二人目出産後の育児が上手くいく!上の子に寄り添った接し方

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2017/05/08

2人育児をするママ
待望の二人目を授かり、家族皆でその誕生を心待ちにしていたと思います。しかし赤ちゃんが誕生後、上の子は初めて、自分以外の存在に対して「やきもち」をやき始めます。

「赤ちゃん返り」とも言われ、誰にでも起こりうる感情であり、「甘えたい」「自分への愛情を確かめたい」などの感情の表れであると言われています。

二人育児は大変な時もありますが、実はうまくいくポイントは上の子への接し方にありました。


上の子にイライラしない!上の子も受け入れられていると安心できる接し方のポイント

ママは、上の子へのイライラをどうにかしたい…でもどうやってと悩んでいる方が多いと思います。

そこで、上の子に寄り添った接し方のポイントをご紹介していきます。

  1. まず、上の子を優先させる
  2. 危ない事は注意しながら、気持ちは受け止める
  3.   

  4. 上の子の話をしっかりと聞く時間を持つ
  5. 叱らずに手伝ってあげる
  6.  

  7. おっぱいが気になったら受け入れる言葉がけを
  8. たくさん「抱きしめる」ことで子供は満たされる
  9. 上の子との「二人の時間」を持つ
  10. 時には「程よい距離感」も大切にする
  11. 上の子の「新しい魅力探し」
  12. 本人に呼びかけるときには「○○ちゃん」と名前で呼んで!「お姉ちゃん(お兄ちゃん)だから」は使わない
  13. スキンシップは多すぎても困らない!

どうやって取り組んでいけばいいのか?説明していきますね。

1.まず上の子を優先して安心させる

2人育児開始!赤ちゃんのお世話をする前にできる、一呼吸、一ケアを心がけましょう。

抱っこは上の子優先で!赤ちゃんが泣き出してもいきなり上の子を下ろさないで
上の子を抱っこしていると、赤ちゃんが「うえ~ん」と泣き出しちゃった!そのとき、「ごめんね」と即座に上の子を下ろしてしまってはいませんか?

早く赤ちゃんを抱っこしてあげたい気持ちは当たり前のことです。ですが、そのたびにすぐに下ろされてしまっていたら、上の子は「ぼくより赤ちゃんのことの方が大事なんだ」と思ってしまいます。

赤ちゃんが危険な場合は別ですが、そうではない場合、しばらくの間はそのまま上の子を抱っこし続ける時間を設けましょう。

そのうち、上の子から、「ママ、赤ちゃん泣いてるよ」と言ってくるかもしれません。それがもっと経つと、「ママ、泣いてるから抱っこしてあげて!」に変わる日もやってきます。

赤ちゃんが泣いていても、ママはぼくを抱っこしてくれるんだという安心感が、ママが赤ちゃんを抱っこしても不安を抱かせずに済むようになっていくのですね。
授乳時間、おむつ替えのときにも、まずは上の子に一言声かけを
赤ちゃんが泣き出すと、「あ、授乳時間だ」「きっとおむつ替えだな」と察知できるママも多いでしょう。しかし、これも気づいてすぐお世話してしまう前に、一呼吸置きましょう。

