離乳食の上手な食べさせ方のコツ5つ。食事時間を楽しい時間に!

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2018/02/05

「離乳食を食べてくれない」そんなお悩みのママさんは多いのではないでしょうか。一生懸命作った離乳食を食べてくれないとママはイライラしたり自己嫌悪に陥ったり。

毎日のことなのでママも赤ちゃんも楽しい離乳食タイムにしたいですよね。赤ちゃんが食べない、うまく食べてくれない理由は様々。食べさせ方にもコツがあります。

食べない原因が分らない時は一つ一つ試していくこと。意外と「そんな事だったのか!」と解決する事が多々あります。根気よく試して頂けるよう食べさせ方のコツと対処法をまとめてみました。

【環境面】使う物やイス、食事環境に工夫を!

赤ちゃんは大人が思っている以上に繊細です。それぞれ好みもあるため、使用するスプーンやイス、食べる環境を少し変えるだけで食が進むことがあります。

離乳食初期はママのお膝が一番

離乳食を始めるまでママのお膝でおっぱいやミルクを飲んでいた赤ちゃん。突然イスに座ると不安になる子もいます。

赤ちゃんにとってスキンシップはとても大切。最初はママの顔を見ながらお膝で食べることから始めてみて下さい。

最初は顔を少し斜め上にして食べやすいように

通常食事をする姿勢は背筋を伸ばしてまっすぐイスに座りますが、離乳食スタート時はお座りも慣れていないので食事を取り込んで飲み込むこともできません。

ママのお膝の上で赤ちゃんの状態を少し斜め上にして取込み安い姿勢にすることで、上手にゴックンと飲み込む練習もできます。

慣れたらベビーラックやバウンサーを固定

ママのお膝での食事が慣れてきたら、姿勢が少し上向きにできるベビーラックやバウンサーにのせてみてはいかがでしょうか。

バウンサーは赤ちゃんを載せると上下に揺れてしまいますので、バウンサーの下にクッションや毛布などを置いて固定すると揺れなくなり食べやすくなります。

イスは赤ちゃんそれぞれの好みがある

離乳食中期に入ると腰がすわってくるのでイスを使用する赤ちゃんもいます。

足が床についた方が踏ん張りがきき前のめりになるので、手づかみ食べを促すことにも繋がり食べる意欲が湧くと言われています。

ただし、イスは赤ちゃんの好みや性格にもよりますので、家の食事環境をふまえつつ様子を見て合ったものを使用して下さい。

▼赤ちゃんのダイニングベビーチェアについてはコチラも参考にしてみて!

スプーンを嫌がる子は多い!離乳食を始める前に練習期間を設けてみて

離乳食をスタートして突然スプーンを使うと赤ちゃんは驚いて舌で押し出してしまうことがよくあります。

離乳食を始める前に母乳やミルクをスプーンであげたり、白湯でスプーンの練習をするとスムーズに食べてくれるようになりますよ。

素材の違うスプーンにかえてみよう
赤ちゃん用のスプーン素材は、プラスチック、シリコン、木製などが主流です。

使用するスプーンにも好みがありますので、素材を変えてみると食べるようになる場合があります。

素材以外でもスプーンの形も色々ありますよね。最初から幅が広いスプーンを使うよりは、初期は赤ちゃんの口に入りやすい少し細めのものがお勧めです。

おもちゃやテレビは不要。静かな環境での食事を心掛けて

赤ちゃんはテレビやラジオがついていたりおもちゃが散らかっていると気が散って食べなくなります。食事前は部屋を片付けて食事に集中できる静かな環境を心掛けましょう。

【赤ちゃんの心理】振り回されないよう適度に赤ちゃんの気持ちを尊重しよう

離乳食を進めていくと赤ちゃんの食べる様子が日々変化していきますよね。ママを中心に考えていてはうまく進まないことが出てきます。

食べる様子をしっかり観察して振り回されない程度に子供に寄り添って進めた方が上手に食べるようになります。

初めての食材を嫌がる時は日をあけてから再チャレンジ

特に離乳食初期~後期は、食べる練習をする時期で色んな食材を食べる事が目的になってはいけません。食べない食材が出てきた時は日を改めて試してみて下さい。

離乳食初期・中期は意外と野菜も口にするのですが、味覚が発達するにつれて苦みやアクのある野菜を嫌う子が増えてきます。

それもそのはず、苦みは毒の味と言われており本能的に嫌がるのは当然のこと。

旬ではない野菜を食べない場合があるので、なるべく季節の物を取り入れて無理に食べさせずに再度挑戦してみて下さい。

おっぱい・ミルクが大好きな子は無理に食べさせないで

離乳食の食べがイマイチというお子さんの中で母乳が大好きな子は沢山います。離乳食を泣いて嫌がりおっぱいじゃないと落ち着かないといった状況をよく耳にします。

その場合は無理に食べさせないで、おっぱいやミルクを好きなだけ飲ませてあげましょう。無理に食べさせると、食事の時間が嫌いになって余計に食べなくなる可能性があります。

