妊活で離婚危機!?悲しい結末を迎えないために夫婦でできること

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2018/10/26

結婚して夫婦2人での生活が落ち着いてくるとそろそろ子供をと考え始める夫婦がほとんどではないでしょうか。

最初のうちはいつ赤ちゃんが来てくれるかとワクワクしていた2人も子供ができない時期が続くと段々と不安に…そうなると妊活を始めてみようと考えると思います。

妊活と聞くと夫婦2人で子供を授かるために頑張っているという印象がありますが、実際は気持ちのすれ違いで離婚危機にまでなっていることも。

晩婚化の影響で妊活を始めるもなかなか結果が出ないうちに夫婦仲にまで影響がでる「妊活クライシス」が問題になっています。

妊活でなぜ夫婦仲が悪くなるのか、夫婦のすれ違いの原因や離婚問題にならないようにできることをまとめました。

子供が欲しい!同じ思いのはずなのに妊活で夫婦仲が悪くなるのはなぜ?

妊活を始めるまでは仲良し夫婦で子供ができたら…なんて話していたのに今では会話も少なくなり子供の話題を出すだけで険悪になってしまう夫婦も多いようです。

子供が欲しいのにセックスレスになることもあり、子作りどころではない状態にまでなってしまう事もあります。

夫も妻も子供が欲しいことには変わりはないのになぜすれ違いが起こってしまうのでしょうか。

夫婦のコミュニケーションだったセックスが子作りに変わる

夫婦にとって妊活を始める前のセックスは時期やタイミング、卵子や精子の状態など関係のないものでしたが子作りを意識し始めると考えなくてはいけなくなります。

そのためには病院に行ったり、お酒を控えたりたばこをやめるなど私生活が大きく変わります。

期限や回数が決まっていれば我慢するのも難しくはありませんが、妊活はいつ結果が出るのかも終わりが来るのかもわかりません。

続けていくうちに夫婦ともにストレスが溜まり長くなれば長くなるほど精神的にも金銭的にも辛くなっていき、結果夫婦仲にヒビが入ることもあるのです。

怖い義務感…排卵日がプレッシャーに

妊活を始めてまず最初に試すのが妊娠しやすい時期に合わせてセックスするタイミング法です。

しかしタイミング法は妻が病院に行って排卵日を聞き夫に伝える必要があります。最初はいいですが何度もお願いしているうちに妻は罪悪感が募り、夫は義務感を覚えます。

そのうち妻は排卵日を伝えるのが億劫になり、夫は飲み会や仕事を理由に家に帰ってこないなどが続き妊活がうまくいかなくなってしまうのです。

男性はこの日にと言われるとプレッシャーになりセックスすること自体が難しくなることも多く、このタイミング法を長く続けることは夫婦仲にも悪影響を及ぼします。

本当に子供が欲しい…?すれ違いで開く心の距離

子供が欲しいと一言で言っても夫婦で温度差がある場合すれ違いが起きることもあります。

夫は妻が子供を欲しがっているので妊活に付き合っているという場合もあり、病院に行って不妊治療までは望んでいないこともあります。

またその逆で仕事を続けたい妻に夫が妊活を迫ることもあります。その場合も不妊治療が始まったとしても生活が変わるのを嫌がる妻が離婚を望むこともあり得ます。

二人で始めた妊活とはいえ、全く同じ考えでいるとは限らないのです。夫婦でよく話し合って溝を埋める努力をしなければ子供が生まれたとしても夫婦がバラバラになり離婚を選ぶことになりかねません。

夫にはわからない?妻の焦りと不安

妊活をしている夫は妻が焦っている、そんなに思いつめなくてもいいのではと感じることが多いようです。

それは男性にはわかりにくい女性ならではの理由があります。妻は理由もなく焦ったり感情的になってるわけではないのです。

時間がたつほど妊娠しづらい体になっていく

男女ともに年齢が上がるにつれて妊娠の確立が下がったりリスクが大きくなることは知っている男性も多いと思います。

しかし具体的にどのくらいの影響が出るのかは分からない方も多いのではないでしょうか。妊娠を望むのなら知っておきたい知識なので確認しておきましょう。

年齢と妊娠の確率
女性の年齢 妊娠できる確率
20代 20~25%
30代前半 15~20%
30代後半 約10%
40代 5%以下

健康な20代の女性が妊娠を望んで性交渉をもってもその願いが叶うのは100人のうちたったの20人です。

年齢が上がればどんどん確率は下がり、反対に赤ちゃんに障害が出る確率が上がっていきます。

代表的な障害としてダウン症があり、妊婦が40歳の場合は100人に1人の割合です。また男性の年齢が高いことで自閉症のリスクが高まることも確認されています。

それに加えて妊娠することができたとしても高齢出産は妊婦特有の病気にかかりやすくなったり、分娩時に異常が出たり流産しやすくなることも。こういった理由で女性は焦りを覚えます。

