産後の髪型どうしよう?人気スタイル3つとアレンジ方法!

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2018/11/08

出産が近づき、あれこれ準備を進める中、加えてもらいたい項目のひとつが「美容院に行っておく」ということです。出産後はどうしても赤ちゃん中心の毎日で、しばらくは自分のことに構っている余裕はありません。

授乳、オムツ替え、お風呂、抱っこなど、赤ちゃんのお世話をする時に髪の毛が邪魔になると、余計なストレスが溜まる一方。多くのママが産後のヘアスタイルに悩んでいます。

出産前にバッサリショートへ、というのもよく耳にしますが、実際、産後のママたちはどんなヘアスタイルにしているのでしょうか。

定番の「ショート」「セミロング」「ロング」の3大スタイルについて、産後のメリット・デメリットをご紹介するほか、簡単にできるヘアアレンジもまとめました。

産後は抜け毛に悩むママ多し!抜け毛を目立たせない3つの工夫

赤ちゃんを出産したママの、実に7割以上が経験した「抜け毛」。産後は妊娠中に増えた女性ホルモンが一気に少なくなるため、抜け毛が増えます。

これは「産後脱毛症(分娩後脱毛症)」といって一時的なものなので、産後半年から1年もすれば、自然に回復していきます。

しかし、いくら外出の機会が減るとはいえ、髪の毛が抜けて薄くなった状態が目立つのは女性として嫌ですよね。そこで上手に薄毛をごまかす工夫を3つご紹介しましょう。

1.前髪を増やして厚めに!抜け毛やアホ毛を隠す

抜け毛の症状が現れやすいのは前髪部分。ボリュームダウンにも繋がるので、前髪を厚めにして、量を増やすのがオススメ。

前髪を全て降ろし、短くカットするのがショートバング、おでこを覆うように長めに残すのがフルバングです。

いずれも前髪の量を増やすことで、抜け毛自体も目立ちませんし、回復してきた頃に見られる、生えかけの短い「アホ毛」を隠す効果も期待できます。

2.分け目をなくして薄毛を目立たせない!

分け目部分に脱毛があると、地肌がより目立ってしまい、薄毛の印象がより強くなってしまいます。なるべく分け目の無いヘアスタイルをオーダーしましょう。

前髪を増やすのもそうですが、トップを短かめにしても分け目を無くすことができます。

3.パーマをかけてボリュームアップ!

抜け毛による全体のボリュームダウンを避けるため、パーマをかけてみてはいかがでしょう。そのボリュームで抜け毛をカバーしてくれるうえ、毎日のセットが比較的ラクで、忙しいママには嬉しいヘアスタイルです。

こちらも「アホ毛」が目立ちにくく、伸ばしかけも自然に見せてくれるので、しばらく美容院に行けない産後ママには嬉しいところ。

ただ、パーマはどうしても髪の毛への負担が大きいので、ダメージケアを意識しないとパサついてしまうのが難点。また、出産前後は肌が敏感になっているため、パーマ液による頭皮への影響が心配です。

普通のカットよりも長時間同じ姿勢になってしまうので、妊娠後期にパーマをかける時は美容師さんとよく相談してからにしてください。

美容院は出産前に行っておきましょう

やはり出産すると、落ち着くまでしばらくは美容院に行けなくなる、と覚悟しておきましょう。

予定よりも出産が早まる可能性もあるので、なるべく予定日から余裕を持って美容院に行っておくことが必要です。

自分の髪質を伝え、しばらく来られないので、伸びても扱いやすいヘアスタイルをオーダーしましょう。

やはり伸びてきたのが顕著に目立つのはヘアカラー。ハイトーンのカラーを入れていると、気付けばプリン状態…なんてことにもなりかねません。

出産前は、肌への負担も考えて、自然なブラックか、伸びても違和感のないダークカラーにすることをおススメします。

産後はどのスタイルにする?3大ヘアスタイルのメリット・デメリット

やはり定番の人気といえば「ショート」「ボブ」「ロング」の3パターン。それぞれ自分に似合う髪型や、お気に入りのヘアスタイルがありますよね。

しかし今回は、産後の赤ちゃんと一緒の生活に的を絞って、メリットデメリットをご紹介していきましょう。

1.ショートヘアでハンサムママ

メリット
  • とにかく邪魔にならない
  • 赤ちゃん特有の「引っ張られる」「踏まれる」「絡まる」の心配がない
  • 入浴時間、ドライヤー時間の短縮
  • 産後脱毛期の「抜け毛」も「アホ毛」も目立ちにくい
デメリット
  • 寝ぐせとハネが強敵
  • アレンジが乏しい
  • すぐ伸びた感覚になり、メンテナンスしたくなる