その子の中で時期がくると徐々に食べる量が増えてきます。諦めずに離乳食をあげる事も大切ですが、何時間もかけて無理に食べさせる必要はありません。

9ヶ月を過ぎてくると鉄分不足の心配もでてきますので、フォローアップミルクを上手に取り入れるなど工夫してみて下さい。

▼フォローアップミルクの飲ませ方についてはコチラも参考にしてみて!

離乳食はお腹が空いている授乳前にあげる

お腹が空くと赤ちゃんが泣いてしまい先に母乳やミルクをあげてしまいがちですが、お腹が満たされて離乳食を食べなくなってしまいます。

離乳食を毎回一ら作るのではなくまとめて作り、冷凍保存をして温めるだけにすると調理時間を短縮できて食事時間が楽になりますよ。

遊び食べ、食べムラは成長した証

離乳食が進むにつれて遊び食べが増えてきます。そして、味覚が発達してくる1歳を過ぎると好き嫌いも出てきて食べムラも酷くなりますが、それは確実に子供が成長した証。

ある程度の見守りは必要ですが、野放し状態で食事のマナーを教えないわけもいきません。離乳食の目的の一つは「楽しく食べる経験を沢山させる」こと。楽しく食事をしながら上手にマナーを伝えていきましょう。

▼子供の食事マナーのしつけ方についてはコチラも参考にしてみて!

食が細い子は少量頻回食を取入れよう

生まれつき食べる事に興味がなく食が細い子もいます。無理に食べさせようとすると食べることが嫌な経験として記憶されて余計食べなくなってしまう可能性もあります。

離乳食後期になってくると鉄分不足の心配も出てくるので、フォローアップミルクを取り入れたり、おやつにおにぎりやさつま芋などを取り入れて一日の食事の回数を増やすと良いでしょう。

食べる量が少なくても元気で体重・身長が増えていれば大丈夫。ただし、あまりにも食べないと感じた時は低血糖になる心配も出てくるので迷わず小児科で相談を。

【ママの心理】頑張り過ぎないことが大切!気持ちに余裕をもとう

初めての育児だと分からない事だらけで自分でも気づかないうちに頑張り過ぎてしまいがち。気持ちに余裕がないと赤ちゃんにも伝わってしまい離乳食を食べないこともあります。

ママがお話しながら楽しい離乳食タイムを

毎日の育児で疲れていると無意識に暗い表情になったり無言のまま離乳食を与えたりしている場合があります。

食べる時に「あ~ん」「次はお芋さんだよ~」「上手にカミカミしてるね」などママが横について声掛けをすると、赤ちゃんも楽しい気持ちになり食べてくれます。

赤ちゃん一人で食事をするよりもママや家族が一緒に食べて楽しい食卓にすると、食事は楽しい時間だと認識するので食べる量も自然と増えてきます。

赤ちゃんが楽しい食事の経験を積むことは、離乳食の大切な目的の一つです。

本やインターネットは参考程度に。頑張りすぎないよう上手に手を抜こう

本やインターネットは見栄えを良くする為にオシャレに盛り付けてあったりしますが、実際頑張って作っても意外と食べません。

情報は参考程度に適度に力を抜いて進めていきましょう。

自分に余裕がない時は市販のベビーフードを取り入れるのもお勧めです。月齢に合わせて調理がしてあるので安心ですよ。

ビニールシート等を利用して食べこぼしのイライラを解消!

離乳食では食べる練習をしたり遊び食べをしたりと床に食べこぼしが沢山!毎回床をふく事を思うと食べてる傍からイライラしてしまいますよね。

遊び食べや手づかみ食べが始まったら、つかみ易い食材だけ子供の前に置いて、お粥や汁ものなどはママがあげたりと工夫することで随分気持ちが楽になります。

テーブルとイスの下にビニールシートや新聞紙をひいて拭き掃除を省くこともできますので、自分に合ったやり方を見つけて離乳食を楽しく乗り切りましょう!

【料理】味付けや大きさ固さなどを再度確認。凝った料理よりもシンプルに!

