あまり泣かない赤ちゃんだと障害があるの?性格や体質なども関係あり

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2017/09/13

あまり泣かない赤ちゃん

赤ちゃんにとって、泣くことは大切なコミュニケーションです。特に泣くことでしか不快感を伝えられない新生児は、泣くのが当たり前というイメージですよね。

でも中にはほとんど泣かない赤ちゃんもいます。そういう傾向を持っている子の中には、発達障害などを抱えている場合もあると言われるので、心配するママも少なくありません。

「泣かない」ことが障害の有無に直結しているわけではありません。障害がはっきりした後で「そういえばそういう傾向があったかも」と感じる程度です。

とはいえ、赤ちゃん育児真っ最中のママにとって、他の赤ちゃんとの違いはちょっとしたものでも不安ですよね。

そこで、あまり泣かない赤ちゃんの「泣かない原因」について調べてみました。心配がいらないケースと要注意のケース、それぞれの見分け方などをご紹介します。

あまり泣かない赤ちゃん…「泣かない」原因はいろいろある

では、あまり泣かない赤ちゃんはどうしておとなしいのでしょうか。いくつか考えられる原因をピックアップしてみました。

性格…のんびりとした大らかな性格の子ならママも安心!

けっこう多いのが、「そういう性格の赤ちゃん」という場合です。あまり神経質でなく、のんびりおおらかで寝ることが好きという赤ちゃんです。

赤ちゃんにも性格があります。双子を育てるとよくわかりますが、同じように育てていても好みや笑いのツボなど、性格の違いがどんどんはっきりしていくものです。

  • 神経質ではないのでよく眠れる
  • あまり活発に泣かないのでお腹が激しく空くこともない
  • 寝ぐずり・強い空腹感がないのでますます泣かない

こういったケースかもしれません。

見分けのポイント
ご機嫌よく授乳・沐浴などをこなし、泣かなくても良く笑うようならまず問題はないでしょう。

あやしたり物音・呼び声に反応がある場合は、あまり心配はいらないと考えられます。

体質…空腹などの不快感を強く感じないタイプの赤ちゃんも

新生児から良く寝てくれる子もいます。入眠・寝起きもスムーズにいく体質なら、やはりあまり大泣きしないでしょう。

空腹や眠い時に赤ちゃんが泣くメカニズムはまだはっきりしていませんが、胃の痛みや不安などなんらかの不快感がともなっていると考えられています。

泣かない赤ちゃんは、こうした不快感を感じにくい体質を持っているのかもしれません。成長とともに、別の不快感で泣くようになることもあります。

見分けのポイント
ミルクや母乳の飲み具合・体重の増え具合をチェックしてみましょう。母子手帳などにある成長曲線から大きく外れていないようなら、あまり心配はいりません。

また泣かない性格の赤ちゃん同様、あやして笑う・喃語が出るなどの反応が返ってくればやはり心配いらないでしょう。

呼び声や手を叩いてみて、びっくりする・そちらの方を向くなどの反応もチェックしてみましょう。

身体的な病気…体力がないため泣かない場合は診察を受けて

黄疸や心臓の疾患など、身体的な病気を抱えている場合は体力の問題からあまり泣かない赤ちゃんもいるとされています。

こうした病気の有無も、ママにとっては大きな不安のポイントですよね。判断のポイントは、ミルクや母乳の飲み具合と体重増加です。

大きな疾患がある場合は、出生時の診断や1ヶ月健診などでわかります。それ以外の幽門狭窄症などの病気が不安な場合は、日ごろのご機嫌をしっかりチェックしておきましょう。

見分けのポイント
ミルクや母乳の量が増えない・体重が増えない・体重が減っていくといった明らかな異変がある場合は、すぐに小児科を受診しましょう。

  • なんとなく元気がない・抱っこしても体に力が入っていない
  • あやしても反応が鈍く1日中とろとろ寝ている
  • 覇気が感じられない
  • 顔色が悪い

明らかな異常ではなくても、このように気になる点があれば積極的に保健師さんや医師に相談してください。

不安がある場合は、毎日授乳量・回数・睡眠時間・体重・排泄・朝晩の検温をノートにつけてみましょう。

泣く回数が極端に少ないなら、泣いたタイミングや笑うなど他の反応の有無もチェックしてみましょう。。

病気がひそんでいれば、どこかに「おや?」と感じる変化が現れてくる可能性があります。医師に相談する場合も、大きな手掛かりになりますよ。

サイレントベビー…コミュニケーション不足で無表情になる

サイレントベビーという言葉が近年注目されるようになりました。サイレントベビーとは、泣かないだけでなく笑うなどの感情表現が乏しい子のことです。

最初から泣かなかったわけではなく、だんだん泣かない・笑わなくなっていくのが特徴です。最近泣かないかも…と感じたら、その可能性があるかもしれません。

見分けのポイント
最初は泣いたり笑ったりしていたのに、気付いたら泣いたり笑ったりしなくなってしまった、表情が固まっているような気がするという場合は疑ってみましょう。

