九州でお宮参りに行くなら…しきたり・時期とおススメ社寺30

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2015/07/20

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赤ちゃんが生まれて、初めてやってくる大きなイベントはお宮参りではないでしょうか。初宮参り、初寺詣でとも呼ばれています。

こうしたセレモニーは地域による風習の違いが大きく、ともすればパパとママ、それぞれの実家の間で「常識」をめぐって話がこじれてしまうこともあります。

赤ちゃんの健やかな成長を願うためのセレモニーだからこそ、みんなが納得して笑顔でお参りしたいですよね。

九州各県で人気の高い神社やお寺と、九州一帯の基本的なお宮参りのしきたりなどをご紹介します。

九州のお宮参りとしきたり

九州、といっても広いため、地域によってしきたりや風習は大きく異なるものです。九州の一般的なお宮参りを見てみましょう。

お宮参りの時期

お宮参りは、全国的にだいたい生後30日以降くらいに行うのが一般的とされています。福岡一帯では男の子が30日目、女の子が31日目とも言われています。

しかし長崎では男の子は31日目、女の子は33日目とされているなど、同じ九州でも地域によって違ってきます。

最近では、あまりこうしたしきたりにこだわる家も少なくなってきました。県外、九州以外の場所から嫁いだママも多く、風習も多様化しています。

古くは、福岡などではお宮参りの際に親類縁者や近所に引き飴という飴を配ってあいさつ回りをする、などの風習があったようです。

現在ではあいさつ回りをする家庭も少数派ですよね。新興住宅地やマンションも増えて、近所との関わりも変化しています。

お宮参りは、赤ちゃんとママの体調を見て行うことが一番大切です。生後1か月の赤ちゃんはまだ小さく、ママも産後疲れがピークになっている頃です。

赤ちゃんとママの体調を見て、だいたい生後3か月くらいをめどによい日を選ぶとよいでしょう。大安を選ぶ人も多いのですが、神社の場合六曜はあまり重視されていないようです。

両家の親との付き合い

お宮参りには、双方の実家の祖父母が立ち会うことが多いですよね。特に赤ちゃんを抱くのは古くから父方の祖母が一般的です。

とはいえ、最近ではパパとママ、赤ちゃんだけでお宮参りを済ませる家庭もあります。双方の実家の両親に立ち会ってもらう場合は、事前に相談しておきましょう。

赤ちゃんに祝い着を着せるか、ベビードレスで済ませるかなども、両家の両親が立ち会う場合は気をつかうことも増えてきます。

祝い着は母方の祖父母から贈られることが一般的でしたが、お宮参りが多様化し、変化しつつあります。

パパの実家がどう考えているか、ママの実家はどうなのか、一度相談してみましょう。その際、パパとママが「しきたり重視で」「節約重視で」など、方針を決めておくとモメにくいですよ。

福岡県でお宮参りに出かけよう!おすすめはこの5つです

大都会があり、大きな神社も多い福岡県。福岡県でお宮参りをするとき、どんな神社が選ばれているのでしょうか。

1.天神様を祀る神社の総本社「太宰府天満宮」

太宰府天満宮は、太宰府市にある神社です。天満宮とは平安時代の大政治家・大学者だった菅原道真を祀る神社で、全国各地にあります。

菅原道真は死後神格化され、天神様と呼ばれるようになりました。太宰府天満宮は菅原道真の墓所に建つ神社で、非常に歴史が古く、天神様を祀る神社の総本社とされています。

全国的にも大変名高い神社のひとつで、なんと年間700万人もの人々が参詣に訪れます。観光地としても親しまれている神社です。

天神様は学問の神様として知られ、受験生や学業成就を願う学生の訪れが特に多いお社です。しかしそれだけではありません。

天神様は災厄除けの神としても知られており、お宮参りをはじめとする人生儀礼で訪れる人も少なくありません。

太宰府天満宮でお宮参りを行う際は、随時祈祷を受け付けています。受付時間は午前8時45分から午後5時までです。

祈祷料は5千円からになります。紅白の水引をかけたのし袋に入れ、初穂料として子どもの名前を表書きして奉納しましょう。

太宰府天満宮は参詣者の多い神社です。特にお正月期間や七五三シーズン、受験シーズンは混みあいます。混雑状況を事前に問い合わせてからお出かけくださいね。

太宰府天満宮
公式サイト:http://www.dazaifutenmangu.or.jp/
所在地:太宰府市宰府4-7-1
電話番号:092-922-8225
Google map:https://goo.gl/maps/6q2ek