赤ちゃんが食べ物を口から出したり食べつらそうにしていると、お料理がその子に合っていない可能性があります。

食材の固さや大きさはマニュアル通りにしなくても大丈夫

赤ちゃんの成長や好みには個人差があるのでマニュアル通りに進まないことがほとんど。様子を見て少し前の段階に戻ったり逆に進めてみたり調整してみて下さい。

味付けが濃すぎたり薄すぎても食べない場合があります。赤ちゃんの腎臓の発達は未熟で塩分の摂りすぎは腎臓に負担がかかってよくありません。

食塩の使用はなるべく控え、お醤油やお味噌などの使用を心掛けましょう。

ベビーフードを活用して味付けや固さ、大さを参考に

市販のベビーフードは月齢に合わせた大きさや固さで調理されています。どうしていいか分からない場合は、ベビーフードを参考にすると分かりやすいですよ。

ただし、ベビーフードは調味料以外に食材のエキスで味付けが整えられており、味が濃く感じます。ベビーフードの常用は濃い味付けに慣れてしまいますので気を付けて下さい。

同じ様な味付けにしようとすると調味料を多く使用しますので少し控えめに使用して下さい。和風だしや野菜スープなどを使うと調味料を使用しなくてもコクがでます。

少しずつ盛り付けて完食する達成感を味わう

沢山盛り付けてあると圧倒されて食べない場合が多々あります。食べて欲しい量を盛り付けるのではなく、赤ちゃんが完食できる量を盛り付ける様に心掛けて下さい。

最初に少しの量を盛り付けて完食すると、全部食べたという達成感を味わうことが出来るので、おかわりをする様にもなります。

凝った料理より単純な料理が好きな子は多い

離乳食がマンネリ化して単純な料理ばかり与えていて飽きてないかなと思ってしまいがちですが意外とそうではありません。

頑張り過ぎて凝った料理を作るとプレッシャーに感じて案外食べてくれません。好みもありますが野菜を茹でただけ、お肉や魚を焼いただけ、などシンプルな料理の方が好きな子は多いです。

離乳食後期からは手づかみ食べの工夫を

早いお子さんで9ヶ月位から食材を手で掴んで食べる様子が見られる様になります。

手づかみ食べは子供の発達段階において、とても大切だと言われています。手でつかんで食材の温度や固さ等を知り自分で食べる楽しさを育んでいきます。

赤ちゃんの成長に個人差がありますが、だいたい離乳食後期頃から始まるとされています。

遊び食べが始まるなど食材を口に運ぶ様子が見られたら調理方法を手づかみ食べがしやすいように工夫していきましょう。

ご飯は一口大のおにぎりにする、野菜スティックやサンドイッチにして掴みやすくするなど、赤ちゃんが楽しく手づかみ食べができる様に心掛けましょう。

▼手づかみ食べの離乳食レシピについてはコチラも参考にしてみて!

【赤ちゃんの体調】体調が悪いと食べなくなる。様子を見て迷わず病院へ!

普段もりもり食べている子が食べが悪いなと感じたら、体調が悪くなる前やすでに熱があるなど体調を崩している可能性があります。

食事中に湿疹が出てきたり口周りが赤く腫れるなどの症状が出たらアレルギーの可能性があります。様子を見ておかしいなと感じたら迷わず小児科を受診しましょう。

食べないのは便秘のせいかも?便秘の時の対処法

便が順調に出ていたのに離乳食を開始したとたん便秘になることはよくあります。便秘の場合6つの原因が考えられます。

便秘の原因と対処法
母乳やミルクが減ったことによる水分不足 お風呂上がりや普段の生活に、白湯や子供用の麦茶、番茶などを取り入れる
離乳食による腸内環境の変化 腹部を「の」の字を描くように優しくマッサージ
食物繊維の不足 さつま芋、りんご・みかん・ヨーグルト(離乳食初期後半から)を取り入れる。完了期は根菜類もOK
生活リズムの乱れ 食事時間や起きる時間、寝る時間を同じにして生活リズムを整える
運動不足による排便反射の衰弱 体を動かす遊びを心掛ける。歩き始めたら散歩を取り入れる
病気の可能性 裂肛、腸重積症、ヒルシュスプリング病など病気が隠れている可能性も。病院を受診して医師の指示に従う
赤ちゃんが便秘の場合まずは水分不足を疑って対処してみて下さい。水分不足の注意点は冬は喉の渇きがない為水分摂取をおこたってしまうこと。

意外と夏よりも冬の方が水分不足に陥りやすいことが多いものです。もちろん原因が水分不足以外のこともあるので様子を見て対処しましょう。

便が5日以上出てない場合や、5日以内でも赤ちゃんの機嫌が悪い場合は病気の可能性もあるので迷わず小児科を受診して下さい。

▼赤ちゃんの便秘についてはコチラも参考にしてみて!

