子供におすすめ味噌汁の具レパートリー!野菜が効率良く摂れてしかも時短

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2017/12/10

お味噌汁の画像

「子供が野菜を食べてくれない」そんな時は、毎日の「味噌汁」で野菜に慣れていきませんか。

サラダが苦手だというお子さまも、味噌汁にしてしまえば食べやすいと思います。

大人の分量で作っておいて大丈夫です。キッチンハサミがあれば、取り分ける時に幼児用に具材を小さく切ってあげることができます。

また子供には味付けが塩辛い・塩分が心配という時は、お湯を足して塩分を薄めるなどすれば一緒に美味しく召し上げることができます。

ぜひ日々の食卓に手軽に野菜をプラスしてみてくださいね。お味噌汁は働いているママにも嬉しい時短料理ですよ。

味噌汁で野菜を食べよう!5種類紹介

具材は違っても作り方の流れは同じです。味噌の風味を生かすために、味噌を入れるときは火を弱めて煮立てないようにします。

野菜の味噌汁の作り方

  1. だし汁で野菜を煮る
  2. 火を弱めて味噌をとく

以上の流れで味噌汁が出来上がります。だし汁はインスタントの顆粒などを利用したり、自分でだしを作って準備します。手作りのだしの取り方は次の通りです。

材料    

  • 昆布10cm 
  • 削り節15g 
  • 水900ml
  1. 水に昆布を1時間入れる
  2. 中弱火にかけ、沸騰直前に昆布を取り出す
  3. 沸騰したら火を弱める
  4. 削り節を入れてひと煮たちしたら火を止める
  5. 5分ほど待ち、削り節が下に沈むのを待つ
  6. ボウルにキッチンペーパーをしいてこす

昆布と削り節のだし以外にも「煮干しと削り節のだし」も味噌汁にはオススメです。手作りだしは冷凍すると2週間ほど持ちます。だしの準備ができたら早速味噌汁を作ってみましょう!

葉にも栄養あり!大根、大根の葉、油揚げの味噌汁

油揚げの味噌汁

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材料

  • 大根5cm 
  • 油揚げ1枚  
  • だし900ml  
  • 味噌おおさじ2、3杯
  1. 油揚げを熱湯で油抜きし、カットする
  2. 大根の皮をむき食べやすくカットする
  3. だしを煮立てる
  4. だしに大根を入れて火を通す
  5. 火が通ったら火を弱めて味噌をとく
  6. 油揚げを入れる

大根は辛味を感じる「イソチオシアネート」という成分があります。これはあくぬきで辛味を取り除くことができます。

ただ、イソチオシアネートは消化をよくする作用があるので、あくぬきをせずにそのまま味噌汁で召し上がってみてはいかがでしょうか。

葉酸がとれる!ほうれん草、揚げ玉の味噌汁

揚げ玉の味噌汁

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材料

  • ほうれん草2株 
  • 揚げ玉おおさじ1、2杯 
  • だし900ml  
  • 味噌おおさじ2、3杯
  1. ほうれん草は茹でてカットしておく
  2. だしを煮立てる
  3. だしにほうれん草を入れて火を通す
  4. 火が通ったら火を弱めて味噌をとく
  5. 揚げ玉を入れる

ほうれん草には「シュウ酸」とよばれる尿路に結石をつくる成分があります。下茹でをすることでシュウ酸の摂取を抑えることができます。

また、スーパーの冷凍コーナーの茹でたほうれん草を利用すると時短になります。

ビタミンが豊富!かぼちゃ、すりごまの味噌汁

かぼちゃ、すりごまの味噌汁

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材料

  • かぼちゃ1/8個 
  • すりごま大さじ1杯 
  • だし900ml  
  • 味噌おおさじ2、3杯
  1. かぼちゃの種とわたを取り除き食べやすくカットする
  2. だしにかぼちゃを入れて火を通す
  3. 火が通ったら火を弱めて味噌をとく
  4. すりごまを入れる

