授乳ママのちくびケアに馬油!妊婦の乾燥肌や妊娠線予防にもオススメ

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2016/10/20

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授乳期のママにとって、乳首のトラブルは大きな悩みのタネ。小さなキズにもかかわらず、おっぱいタイムが憂鬱になるほどの痛みが出てしまうママもいます。

子供はあっという間に成長していくので、授乳期も慌ただしく過ぎていきます。せっかくの赤ちゃんとの二人きりの時間なのだから、少しでも心地よく過ごしたいものですよね。

乳首のトラブルには馬油がオススメです!身近なドラッグストアで手に入るうえに値段も手頃なので、コストを気にせず気軽に使えます。

さらに馬油は妊婦の肌の乾燥や妊娠線予防にも使うことができるので、子育て家族にとっては本当に強い味方です!

何かと頼もしい馬油の効果と便利な使い方を紹介します。

授乳中のトラブル!多くのママが経験する乳頭亀裂

10ヶ月もの長い間、お腹の中で大切に育ててきた赤ちゃんとの初めて対面。出産という経験は、今まで味わったことのないほどの大きな感動をママに与えてくれます。

妊娠中に母乳の勉強をして準備万端で迎えたはずなのに、実際におっぱいをあげてみると何もかもが想像していたものと違っていて、新米ママにとっては本当に驚きの連続です。

授乳は赤ちゃんとの大切なコミュニケーションですが、一日に何度も行うために乳首に負担がかかってしまい、トラブルを起こすことがあります。

中でも初産・経産婦を問わず多くのママが経験するのが「乳頭亀裂」です。授乳初期から卒乳の時まで、時期を問わず悩まされるやっかいな症状です。

人によって症状は違いますが、乳首の先がただれて赤くなり、亀裂が入ったり皮がむけるといった症状が現れるママが多いようです。

さらに亀裂の状態が悪化すると「乳頭裂傷」という状態になり、根元がぱっくりと割れて出血してしまうなど、深刻な症状になることもあります。

乳首のトラブルは痛みを伴うため、授乳が苦痛になってしまうママもいます。さらに授乳は休むことはできないので、症状がなかなか治まらずつらい思いをするのです。

どうして乳首が切れてしまうの?乳頭亀裂の原因とは

あまりの激痛に、完全母乳をあきらめて哺乳瓶でのミルク育児に切り替えるママもいるほど、乳頭亀裂は母乳育児をする上では必ず悩まされるトラブルです。

人によってそれぞれ症状は違いますが、キズの様子を大きく分類すると2つのパターンに分けることができます。

乳頭頂(乳頭の先・てっぺん)が切れてしまう場合
授乳のときの抱っこの仕方がいつも同じなため、乳頭の同じ部分にばかり力がかかってしまって起こる。色々な方向から赤ちゃんに吸わせることである程度予防できる。
乳首の付け根が切れてしまう場合
赤ちゃんの吸着が浅いため、皮膚が口の中でこすれて乳首の付け根に大きな負担がかかってしまうため起こる。正しい位置で深く吸着してもらうことで改善できる。