2.導きの神である三柱の女神が祀られている「宗像大社」

宗像大社は、宗像市にある神社です。福岡はもちろん、九州一円の人々には「交通安全の神様」として大変よく知られています。

宗像三宮と呼ばれるお宮があり、中でも沖ノ島は神の島として神聖視されています。祈祷などを行っているのは、宗像市田島にある辺津宮と呼ばれるお宮です。

宗像大社に祀られているのは、三柱の女神です。スサノオの娘として生まれた女神で、八王子に数えられており、また導きの神としても大変よく知られています。

導きの神として名高い女神を祀る神社なので、交通安全祈願に訪れる人が多く、実際にご利益もあるとされています。

宗像大社でお宮参りを行う際は、年末年始以外の午前9時から午後4時まで随時受け付けています。

受付時間以外でも、要相談で祈祷を受けられる場合もあります。祭礼と重なる日もあるので、まずは事前に問い合わせておきましょう。

祈祷料は5千円になります。受け付けは直接本殿に出向いてくださいね。

宗像大社
公式サイト:http://www.munakata-taisha.or.jp/
所在地:宗像市田島2331
電話番号:0940-62-1311
Google map:https://goo.gl/maps/OdfYy

3.博多の氏神様・総鎮守「櫛田神社」

櫛田神社は、福岡市博多区にある神社です。博多の氏神様、総鎮守として知られ、博多の歴史とともに歩んできました。

近隣の人々にはお櫛田さんと呼ばれ、博多をにぎわせる博多祇園山笠や博多おくんちなども、この神社の祭礼です。

博多どんたくの松囃子もこの神社から出発し、お祭りの起点となっています。博多っ子には大変親しみ深い神社です。

創建は天平年間とされ、豊臣秀吉の博多復興によって社殿が建立されました。歴代の藩主たちにも手厚く保護されてきた神社です。

多くの人々が祭礼や初詣に訪れるほか、人生儀礼で訪れる人も少なくありません。境内では博多祇園山笠の飾り山も見ることができます。

櫛田神社でお宮参りを行う場合は、祭礼や初詣期間などを避けて参詣するとよいでしょう。事前に電話で問い合わせてからおでかけくださいね。

櫛田神社
公式サイト:http://members3.jcom.home.ne.jp/romantic-hakata/kushidajinja.htm
所在地:福岡市博多区上川端町1−41
電話番号:092-291-2951
Google map:https://goo.gl/maps/3zATA

4.歴史ある神社「香椎宮」

香椎宮は、福岡市東区にある神社です。非常に歴史が古いとされており、その起源はなんと西暦200年ごろと言われています。

太古の天皇である仲哀天皇とその妻・神功皇后、そしてその子の応神天皇を祀っています。神功皇后は仲哀天皇の死後、妊娠中の身を腹帯で守って三韓征伐を成し遂げた女傑です。

その際、彼女の戦をサポートしたとされる住吉大神も祀られています。神功皇后は、帰国後安産で息子である応神天皇を生み、立派に育て上げました。

そこで、神功皇后は安産、子育ての女神として親しまれています。また歴史ある大きなお社ということで、人生儀礼で訪れる人も後を絶ちません。

香椎宮でお宮参りを行う場合は、午前9時半から午後3時半まで受け付けています。土日祝日は午後4時までになります。

祈祷料は5千円からです。予約は必要ありませんが、祭礼と重なったり、七五三シーズンなど混みあう場合もあります。事前に問い合わせておくと安心です。

香椎宮
公式サイト:http://kashiigu.com/
所在地:福岡市東区香椎4-16-1

電話番号:092-681-1001
Google map:https://goo.gl/maps/tyjZE

5.日本三大八幡のひとつ「筥崎宮」

筥崎宮は、福岡市東区にある神社です。季節の花が美しく、全国的にも名を馳せる大きな神社です。

筥崎宮は、「八幡神社」と呼ばれる神社のひとつです。八幡神社とは、太古の天皇・応神天皇を祀る神社で、その父母である仲哀天皇・神功皇后が祀られていることも多いんですよ。

