埼玉の安産祈願におすすめの神社一覧 | 大宮氷川神社や大沢香取神社など

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2015/11/23

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埼玉県はさきたま古墳群に代表されるように、太古の昔からパワースポットが多く存在します。それらの聖域は氷川神社などに姿を変え、今でも私たちの人生を見守ってくれています。埼玉県内で特に人気のある神社を探してみました。

「大宮氷川神社」関東にある氷川神社の総本宮

大宮氷川神社は、関東一円にたくさん存在する氷川神社の総本宮です。氷川神社は荒川流域を中心に点在し、その数は200を超えると言われています。

各地にある氷川神社と区別するために、大宮氷川神社と呼ばれています。さいたま市大宮区の「大宮」とは、この氷川神社総本宮を指しているのです。

大宮氷川神社の歴史は大変古く、その起源は有史以前にさかのぼります。2千年の歴史があるという説もあります。

大宮氷川神社は大宮台地と呼ばれる高台に位置しており、現在は境内の神池に名残を残す見沼という湖が広がる肥沃な土地でした。

その昔、ヤマトタケルが東征する際に戦勝鎮定の祈願をしたとも言われています。神代の昔から、氷川神社はこの地方の政治にとって重要な場所だったとされています。

時代はくだり、1200年ほどまえの聖武天皇の頃に、武蔵一之宮となりました。以降朝廷からも大変あつく信仰され、平成になってからは今上天皇も参拝されています。

武家にとっても氷川神社は大変重要な神社でした。平将門の乱では、平定に向かった平貞盛が氷川神社で戦勝祈願をし、見事将門を征伐したため、武家の信仰を集めることになります。

源頼朝は多額の寄進を行い、神馬や神剣も奉納したという記録が残っています。関東一円を治めてきた足利氏・北条氏をはじめ、徳川家も重視してきた神社です。

氷川神社の祭神
氷川神社の祭神は、スサノオノミコトです。スサノオノミコトは太陽神アマテラスオオミカミの弟で、ヤマタノオロチ退治などの伝説に関わる神様です。

大変勇壮な神様で、日本神話の中でも有名な英雄です。また日本で最初に和歌を詠んだ人物としての側面を持っており、古くから信仰を集めてきました。

氷川神社にはスサノオノミコトのほかにも神が祀られています。

  • ヤマタノオロチ伝説で妻としたクシナダヒメ
  • その息子とされるオオクニヌシ

しかし氷川神社は、日本の神道が形成されるはるか以前から信仰の地とされてきたと考えられています。

この地をうるおしてきた見沼の水神を祀る聖域が、その後スサノオノミコトなどを分祀して大きな神社となっていったのではないかという説もあるようです。

大宮氷川神社は、日本の歴史と共に歩んできた国内でも指折りのパワースポットです。毎年元旦には多くの人々が初詣に訪れ、一年の無事を祈願しています。

大宮氷川神社の安産祈願

大宮氷川神社では、随時安産祈願を行っています。午前9時から午後4時までの間、30分間隔で祈祷を受け付けています。

祈祷を行うのは祈祷殿という神殿です。祈祷にかかる時間は20分程度ですが、大宮氷川神社は大変人気のある大神宮です。

お正月は三が日でなんと200万人もの人が訪れます。お正月期間は大変混みあい危険ですので、安産祈願は避けましょう。

また他にも1月下旬に行われる防火訓練のほか、例祭や神事が重なると祈祷を受け付けません。さらに七五三シーズンは七五三の参拝や祈祷が増えます。待ち時間も長くなるため、吉日の週末などは注意してくださいね。

初穂料は5千円からになります。祈祷は予約制ではありませんが、祭礼と重ならないか、混み具合はどうかなど確認してからお出かけくださいね。

大宮氷川神社
公式サイト:http://musashiichinomiya-hikawa.or.jp/
所在地:さいたま市大宮区高鼻町1-407
電話番号:048-641-0137
Google map:https://goo.gl/maps/tv8JE