赤ちゃんの口に指を入れるとわかりますが、赤ちゃんが乳首を吸う力(吸啜力)は、ママが思っているよりもずっと強いです。

赤ちゃんはその強い吸啜力を使って、歯茎や舌でしごくように乳首を刺激して一生懸命おっぱいを飲むのです。

授乳中のママのおっぱいの皮膚は、赤ちゃんの唾液で濡れてふやけています。そのため、少しの刺激でもキズになってしまいやすいのです。

さらにママが扁平乳頭や陥没乳首だった場合、赤ちゃんが哺乳しづらいためより強く吸う傾向があるため、皮膚に負担がかかりやすくなるのです。

また、授乳後に赤ちゃんがまだ吸っているのにもかかわらず、無理に引っ張って離してしまうことで、乳首を傷つけてしまうケースもあります。

授乳の終わりには、赤ちゃんの口の横の部分の乳輪を押して隙間を作り、空気を入れてから離すようにすると、傷をつけることなくスムーズに離してくれます。

赤ちゃんが飲みやすいおっぱいにするためのケア

ママが通っている産院の方針によって、おっぱいマッサージの重要度は変わるようですが、育児書など多くのメディアでは、重要事項として取り上げられています。

ママもおっぱいをあげるのは初めてですが、赤ちゃんにとってもおっぱいに吸い付くのは初めてです!少しでも上手に飲んでもらえるよう、準備しておきたいですよね。

一口におっぱいのケアと言っても、出産の前と後とでは目的が違います。

出産前のおっぱいマッサージ
赤ちゃんが授乳しやすいおっぱい作りを目指して乳頭を柔らかくする乳頭マッサージ。扁平乳頭や陥没乳頭の場合は、行うことで皮膚の弾力が増し伸びるようになってくる。
出産後のおっぱいマッサージ
母乳の分泌を促して詰まりやすい乳管をケアし、乳腺炎の防止にもなる母乳マッサージ。母乳外来で看護師さんに行ってもらうケースもある。

マッサージを始める時期については、担当する医師・助産師によって意見が別れます。ママの状態を一番良くわかってくれている病院の指導に従うのが、最も安心できます。

私が通っていた病院では、おっぱいマッサージの指導の時にカネソンのピアバーユという商品のサンプルをもらい、30週目くらいから始めるように指導されました。

出産前に全くマッサージすることができず、産後のケアだけになってしまったとしても、マッサージをするのとしないのでは大違いです!

産後のマッサージは赤ちゃんのためだけではなくママのためでもあります。乳腺炎などの体調不良に繋がりかねませんので、しっかりと行うことをオススメします。

ママと赤ちゃんには馬油がオススメ!安心して使える理由

プレママ・新米ママのお肌は、デリケートで乾燥しがち。ほんの些細な事でもトラブル肌になってしまうことが良くあります。

また、一見トラブルとは無縁に見える赤ちゃんのお肌も、実は乾燥しがちな敏感肌です。油断するとすぐにカサカサになったり、赤くなったりしてしまいます。

肌トラブルを完治させるまでとはいかなくとも、症状を鎮める効果のあるクリームや軟膏を家に常備していると、イザという時本当に助かります!

できるだけ自然素材のものを選びたいと考えているママさん、何を選んだ良いか迷っているママさんには、一度馬油を試してみることをオススメします。

馬油は全国の病院の産科で、ママの乳首ケアだけでなく赤ちゃんのおむつかぶれなどの肌トラブルにも使われている、体に優しく頼もしい育児の味方です!

育児家庭の頼れる味方!馬油の特徴

馬油の一番の特徴は、何と言っても「赤ちゃんが口に入れてしまっても大丈夫」という、人体への安全性です。

馬の脂肪を原料としている馬油は、牛脂やラードと同じように食用の油脂です。食べ物から作られた製品なので口に入っても安全なのです。また、以下のような特徴があります。

人間の脂肪と性質がよく似ている
どちらも飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の比率が「4:6」と、脂肪酸の構成バランスが良く似ている。さらに人体では合成できない必須脂肪酸も含まれている。
浸透力が強力
性質がよく似ているため、肌になじむまでの時間が短い。馬油が皮膚の隙間に浸透すると、細胞間に皮脂が満たされた状態(潤った状態)と同じになる。
抗酸化作用と殺菌作用
ノビの良い馬油は素早く広がって肌の表面に油膜を張り、患部と外部と遮断する。さらに浸透し内部の空気を追い出して酸化を防ぐため、中に入った細菌の繁殖を抑制する。
血液の循環促進
馬油に含まれるリノレン酸には血行促進作用があり、肌に浸透することにより血液の循環を促進させる。また、広く膜を作り保温・保湿されることで、循環が促進されるとも言われている。

ママが子供の頃、自宅やおばあちゃんの家など、肌トラブルの応急処置のために馬油を常備していたお宅はありませんか?