特に筥崎宮は、全国にある八幡神社の総本宮である宇佐八幡、そして石清水八幡宮とともに、日本三大八幡のひとつに数えられている由緒正しいお社です。

平安時代に、天皇の神勅によって建てられた神社です。歴史があるだけでなく、格式も高い神社として長らく人々に信仰されてきました。

筥崎宮でお宮参りを行う場合は、基本的に随時祈祷を受け付けています。赤ちゃんを連れての参詣なので、事前に祈祷可能か問い合わせておくと安心です。

祈祷料は5千円からになります。筥崎宮には筥崎宮迎賓館というフレンチレストランもあります。お祝いのお食事会を、という場合は問い合わせて見てはいかがでしょうか。

筥崎宮
公式サイト:http://www.hakozakigu.or.jp/index.php
所在地:福岡市東区箱崎1-22-1
電話番号:092-641-7431
Google map:https://goo.gl/maps/L19uZ

長崎県でお宮参り!4つのおススメ社寺があります

異国情緒あふれる長崎県。長崎にも古い歴史を持つ神社やお寺がたくさんあります。氏神様や祈願所として知られる社寺をご紹介します。

1.長崎の総氏神「諏訪神社」

諏訪神社は、長崎市にある神社です。長崎と言えばキリスト教というイメージが強いですよね。実際、諏訪神社も一度すたれた歴史を持っているそうです。

諏訪神社は、長野県の諏訪市にある諏訪大社を総本宮とする神社です。実は諏訪神社には、諏訪神社のほかに森崎神社・住吉神社の三社が祀られています。

この三社はいずれも戦国時代にキリスト教の趨勢によってすたれてしまいましたが、江戸時代に再興され、現在まで長崎の総氏神としてあつく信仰されています。

鎮西大社とも呼ばれており、親しみをこめて地元の人々から「お諏訪さん」と呼んでいます。長崎の神社といえばここ、という参詣者の多い神社です。

諏訪神社でお宮参りを行う場合、受付時間は午前8時から午後4時半までです。随時受け付けていますが、祭礼などと重ならないよう、事前に電話で問い合わせをしておくと安心でしょう。祈祷料は5千円からです。

諏訪神社
公式サイト:http://www.osuwasan.jp/
所在地:長崎市上西山町18-15
電話番号:095-824-0445
Google map:https://goo.gl/maps/mYLCS

2.長崎で安産祈願といえばここ「清水寺」お礼参りも兼ねられる

清水寺は、長崎市にあるお寺です。京都の清水寺に縁の深いお寺で、清水寺と同じように檀家を持たず、祈願の寺として信仰をあつめています。

このお寺が創建されるときに、大きな岩から霊光が発せられていたという伝説や、甚太郎狐の伝説など、不思議な伝説をいくつも持つお寺です。

特に赤ちゃんを産んだ狐の伝説、甚太郎狐が伝えられているので、安産祈願や子授け祈願のお寺として大変よく知られています。

長崎の安産祈願と言えばここ、というお寺なので、安産祈願に訪れた場合はお礼や報告もかねて初寺参りをすると良いかもしれません。

清水寺では子預け祈願も行っています。観音様に赤ちゃんを一度預けることで、無事丈夫に育つように祈願する儀式です。

清水寺でお宮参りを行う場合、祈祷は基本的に毎日受け付けています。午前8時半から午後4時半までです。

土日祝日と重なる戌の日などは非常に混みあいます。事前に問い合わせをし、戌の日をさけて参詣すると良いかもしれませんね。

清水寺
公式サイト:http://nagasaki-kiyomizudera.jp/
所在地:長崎市鍛冶屋町8-43
電話番号:095-823-3319
Google map:https://goo.gl/maps/7CUUh

3.諫早神社

諫早神社は、諫早市にある神社です。大変歴史が古く、奈良時代の高僧・行基が時の天皇・聖武天皇の勅願によって創建したと言われています。

諫早の総鎮守として代々の領主たちから大切に保護されてきました。現在でも諫早の氏神様として親しまれています。

地元では「お四面さん」と呼ばれています。四面宮は雲仙にある神社で、もとはそこが総本宮でした。九州鎮護の神々が祀られています。

諫早神社でお宮参りを行う場合は、予約制になります。事前に電話で予約を入れてから参詣しましょう。

祈祷の受付時間は午前9時から午後5時です。基本的に毎日受け付けていますが、七五三シーズンなどは混みあいます。祈祷料は5千円からになります。

諫早神社
公式サイト:http://www.isahaya-jinja.jp/
所在地:諫早市宇都町1-12
電話番号:0957-22-2073
Google map:https://goo.gl/maps/XQu1G