授乳量や体重増加などに問題がある場合は、なんらかの疾患が潜んでいる可能性もあります。

体は健康に発達しているのに感情表現だけが乏しい場合は、サイレントベビーかもしれませんね。

サイレントベビーに関しては、話題になっていることもあり気になるママも少なくないと思います。

▼サイレントベビーについてはコチラも参考にしてみて!

▼アタッチメント育児についてはコチラも参考にしてみて!

耳の病気や障害…ほとんどは産後のスクリーニング検査でわかる

聴覚障害などで耳の聞こえが悪い場合も、大きな音などに反応せず泣かない場合があります。

その場合は、大きな音がしても泣かないという程度でまったく泣かないわけではないことが多いでしょう。

聴覚障害については、ほとんどの産院でスクリーニング検査が行われます。それ以外に「聞こえていないのかも…?」と感じる場合は中耳炎を疑い病院へ行きましょう。

見分けのポイント
大きな音がしても泣いたりびっくりしない場合、聴覚や耳に問題が起きている可能性があります。耳元で手を叩いてみるなどして、反応を見ましょう。

自閉症など発達・知能の障害…不安を抱えるママが多い可能性

赤ちゃんが泣かないことで、多くのママが不安に感じるのはやはり自閉症など発達・知能の障害の有無でしょう。

確かに自閉症など発達・知能障害を持っているお子さんの中には、ほとんど泣かない子もいます。でも、逆に神経が過敏でよく泣く子もいるのです。

前述しましたが、「泣かない」イコール「障害」というわけではありません。また、発達障害の多くは1歳未満の赤ちゃんでは診断がつけられないことがほとんどです。

見分けのポイント
「泣かない」という以外の反応・感情表現をチェックしてみましょう。あやして笑う、くすぐるとくすぐったそうにするなど、他の反応も確認してみましょう。

とはいえ、後々「自閉症」と診断が下る子でも、赤ちゃん時期はまったく問題がないケースも少なくありません。

医師にとっても自閉症をはじめとする発達障害の診断は難しいものです。同じ子であっても、医師によって診断名が違うこともあります。

発達障害と泣かない赤ちゃんに関しても、詳しく後述していきたいと思います。気になるママはそちらもチェックしてみてくださいね。

泣かない赤ちゃんに不安を感じたら、パパをはじめ医療機関や行政を巻き込み、できるだけの情報を集めて素早く動き始めましょう。それが不安解消の早道です。

赤ちゃんが泣かなくても障害とは限らない!成長や表情変化を見守ろう

泣かない赤ちゃんの多くは、そういう性格や体質というケースが多いとお話しました。「泣かない」だけでなく「よく笑う」といった感情の表出や成長の様子に着目しましょう。

あやして笑ったり、絵本に興味を持ったり、抱っこして嬉しそうならあまり問題はないでしょう。泣かないのではなく、ほがらかでおおらかな子なのでしょう。

それでも不安がある場合は、体重や呼びかけへの反応など他のポイントから赤ちゃんの様子をチェックしてみましょう。

問題なのは泣いている赤ちゃんを無視し続けたり、泣かないからといってスキンシップをせずに育ててしまった場合の「サイレントベビー」化です。

泣かない赤ちゃんにもスキンシップや話しかけは何より大切です。しっかり愛情を注いで、泣く以外の感情表現を教えてあげましょう。

何度も言うようですが、「泣かない」ことは「障害」の証明にはなりません。総合的にみて「育てにくい、子どもと向き合うのがつらい」という場合は、その可能性が高まります。

泣かない以外の気になるポイントに注意しつつ、専門医や専門機関に相談しましょう。適切な療育訓練を受け、我が子にあった育ちの形を探しましょう。

みんなのコメント
  • 無記名さんさん

    発達障害は程度もさまざまだし診断できる医者も多くはない
    それに気づいてないだけで親自身が発達障害持ちだったりアダルトチルドレンだったりとかあるし
    少なくともかかりつけのお医者さんを決めて置きたいよね

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