我が家の場合、本当に初めのうちは、毎回このように上の子に一声かけてからお世話に移るようにしていました。

  • 「おなかすいたーって泣いてるの。おっぱいあげてもいいかな?」
  • 「おしりがばっちくてイヤだよって言ってるんだよ。おむつ替えてあげようか?」

上の子が「うん」と答えてくれたあとならば、お世話をしているときに駄々をこねられたり、邪魔をされたりする頻度は少なくなります。

「自分のことを考えてもらっている」と実感させてあげることが大切です。

同時に泣かれたり、何かを要求された場合には、ひとまず上の子を優先させましょう。「あなたのことも赤ちゃんと同じように大切」ということを伝えましょう。

危険が伴う場合ではない限り、少しの時間でしたら赤ちゃんは泣かせておいても大丈夫です。

もし授乳前の事でしたら、上の子が満足した後で授乳をしながらゆっくりお話をしてもいいですね。

2.いけない事はきちんと注意して、子供の気持ちは受け止める

たとえふざけていても、子供は力加減がまだ分からないために思わぬ事故につながる危険があります。

ドンと押したり、叩いたり、顔をふさぐことや上に乗ったりすることなどは命にかかわる場合もあります。そのような場面では、きちんといけないことと教えて叱りましょう。

その上で、なぜそのような行動をしたのか、上の子の気持ちもしっかりと受け止めましょう。

今まではパパやママの視線を独り占めしていたのに、赤ちゃんが家に来てから自分を見てくれなくなった…。そんなふうに誤解をして、寂しさを感じているのかもしれません。

3.お風呂中やご飯のとき…上の子の話をしっかり「聞く」時間を持とう

上の子の話、きちんと聴けていますか?
「聞いてるよ!」というママ、それは本当に「聞けて」いますか?

忙しいとき、人は意外としっかりと相手の話を聞けていないものです。

どこか頭の中で違うことを考えながら聞いていたり、何となく相づちを打っていたり…ということは、大人同士の会話でもありますよね。

ついつい、ご飯を作りながら…、下の子のお世話をしながら…と、「ながら聞き」になってしまってはいないでしょうか。

ずっと話し続けている我が子の話を、常に100%の集中で聞くことは困難です。

でも、1日に数度、「お風呂」や「ご飯」のときだけは、他ごとは一切やめて、上の子の話に耳を傾ける時間を、ぜひ設けてみて下さい。

特に、テレビもスマホもない、お風呂での会話時間はオススメです。

パパが見ていられるなど、下の子抜きで、2人で入れる機会には、ぜひいっぱい話を聞いてあげましょう。

狭い区間なので、イヤだったことなどマイナス面の話も、お風呂はしやすい空間だそうですよ!

裸同士で触れあえるため、スキンシップにもなりますね。

4.「どうしてできないの!」ではなく手伝ってあげましょう

着替えも一人でできるようになり、ご飯もきちんと食べられるのに「着替えさせて!」「ご飯食べさせて!」と甘えてくることがあります。

このような時には「一人でできるでしょう!」と突き放すのではなく、手を差し伸べてあげましょう。これも「赤ちゃん返り」の一つであり、一時のことですから心配いりません。

とはいえ、赤ちゃんのお世話で疲れているママにとって、毎回これでは大変ですよね。

そのような時には、手を貸しながらも「〇〇は、本当はとっても上手にできるんだよね。お母さんは知ってるよ」と言葉の魔法の力を借りましょう。上の子のやる気が出て、自分でやろうという気になるかもしれません。

お手伝いをしながら、いつも見ているよというメッセージを添えましょう。

5.卒乳したはずなのに…おっぱいが気になり始めた上の子には、受け入れてあげる言葉がけを

断乳させたわけではなく、自然と卒業したはずなのに、赤ちゃんが生まれてから、またおっぱいが気になってきちゃった…という上の子もいるかもしれません。そのこと自体はおかしいことではありません。上の子がまだ幼い場合は当然とも言えます。

私は上の子が1歳9ヶ月のときに下の子を出産したのですが、入院していた産科の助産師さんから、「もし上の子がおっぱいを飲みたがったら、飲ませてあげていいんだよ」と言われました。

そうして、実際、上の子は一時、授乳中にひどくおっぱいが気になるようなそぶりを見せることがありました。助産師さんのアドバイス通り、「飲みたいの?」と尋ねると、「うん」と答え、実際に口に含んでみもしました。

しかし、すでにしっかり食べて飲むことができるため、おっぱいの飲み方を口が忘れてしまっていたようでした。そのことに自分自身でも納得したのか、それ以後、「飲みたい」とは言ってこなくなりました。