4.御館山稲荷神社

御館山稲荷神社は、諫早市にある神社です。御館山と書いて「みたちやま」と読みます。飛鳥時代に、行基によって創建されたと言われています。

霊験あらたかなお稲荷さんとして知られ、周辺にはたくさんの霊塚もあります。京都の伏見稲荷から勧請された、由緒ある神社です。

御館山稲荷神社でお宮参りを行う場合は、基本的に予約制になります。事前に電話で予約をしてから参詣してくださいね。

御館山稲荷神社
公式サイト:http://mitachiyama.jp/
所在地:諫早市宇都町 61-1
電話番号:0957-26-1230
Google map:https://goo.gl/maps/iaJ2P

お宮参りを佐賀県で!4つの有名な神社をチェック

佐賀県には、全国的に有名な神社もあります。佐賀の歴史を感じることができる神社で、お宮参りをしましょう。

1.七社参りできるお社「佐嘉神社」

佐嘉神社は、佐賀市にある神社です。創建されたのは明治時代に入ってからで、佐賀藩の鍋島家の祖先を祀っていた松原神社の境内に建てられました。

佐嘉神社には、佐賀藩の10代藩主と11代藩主が祀られています。古くは松原神社と佐嘉神社は別の神社でしたが、今はひとつになっています。

佐賀市を代表する大きな神社として人生儀礼に訪れる人の多い神社です。また佐嘉神社は松原神社をはじめ、七社参りができるお社としても知られています。

佐嘉神社でお宮参りを行う場合、基本的に随時お宮参りの祈祷を受け付けています。予約は必要ありません。

受付時間は午前8時半から午後4時半までです。祭礼などと重ならないか、事前に確認しておきましょう。祈祷料は5千円からです。

佐嘉神社
公式サイト:http://www.sagajinjya.jp/
所在地:佐賀市松原2-10-43
電話番号:0952-24-9195
Google map:https://goo.gl/maps/ZUJeI

2.日本三大稲荷の1つです「祐徳稲荷神社」

祐徳稲荷神社は、鹿島市にある神社です。創建されたのは江戸時代で、鍋島藩主の妻だった姫君によって、朝廷の稲荷神を勧請され創建されました。

京都の左大臣家から嫁いだ姫君は後に祐徳院と呼ばれたため、神社も祐徳稲荷と呼ばれるようになりました。

岩場に京都の清水寺のようにやぐらが組まれた状態で建設されているお社は大変壮麗です。実は、祐徳院はこの地で断食し、入定を果たしました。

その後は祐徳院の霊験あらたかな神社として知られるようになり、現在では日本三大稲荷のひとつとして多くの人々が参詣に訪れています。

祐徳稲荷神社でお宮参りを行う場合は、事前に祭礼などが重ならないか問い合わせをしてから参詣するとよいでしょう。祈祷料は5千円からになります。

祐徳稲荷神社
公式サイト:http://www.yutokusan.jp/
所在地:鹿島市古枝乙1855
電話番号:0954-62-2151
Google map:https://goo.gl/maps/GCsFu

3.九州のお伊勢さんとして親しまれている「伊勢神社」

伊勢神社は、佐賀市にある神社です。かの伊勢神宮を勧請された大変貴重な神社で、九州のお伊勢さんと呼ばれています。

古くから伊勢参りは人気がありましたが、戦国時代に佐賀の地からはるばる伊勢神宮まで、生涯で53回も参詣した杉野隼人という人がいたそうです。

伊勢神宮ではこの人の大変な信仰心と熱意に関心し、特別に伊勢神宮の分霊を勧請することが許されました。そこで、九州のお伊勢さんと呼ばれ、親しまれるようになったのです。

伊勢神社でお宮参りを行う場合は、事前に問い合わせをしてから参詣するとよいでしょう。祈祷料は5千円からになります。

遠方に住んでいる場合や、事情があって直接参詣できない場合は、郵送での祈祷も受け付けています。公式サイトから申し込み可能です。

伊勢神社
公式サイト:http://www.isejinja.or.jp/
所在地:佐賀市伊勢町9-8
電話番号:0952-23-4221
Google map:https://goo.gl/maps/SES3J

4. 與止日女神社

與止日女神社は、佐賀市にある神社です。なんと6世紀に創建されたという非常に古い神社で、現在1450年以上の歴史を持っています。

「與止日女神社」と書いて「よどひめ」と読みます。肥前一宮とされ、格式ある神社です。1450年式年大祭を済ませたばかりで、改装工事も行われました。

與止日女神社でお宮参りを行う場合は、事前に電話で問い合わせをしてから参詣しましょう。子宝祈願でも有名な神社です。

與止日女神社
公式サイト:http://yodohime.area9.jp/
所在地:佐賀市大和町大字川上1-1
電話番号:0952-62-5705
Google map:https://goo.gl/maps/eBdqt