昔から「火傷には馬油」というほど馴染みが深い馬油は、誕生した中国では約4000年前から、日本では約400年前から使われていたとされています。

ただし、馬油はあくまでも民間薬であり医薬品ではありません。全ての人に対して 効果があるというわけではなく、副作用がでないというわけではありません。

どうやって使う?馬油のおすすめの使い方

産前・産後の多くのママが抱える悩み事の一つに乾燥肌があります。妊娠前は乾燥とは無縁だったという方でも、突然肌質が変化してしまうことがあります。

産前・産後の肌の変化の原因は、主に以下の3つだと言われています。

  • ホルモンの影響・・・ホルモンバランスが崩れることで肌が不安定な状態に
  • 水分不足・・・赤ちゃんへ水分と栄養分を送るため体の水分量が不足しがち
  • ストレス・・・睡眠不足・体調不良など
妊娠中は赤ちゃんのための水分を子宮内に維持するため、産後は赤ちゃんに母乳を与えるために、ママの体からはどんどん水分が使われていきます。

その結果、肌に必要な水分が確保できないため乾燥肌に悩まされてしまうのです。乾燥が進み、全身が粉を吹いたようにカサカサになってしまうケースもあります。

常態では固形の馬油ですが、肌に乗せるとすぐに溶けて素早く浸透します。ベタベタと肌に洋服が張り付いてしまうことがないので、忙しいママにぴったりです。

授乳ママのちくびケアに!

授乳後にふやけてしまった乳首の皮膚は、油断するとすぐにトラブルを起こします。様子がおかしい時の対処法として、まずは馬油でのラップパックをオススメします。

指導方法は助産師さんによって違うと思いますが、基本的には、授乳が終わったら乳首に馬油を塗り、5cmくらいに小さく切ったラップを貼り付けておくだけです。

傷口の湿潤療法と同じ考え方ですので、授乳の時以外はずっと付けておきます。ラップで保護されるので、ブラで擦れて傷が悪化してしまうことがなくなります。

馬油の殺菌作用と血行促進作用で、肌の代謝が助けられて傷の治りが早くなります。また、馬油は口に入れても安心の天然成分なので、授乳前に拭き取る必要はありません。

傷がひどく授乳を続けるのが困難な場合は、おっぱいケアを優先させましょう!ラップパックで乳首を保護し、直接授乳はせずに搾乳器で搾乳したものを哺乳瓶で与えます。

状態にもよりますが、2日から1週間くらいで症状が治まります。私の場合、症状が治まって授乳を再開するときには、ソフトタイプの乳頭保護器を使いました。

傷が完治するまでラップパックと保護器を使い、完治してからは授乳の度に馬油を塗って保湿するようにしていると、少しずつしなやかで丈夫な皮膚になっていきました。

ママのおっぱいの皮膚も、ダメージを修復する度に少しずつ強く丈夫になっていきます。自分なりに工夫をしながら乗り切りましょう!

ただし、あまりにも傷の状態がひどいときは、自己判断せずに病院で診察してもらうようにして下さい。

プレママの妊娠線予防や乾燥肌に!