「川越氷川神社」川越にある最強の縁結び神社

氷川神社の総本宮として名高い大宮氷川神社以外にも、埼玉県内にはたくさんの氷川神社が存在します。川越氷川神社は、中でも大変大きく人気の高い神社のひとつです。

川越氷川神社は、縁結び神社として全国に知れ渡っている有名神社です。最近特に人気があるのが「縁結び玉」です。

縁結び玉は、巫女さんが身を清めて拾った境内の小石を麻袋で包み、神主さんが祈祷を行った縁起物のお守りです。これは販売ではなく、毎朝8時から20個限定で無料配布しています。

この縁結び玉は大変なご利益があるとされており、川越氷川神社には朝早くからたくさんの人が並びます。

また縁結び玉を頂いて良縁に恵まれ、結婚を決めたら、今度はふたりで縁結び玉を神社に返納します。そうすると、「結紐のもと」という赤い糸のお守りを、夫婦二人分いただきます。

こちらは川越氷川神社で結婚式を挙げる際、2人分の結紐を結びあげて二人の小指にはめる輪にしてくれます。結婚式で行う二人の小指を運命の赤い糸でつなぐ儀式は、大変人気があるんですよ。

さらにこちらで結婚式をあげたカップルは、赤ちゃんが産まれた際、赤ちゃんの分も赤い結紐を作っていただけます。家族が運命の糸で強くつながる、縁結びの神社なのです。

川越氷川神社の祭神

  • スサノオノミコト
  • 妻のクシナダヒメ
  • 子のオオクニヌシ

川越氷川神社には、さらにクシナダヒメの両親にあたるアシナヅチ・テナヅチの夫婦神を祀っています。祖父母・父母・子と三代にわたる家族神を祀る神社です。

二組の夫婦を祀り、子孫が続くということから、川越氷川神社は縁結びの神社、そして夫婦・家族円満の神社として知られるようになったのです。

川越氷川神社の安産祈願

川越氷川神社は安産祈願でも大変人気があります。夫婦和合・家族円満の縁結び神社としても霊験あらたかですが、他にも理由があります。

川越氷川神社の境内には、戌岩という岩があります。犬に似ているとされる霊岩で、妊婦さんが撫でると安産になるという言い伝えがあるんですよ。

さらに境内には柿本人麻呂神社があります。

柿本人麻呂は歌聖として知られる人物で、夫婦の情愛を詠んだ歌も多く、安産の神様としても親しまれているのです。安産祈願に訪れた際は、無事な出産を願って戌岩や柿本人麻呂神社にも手を合わせると良いですね。

受付時間は毎日午前9時から午後5時までです。予約は必要ありません。初穂料に規定はなくお気持ちとされています。

川越氷川神社では関東三大祭りに数えられる川越氷川祭が開催されます。また毎月八日、また第四土曜には良縁祈願祭も行われています。

この時期は大変混みあいます。また初詣・七五三の時期も祈祷に時間がかかったり、いつも通りの時間に祈祷が行われないこともあります。

安産祈願の場合は待ち時間が長かったり、再度訪れるのは大変です。また混みあうと足もとも危険です。予約は必要ありませんが、問い合わせをしてから出かけると安心でしょう。

境内には有名な絵馬のトンネルがあります。絵馬がずらりとかけられたトンネルで、ここを通るとパワーが増すと言われているそうですよ。

川越氷川神社
公式サイト:http://www.hikawa.or.jp/
所在地:川越市宮下町2丁目11-3
電話番号:049-224-0589
Google map:https://goo.gl/maps/Plq7M