熊本県でお宮参りに行くならココがおすすめ!人気がある4つの神社

熊本県には、パワースポットとして知られる霊験あらたかな神社があります。お宮参りにはどんな神社が選ばれているのでしょうか。

1.加藤神社

加藤神社は、熊本市にある神社です。熊本城内にある神社として大変よく知られています。熊本城築城の祖である加藤清正が祀られています。

加藤清正は猛将として知られた人物ですが、実は築城に優れていた武将としても有名です。地元では「セイショコさん」として親しまれています。

創建されたのは幕末ですが、肥後総鎮護の神社として今でも親しまれており、熊本の歴史をひもとくうえでも欠かせないお社です。

加藤神社でお宮参りを行う場合は、大きなお祭りも行われる神社です。事前に問い合わせをしてから参詣するとよいでしょう。

熊本では、お宮参りを日明、日晴と呼ぶそうです。また、男の子は生後31日目、女の子は生後32日目や33日目に参詣するというしきたりがあるようです。

もちろんあくまでも古い風習の話なので、赤ちゃんやママの体調に合わせ、混まない日を選んで参詣すると良いですね。

加藤神社
公式サイト:http://www.kato-jinja.or.jp/
所在地:熊本市中央区本丸2−1
電話番号:096-352-7316
Google map:https://goo.gl/maps/EwgrO

2.水に深い関わりがある「浮島神社」

浮島神社は、上益城郡嘉島町にある神社です。大変不思議な神社で、水に深い関わりがあります。

今から千年以上昔の平安時代に、神のお告げによって山を崩したところ、水が一箇所に集まって湿地の開拓が進み、集まった水が池となったという伝説があるそうです。

浮島神社は、その名のとおり水の上に浮いているように見える神社です。イザナギ・イザナミの夫婦の神を祀り、安産や厄払いにご利益があるとされています。

神社のある池には、金色の蛇も住んでいて時折泳ぐ姿が目撃されているようですよ。不思議な雰囲気のある、霊験あらたかな神社です。

浮島神社でお宮参りを行う場合は、予約制になります。受付時間は午前8時から午後4時までになります。急ぎの場合は電話で連絡した方が確実です。

浮島神社は安産・子育ての神として県内で紹介されているほど有名なお社です。初詣に訪れる人も多い、縁結びでも知られる神社です。

浮島神社
公式サイト:http://www.ukishimajinja.com/
所在地:上益城郡嘉島町井寺2828
電話番号:096-237-1437
Google map:https://goo.gl/maps/sv0x8

3.守護の神「熊本城稲荷神社」

熊本城稲荷神社は、熊本市の熊本城にある神社のひとつです。加藤清正によって熊本城が築城された折、守護の神として勧請されました。

地元では「白髭さん」と呼ばれ、親しまれています。400年以上の歴史をもつお社で、地元の人々から親しまれてきました。

熊本城稲荷神社でお宮参りを行う場合、毎日午前9時から午後5時まで祈祷を行っています。受付時間は4時半までになります。

お休みの日はありませんが、出張祈祷や祭礼もあります。事前に昇殿祈祷が可能か問い合わせておきましょう。祈祷料は5千円からになります。

熊本城稲荷神社
公式サイト:http://www.k-inari.com/
所在地:熊本市本丸3-13
電話番号:096-355-3521
Google map:https://goo.gl/maps/CGA0i

4.初宮参りでは専用の鶴・亀鳥居をくぐる!「粟嶋神社」

粟嶋神社は、宇土市にある神社です。ここは鳥居で大変有名なお社です。実は日本一小さな鳥居がある神社なのです。

パワースポットとして知られる小さな鳥居があるのですが、初宮参りの場合は専用の鶴・亀鳥居をくぐります。赤ちゃんを寝かせたままくぐらせることができるようになっていますよ。また公式サイトから衣装レンタルと撮影のママスタジオサイトにリンクしています。

お宮参りの写真を、と考えている場合は、利用してみてはいかがでしょうか。お宮参りで人気のある神社です。

粟嶋神社でお宮参りを行う場合は、事前に問い合わせてから参詣しましょう。専用フォームも利用できますが、急ぎの場合は電話がおすすめです。

祈祷の受付時間は基本的に毎日午前8時から午後5時までです。祈祷料は5千円からになります。

粟嶋神社
公式サイト:http://www.awashima.or.jp/top.htm
所在地:宇土市新開町557
電話番号:964-22-1197
Google map:https://goo.gl/maps/eT6QM