妊娠中に必要とされている1日の水分量は2リットルといわれていますが、むくみを気にして水分を控えてしまうママが多く、肌に水分が行き渡らない状態になってしまいます。

妊婦の大敵である妊娠線は肌の乾燥が原因で起こります。乾燥で弾力が無くなった肌が日々大きくなり、伸縮の限界を迎えた時に妊娠線ができてしまうのです。

乾燥している皮膚は痒みを感じやすくなっています。痕が残ることを気にしながらもついつい掻きむしって後悔してしまう前に、馬油で保湿することをオススメします。

実際に、伸びがよく安全性の高い馬油を、妊娠線クリームの代わりに妊娠線ケアとしてお腹に塗っている妊婦さんも多く、私も妊娠線予防と乾燥対策に馬油を愛用していました。


中でもおすすめは、馬油の浸透力を生かしたWケアです。浸透力の高い馬油を塗った後に専門のケア製品を使うと、その浸透力も高めてくれるのです。

馬油で全身を保湿して痒みからくるイライラを鎮めた後、妊娠線予防・修復成分が配合された専用のクリームでケアすると、単独で使うよりも効果が期待できます。

なお、馬油は肌を保湿する成分を含んでいますが、妊娠線予防成分や妊娠線を消す成分は含んでいないため、明らかな効果・作用というものは馬油自体にはありません。

あくまでも保湿剤でありワセリンと同じ位置付けのため、馬油だけで妊娠線を完全にケアできる、と考えてしまわないよう注意して下さい。

おっぱいケア・妊娠線ケアにオススメの商品

赤ちゃんや妊婦さんに関わる商品は年々豊富になってきており、様々な症状・用途に合わせて開発された専用の商品もたくさん販売されています。

ただ、商品情報が溢れているので、植物由来が良いのか、動物系が良いのか、それとも鉱物系のミネラルオイルが良いのか迷ってしまうのも事実です。

いつまでも綺麗なママでいたいということは、全てのママ共通の願望です。綺麗だけでなく安全・手軽も叶えてくれる、おすすめ商品を紹介します。

ピュアレーン100

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全国の産院でも使用されている、乳頭の亀裂や乾燥に使える乳頭ケアクリーム。ラノリン(羊毛脂)を100%使用し、無添加・無香料の安全な商品です。

羊の油脂が原料であるラノリン系は馬油よりも固めなので、こってりした使い心地が好きな方にお勧めです。
販売元:Amazon
商品価格:¥1080
http://goo.gl/Uws8Fw

オーガニックマドンナ バストセラムジェル

オーガニックマドンナ バストセラムジェル1021-2

しっとりとした授乳しやすい乳頭へサポートする、水を使わない国産初のオーガニック・バストケアジェル。フェイスケア・ボディケアにも使用可能です。
販売元:Amazon
商品価格:¥3780
http://goo.gl/EUpJ0e 

ストレッチマーククリーム

ストレッチマーククリーム1021-3

女性100人の声を元に開発されたクリーム。妊娠線の予防からできてしまった妊娠線のケアまで、1本で使うことができる便利な商品です。
販売元:Amazon
商品価格:¥3224
http://goo.gl/45Vdy3

ソンバーユ

ソンバーユ1021-4

馬油100%のスキンケア商品を日本で初めて発売した薬師堂の主力商品。独自の技術で油臭を除去しているのでニオイが気にならず、全身に使うことができます。
販売元:Amazon
商品価格:¥1612
http://goo.gl/vVCFCp

ママ自身をケアすることが赤ちゃんの健康の第一歩

授乳期のママは、時間があったら少しでも眠っていたいと思うほど睡眠不足なため、ついつい面倒なことは後回しにしてしまいがちです。

でもほんの少し自分自身の時間を作ることで、痛さに耐えながらの授乳タイムが、ゆったり笑顔の授乳タイムに変わるのなら、時間を作る工夫をしてみませんか?

赤ちゃんが吸い付きやすい乳首を作ることができれば、たくさんおっぱいを飲んでくれるため長い時間眠ってくれるようになり、ママの睡眠時間も確保できます。

睡眠時間を十分に取ることができればママが抱えるストレスも軽くなり、体力が回復して元気に赤ちゃんのお世話ができますよ!

愛しい赤ちゃんの授乳期はすぐに終わってしまいます。ママ自身が後悔してしまわないように、紹介した馬油などを活用し自分自身をいたわりながら育児を楽しんで下さいね。

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