マッシュショート(丸みを持たせたシルエット)
マッシュショートのイラスト

ナチュラルショート(もともとのクセを活かして、ナチュラルな仕上がり)
ナチュラルショートのイラスト

ベリーショート(すっきり短め。ボーイッシュなイメージ)
ベリーショートのイラスト

クセが強めなママは、扱いが大変なのでショートには不向きですが、そんな時は思い切ってパーマをかけてしまうのもアリです。

自身のクセよりも少し強めにパーマをかけることで、扱いやすくオシャレに変身!伸びてきた感覚が気になり始めたら、耳にかけるアレンジもオススメです。

2.ボブスタイルでフェミニンに

メリット
  • 小顔効果が抜群
  • 伸びてきても形が崩れにくい
  • ボリュームを調整しやすい
  • 乾かしっぱなしでもキマる
デメリット
  • 授乳、おむつ替えなど下を向くと髪が垂れ下がる
  • 首が短く見える可能性も
  • 肩につく辺りでハネる

切りっぱなしボブ
(毛先を切りっぱなしのようにカットし、敢えて外ハネなどを取り入れる)
切りっぱなしボブのイラスト

ボブは中途半端で、どうしても一番育児中に向いていないと思われがちですが、「ギリギリ結べる長さに」とオーダーしたり、ハーフアップにすることで邪魔になることもありません。

毛先のハネが心配な方は、ぜひ切っぱなしボブで、そのハネをオシャレに見せちゃいましょう!

3.ロングヘアはアレンジの楽しみが

メリット
  • 寝ぐせがつきにくい
  • 結ぶだけでセット完了
  • アレンジも豊富
  • 女性らしいコーデが似合う
デメリット
  • シャンプー、ドライに時間が掛かる
  • ダメージがわかりやすい
  • 産後の脱毛やアホ毛が目立ちやすい

エアリーロング
(ゆるやかパーマで、空気を含んだようなふんわり軽やかな仕上がりに)
エアリーロングのイラスト

ハイレイヤーロング
(高い位置からレイヤーを入れていくと、顔周りに沿ったナチュラルな動きで、ストレートでも柔らかい印象に)
ハイレイヤーロングのイラスト

くせ毛だったり毛量が多いママは、短くすると扱いにくくなってしまう場合も。ロングヘアは、赤ちゃんと一緒のときには全てをひとつにまとめられるという点で、意外と一番邪魔にならないかもしれません。

ママに最適!簡単アレンジ術で毎日のマンネリを防ごう

しばらく美容院に行けないことは覚悟していても、だんだん伸びてくる髪の毛。育児中はそれでも自分で何とかまとめなければなりません。

毎日毎日同じアレンジでは飽きてしまいますし、女心としてオシャレは忘れたくないもの。アレンジをたくさん楽しめるのはやっぱりロングですが、ここではショートやボブでも試せる簡単なアレンジをご紹介していきましょう。

ターバン:手抜き感なくおしゃれな雰囲気に!

ターバンをしているママのイラスト

ロングの場合は、いつものポニーテールやお団子をしたうえにターバンをプラスするだけで、手抜き感がなくなります。

ボブやショートでも、そのままターバンで前髪アップ!前髪が邪魔にならず、あっという間にオシャレな雰囲気に。

サイドの髪を出すパターンと、ターバンの中に納めるパターンで、印象も変わります。お気に入りのスカーフをターバン使いするのもアリですよね。

帽子:被るだけ!手軽さNo.1

色々な帽子のイラスト

いわずと知れた帽子アレンジは、被るだけで髪の毛には何もする必要がありません。一番簡単な方法かもしれません。シルエットや素材も豊富で、様々なパターンを楽しむことができます。

