出産入院中でも出来る?病院にいても出来る有効な節約術とは

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2015/08/01

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赤ちゃんを産んだら一応成人するまで育てることになりますが、養育するのにはかなりのお金が必要です。妊娠発覚から続くとそれなりにまとまった金額が必要でしょう。

今お腹にいる赤ちゃんが大学までいくとなるというのはなかなか想像がつかないとは思うのですが、出来るだけ早くから節約したほうがいいというのはなんとなくイメージ出来るのではないでしょうか。

ダイエットもそうですが、節約も早めに行うほうがいいのです。とはいえ「どこから始めたらいいのか」わからない方もいらっしゃると思います。実は生活の様々な部分で節約は可能なのですが、全てを紹介すると莫大な量となります。

そこでここでは出産入院中に出来る節約についてご紹介します。

入院前に聞いておけば節約できること

入院前にどうしても産院へ確認したほうがいいことがあります。例えば先ほど大部屋を提案していますが、大部屋の場合にはテレビがあってもテレビのお金は別料金だったりします。その分のテレビカードが必要になるかもしれません。

テレビが大好きでいつもつけている方には、テレビの節約はハードルが高いと思います。今はワンセグで対応出来る部分もあるのですが、どうしても画面が小さいですとか、部屋で携帯を使うことが禁止になっているケースも多々あります。

ドラマなどは出来るだけリアルタイムではなく録画にしてテレビを観ないようにしましょう。私は毎日ラジオを聴いていましたが、ラジオは乾電池で聴けるのでお勧めです。また他にも個室では無料になるものが大部屋だと有料になるものがあります。

諸々と知っておくと節約出来る部分が把握出来ますので、ぜひ入院前に聞いておきましょう。

先に聞いておけば自分で節約できないところがわかる

差額ベッド代は自分である程度節約出来る部分ではありますが、中にはどうしても節約出来ないところも当然出てきます。そのため事前の確認が必要です。

私がお世話になった産院では入院の日数カウントが午前0時になるので、陣痛で苦しいとしても節約のために0時過ぎてまで我慢してから入院したという方も実際にいました。1日分の節約が出来るとなれば、多少我慢したくなる気持ちはわかります。

それから休日や夜間に分娩や緊急手術になると当然お金がかわってきます。自分の分娩をコントロールするのは難しいと思いますが、料金の変動があることは理解しておきたいところです。他にも帝王切開になってしまったら、当然手術代がかかります。

節約ばかり気にして胎児や自分の健康をないがしろにすることは避けましょう。帝王切開の場合、医療保険などでカバー出来るケースがほとんどです。

ご自分の保険が該当するかわかれば、思ったより節約することも可能なので妊娠してから保険については確認を怠らないようにしましょう。

入院中の節約ポイント

入院中に節約出来るものは具体的にどのような部分でしょうか。産院によっては最初の赤ちゃんのおむつは分娩セットとして代金が含まれているのですが、それ以降は自分で購入するというケースがあります。

おしりふきも同様です。こういった場合には既に自分で用意しているおむつやおしりふきがあるとすれば、それを使ったほうが無駄な支払いはいりません。

産院のおむつやおしりふきは格安ではなく定価で販売されていることが多いので、コツコツと節約したいのならばぜひ持ち込みをしたほうがいいと思います。

新生児のおむつは思ったより使える期間が短いので、退院前から使うチャンスがあるのでしたらぜひ使って下さい。それから入院中は食事のときだけでなく飲み物が欲しいので産院の自動販売機を利用することもあるでしょう。

やはりこちらも価格は通常のものとなるので、頻繁にお見舞いに来られる方がいるのならば、格安のお店で買った物を持ってきてもらいましょう。他にも洗濯ものを産院で洗わずに乾燥機を使わないというのもポイントです。

乾燥機は案外あっという間にお金がなくなるので、自宅で洗って乾かしてもらうのがいいと思います。

最大の節約は「差額ベッド代」

一番の節約出来るポイントは実費で払うかどうか、だと思います。

入院期間というのは普通分娩の方で長くて5日間程度。帝王切開では今は1週間程度ではないでしょうか。この短い期間にどんな節約が出来ると思いますか?短くてもこの期間は入院しているので退院時にはそれなりにまとまった支払いを要求されます。

私自身初めて入院して、実際に請求書を見て大変驚きました。生活費1か月分以上の金額が記載されていたからです。私の場合には帝王切開の出産でしたので、その分金額も高くなっているのと、最初は卵巣のう腫も見つかってその分の上乗せもあったこと。

更に入院期間が1週間だったのと、二人部屋だったので余計にお金がかかりました。つまり私と正反対の入院だと、そんなにお金がかからないというのがわかります。特に一番金額で大きくなるのは、個室かどうかです。

差額ベッド代を支払わない方と毎日1万円とか2万円支払う方とでは当たり前ですが相当金額が変わります。一番の節約はベッド代です。

そして「差額ベッド代を払ってもいいから個室がいい」という方は相当いるので、むしろ大部屋のほうはあきがあって入りやすくなっています。ぜひ数日間ではありますが、大部屋で過ごして節約をしてみましょう。

小さなことからコツコツ実践

節約は大きいものだけでなく、小さなことの積み重ねもまとまった金額になるので「これだけ節約してもね…」という諦めはいけません。小さいことを馬鹿にせず、今出来ることを着実に節約することが大事だと思います。

退院後も節約を続けよう

退院後は今度こそ本格的に節約生活をしたいものです。私は布おむつのほうが紙おむつより節約出来るかもと試したことがありますが、実際洗濯の手間もかかるのでそう節約になったとは思えませんでした。一番の節約になるのは母乳で育てる、だと思います。

母乳の出があまり良くないと思うのでしたら、投資になってしまいますが母乳マッサージを受けるのはお勧めです。私は何回か受けましたけれど、中には定期的にマッサージを受けているママもいました。

一回5千円程度として月に一度通ったとしても、ミルク代と比べたら節約になっています。美味しい母乳をあげるためにマッサージを受けるというのは、ちょっと贅沢でもミルクを買うよりずっといいと思います。あとは赤ちゃんの洋服です。

とにかく1歳までの成長はあっという間です。綺麗な洋服ばかり買いそろえているとお金も足りなくなってきます。私は周りからたくさんのお下がりをいただき、そして赤ちゃんが産まれた方にはお下がりをあげています。

洋服だけでなく、育児用品はお下がりが本当に助かりますので、先輩ママたちに「もしもお下がりがあれば気にしないのでいただけませんか?」と声をかけておくと良いと思います。

サイズアウトしたおむつが眠っていることもよくあります。ママネットワークを使って節約を楽しみましょう。そして楽しみながら節約をする、が長続きのポイントです。

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