お宮参りに行こう!大分県でオススメの社寺は5つ

大分県には、全国の八幡神社の総本宮とされる宇佐神宮があります。安産・育児の女神とされる神功皇后のパワースポットです。

1.日本三大八幡のひとつ「宇佐神宮」

宇佐神宮は、宇佐市にある神社です。宇佐神宮は全国各地にある八幡神社の総本宮とされ、日本三大八幡のひとつにも数えられています。

八幡神社は日本に一番多いとされる神社です。祀られているのは応神天皇とその父母である仲哀天皇・神功皇后で、軍神として信仰され、武家社会で大変あつく信仰されました。

宇佐神宮が創建されたのは奈良時代のことです。日本史では「和気清麻呂の宇佐八幡神託事件」でも知られていますよね。日本の歴史にも大きく関わってきた大神宮です。

宇佐神宮でお宮参りを行う場合、基本的に毎日祈祷を受け付けています。受付時間は午前9時から午後4時までです。

ただし祭礼中は祈祷を受けることができず、長時間待つこともあります。事前に連絡をしておきましょう。祈祷料は5千円からになります。

宇佐神宮
公式サイト:http://www.usajinguu.com/
所在地:宇佐市南宇佐2859
電話番号:0978-37-0001
Google map:https://goo.gl/maps/yC0Pv

2.大分とともに発展してきた神社「春日神社」

春日神社は、大分市にある神社です。非常に歴史のある神社で、平安時代に創建されたと伝えられています。

春日神社の総本宮は、奈良にある春日大社です。ここはもともと藤原氏の氏神として信仰されてきた神社で、大分に藤原氏の国司がやってきた際、勧請されました。

大分とともに発展してきた神社で、地元の氏神様として親しまれています。人生儀礼に訪れる人の多い神社です。

春日神社でお宮参りを行う場合、事前に公式サイトの恒例際で祭礼日時を確認するか、電話で問い合わせてから参詣しましょう。

基本的には毎日祈祷を受け付けています。受付時間は午前8時半から午後5時までです。祈祷料は5千円からになります。

春日神社
公式サイト:http://www.kasuganomori.jp/
所在地:大分市勢家町4-6-87
電話番号:097-532-5638
Google map:https://goo.gl/maps/63ZsM

3.お礼参りにきてみて!安産祈願で人気「高城山子安観音」

高城山子安観音は、大分市にある天台宗のお寺です。このお寺のご本尊は如意輪観音像で、安産に関する不思議な伝説が残っています。

この如意輪観音は、奈良の高僧行基によって開眼されたとされています。豊後の安産祈願所として、今でも大変親しまれています。

大分在住のママは、子安観音で安産祈願を受けている方も多いでしょう。その場合は、お礼参りもかねてお宮参りに行くと良いですね。

高城山子安観音でお宮参りを行う場合、基本的にいつでも祈祷を受け付けています。

安産祈願で有名なお寺なので、戌の日は大変混みあいます。祈祷受付時間は、午前9時から時までです。

高城山子安観音
公式サイト:http://www.coara.or.jp/~kannonin/index.html
所在地:大分市千歳岡7組
電話番号:097-558-1350
Google map:https://goo.gl/maps/fO3vI

4.豊後国一宮とされる格式高い神社「柞原八幡宮」

柞原八幡宮は、大分市にある神社です。大分には規模の大きな八幡神社がいくつもありますが、ここもそのひとつです。

柞原と書いて「ゆすはら」と読みます。豊後国一宮とされる格式高い神社です。創建されたのは平安時代のことです。

柞原八幡宮でお宮参りを行う場合、予約は必要ありません。祈祷料は6千円からになります。

基本的に毎日祈祷を受け付けていますが、祭礼などと重ならないよう事前に確認しておきましょう。

柞原八幡宮
公式サイト:http://oita-yusuhara.com/
所在地:大分市大字八幡上八幡987
電話番号:097-534-0065
Google map:https://goo.gl/maps/uuqqQ

5.八幡朝見神社

八幡朝見神社は、別府市にある神社です。別府温泉の温泉神社を併合した神社で、別府温泉の総鎮守として信仰されています。

鎌倉時代初期に建てられた古い神社で、以後地域の領主たちから手厚く保護されてきました。今も多くの人が参詣に訪れます。

八幡朝見神社でお宮参りを行う場合、事前に電話で問い合わせてから参詣しましょう。祈祷料は6千円からになります。

受付時間は午前8時から午後4時までです。初詣期間や祭礼に重ならない限り、毎日祈祷を受け付けています。

八幡朝見神社
公式サイト:http://www.asami.or.jp/
所在地:別府市朝見2-15-19
電話番号:0977-23-1408
Google map:https://goo.gl/maps/4SQkm

