるので子どもたちは元気に走り回って発散。

私も室内の椅子でゆっくり過ごせました。

子連れで北海道旅行をしている時の思い出の画像

風邪がとても強いのですが、子どもたちはそれも楽しそうに歓声を上げていました。

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機内で寝てくれることをちょっぴり期待していましたが、そうもいかず…。

空港でも機内でも、お役立ちアイテムはこちら。

折り紙
安くて柄も様々。ペン1本あればお絵描きだってできます。1才児は折れなくても、作ったもので遊べて重宝しました。

子どもたちは夢中になれば何だって、何枚だって折ります。私は、ちょっとウトウトしましたが、折り紙で大人しく遊んでいてくれました。

おやつ

機内でも空港でも、子どもを落ち着けることができるお菓子。何を選ぶかも重要です。

チョコレートは溶けて、リュックも子どもたちの手も汚すリスクがあります。個袋の飴は一粒ずつゴミが出るし、クッキーはポロポロこぼれてしまいます。
  • すぐに口に入れられる
  • 溶けない
  • ゴミが少ない
  • 長持ち

以上のポイントで選び、タブレットタイプのお菓子、グミ、個装していない飴にしました。私がチョコレート大好きなのですが、汚れないマーブルチョコレートをおすすめします。

子連れで北海道旅行をしている時の思い出の画像

シール

どんなシールでもOK。幼児は手の甲に「ごほうび」として貼ってあげると喜びます。

もうちょっと頑張ってほしい時、「ジャーン」と出すと、目をキラキラさせてほしがります。

「ここまでよく頑張りました!」と1枚あげて、「あと、少し頑張ったら反対のおててにも貼ろうね」と使いました。

1、3、5歳の子どもの育ちと心の準備

ママが楽になる旅行のために、出発の1~2週間前から心の準備を仕掛けました。

これで旅行が楽になったと思います!

【2週間前】ワクワクで子どもの力を伸ばす

子どものやる気はワクワクから生まれてきます。楽しみなことがあると頑張れるのは、ママも同じかもしれませんね。

  • 写真などを見せて旅行先の期待値アップ
  • カレンダーなどで数えて楽しみにする
不安の中でついてくるよりも、見通しがある程度たっていたので、子どもも自分の行動をコントロールできました。

【1週間前】相乗効果で成長する

  • 生活のリズムを整える
  • 長児の自尊心を掻き立てて任務を与える(リュックを持つなど)
  • 分かりやすいお約束を作っておく
  • お約束を守る練習をする

末っ子のおむつや飲み物が入った重たいリュックは、背負わせてみて「お兄ちゃんが持ってあげる!」という使命感を煽りました。

子連れで北海道旅行をしている時の思い出の画像

効果が高いお約束の作り方&練習方法

お約束の例

  • おやつは座って食べる
  • 欲しいもの、したいことはきちんと口でいう
  • けがをしない

どこでもおやつを欲しがられたら困りますよね。でも、「どこでも欲しがらない」というお約束は難しいです。

全員座れる場所でなら食べられるとわかっていれば、「ちょっと待って」に見通しが持てるから待てます。

「きちんと要求を言う」という約束が、実はワガママの抑制になります。勝手に動かないし、「ダメ」「したいしたい!」の言い合いではなく「○○したい」「△△したらね?」と会話になります。

走り回らない、登らない、触らない…子どももいっぱい我慢をしなければいけないし、ママもひとつひとつ叱るなんて、体力が持ちません。

でも、「自分がけがをしないため」なら、ちょっと我慢がしやすいです。

「それは、ケガしないかな?ケガしちゃったら北海道に行けないね…」なんて優しい声かけでやめてくれたらママはとっても楽です。
お家で慣れていると、外で「やめなさい!」と怒鳴らなくて済みます。

【前日】ママも子どももしっかり寝ることが第一

  • 一緒に準備をする
  • しっかり寝る
準備を一緒にすると、何でもママに任せるのではなく、手伝おう・自分でしよう・協力しよう等の意識を持つことができます。

未熟な子どもたちですが、実は「ママのためにしてあげたい」という気持ちはとても強いんです。

ママも、ドキドキを胸にちょっとお高いパックとアロマオイルでリラックスし、早めに寝てお肌のコンディションも整えましょう。

備えあれば患いなし!準備万端でちょっぴり大変で飛び切り楽しい旅行ができました。

因みに…4泊して帰宅し、翌日子どもたちを登園させてからドッと疲れがでました。(笑)当時29歳。もうできないなぁ・・・って思います…。
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