こちらが「ダメ!おっぱいは赤ちゃんのだから!」と拒否するのではなく、上の子自身が納得する形をとってあげた方が、結果スムーズに進んでいくのではないでしょうか。

6.「抱きしめる」ことは最上のスキンシップ

イライラしたり上の子のわがままを聞いてあげられない時ほど、子供をギュッと抱きしめましょう。

上の子は、なぜ自分を優先してくれないのかがまだ理解できません。

抱っこすることで、子供は安心します。言葉はなくても、抱きしめることで子供の心を安定させてあげることができるのです。

また、それはママにとっても同じこと。

子供をギュッと抱きしめると、とても愛おしく感じ、イライラしてしまった心も落ち着いてくるでしょう。

7.「二人で過ごす」時間を持ちましょう

赤ちゃんがいると難しいかもしれませんが、もし可能ならば赤ちゃんを預けて上の子と二人の時間を持ちましょう。

思い切って公園に出かけてしまう時間を作ろう
家にいると、赤ちゃんのお世話、合間には家事…と知らず知らずのうちに上の子に使ってあげられる時間がなくなってしまうものです。

上の子によっては、「ママ忙しそうだから…」と口にしないだけで、本当は「外で遊びたい!」という思いを持っているかもしれません。

「ママに自分だけを見ていて欲しい!」と思うのは、子どもなら当たり前のことですね。

そのため、ママの体と赤ちゃんの体調が良いときに、午前中に1,2時間程度でも、外に遊びに連れ出してあげることも、上の子のケアになります。

赤ちゃんはベビーカーや抱っこひもで。肉体的に余裕があるなら、公園中は赤ちゃんの様子がすぐわかる抱っこひもの方が、自由にも動けて安心です。

あとは、上の子の遊ぶ様子に集中。

抱っこをしていて、一緒にかがんで遊ぶことが厳しくても、ママが上の子だけを見て、笑って話してくれる時間を作ってあげることが、まずは大切です。

我が家は下の子が生後2ヶ月頃から、午前中はほぼ毎日近くの公園に出ていました。上の子と同じ年の子を持つママと仲良くもなれました。ママ友たちは、上の子がぐずったときには下の子を抱っこしていてくれたりと、お世話にもなりましたよ。

抱っこひもでの外出であれば、赤ちゃんも割とゴキゲンにしていたり、大人しく寝てくれているものです。

抱っこも「お出かけのため」なので、上の子が過敏になることも家にいるより少ないのではないでしょうか。

「家にいないから、家事はできない!」という状況を意識的に作ることは、ママにとっても諦めがつくため、心から子どもに向き合う時間が得られるのだと思います。

家にいると、どうしても「家事しなきゃ…」と気もそぞろになってしまうものですよね。

忙しい日々の中ではなかなか見る余裕がなかった、上の子のちょっとした成長や変化を感じる事ができるかもしれません。

ママ自身も、家事や育児から少しだけ離れることで、リフレッシュする良い機会になるかもしれませんね。

8.余裕がない時は無理せず「程よい距離感」を持つ

たくさん述べさせていただいておりますが、一番大切にしていただきたいのがママ自身の気持ちや体力です。

ママも人間ですので限界があります。

疲れたなと思ったら、旦那さんや家族に子供のお世話をお願いしましょう。子供がたっぷりと甘えられる存在をママとは別に作ってもらいます。

外出もいいですね。その間はママも休むことができますし、一人の時間を持つことで子供への愛情を再確認できるでしょう。

9.上の子への意識を変えて「新しい魅力」を探そう

ママに二人目の子供が誕生するということは、上の子にとっても兄弟(姉妹)が増えて「お姉ちゃん(お兄ちゃん)」になるということです。

そこの切り替えがママの中でまだできずに、イライラしてしまうのかもしれません。でも実は、新しい家族の形になると上の子に対しても「今までとは違った可愛さ」を感じるもの。

上の子は下に兄弟ができることによって、きっと変わる部分が出てくるでしょう。

ママが気がつかなかっただけで、泣いているとそっとあやしてくれていたりお世話好きな一面もあるかもしれません。

まずは意識を変えて上の子の新しい魅力を発見しようと、向き合うことも大切です。

10.本人に呼びかけるときには「○○ちゃん」と名前で呼んであげよう

下の子が生まれたとたん、上の子への呼びかけ方が、これまでの名前ではなく、「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」になってしまってはいませんか?