「鎮守氷川神社」川口にある妊婦さんに優しい神社

鎮守氷川神社も、埼玉県内にある氷川神社の一です。鎮守氷川神社が創建されたのは室町初期と言われています。

祭神は他の氷川神社と同様に破邪の力を持つスサノオノミコトで、こちらでは妻のクシナダヒメも合わせて祀っています。

夫婦の神様を祀ることから縁結びや夫婦円満にご利益があるとされ、さらに子育てにも霊験があるとして親しまれてきました。

地元の人々に親しまれているほか、ユニークな取り組みがテレビ番組で取り上げられることもあり、知る人も多い氷川神社です。

鎮守氷川神社の安産祈願

鎮守氷川神社では安産祈願に訪れる人も多く、人気があります。安産祈願を受けると、専用のトートバッグに祈祷の授与品を入れてくれますよ。

初穂料は5千円からで、絵馬やお守りなどが入っています。腹帯は持参すれば祈祷を受けられます。

また神社でもさらしの岩田帯を授与しています。社名と朱印が捺されているもので、初穂料は2千円からになります。

七五三シーズンなどは大変混みあうため、土日祝日にぶつかる際は必ず予約をしてから出かけてくださいね。

普通神社では祈祷の際、胡床と呼ばれる白木と布を組み合わせた簡単なベンチのようなものに座ります。

でも、安定性があまりよくないので、妊婦さんには危ないですよね。そこで鎮守氷川神社では妊婦さん専用の祈祷用の椅子が用意されています。

また冷えないようにブランケットも準備されています。寒いな、冷えるなと思ったら、我慢せずにブランケットを借りてくださいね。

境内には富士山の女神として名高いコノハナサクヤヒメを祀る浅間神社の祠もあります。コノハナサクヤヒメも安産の女神として知られるので、安産祈願の際は手を合わせてみてくださいね。

鎮守氷川神社
公式サイト:http://chinjyu-hikawa.or.jp/
所在地:川口市青木5丁目18-48
電話番号:048-252-5483
Google map:https://goo.gl/maps/3bC8V

「川越八幡宮」縁結び・安産の銀杏がある八幡様

川越八幡宮は、今から千年ほど前に創建されたと言われる川越の八幡様です。太田道灌も信仰したと言われています。

以来川越の歴代城主は川越八幡宮を大切に祀ってきました。それは江戸時代に入っても変わらず、今に至ります。

八幡神社は全国各地にある神社で、実は日本で最も多い神社の系統だと言われています。なんと国内だけでも1万5千社にのぼるとされています。

八幡神社は武家からの信仰があつく、九州の宇佐八幡や京都の石清水八幡などいろいろな系統があります。

その総本宮とされているのは、九州にある宇佐八幡です。川越八幡宮も、九州の宇佐八幡から祭神を分祀したと言われています。

川越八幡宮の祭神は、応神天皇です。応神天皇の母は三韓征伐で有名な神功皇后で、神功皇后と応神天皇は安産・子育ての神として知られています。

川越八幡宮の安産祈願

川越八幡宮は安産祈願の神社として大変人気があります。川越八幡宮には今上天皇誕生の記念に植樹された男女の銀杏の木があります。

この2本の木は成長と共にいつしか1本に結びつき、縁結びイチョウと呼ばれるようになりました。さらに、この夫婦イチョウには気根と呼ばれる特殊な根が出てきました。まるでお母さんのお乳のように見える気根で、夫婦イチョウから子が産まれたとされ、安産・子宝の銀杏として多くの人々が訪れるようになりました。

雑誌や新聞でも紹介され、今注目の安産祈願スポットになっています。参詣した折には両手で優しく触れると良いそうです。

川越八幡宮では、安産祈願を受けるとお札とお守り、腹帯を授与されます。お札にはママの名前を入れてもらえますよ。初穂料は5千円からです。

安産祈願に訪れる際は予約をしておきましょう。境内には夫婦の安産イチョウ以外にも、ぐち聞き様やタラヨウの木など、珍しいスポットがいろいろあります。

川越八幡神社
公式サイト:http://kawagoe-hachimangu.net/
所在地:川越市南通町19-3
電話番号:049-222-1396
Google map:https://goo.gl/maps/CoAIt

