甘い物の誘惑…妊婦が食べると影響は?妊娠中に気を付けたいこと

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2018/10/11

妊娠してから、食の好みが急に変わる人はたくさんいます。中でも甘い物を無性に食べたくなる人は血糖や糖尿など心配になりますよね。

妊娠していなくても摂りすぎ注意な甘い物。赤ちゃんができたら、さらに注意が必要です。

しかし、ホルモンの影響もあって、気持ちだけではどうしても抑えきれないことも。私も2人目を妊娠した時は、チョコレートが食べたくて仕方がありませんでした。

我慢して、かえってストレスになってしまうこともありますよね?

妊娠中に甘い物を食べるとどのような影響があるのでしょうか?また食べるときに気を付けたい点や、どうしても食べたいときにお勧めのものについて紹介します。

甘い物の何がいけないの?ママの体への影響

妊娠中どうしても食べたい甘い物。甘い物を摂りすぎると、ママの体にはどのような影響があるのでしょうか?

ここでは、いくつかの代表的な、体への悪影響についてお伝えします。

糖分は危険がいっぱい!体重増加の原因に

妊娠中の急な体重増加は、ママにとって大きな負担になります。妊娠中の体重増加の上限は、もともとのBMIにより異なりますが、大体が10㎏前後です。

体重が必要以上に増えてしまうと、ママの体に余計な脂肪がついてしまいます。特に骨盤周りや、出産に直接関わる体の部分に脂肪がつくと、難産になりやすいと言われています。

あまりにも糖分、塩分の多く含まれるものを摂りすぎた場合、妊娠高血圧症候群を引き起こす可能性が指摘されています。

妊娠高血圧症候群にかかると、脳出血や子癇(妊娠20週以降に起きる痙攣)、脳血管障害など、ママの命に関わる合併症を引き起こしかねないのです。

ただの体重増加と甘く見ずに、体重増加の裏にあるリスクもしっかりと把握しておきたいですね。

過剰摂取が引き起こす【妊娠糖尿病】

妊娠糖尿病とは、妊娠してから発症する糖尿病のことです。妊娠糖尿病も、ママや赤ちゃんに悪影響を及ぼす恐れがあります。代表的なものが、前項で挙げた『妊娠高血圧症候群』です。

母体への影響としては、羊水の量が増えすぎる『羊水過多』や、逆に羊水が少ない『羊水過少』があげられます。

羊水量が異常になる事で、『前期破水』や『常位胎盤早期剝離』、『早期産』最悪の場合『流産』など、結果として赤ちゃんの命に関わる合併症を引き起こしてしまうことも考えられます。

意外と見落としがち!お口の中への悪影響!

妊娠すると、女性ホルモンが増えます。女性ホルモンは、菌が増えるのを助ける働きがあるため、妊娠中は特に虫歯になりやすいと言われています。

また、つわりがひどいと、歯磨きを丁寧に行うことが難しく、虫歯菌がどんどん増えてしまうという結果に。

虫歯菌や歯周病菌が体内に入り込むと、早産のリスクが高まります。これは、喫煙や、飲酒と同じくらいのリスクがあると言われています。

自治体によっては、妊婦さんの歯科検診を無料で行っているところもあります。積極的に利用して、赤ちゃんを守りたいですね。

見えないからこそ気を付けたい!赤ちゃんへの影響

赤ちゃんが大きくなりすぎる!巨大児の原因に

ママが妊娠糖尿病にかかると、必然的に赤ちゃんも高血糖になってしまい、4000gを超える巨大児になってしまうこともあります。

ただ体が大きくなるだけでなく、『新生児低血糖症』『発育不全』『新生児黄疸』など、様々な合併症を引き起こしてしまいます。

巨大児になってしまうことで、難産になるリスクも高まります。ママと赤ちゃんの体は一心同体。自分だけでなく、赤ちゃんにも影響があることを頭に入れておきたいですね。

本当に怖い!心疾患を患うことも

前項で巨大児になるリスクをお伝えしましたが、巨大児になる事でもう一つ赤ちゃんへの大きな影響があります。

『心疾患』です

特に妊娠初期に妊娠糖尿病になった母体の赤ちゃんは、先天性心疾患になるリスクが高くなるそうです。妊娠糖尿病だけでなく、妊娠高血圧症候群も何らかの関係があるのではないかということで、研究が進められています。