宮崎県でお宮参りにおススメの神社は4つ

宮崎県は、高千穂峡など全国的に名高いパワースポットがあります。神代の時代から信仰されてきた神社で、赤ちゃんの成長を祈りましょう。

1.新武さまと親しまれている「宮崎神宮」

宮崎神宮は、宮崎市にある神社です。実は非常に古い歴史があるお社で、日本最初の天皇とされる神武天皇を祀るお社です。

神武天皇は神代の時代の人物で、その父祖は神様です。宮崎神宮は、神武天皇の孫が、その偉業をたたえて創建したと伝えられています。

神話に語られるほど古い創建の宮崎神宮は、今でも宮崎で信仰をあつめ、地元の人々には「神武さま」と呼ばれています。

宮崎神宮でお宮参りを行う場合、基本的に予約は必要ありませんが、祭礼や結婚式と重なると祈祷を受けることができません。事前に問い合わせておきましょう。

祈祷の受付時間は午前9時から午後4時半までです。初詣期間や七五三シーズンは非常に混みあいます。注意してくださいね。祈祷料は5千円からになります。

宮崎神宮
公式サイト:http://miyazakijingu.jp/
所在地:宮崎市神宮2-4-1
電話番号:0985-27-4004
Google map:https://goo.gl/maps/p9ejQ

2.海洋信仰の神社「青島神社」

青島神社は、宮崎市に浮かぶ青島にある神社です。青島は古くから神域として大切にされており、その中にある神社です。

島全体が国の天然記念物に指定され、南国ムードあふれる美しい景観が特徴です。神社が創建されたのは平安時代とされています。

海洋信仰の神社として人々の崇敬を集めてきました。航海の神として、また安産の神としても知られています。

青島神社でお宮参りを行う場合、基本的に午前8時から午後5時まで祈祷を受け付けています。

事前に問い合わせておくと安心です。またどうしても直接参詣できない場合は郵送祈祷も受け付けています。祈祷料は5千円からになります。

青島神社
公式サイト:http://www.aoshimajinja.sakura.ne.jp/
所在地:宮崎市青島2-13-1
電話番号:0985-65-1262
Google map:https://goo.gl/maps/eOIrh

3.鵜戸神宮

鵜戸神宮は、日南市にある神社です。ここは、山幸彦と龍宮伝説に大変ゆかりの深い不思議な神社です。

山幸彦は海幸彦の釣り針を探して龍宮へ行き、そこで海神の姫と結婚します。海神の姫・トヨタマビメは、山幸彦の赤ちゃんを身ごもりました。

「天神の子を海の中で産むことはできない」と言って、トヨタマビメは鵜戸の地から地上にあがります。しかしあまりに安産だったため、産屋の屋根が葺きあがる前に皇子が生まれました。

しかしトヨタマビメは海の姫なので、赤ちゃんを置いて海に帰ってしまいます。その際、お乳を岩に押し付けると、清水がしたたるようになり、この水で作った飴で赤ちゃんは育ちました。

この時に生まれた赤ちゃんが長じて神となり、鵜戸神宮に祀られるようになりました。山幸彦の息子にあたるこの神様は、神武天皇の父にあたります。

鵜戸神宮でお宮参りを行う場合は、事前に昇殿祈祷を受けたい旨を連絡しておくとよいでしょう。祈祷料は5千円からになります。

本殿は海辺の洞窟にあり、今でもお乳岩が清水をしたたらせています。この清水で作ったお乳飴も授与しているので、授乳中のママにおすすめですよ。

鵜戸神宮
公式サイト:http://www.btvm.ne.jp/~udojingu/
所在地:日南市大字宮浦3232
電話番号:0987-29-1001
Google map:https://goo.gl/maps/8Tn9b

4.神柱宮

神柱宮は、都城市にある島津荘総鎮守です。平安時代末期に屋敷の柱材を運んでいた際、ここに神柱という神社を建てよというお告げがあって創建されました。

不思議な伝説のある神社で、霊験あらたかとして長らく信仰されてきました。神柱と書いて「かんばしら」と読みます。

神柱宮でお宮参りを行う場合は、基本的に予約は必要ありません。祭礼と重ならないよう問い合わせだけしておきましょう。祈祷料は6千円からになります。

神柱宮
公式サイト:http://www.kanbashira.net/
所在地:都城市前田町1417−1
電話番号:0986-23-1395
Google map:https://goo.gl/maps/JVcdE