「大沢香取神社」雑誌でも紹介された安産神社

大沢香取神社は、越谷市にある神社です。香取神社は千葉県にある香取神宮を総本宮とする神社で、全国に四百ほど存在していると言われています。

大沢香取神社もその一です。香取神社でお祭りしているのは、フツヌシノカミと呼ばれる武の神様です。フツヌシノカミのフツとは、刀で物を両断する様を指していると言われています。

また大沢香取神社では、コノハナサクヤヒメもお祀りしています。コノハナサクヤヒメは富士山の女神ですが、自ら火をかけた産屋で無事に皇子を出産したという逸話があります。

そこから安産、そして子育ての女神としても信仰されるようになりました。大沢香取神社は、安産に霊験のある神社として注目されているのです。

大沢香取神社の安産祈願

大沢香取神社では毎日午前9時から午後4時まで祈祷を受け付けています。電話や公式サイトのメールフォームから予約をしていきましょう。

祈祷にかかる時間は20分程度ですが、七五三の時期や神事に重なると待ち時間が長くなります。また毎月第二土曜日には骨董市も開かれます。

初穂料は5千円からになります。お札とお守り、腹帯がつきます。7千円、1万円とあり、1万円からは戌張子もいただけます。

手持ちの腹帯を持参してお祓いを受けることも可能です。また昇殿祈祷を受けずに腹帯やお守りを頂くこともできますよ。

雑誌にも掲載され、多くのママが安産祈願に訪れます。またマタニティヨガも神社内で行っているので、参加してみてはいかがでしょうか。

大沢香取神社
公式サイト:http://katorijinja.com/
所在地:越谷市大沢3-13-38
電話番号:048-975-7824
Google map:https://goo.gl/maps/3BxFq

「岩槻久伊豆神社」子宝の神が祀られています

久伊豆神社は、埼玉県内に点在する神社です。クイズと読んでしまいますが、「ひさいず」と読むのが正式です。

「クイズ」と読めることから、クイズ神社としても親しまれています。クイズ関係者の参詣も多く、実際にウルトラクイズの予選会場になったこともあるそうですよ。

久伊豆神社はかなり古い歴史を持つ神社です。今から1400年ほど昔に出雲からオオクニヌシノミコトを勧請したとされ、以来地元の神様として大切に祀られてきました。

その後太田道灌築城の岩槻城の鎮守として祀られ、現在の境内は岩槻城跡の一部になっています。

久伊豆神社に祀られているのは、オオクニヌシノミコトです。オオクニヌシノミコトはスサノオの息子と言われている神様です。

いろいろな名前を持つ人気の高い神様の一で、因幡の白ウサギ伝説で大変よく知られていますね。医薬の技術を持った神とされています。

またオオクニヌシはたくさんの子孫に恵まれ、国造りや国譲りといった偉大な事業を成し遂げました。そこで縁結びのほか子孫繁栄の神ともされています。

久伊豆神社の安産祈願

久伊豆神社では、百八十人もの子宝に恵まれたというオオクニヌシにあやかり、安産祈願が注目されています。

神社では夢叶い子宝いぬを安置し、子宝・安産に霊験があると言われています。また手水舎のそばには夫婦モッコクがあるそうです。

こちらでは安産祈願を受けると、お札やお守り・絵馬・犬張子・岩田帯などを授与されます。特にお守りは「鈴の緒守り」と呼ばれ、神社の鈴の緒にまつわる安産の縁起物とされています。

手持ちのコルセットや安産ベルトなどにはさんで身につけると良いですね。久伊豆神社の名物になっています。また持参した腹帯のお祓いも受け付けています。

祈祷をお願いする際は、電話やメールで連絡をしてから出かけるとよいでしょう。公式サイトからメールフォームにリンクできます。

久伊豆神社
公式サイト:http://www.hisaizu.jp/
所在地:さいたま市岩槻区宮町2-6-55
電話番号:048-756-0503
Google map:https://goo.gl/maps/ljTE2