心疾患も、症状の軽いものから、泣いたりすると酸素不足でチアノーゼになってしまうもの、命に直接かかわるものまで様々です。

命の危険も!早産の恐れ

お母さんへの影響でも前述した『妊娠糖尿病』。赤ちゃんにも影響があります。お母さんのおなかの羊水の量が異常になる事で、『前期破水』『常位胎盤早期剝離』になり、結果的に早産を招くことになりかねません。

外の世界で生きていくために必要な、肺や皮膚。これらが完全に発達しない状態で生まれてきてしまうと、体に障害が残ることも。最悪の場合、命を落とす危険性もあります。

それでも甘い物が食べたい!そんな時におススメのおやつ

前項では、甘い物の摂りすぎによるママと赤ちゃんへの恐ろしい影響について述べました。しかし、糖分だって、ママと赤ちゃんに必要不可欠な立派な栄養素です。

量や質を守り、摂りすぎなければ怖い物ではありません。ここでは、どうしても甘い物が食べたい時におススメの、満腹感も得られて栄養もあるものを紹介します。

赤ちゃんにも嬉しい!サツマイモ

サツマイモは、鉄分と食物繊維が豊富です。お母さんの体は、赤ちゃんに血液を送るため、妊娠するとより多くの血液を作ろうとします。そこで鉄分は非妊娠時より積極的に取りたいもの。サツマイモは甘い物を食べたい欲を満たす嬉しい食べ物です。

余談ですが、私は妊娠時に貧血になったことがありませんでした。産科の先生にも『普通の女性より鉄が多いね!ふつうは鉄が少し足りなくなるものだけどねえ。何食べてるの?』と聞かれたこともありました。

その時は気づきませんでしたが、元々無類の芋好きで、おやつによく芋を食べていました。鉄が多かったのはそのせいかもしれません。

おススメの食べ方は焼き芋。スーパーなどで売っているサツマイモをサッと水で洗います。水は拭き取らずに、そのままアルミホイルで包みます。160度のオーブンで90分焼くと、ホクホクの焼き芋ができますよ。

焼きあがるのにかなりの時間を要しますので、何個か焼いて、切って冷凍するのもいいと思います。芋と一緒に暖かい飲み物を多めに摂ると、ぐっと満腹感がでて、食べすぎを防いでくれます。

たまには手作りも!お豆腐白玉

芋もいいけれど、ちょっとスイーツ感が欲しい時におススメです。材料は白玉粉、木綿豆腐、氷水のみ。

白玉粉200gに木綿豆腐を小さくちぎり入れ、こねていきます。生地が耳たぶの柔らかさになるように木綿豆腐を足してこねていきます。

鍋にお湯を沸騰させ、好きな大きさに丸めた生地をお湯に入れます。そのまま沸騰させ続け、お団子が浮いてきたらそこから2分待ちます。2分経ったら、団子を氷水にサッと上げ、水気を取って出来上がり。

味付けは、きな粉がおススメ。お豆腐ときなこで、体を作るのに必要なたんぱく質が摂れます。やはりここでも、温かい飲み物と一緒に食べると、食べすぎを防いでくれます。

噛み応え十分で満腹感も!ドライフルーツ

ドライフルーツは、糖質はとても高いと言われています。
しかし、フルーツをそのまま食べるよりは噛み応えがあり、体を冷やさないのでお勧めです。

中でも、ドライイチゴは、妊婦さんに嬉しい葉酸も豊富に含まれています。最近は、砂糖を使っていない無添加の物も売られています。

ただ、糖質はぐっと上がるので、おやつに何個も食べるよりは、口さみしい時に一粒食べる様にするといいでしょう。

ストレスを溜めないよう、適度に甘い物を楽しもう!

妊娠中はどうしても食べたくなる甘い物。摂りすぎると、ママと赤ちゃんにも悪影響ですが、糖分だって大切な栄養素。

摂りすぎのリスクを知り、量を守り、良質なものを食べることで、体にいい影響に変えていきたいですね。

我慢しすぎてストレスを溜めないように、適度に楽しみたいものですね。

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