テープタイプからパンツタイプへ!おむつのタイプを切り替える基準

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2017/10/10

オムツ姿の赤ちゃん

紙おむつには、大きくテープタイプとパンツタイプがあります。それぞれに特徴があり、長所と短所があります。

テープおむつやパンツおむつは、赤ちゃんの成長によって使い分けて行くものです。いつごろからパンツおむつに替えるの?と迷っているママもいますよね。

テープおむつとパンツおむつの機能性や特性を見ていきましょう。比較すれば、上手な使い方が分かります。

使いやすさは、月齢で変わります

テープおむつは、おむつの前後をテープで固定するように出来ています。パンツタイプのおむつは、普通の布パンツに近い形状になっています。

この形の違いにはどんな意味があるのでしょうか。それは、赤ちゃんの成長に合わせてパパママが使いやすいように工夫されているのです。

どちらもうんちやおしっこが漏れないような設計になっています。成長に従って運度量が変わって来ますから、それに合わせておむつの形状も替えて行くのです。

適切な形のものを使わないと、排せつ物が漏れて服やベッドを汚してしまうので、要注意です。

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テープおむつを使うのに適した月齢は、寝がえり以前

テープおむつを使うのは、生まれてすぐからがおすすめです。この時期の赤ちゃんは、ころんと寝転がったまま過ごすことが多いですね。

テープタイプのおむつは、テープをはずすとぱたんと大きく広げることができます。

この形は、動かない赤ちゃんのおむつ交換に適しています。赤ちゃんが寝転がっているときに、おしりの下に当てやすいからです。

なので、生後0ヶ月から寝がえりが始まる5、6ヶ月頃までは、テープおむつを使うママが多いようです。

テープ式のおむつは、寝かせたままむつを交換できます。お昼寝中でもうんちがでたら新しい物に交換できて便利です。

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サイズ調節が簡単というメリット

テープで固定するタイプのおむつは、どこに接着させるかでサイズを調節できます。少し大きめの物でも、テープをきつく止めれば大丈夫。

反対に、ミルクを飲んだ後でお腹が大きくなっていたら、緩めにテープを止めるといいでしょう。

テープ式おむつは、あかちゃんの体形にぴったりフィットするメリットを持っています。お腹回りにすき間を作らず、快適に使用できます。

あんよをばたばたしだしたら、パンツタイプに変える合図

寝がえりを打つようになると、赤ちゃんはじょじょに活動量が増えます。自分で手足をばたばたさせるようになります。

これがおむつをテープ式からパンツ式に替える時の目安です。自分の子供はどうかな?と注目してください。

寝返りをするのでテープ式を使うのは面倒

生後5~8ヶ月ごろまでに、遅い子でもねがえりをするようになります。筋力が強くなり、それを扱う神経も発達してきます。

やがてハイハイが始まると、なおさら動きが激しくなります。その赤ちゃんにテープおむつを履かせるのは、大変ですしママも面倒ですよね。

おむつを替えながら足を動かして邪魔したり、ころころ転がって逃げてしまうことも。その都度押さえたり捕まえたりするので、赤ちゃんも嫌がります。

パンツおむつはギャザーで伸び縮みするので、足を入れて履かせるだけで、手軽で交換に時間を取られません。

外す時も、横のつなぎ目をびりびり割くだけです。テープタイプに比べてパンツタイプの方が、動きやすい赤ちゃんにフィットします。

つかまり立ちをし始める10ヶ月ごろになれば、立ったままおむつ交換をすることもできます。

こうしてパンツ型のおむつに慣れた子供は、やがて普通のトイレトレーニングが始まってから布パンつへの抵抗が少なくなります。

トレイトレーニングでパンツに手こずるままも多くいます。パンツおむつを使うことで、すんなりと布パンツに移行していけるでしょう。

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0ヶ月からパンツおむつを使うケースも

中には、0ヶ月からパンツ式のおむつを使っている赤ちゃんもいますよ。その場合他の子より成長が早く、動きが激しいのです。

まだ寝がえりもしないころから、もぞもぞと動き回っておむつを替えるのが大変!という赤ちゃんです。

密閉性の強いパンツおむつに比べて、テープタイプは開放性が高いので、動きが強くなるとおしっこが漏れやすいデメリットがあります。

サイズが合えば、1、2ヶ月頃からパンツおむつを使うことに問題ありません。ママにとって便利ならそれでいいのです。

テープおむつとパンツおむつに、吸水力や通気性の面で機能の違いはありません。強いていうと、サイズが問題です。

3000グラム以下で生まれた赤ちゃんには、パンツおむつは大きすぎますね。サイズの合わないおむつはおしっこうんち漏れの原因になります。

それに、当てられている赤ちゃんも不快です。きっと嫌がって大泣きします。サイズの合ったおむつを使うことは、赤ちゃんのためなのです。

コスト面からテープとパンツの使用頻度を調節する

テープおむつとパンツおむつは、価格帯に若干の差があります。おむつは毎日使うものです。少しでも出費を押さえたいですよね。

そこで、状況別にテープ式とパンツ式を使い分けて、コストダウンを目指す方法を紹介します。

テープ式の方が値段が低め

市販されている紙おむつの価格を、1枚平均で比較しました。

  • テープおむつ 1枚約17円
  • パンツおむつ 1枚約20円

テープおむつを使う方が、1枚あたり3円程度安くなっています。なのでテープ式をできるだけ長く使う方が、コスパがよいです。

それに、テープ式の方が一パックに入っている枚数が多いので、一度で買いだめできてお手軽なのです。

テープ式とパンツ式を併用する方法

動き回るようになってから、テープ式おむつを使うのは面倒です。そこで、日中外出時はパンツ式を使い、お昼寝や就寝の時にはテープ式を使うといいですよ。

テープ式なら、眠ってしまってからおむつ交換するのに適しています。眠くなると動きも鈍くなりますから、横にさせやすいのです。

おとなしくしてくれれば、テープ式でも楽に交換できます。それに、最近のおむつは長時間吸収型が多いです。

使用時間が長い夜間にテープ式を使うことは、更なるコストダウンにつながります。漏れが心配な場合は、尿とりパットを併用すると効果的です。

パッケージ情報を必ずチェック!交換の目安が分かります

おむつのパッケージに書いてある情報を見落とさないようにしましょう。必ず、目安の体重と月齢が書いてあります。

おむつを選ぶ際に大切なのは、赤ちゃんの体にちゃんと合うか、と言うことです。パッケージ情報は消費者にそれを教えてくれます。

ただ、赤ちゃんは一人一人体形が違います。同じ体重でも、身長が違えばお腹回りや太もものサイズは異なります。

パッケージに書かれている月齢や体重は、あくまで目安です。でもテープ式からパンツ式に切り替える一つの基準なのです。

タイミングが分からずに迷っているママは、赤ちゃんが何キロあるか、何ヵ月に対応してくれるのかをヒントにおむつを探してください。

メーカーによっても、月齢や対応した体重は異なります。自分の赤ちゃんにマッチするものかどうか、いろいろ試してみるといいですよ。

▼おむつのサイズアップについてはコチラも参考にしてみて!

おむつは、赤ちゃんが快適に使えるものを選びましょう

おむつの種類は赤ちゃんの運動量や体格に合わせて調節していきましょう。体に合わないおむつを当てていると、おしっこうんちが漏れて赤ちゃんは不快です。

テープおむつとパンツおむつは形と大きさの特徴が違います。そのため赤ちゃんの快適度も違うのです。

長時間使う物なので、心地よい形を選んであげてください。体形や体重、月齢に合わせてテープ式やパンツ式を上手に使い分けましょう。
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