【体験談】育児書に頼ってばかりのマニュアル育児で後悔…できることを選ぶことが大事

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2017/12/13

私の初めての育児は、育児本を片手にした堅苦しいものでした…。結果、とてもしんどい子育てとなってしまいました。

2人目の時は、まだ上の子が小さかったこともあってかまってあげられず、手順通りには全くいきませんでした。

それでも2人とも元気に育ってます!そんな私の経験談をお話します。

違いすぎる!?2人の生活リズム

1人目の時は、全く育児本通りにいかない…とイライラしっぱなしでした。

中でも「授乳は3時間おきに!」という言葉に完全に縛られ、辛く落ち込んだ日々を過ごしました。

当然赤ちゃんは、そんな時間通りになんて動いてくれません。それは当たり前なのです。

3時間経っていないのに泣きだすと、まだだからと3時間経つまで我慢させたり、3時間経っても起きないと無理に起こして飲ませたり…。

ゲップが出るまで何回も何回も背中を叩き続けた日もありました。

育児日記もつけていて、授乳した時間やおむつ替えの時間や、うんちの回数まで細かくチェックし、睡眠が少ない…飲みが足りないなどと心配してばかりいました。

2人目育児中は、1人目がまだ2歳半だったのでなかなかかまってあげられませんでした。

当然日記をつける余裕もなく、気がついたら寝たら寝っぱなし、起きたら授乳というスタイルに。回数も時間も全く関係なく育児をしていました。

離乳食にも差が

1人目の離乳食は、もちろん本通りにおかゆの他、人参やほうれん草や白身魚をすりつぶしたものを小分け冷凍したりして頑張りました。

出来るだけ色々な食材に触れさせ、味付けも薄くすることを心がけました。忙しくて作れない時や、外出時はベビーフードを利用して栄養面にも気を配りました。

バランス良く全部食べさせようと必死だったこともあって、何度か無理強いし泣かせることもありました。

ところが2人目の時は、ほぼおかゆばかり。大人の食事のついでに、つぶして食べられそうなものがあればあげていましたが、なければ何日もおかゆと豆腐だけ…なんてこともありました。

そのせいか、大人と同じ物が食べれるようになるのに時間はあまりかかりませんでした。

この差は2人目には申し訳なく思うのですが、気を使わなかった分、2人目は最初から好き嫌いなく何でも残さずよく食べる子になりました。食事の時間が嫌な時間…というとらえ方もしなかったのでしょう。

無理やり断乳・自然と卒乳

1人目の時は、夜泣きに悩まされていました。「断乳すると夜泣きがやむ」と本に書いてあり、1歳過ぎてすぐに実行しました。

でも、無理やり引き離したことを、今でも後悔しています。確かに夜泣きはなくなりましたが、半年後には復活したので、うちの場合は意味なかったかなと思い返すこともあります。

2人目の時は、わざわざ断乳せずとも自然と離れていきました。今では卒乳というそうですね。おむつはずしも同様でした。

今となっては笑い話

「授乳は3時間ごと」なんて書いてある本はもうないかもしれませんね。

私の場合は家が実家から遠く、若い出産だったため友人にも育児の先輩はおらず、本に頼る他なかったのです。

もちろん本に頼って良かった部分もあります。分からないことがあれば答えを教えてくれる1番近い先生でもありました。

でも、本やメディアの伝える情報が全てではありません。最も大事なのは、自身の赤ちゃんのペースを知ることです。

1度にたくさん飲めない子は、すぐにお腹が空いて目を覚ます間隔が狭いでしょうし、よく眠る子は腹もちがいいのか平気で5.6時間と眠ってしまいます。

タイプはその子その子で違います。よって答えも1つではないのです。

自分の子だけでなく、周りのお子さんの様子を見たり、ママ達の話も聞いて色んなやり方や育て方を学び、その中で、自分と子どもにとって1番やりやすい方法、できそうな方法を選べばいいんです。

本からも、自分たちの都合よく「イイトコ取り」で良いのです。失敗や成功を繰り返して親も子も成長していけますよ。
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