食物アレルギーの対策と対処法

食物アレルギーは、食材を食べてから数分~数時間で症状が現れるとされています。アレルゲンを特定できるように、初めての食材はスプーン1さじから与え他の食材と混ぜないようにする事が大切です。

食物アレルギーに関しては色んな情報がありますが、以前は早くから離乳食を始めることでアレルギーを引き起こすとの考えが聞かれました。

最近では、離乳食の開始が遅くなると幼児期になってからアトピーなどのアレルギーに関わってくるという論文も発表されており、色んな情報が錯乱しています。

食物アレルギーに関しては程度にもよりますが、アレルゲンを完全に除去する方法や、医師の監視のもと少しずつ与えていく方法など色んな対処法があります。

離乳食の時点でアレルギーを心配し過ぎるあまり、自己判断でアレルゲンの多い食材を除去して与えないママさんが多いのも現在の課題になっています。

過度な心配は避けて離乳食を進めていく事が大切です。情報を自分で解釈して自己判断せずに、アレルギーが見つかった時は医師に相談しながら離乳食を進めていくようにして下さいね。

通常の風邪以外に感染症の疑いも

子供は免疫力が低いためすぐに感染症にかかります。熱が出て普通の風邪だと思っていたら感染症だった…というのはよくある話し。嘔吐・下痢も要注意です。

通常の下痢・嘔吐
下痢や嘔吐は電解質が失われるため水分補給が大切です。

  1. 湯冷ましから与える
  2. 白湯に慣れたらミルクや経口補水液。母乳の場合も短時間で少量から与える
  3. 様子を見て薄味の野菜スープやお味噌汁から試す
  4. 水分に慣れたらお粥、煮込みうどん、すりおろしたリンゴ等を少しずつ与える
  5. 徐々に通常の離乳食の状態に戻していく
離乳食を始めたことが原因であれば、離乳食を一旦辞めて時間をおいて離乳食初期の最初の段階から再開すると良いでしょう。

嘔吐の場合、吐いた後すぐ水分を摂取すると嘔吐を繰り返します。1時間程経ってから白湯を1さじずつ与え、嘔吐がなければ少しずつ増やしていきましょう。

激しい嘔吐を繰り返したり下痢が1日に何回も続く様であれば、胃腸炎や食中毒等の可能性もありますので早急に小児科を受診して下さい。

胃腸炎(ノロウイルス・ロタウイルス)、食中毒
下痢・嘔吐があり食事が摂れないため水分補給から始めます。嘔吐がひどい場合は吐いた後すぐは水分補給せず1時間程経ってから白湯を1さじ与えて様子をみましょう。
  1. 白湯を1さじから与える。嘔吐がおさまったら徐々に量を増やす
  2. 白湯ばかりだと低血糖の心配も。母乳やミルク、経口補水液を少量から与える
  3. 様子を見て薄味の野菜スープやお味噌汁を与える
  4. 消化のよいお粥、煮込みうどんやすりおろしたリンゴを与える
  5. 徐々に通常の離乳食の固さに戻していく

胃腸炎や食中毒は1日絶食をすることもありますので、自己判断はせず必ず医師の診察を受けて対処して下さい。

風邪・その他感染症
下痢や嘔吐がなく通常の風邪や感染症の場合、食欲があれば消化の良いお粥やうどんなどがお勧め。すりおろしたリンゴやバナナなどもよいでしょう。

子供によって食べたい物が異なるため、食欲がなく何も食べない場合はゼリーやプリンなどのど越しの良いものでも問題ありません。

感染症も多数あり、ヘルパンギーナ・手足口病・アデノウィルス・溶連菌・RSウィルス・インフルエンザ・日本脳炎・おたふく・水ぼうそう・麻疹・突発性発疹などがあります。

発熱は体の水分が奪われるため水分補給が一番です。感染症は自己判断は危険ですので必ず小児科を受診して医師の指示に従って下さい。

食事を摂る場合は消化の良いお粥やうどんが基本ですが、病気の症状が回復してから通常の状態へ少しずつ戻して食事量を増やして下さい

離乳食は食べる練習期間。食べなくても心配しないで!

離乳食の本来の目的は、「規則的な食事を通して生活リズムを整える、食べる楽しさを体験する」ことです。

沢山の種類の食材を食べれる様になることが目標になると、本来の目的から外れ赤ちゃんもママも行き詰って楽しくなくなってしまいます。

家族と一緒の食卓を楽しんだり、手づかみ食べを通して自分で食べる楽しさを体感するなど、楽しい経験を積むことがとても大切なのです。

沢山食べなくても大丈夫。子供は成長に合わせて食べるようになっていきます。楽しい食事時間を沢山経験できるよう、気持ちに余裕をもって進めていきましょう。

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