「鴻神社」こうのとり伝説が残されています

鴻神社は、鴻巣市にある神社です。「おおとり」ではなく「こう」神社と呼ばれています。もともとはこの地にあった氷川神社・熊野神社・雷電神社の三社を合祀した神社です。

現在のかたちになったのは明治時代ですが、その昔から伝説の残るパワースポットとして親しまれてきました。

鴻神社には、こうのとり伝説が残されています。この地に生えていた霊木はたびたび災いをもたらしていましたが、ある時夫婦のこうのとりが霊木の枝に巣を掛けました。

卵が生まれ、温めていると霊木から蛇が現れて卵を狙います。こうのとりの夫婦が蛇を撃退すると、以降災いが起きることもなくなったという伝説です。

もともとこの地は国府があったとされる場所で、「国府」がなまって「こう」と呼ばれるようになったと考えられています。それからこうのとりの「鴻」の字があてられ、鴻巣という地名になったとされています。

赤ちゃんをもたらすというこうのとりにちなみ、また氷川神社は安産子授けにご利益があるとされることから、安産・子授けの神社として人気を呼んでいます。

鴻神社には、木曽桧樹魂塊と呼ばれる不思議なご神体が安置されています。これは大樹が産んだ子どもとされ、子授け安産・子育てに霊験があると言われています。

また境内には樹齢500年を超えるという夫婦の銀杏の木があります。その根元にはこうのとりのたまごお守りの納所もあります。

鴻神社の安産祈願

鴻神社には安産祈願に訪れる人が少なくありません。戌の日に限らず祈祷を行っています。予約は必要ありませんが、事前に問い合わせをしておくと良いでしょう。

腹帯は持参すればお祓いを受けることができます。安産祈願を受けると、鴻神社名物の「こうのとりのたまごお守り」がいただけますよ。

座布団にころんと乗った、とっても可愛いたまごの形の木のお守りです。安産のお守りとして、また出産後は育児のお守りとして大切にしてくださいね。

鴻神社
公式サイト:http://www.koujinja.or.jp/
所在地:鴻巣市本宮町1-9
電話番号:048-542-7293
Google map:https://goo.gl/maps/huHdy

「行田八幡神社」戌亥八幡とも呼ばれ、安産・子宝・子育てにご利益あり

犬といのししの行田八幡

行田八幡神社は、さきたま古墳群などがある古代ロマンの街、行田にある八幡様です。埼玉という名前の発祥の地とされています。

源頼義・義家の奥州討伐にあたり、戦勝祈願のために勧請されたのが行田八幡のはじまりとされています。

ここは忍城の城下で、城主から手厚く信仰されました。以来行田の八幡様として、多くの人々が参詣に訪れます。

行田八幡神社の祭神

  • 応神天皇
  • 応神天皇の母である神功皇后
  • 宗像三女神とされるヒメノカミ

行田八幡神社は封じの神様として知られ、癌封じやぼけ封じに訪れる人が少なくありません。また目の神社としても有名です。

行田八幡神社の安産祈願

八幡神社の祭神である応神天皇・神功皇后は安産・育児の神として信仰を集めています。行田八幡神社も同様で、安産祈願に訪れる人もたくさんいます。

応神天皇は戌の月・亥の日に産まれたと言われています。そこで行田八幡は戌亥八幡とも呼ばれています。

境内には犬と猪の像が安置されており、特に戌の像は安産・子宝・子育てにご利益があると言われています。病気知らずで百歳以上生きたと言われる応神天皇にあやかりましょう。

行田八幡では安産祈願を受けると腹帯やお札・お守りや絵馬などを頂けます。鈴緒と呼ばれるお札もあります。

一般的な祈願に関しては予約は必要ありません。ただし祈祷に訪れる人も多い人気の神社なので、混み具合など確認してから出かけるとよいでしょう。

行田八幡神社
公式サイト:http://www.gyodahachiman.jp/
所在地:行田市行田16-23
電話番号:048-554-5926
Google map:https://goo.gl/maps/iT1qJ