確かに「お兄ちゃん」は「お兄ちゃん」です。また、ゆくゆく下の子が上の子のことを、親と同じように「○○!」と名前で呼び捨てに呼び始めることは避けたい…という思いをお持ちの方もいると思います。

ですが、普段の呼びかけ方がずっと「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」に固定されてしまうと、知らず知らずのうちに上の子の中にプレッシャーが生まれてしまう可能性もあります。

言葉が増え、理屈をこねられるようになったときに、「好きでお兄ちゃんになったわけじゃないもん!」と反発されてしまうかも。

結婚、出産後、お互いの呼び方が「パパ」「ママ」に変化してしまってさみしい…と思うママがいるのと同じこと。

上の子に対して呼びかけるときは、ぜひ一生懸命考えてつけた名前を呼んであげましょう!

我が家では、下の子が話せるようになってから、下の子に対して話すときには、「お兄ちゃんのだよ」「お兄ちゃんと半分こね」と言っています。

今でも本人には「○○」と名前で呼んでいますよ。
ただ、今では、上の子自身が下の子に対して「お兄ちゃんに貸して」と言うことも増えてきました。

「お兄ちゃん」に良い意味で誇りが生まれてもいるようです。

「お兄ちゃんでしょ」「お姉ちゃんだから」は褒め言葉であっても避けよう!

ママが上の子だった場合、「お姉ちゃんだから」と言われたことがイヤだったという経験を持っている方は多いかもしれません。その「お姉ちゃんだから」は、叱られるときだけのものでしたか? 褒め言葉の中で使われていたということはないでしょうか?

上の子も、はじめは褒め言葉で「お姉ちゃん」「お兄ちゃん」と言われることは嬉しいことかもしれません。

しかし、その褒め言葉が続くと、「お姉ちゃんだからできなきゃいけないんだ」「がまんできなくちゃいけないんだ」と、知らず知らずのうちに上の子を縛り付けてしまう可能性もあります。

上の子が「お兄ちゃんだもん!」と言ってきたときに、応じることは問題ありませんが、親の方から「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」を頻繁に使うことは避けてあげましょう。

ただ、下の子に対しては「お兄ちゃん(お姉ちゃん)が先だよ」と「上」であることは伝えていきましょう。

我が家では叱る際も褒める際も、「下の子のお兄ちゃん」ではなく、「○歳のおにいさん」という言葉を使用しています。上の子が2歳の頃、「さすが2歳のおにいさんだねー!」と褒めた際、とても嬉しそうな顔をしていたことを覚えています。

「○歳のおにいさん、おねえさん」は下の子にも有効な言葉です。兄弟を意識させるのではなく、年齢を意識させることで、年齢に応じた、それぞれの「おにいさん」という自覚が、本人にも芽生えるようです。