生理が来るたびに味わう「喪失感」

妊娠を望む女性の多くは生理がくるととても落ち込みます。それは女性自身も妊娠の確立が低く、望んだとしてもなかなか子供ができないことを知らないということが原因でもあります。

妊娠を望んでセックスすれば妊娠できるのが普通という考えがあるので、妊娠できない自分は普通ではないと考えがちになります。

そして生理がくるたびにまたできなかった…と落ち込み自分が欠陥品だとまで思いこむ人もいます。

生理がくることで子供を欲しがっている夫に今回はダメだったと伝えなくてはならず、回数を重ねれば重ねるほど女性としての自信まで失ってしまいます。

うまくいく保証がないのに頑張る恐怖

妊活暗いトンネルをとぼとぼ歩いていくような感覚に似ていると実際に体験した方は言はわれていました。

不妊治療は男性側に原因があったとしても女性側に大きく負担がかかり、ステップアップすればより痛みを伴います。

排卵日を特定するのにも採血や内診を行い、排卵障害があれば薬を飲んだり注射を打ちます。内診も相手がお医者さんとは言えかなり恥ずかしい思いをします。

人工授精や体外受精に進めば筋肉注射や体から卵子を取り出す採卵という治療もあり、人によっては気絶するほどの痛みを伴います。

治療中は急な休みが必要になるなど仕事を続けることが難しい場合も多く、治療費の負担で夫に迷惑をかけていると悩む妻もいます。

これだけ頑張っても必ず赤ちゃんに会えるわけではないのが不妊治療です。それに加えて金銭的な負担ものしかかります。

妊活に悩む夫の気持ち。夫婦の意識と知識の差

もちろん悩んでいるのは妻ばかりではありません。身体的な負担は妻にかかりますが、夫も妻とのすれ違いや金銭的な負担が重くのしかかることも。

最初は協力的だった夫も長く続く妊活に疲れて妻に思いやりを持てなくなってしまったり、子供をあきらめる場合もあります。

妊活は夫婦が同じ方向を向いて一緒に取り組んでいく必要がありますが、元々女性と男性では子供に対する考え方や妊娠に対する知識量に差があるのです。

セックスすれば子供ができる?妊娠の仕組みを知らない夫たち

男性は避妊をやめれば自然に妊娠するものだと思っている場合が多く、排卵日でなけれなセックスしても妊娠しないということを知らないこともあります。

そのためタイミングを取るために排卵日を伝えても仕事を優先してしまったり飲み会に出かけてしまったりと妻が頭を抱えるような行動をしてしまうのです。

女性は年に12回しか妊娠のタイミングがないのに比べて男性は時期が限られるということがないため危機感に差が生まれやすいのも夫婦がすれ違ってしまう原因の一つです。

また男性は高齢出産のリスクについても女性より知らない場合が多いので、なぜ妻が焦っているのか理解できず困惑してしまいます。

子供はほしいけど…妻との温度差に戸惑いも

女性が子供が欲しいと思うときは妊娠出産のことや産後の生活まで考えて妊活を始めることが多いのですが、男性の場合はそうでないこともあります。

妻が子供が欲しいと言ったからという理由や、なんとなく子供がいたら楽しいだろうなーという気持ちで妊活に同意している夫もいます。

我が家の場合は親戚に子供ができたり実家に帰り両親に会うと夫が子供を欲しがっていましたが、何が何でも子供が欲しいというような感じではありませんでした。

男性は自分の子供だと認識して愛情がわくまで時間がかかることもあるので、女性とは子供に対する考え方が違う事も認識しておいた方がすれ違いも少なくてすみます。

決して子供が欲しくないわけでも妻に愛情がないわけでもなく、男女の考え方の違いなのです。

子作りできなきゃ自分は必要ない?夫が抱える寂しさ

妻は妊活を始めるとリスクが少しでも少ないうちに妊娠したいと考えるので、妊活中心の生活に変わります。

夫も同じ気持ちでいる場合は良いのですが、排卵日以外のセックスを拒んだり話題が妊活や赤ちゃんのことばかりになると妻は子供が欲しいだけで自分自身は必要ないと考えてしまいます。