「鳩峯八幡神社」所沢の水天宮を祀る神社

鳩峯八幡神社は、所沢市の神社です。歴史は大変古く、西暦921年に創建と伝えられています。京都にある石清水八幡宮を分祀したとされています。

石清水八幡宮は、京都府八幡市の男山に位置しています。古くは男山八幡宮と呼ばれていました。男山は本来鳩ヶ峰と呼ばれていたため、神社の名前も鳩峯八幡となりました。

鳩峯八幡神社の祭神

  • ホンダワケノミコト
  • キナガタラシヒメノミコト
  • ヒメカミ

ホンダワケノミコトとは応神天皇、キナガタラシヒメノミコトはその母である神功皇后のことです。またヒメノミコトとは福岡県の宗像神社に祀られている宗像三女神を指すそうです。

神功皇后は安産を、応神天皇は健やかに育つことをそれぞれ見守る神様ですが、宗像三女神のうちイチキシマヒメも、子守・育児の守護神としての面を持っている神様です。さらに、境内には誰もが知る安産の守り神、水天宮が祀られてます。

水天宮は総本宮を福岡県の久留米に置く神社です。妙見様とも呼ばれる天御中主神や安徳天皇を祀る神社で、水難除けにご利益があるとされてきました。

さらに水をつかさどる神の名が「みこもり」に通じることから、安産の神様としても知られるようになりました。

現在では安産神社として大変有名になり、東京日本橋や久留米の水天宮は全国から安産祈願に訪れる人が後を絶ちません。

鳩峯八幡神社にも、安産を見守る水天宮が祀られています。鳩峯八幡神社は安産祈願にぴったりの神社ですね。

鳩峯八幡神社の安産祈願

鳩峯八幡神社は地元の人々に親しまれている地域の神社です。公式サイトはないので、祈願をお願いする際は電話連絡をして行った方が安心です。

安産祈願に訪れた際は、境内の水天宮にもお詣りしましょう。さらに鳩峯八幡神社は新田義貞ゆかりの神社としても有名です。

新田義貞が鎌倉攻めの際、戦勝祈願をしたと言われています。その後『太平記』にあるように、新田義貞は戦に勝って討幕を果たし、英雄となりました。

境内にある鎧稲荷神社は、新田義貞が鎧を置いた場所に創建された祠です。また義貞が兜をかけたという兜掛けの松も存在しています。歴史を感じながら参詣してみてくださいね。

鳩峯八幡神社
サイト(所沢市観光協会サイト):http://www.tokoro-kankou.jp/blog/016.html
所在地:所沢市久米2428
電話番号:04-2922-3878
Google map:https://goo.gl/maps/eWsl5

「蓮馨寺」子育て呑龍様のいるお寺

蓮馨寺は川越にあるお寺です。戦国末に川越の城主となった大道寺政繁の母が甥にあたる感誉上人という高僧を招いて建立したとされています。

お寺の名前は、大道寺政繁の母にちなんだものです。以来川越の地で親しまれてきた古いお寺です。

蓮馨寺には、子育て呑龍上人と呼ばれる高僧の像が安置されています。子育て呑龍とは江戸時代の大変有名な僧です。

群馬県太田市に呑龍様で知られる大光院という有名なお寺があり、上州かるたにも「太田かなやま子育て呑龍」という札があります。

群馬県では誰もが知る呑龍は、身寄りのない子や罪人の子を寺でかくまい、養育した慈悲の人でした。そこで子育て呑龍と多くの人々から慕われ、死したのちも子育ての霊験があるとして祀られているのです。

連馨寺にも子育て呑龍様の像があり、毎月八日には呑龍デーと呼ばれる縁日が開催されて人気を集めています。

安産・育児にご利益があるとされ、参詣する人も多いお寺です。一度参詣に訪れてみてはいかがでしょうか。

蓮馨寺
公式サイト:http://www1.user.kcv-net.ne.jp/renkeiji/aboutus.html
所在地:川越市連雀町7-1
電話番号:049-222-0043
Google map:https://goo.gl/maps/j9Aiu

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