お手伝いをさせて、自覚を持たせましょう

人の役に立てるという自信は、人を成長させます。

上の子も、自分はお兄ちゃん(お姉ちゃん)だという自覚が芽生えてきます。少しずつ、簡単なお手伝いをさせてみましょう。

おむつを持ってくる(捨てる)、泣いていれば優しくトントンしてあげるなど、無理なく続けられそうなことがいいですね。

もし嫌がってやらない時には無理にさせることはありません。上の子の気が向いたときで十分です。お手伝いができた時には、思いっきり褒めてあげましょう。

あなたがそれをしてくれて、ママがどんなに助かって嬉しいかということや、赤ちゃんがとても喜んでいることを、笑顔で伝えてあげてください。

慣れてきたら、赤ちゃんにミルクや離乳食をあげるなどのお手伝いもお願いしてみましょう。おむつ交換などもできるようになるかもしれません。

そうなれば、ママも助かりますね。

大好きなママが喜んでくれたということが上の子の自信になり、誰かの役に立てることに喜びを感じるようになります。

そして、自分以外の存在を認めて、優しくいたわる心を育てることへとつながります。

11.スキンシップはこちらから、積極的にしましょう

赤ちゃんに対しては抱っこをする回数が多いので、ママの腕を占領してしまいます。

それをうらやましく思って、そのまま「抱っこして!」と伝えられる子もいればなかなか表現できない子もいます。

その感情が時にはいたずらやわがままとして出てくる場合もあります。

そのような時は叱らずに、まずはギュッと抱きしめてあげましょう。

「私のこともきちんと見ていてくれているんだ」と分かれば、子供も安心して落ち着いてくるでしょう。

子供への愛情表現は、しすぎて困ることはありません。気がついたら、こちらから積極的にアプローチしましょう。

もしも上の子が可愛いと思えなくなってしまったら…

産後はホルモンバランスの影響もありますので、ママも情緒不安定になりやすいものです。頭では分かっていても、上の子への接し方に気を配れない時も当然あります。

もしもそのような気持ち(上の子が可愛いと思えない…)が芽生えてしまったら、まずはその感情をありのまま受け止めましょう。

「どうして自分の子供なのに、可愛いと思えないのか」と悩むことこそ愛している証拠です。愛しているからこそ、自分の感情とのギャップに悩んでしまうのです。

赤ちゃんのお世話で精一杯なママは、心身共にとても疲れています。赤ちゃんが眠っている時に自分も休みたいと思う日だってありますよね。

上の子が「遊んで!」と甘えて来た時に、上手に対応できない時があって当然です。「母親なんだから!」と何もかも頑張ってしまうから、辛くなってしまうのです。

休みたい時には、素直に子供に話してみましょう。「ごめんね、とても疲れているから少し横になりたいの…一緒にちょっとコロンとしてみない?」と、上の子も一緒に誘ってお昼寝をしてみるのもいいかもしれません。

自分の気持ちを話せただけですっきりするものです。疲れすぎて心が弱っていると、自分の好きな事や人に対して、愛情が沸かなくなることもあります。

上の子に対して「可愛くない」と思ったら、今自分は疲れているのだというメッセージとして受け止めそれを上の子に伝えて甘えてみましょう。

上の子がお兄ちゃんお姉ちゃんを前向きに受け入れられるまではケアをしっかりと!

あっという間に上の子も上の子として成長しますし、下の子も動くようになっていきます。一緒に遊べるようになるのも近い未来の話なんですよね。

赤ちゃん返りはずっとは続きません。ですが、その時期をうまく乗り越えられないと、その後に尾を引く可能性はあります。

そのため、初めの1番大事な時期だけは、しつこいと感じるほど、「上の子を先に」、「上の子を大事に」とケアに意識を向けてあげましょう。

しっかり満たされた上の子は、下の子にやさしくできるようにもなります。そのうち、遊んでいてくれたり、お世話をしてくれるようになることもあります。そうすればずいぶんと楽になるものです。

それまでの間、ママは大変かもしれませんが、ほんの一呼吸、上の子に意識を向けることを心がけて欲しいと思います。

ママからの愛情で、上の子は下の子へ優しくすることを学びます

上の子に寂しい思いをさせてしまうことはとても心が苦しいですよね。二人きりの時間を作りたいと思っても、なかなかそれも難しいものです。

特別にどこかへ出かけたりしなくても、抱っこの回数を増やしたり絵本を読むなどのちょっとした間にできることで十分だと思います。

大切なのは時間の長さではなく、気持ちのこめ方です。下の子が眠っているほんの少しの間、抱っこしながらお話をするだけでもいいのです。

疲れているのに無理に時間を作り、険しい顔で遊びの相手をするよりも、ママが心の底から笑顔で接してくれるだけで、子供はとても安心します。ママの愛情を確認できるのです。

ママも子供を抱きしめることで、心にたくさんのパワーをもらいますよね。心が満たされると人に優しくなれるものです。

そして我慢している思い、下の子にママを取られてしまったという寂しさを忘れるほどに、上の子を気にかけ手をかけてあげてください。

人の優しさを知っている人は、人にも優しくしてあげられます。ママからの愛情を感じることで、上の子も下の子へ優しくすることができるようになるでしょう。

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