島津家の本拠地である鹿児島県でお宮参りに!この4つをチェック

鹿児島県は、九州一帯で大きな勢力を誇っていた島津家の本拠地です。古い歴史を持つ神社もたくさん残っています。

1.聡明な島津斉彬を祀る神社「照國神社」

照國神社は鹿児島市にある神社です。照国大明神こと、島津斉彬を祀る神社です。幕末に創建されました。

島津斉彬は非常に聡明な人物で、島津家はもちろん、幕末日本に大きな影響を与えました。今でも地元では大変親しまれています。

照國神社でお宮参りを行う場合、予約は必要ありませんが昇殿祈祷が受けられるかどうか事前に問い合わせておきましょう。

祈祷の受付時間は祭礼や初詣期間でなければ午前8時半から午後5時までです。祈祷料は5千円からになります。

鹿児島一帯では、一般的に男の子は生後32日目、女の子は33日目に参詣すると良いとされてきました。こだわる必要はないそうなので、赤ちゃんの体調によって参詣しましょう。

照國神社
公式サイト:http://www.terukunijinja.jp/
所在地:鹿児島市照国町19-35
電話番号:099-222-1820
Google map:https://goo.gl/maps/JYVRF

2.人生儀礼で訪れる人も多い「鹿児島神宮」

鹿児島神宮は、霧島市にある神社です。山幸彦を祀る神社で、その孫にあたる神武天皇の時代に創建されたという伝説があります。

神代の時代にまでさかのぼる神社として、長く信仰をあつめてきました。また八幡神として知られる仲哀天皇・神功皇后とその子・応神天皇も祀られています。

大隈国一宮とされ、格式も高い由緒ある神社です。人生儀礼で訪れる人も多い、霧島市の氏神様です。

鹿児島神宮でお宮参りを行う場合は、事前に電話で問い合わせをしてから参詣してくださいね。

鹿児島神宮
サイト(鹿児島県神社庁):http://www.kagojinjacho.or.jp/search/airaisa/kirishima/post-245.html
所在地:霧島市隼人町内2496-1
電話番号:0995-42-0020
Google map:https://goo.gl/maps/WDaQD

3.霧島神宮

霧島神宮は、霧島市にある神社です。かの坂本龍馬が新婚旅行で訪れた際、参詣したとも言われています。

霧島神宮は霊峰として名高い高千穂峰に祀られていた神社です。しかし火山によって何度か焼失し、現在の地に遷座しました。

創建は6世紀とされ、非常に古い歴史を持っています。祭神は天孫降臨神話の主人公、ニニギノミコトと、その妻で絶世の美女、コノハナサクヤヒメです。

コノハナサクヤヒメはたおやかな桜の女神ですが、実は安産・子安の女神としても知られているんですよ。

霧島神宮でお宮参りを行う場合、事前に予約してから参詣しましょう。祈祷の受付時間は午前8時からです。

霧島神宮
公式サイト:http://www.kirishimajingu.or.jp/
所在地:霧島市霧島田口2608-5
電話番号:0995-57-0001
Google map:https://goo.gl/maps/4U43F

4.指宿神社

指宿神社は、指宿市にある神社です。「揖宿神社」とも書きます。天智天皇にゆかりの深いお社として、飛鳥時代に創建されました。

歴代の薩摩領主・薩摩藩主からあつく信仰されてきた神社で、今でも指宿の氏神様として親しまれています。

最近では、大河ドラマ「篤姫」で、揖宿神社の神札が登場しています。指宿の歴史とともに歩んできた、霊験あらたかな神社です。

指宿神社でお宮参りを行う場合は、事前に電話やFAX・メールで問い合わせておきましょう。当日の場合は電話がおすすめです。祈祷料は5千円からです。

指宿神社
公式サイト:http://www.ibusukijinsha.com/
所在地:指宿市東方773
電話番号:0993-22-4052
Google map:https://goo.gl/maps/X93aS

九州でのお宮参り!子供の健やかな成長を願おう

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九州では、まだ古いしきたりが残る地域もあると言われています。他の地域からお嫁に行くと、戸惑うことも多いですよね。

赤ちゃんやママの体調が整わない場合は、やはりしきたりよりもコンディションを優先してもらうことも大切です。

お宮参りは赤ちゃんの健やかな成長をみんなで祈る儀式です。赤ちゃんの元気を願う気持ちが一番大切、ということを忘れずに、家族でお参りしたいですね。

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