そうなってしまうと積極的に妊活に協力するのは難しくなりコミュニケーションがうまく取れずセックスレスになってしまう場合もあります。

生理がきて落ち込む妻を気遣って言った一言や態度が裏目に出て怒らせてしまうと、妻に対してどう接していいかわからなくなってしまうことも。

妊活中はナーバスになることも多いですが、夫の気持ちを決め付けたりせずに不安に思っていることを説明しましょう。

楽しみにしてくれているのは嬉しいけど…「子供はまだ?」攻撃で憂鬱に

結婚すると周りから子供を作らないのかと言われることが増えます。悪気があるわけではないのですが、妊活中だとプレッシャーになります。

特に両親は孫を楽しみにしていることが多いので、会うたびにその話題を出されると気まずさや申し訳なさでますます子供ができないことに罪悪感を覚えます。

友人に子供ができると早く子供を作った方がいいよなどと言われることもあり、妊娠報告が怖く友人に連絡が取れなくなる人もいます。

こういったことが続くと子供の話題を出すこともできなくなり、夫婦の間に溝ができてしまいます。

特に両親などには妻から話しにくい場合は夫が現在の状況を伝えるなどお互いにストレスがたまらないよう協力したほうがいいでしょう。

妊活離婚にならないために!夫婦で話すべきこと

妊活は想像以上に夫婦ともに負担がかかります。最初は前向きに取り組んでいたのにどんどん気持ちにずれが生じ、それがトラブルの元になっていきます。

始まって関係が悪くなってからでは話し合うことも難しくなるので、事前にお互いの気持ちを話し合っておきましょう。妊活を始めるにあたってのルールも決めておくともめごとも少なくなります。

妊活の目的は?なぜ子供が欲しいのかを話し合おう

辛い不妊治療をしてまでなぜ子供が欲しいのか、どうして頑張っているのかを妊活中は目的を見失ってしまう事もあります。

子供が欲しいのではなく夫婦の子供が欲しいことや、愛する人の子供が欲しくて頑張ると決めたことなどお互いの気持ちがわかると不安もなくなります。

妊活を始める前に話しておくことはもちろん夫婦で話し合う機会を作って状況に応じて妊活の方法やスケジュールを変更したり、不安な気持ちを共有するなど普段以上にコミュニケーションを取ることが大切です。

子供ができて育児が始まれば夫婦の時間を作ることも難しくなるうえ、協力しなければならないことや話さなければならないことも増えます。

これからの夫婦の関係を作っていくのに必要な時間なので負担にならないよう深刻になりすぎず素直に気持ちを伝えるようにしましょう。

妊活の期限と予算を決めておく

長く妊活が続くと身体的にも精神的にも大きな負担が二人にかかります。お金も無限に使えるわけではないので妊活の終わりをどこにするのかを決めておく必要があります。

辛いことですがお金をいくらかけてもかならず妊娠するという確約はありません。何千万とお金を使ったが結局子供はできなかったという方もいます。

いざ子供が生まれても妊活にお金を使い過ぎてその後の生活がままならないような状況になってしまっては元も子もありません。

不妊治療も痛みを伴います。ゴールのない努力は辛いのです。夫婦が疲れ切ってしまう前に終わりを決めておくことは今後の生活においても大切なことです。

子供がいない未来についても考えておく

もし子供ができなかったらなんて妊活中は考えたくもないことかもしれませんが、人生プランの1つとして検討しておくのは悪いことではありません。

子供ができなくても夫婦二人で生きていくのか、養子を考えているのか次のパートナーを探すことを考えるのか…色々な選択肢があります。

今後の人生において子供をどこまで重要視するのかは夫婦共通の認識にしておいた方が安心して妊活に臨めます。

よく不妊の原因がある方が子供が欲しいなら離婚して次の人を探してなどと離婚を言い出すこともありますが、もしかしたら相手は子供がいなくてもあなたと生きていくことを望んでいるかもしれません。

妊活が理由でお互いに大切に思いながら別々の道を歩まざるをいけなくなるような結末は悲しすぎます。そんな結果にならないように未来の話をしておきましょう。

妊活は一人ではできない。だからこそパートナーを大切にしよう!

子供が欲しいと思うとき、必ずパートナーとの協力が必要になります。妊娠はどちらか一方だけが望んでできるものではないからです。

夫は妻の痛みや焦りを、妻は夫のプレッシャーや寂しさを受け止めながら頑張っていかなくてはなりません。

デリケートな問題だからこそ夫婦で話し合うことが難しかったりすれ違いが起こりやすく相手の気持ちがわからなくなってしまいますが、お互いの不安な気持ちは夫婦の間でしか解消できません。

辛い時間を共に過ごして絆を深めてきたからこそ互いを大切に思うことができたり、どんなことが起こっても乗り越えられる信頼できるパートナーになれるのではないでしょうか。

妊活を離婚の危機ではなく夫婦が成長し、家族の土台を作る準備期間にできるととても有意義です。そうなればどんな困難が襲ってきても怖くない最強の夫婦になれるのかもしれません。

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