最近のトレンドはキャップ。ロングはひとつに結んで被るのもハンサムな印象。ボブはキャップから流れる髪の毛が柔らかさを演出します。ショートの場合は、もともとボーイッシュなので、キャップを被る時はアクセサリーやリップなどで女性らしさを加えるといいですね。

ただ帽子は、家の中でのヘアアレンジではないので、ちょっと外に出る時に大いに役立つアイテムです。

オールバック:長さを選ばないオールマイティーアレンジ

オールバックのイラスト

しばらく同じ髪型で、なんだかマンネリを感じた時には、思い切っておでこを全開にしてみませんか?こちらもショートからロングまで、スタイルを選ばずできるアレンジです。

分け目を変えるだけでも見た目の印象はガラリと変わりますが、ピン・ゴムいらずでクールな印象に変えてくれます。

ピンとゴムを使うなら、ポンパドールでオールバックも。膨らんだ前髪が、柔らかい雰囲気を醸し出してくれます。

くるりんぱ:不器用ママでも女性らしくまとまる

くるりんぱのやり方の手順イラスト

ここのところ、ロングのアレンジで最強の人気を誇るくるりんぱ。とても簡単なのに、仕上がりが女性らしくすっきりまとまって大人気。

最近では「くるりんぱスティック」というグッズが100均でも販売されており、不器用ママでもきれいなくるりんぱが叶います!

ポニーテール:高さのパターンも色々!ざっくりラフにまとめよう

ポニーテールのイラスト

語源にもなった「馬のしっぽ」のように、高めに結ぶと元気な印象に。位置を下に下ていくことで、落ち着いた雰囲気が増していきます。

敢えて手ぐしでざっくりまとめた方がこなれた印象に。最後に結び目を押さえながトップを指でつまみ出すとさらに〇。あまりボサボサにならないよう、バランスに気を付けましょう。

髪のボリュームが多いママは、最初にハーフアップをしてから全体をアップすると、崩れにくくなりますよ。ボブスタイルも、ギリギリの長さで同じようにざっくり結ぶ、ちょこっとポニーテールはおススメ。

シニヨン:ポニーテールよりもスッキリ!襟足さっぱり!

シニヨンのイラスト

いわゆる「お団子ヘア」のこと。赤ちゃんをおんぶしたら、ポニーテールをグイグイ引っ張られた…という経験を持つママも多いはず。

シニヨンはポニーテールの進化形なので、ポニーテールの結び目に巻き付けるようにくるくるっと巻いて、ゴムやピンで留めるだけ。ポニーテールと同じく高さによって印象が変わるので、その日の気分や服装で変えてみては?

ボリュームが多くうまくまとまらない場合は、ひとつに結んだ後、2回に分けて巻くか、ざっくりと三つ編みをしてからまとめるとバラバラ崩れません。

前髪ウィッグ:抜け毛が目立つのは前髪が多い!若年層にも人気

ヘアスタイルに限らず、とても便利なウィッグ。年配の女性が薄毛対策のために使うという印象が強いかもしれませんが、最近はファッションの一部として多くの若い女性が利用しています。

産後の抜け毛は前髪に起こることが多いので、この前髪ウィッグはとっても便利。ワンタッチで装着も簡単ですし、人毛ならナチュラルに馴染んでくれます。

前髪だけなら値段も3,000円前後のものからありますので、手軽にチャレンジしやすいのではないでしょうか。

赤ちゃんと一緒の毎日、自分に合ったヘアスタイルを選ぼう!

赤ちゃんのお世話で、ママの毎日はあっという間。ストレスなく赤ちゃんと向き合うためにも、産後の髪型は重要なポイントのひとつです。

持って生まれた自分の髪質に一番合うヘアスタイルが、自分で一番扱いやすいヘアスタイルといえるのではないでしょうか。

オシャレ心を忘れたくないママも、いくつかのアレンジ方法を知っておくことで、ちょっとそこまでの外出時、コーデのマンネリ化を防げます。

これから迎える赤ちゃんとの毎日、快適で楽しく過ごすための準備項目に、ぜひヘアスタイルのメンテナンスも加えましょう!

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