かぼちゃは体を温めてくれる野菜ですので、秋冬におすすめです。味噌汁にかぼちゃ1個はとても使いきれないですね。残りは翌日の煮物に使ってみてはいかがでしょうか。

あまった長ねぎは冷凍保存!豆腐、わかめ、長ねぎの味噌汁

豆腐、わかめ、長ねぎの味噌汁

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材料

  • 豆腐1/2丁 
  • ほしわかめ大さじ2杯 
  • 長ねぎ5cm
  • だし900ml  
  • 味噌おおさじ2、3杯
  1. 豆腐をカットする
  2. わかめを水でもどしておく
  3. だしを煮立てる
  4. 豆腐を入れる
  5. 火を弱めて味噌をとく
  6. わかめと長ねぎを入れる

長ねぎ1本は味噌汁に使い切れないですね。残りはカットしておいて冷凍保存しておくと2週間ほど持ちます。

ちょっと洋風、アスパラガスとベーコンの味噌汁

上記ご紹介した味噌汁は、定番で物足りないという方もいるかもしれません。そんな時は洋風の具材にもチャレンジしてみてみましょう!アスパラガスとベーコンの味噌汁のご紹介です。

アスパラガスとベーコンの味噌汁

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材料

  • アスパラガス1束
  • ベーコン4枚
  • だし900ml  
  • 味噌おおさじ2、3杯
  1. ベーコンをカットしておく
  2. アスパラガスの根本をカットして、根元近く5cmほどをピーラーで皮むき
  3. だしを煮立てる
  4. だしにアスパラガスを入れて火を通す
  5. 火が通ったら火を弱めて味噌をとく
  6. ベーコンを入れる

洋風には、アスパラガスの他にも「ラディッシュ」や「じゃがいもとコーン」などの組み合わせがあります。味が決まらないときには、少しバターを足して味を調えてみてください。

味噌汁に使える野菜はたくさんありますので、色々試してみましょう。子供がどんな野菜に好き嫌いがあるか、ママが把握することができます。

「ふーふーして食べよう」「ママと一緒に食べよう、美味しいよ」などと声かけをして、美味しく召し上がってくださいね。

野菜の旬を知ろう!味噌汁の具材で季節を感じることができる

一年中スーパーにある野菜ですが、「旬」を意識するとより美味しい野菜を手に入れることができます。旬の野菜はたくさん出回る分、安いというメリットもあり家計を助けてくれます。

こちらは味噌汁の具材に使える野菜の旬の表です。参考にしてみて、明日の味噌汁の具に入れてみてはいかがでしょうか。

野菜 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
蓮根
人参
大根
じゃがいも
かぼちゃ
里いも
かぶ
なす
ほうれん草
春菊
白菜
アスパラガス
玉ねぎ
長ねぎ

人参、大根などの根菜は冬が旬になります。じゃがいもは旬に地域差があり、北海道のじゃがいもは秋、長崎や鹿児島など九州のじゃがいもは春と冬に出回ります。

同じ野菜でも生産地や品種で旬が違うことがあるので、スーパーのポップなどを確認しておくといいですね。

ドライブがお好きな方は「道の駅」によってみると、その地域の野菜を販売していることがあります。

道の駅やスーパー・八百屋さんなどで、地域でとれた美味しい野菜を探してみましょう!

家族の食卓の原風景、ご飯と味噌汁でホッとできる

朝ごはんのレパートリーに困っているママは「朝はご飯と味噌汁」と決めて、味噌汁の具材を変えてみましょう。だしを冷凍しておけば朝の支度がグッと楽になります。

普段はインスタントのだしを使っても、時々は鰹節や昆布、イリコからだしをとって味噌汁を作ってみてはいかがでしょうか。

ひと手間かかりますがそのぶん味がよくなり、ミネラルなどの栄養素をプラスすることができます。

味噌汁のだしの香りは、懐かしくてホッとできますね。日本人の食卓の原風景「ご飯と味噌汁」。ぜひお子様にもその原風景を記憶してもらいましょう。

▼朝食習慣をつけるコツについてはコチラも参考にしてみて!

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